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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ようやく厨房を抜け出して自分の寝室に向かおうとしたハリーだったのですが客間で思ってもみなかった足止めを食らう事となってしまいました。ウィーズリーおばさんがまね妖怪を処理しようとしていたのですが当初の思いとは裏腹に手間取っていたのです。まね妖怪が変身したのは?(全3項目)

3-1.次から次へと
ウィーズリーおばさんは泣きながら震える杖先をロンの死体に向けると「リ-リ-リディクラス!」と唱えました。パチンと音がしてロンの死体が今度はビルへと変わりました。仰向けに大の字になり虚ろな目を見開いています。

おばさんはますます激しく啜り泣き「リ-リディクラス!」と唱えたかと思うとまた啜り上げました。再びパチンと音がしてビルがアーサー氏の死体に変わりました。メガネがずれて顔からはすーっと血が流れ出したのでした。

「やめてーっ!やめて。リディクラス!リディクラス!リディクラス!」

おばさんがこう呻くと「リディクラス!」と唱える毎にパチンと音がしてフレッドとジョージの死体になりパーシーの死体になりハリーの死体になりました。絨毯に横たわる自分の死体を見てハリーはおばさんに言いました。

「おばさんここから出て!誰か他の人に」

こう言う時にハリーが思わず叫んだのでルーピンが「どうした?」と言いながら客間に駆け上がって来ました。すぐ後からシリウスがその後ろにはマッド・アイ・ムーディが続いてルーピンはおばさんから視線を移しました。

転がっているハリーの死体へと目を移して即座に理解したようでした。杖を取り出しルーピンが力強くはっきりと「リディクラス!」と唱えました。ハリーの死体が消えて横たわっていたあたりに銀白色の球が漂いました。

ルーピンがもう一度杖を振ると球は煙となって消えて行ったのでした。

3-2.おばさんを慰めるルーピン
おばさんは「おぉ-おぉ-おぉ!」と嗚咽を漏らすと堪え切れずに両手に顔を埋めて激しく泣き出しました。そんなおばさんにルーピンは近寄ると沈んだ声で「モリー。モリーそんなに」とそう言ったというわけなんですよね。

次の瞬間おばさんはルーピンの肩に縋(すが)ると胸も張り裂けんばかりに泣きじゃくりました。そんなおばさんの頭を優しく撫でながらルーピンは「モリーただのまね妖怪だよ。ただのくだらないまね妖怪だ」と慰めました。

おばさんは「私いつもみんなが死-死-死ぬのが見えるの!い-い-いつもなの!ゆ-ゆ-夢に見るの」とルーピンの肩で呻きました。シリウスはまね妖怪がハリーの死体になって横たわっていたあたりの絨毯を見つめていました。

一方ムーディはハリーを見ていました。ムーディの魔法の目が自分を厨房からずっと追いかけていたような奇妙な感じがしてハリーは思わず目を逸らしました。おばさんは嗚咽しながら袖口で必死に両眼を拭っていました。

そして「アーサーにはい-い-言わないで。私アーサーにし-し-知られたくないの。馬鹿なこと考えているなんて」と言いました。ルーピンがおばさんにハンカチを渡すとおばさんはチーンと洟(はな)をかんだというわけです。

それからおばさんは声を震わせながら「ハリーご免なさい。私に失望したでしょうね?たかがまね妖怪一匹も片づけられないなんて」と言いました。ハリーは「そんなこと」と応えるとにっこりしてみせようとしたのでした。

おばさんはまた目から涙を溢れ出させると「私本当にし-し-心配で。家族のは-は-半分が騎士団にいる。全員が無事だったらき-き-奇跡だわ」と言いました。その次におばさんが口にしたのはパーシーの事だったんですよね。

「それにパ-パ-パーシーは口も利いてくれない。何かお-お-恐ろしい事が起って二度とあの子とな-な-仲直りできなかったら?それにもし私もアーサーも殺されたらどうなるの?ロンやジニーはだ-だ-誰が面倒を見るの?」

こう言うおばさんにルーピンは「モリーもう辞めなさい。前の時とは違う。騎士団は前より準備が整っている。最初の動きが早かった。ヴォルデモートが何をしようとしているか知っている」ときっぱりと言ったのでした。

おばさんは「ヴォルデモート」のその名前を聞くと怯えて小さく悲鳴を上げました。そんなおばさんにルーピンは「あぁモリーもういい加減この名前に馴れてもいい頃じゃないか」とそう苦言を呈したというわけですよね。

3-3.おばさんの懸念に応えるルーピンとシリウス
さらにルーピンはこうも言いました。誰も怪我をしないと保証する事は私にはできない。誰にもできない。しかし前の時より状況はずっといい。あなたは前回騎士団にいなかったから分らないだろうとルーピンは言いました。

前の時は「20対1」で死喰い人の数が上回っていたんだそうです。そして1人また1人とやられたのだそうです。それを聞いてハリーはまた騎士団の創立メンバーの写真の事を思い出して両親のにっこりした顔を思い出しました。

さらにはムーディがまだ自分を見つめている事に気づいていました。ここでシリウスが唐突に「パーシーの事は心配するな。その内気づく」と言って来ました。それはシリウスに言わせればこういう事だからなんだそうです。

「ヴォルデモートの動きが明るみに出るのも時間の問題だ。一旦そうなれば魔法省全員が我々に許しを請う。ただし奴らの謝罪を受け入れるかどうか私にははっきり言えないがね」

謝罪を受け入れるかどうかは自分にははっきり言えない。この言葉をシリウスは苦々しく付け加えました。そして自分やアーサー氏にもしもの事があったらというおばさんの懸念にルーピンがこう応えたというわけですよね。

「それにあなたやアーサーにもしもの事があったらロンとジニーの面倒を誰が見るかだが。私たちがどうすると思う?路頭に迷わせるとでも?」

ルーピンがそんな可能性はほとんどないと言いたげに少し微笑みながらこう言うとおばさんはおずおずと微笑んで涙を拭いながら「私馬鹿な事を考えて」と同じ言葉を呟きました。しかしハリーが寝室の扉を閉めた時でした。

10分前に言ったその言葉を思い出してハリーはおばさんが馬鹿な事を考えているとは思えませんでした。ボロボロの古い写真からにっこり笑いかけていた両親の顔がまだ目に焼きついている。周囲の多くの仲間と同じだった。

自分たちにも死が迫っている事にあの2人つまりハリーの両親も気づいていなかったのです。まね妖怪が次々に死体にして見せたおばさんの家族がハリーの目にちらつきました。するとそれは何の前触れもなく起きたのでした。

額の傷痕がまたしても焼けるように痛みました。胃袋が激しくのたうちました。傷痕を揉みながらハリーは「辞めろ」ときっぱりと言いました。痛みは徐々に退いて行き壁の絵のない絵からこう陰険な声が聞こえて来ました。

「自分の頭に話しかけるのは気が触れる最初の兆候だ」

ハリーはこの言葉を無視しました。これまでの人生でこんなに一気に歳を取ったように感じた事はありませんでした。ほんの1時間前の悪戯専門店の事や誰が監督生バッジを貰ったのかを気にしたのが遠い昔に思えたのでした。

最後に
グリモールド・プレイス12番地にハリーが最初に入ったその夜にウィーズリーおばさんとシリウスは「ハリーの親代わりは誰なのか?」を巡り激しい議論を戦わせるという事になりました。シリウスは自分だと主張しました。

一方おばさんは自分だと主張しました。そしてもちろんアーサー氏もでしょうね。その際にシリウスが「ハリーはあなたの息子じゃない」と言うのに対しておばさんは激しい口調でシリウスにこう言い返しているんですよね。

「息子も同然です。他に誰がいるって言うの?」

この言葉にシリウスは「私がいる!」と反論しています。そしておばさんと対峙したまね妖怪は次々とウィーズリー家の子供たちの死体に変身しましたが最後はハリーの死体になりました。シリウスはそれを見たんですよね。

ウィーズリーおばさんは本当にハリーの事を実の子供と同じくらい心配している。だからまね妖怪はウィーズリー家の子供たちの死体に続いてハリーの死体にもなった。おばさんは心底ハリーの事を息子だとそう思っている。

シリウスはまね妖怪がおばさんの前でハリーの死体に変身した事をどう思ったんでしょうね?私はシリウスは自分の前では果たしてまね妖怪はハリーの死体に変身をするのかと少しだけ心配になったのではとそう思いますね。

私はハリーの両親のポッター夫妻の死体の可能性も十二分にあると思いますね。

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