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ダンブルドアのお陰で懲戒尋問は無罪放免を勝ち取りホグワーツに戻れる事になったハリーだったのですが例によって例の如くハリーには毎度お馴染みの試練が待ち受けていました。そんなハリーは入学して初めて思わぬ経緯で学校の外でクリスマス休暇を過ごす事になりました。(全3項目)

3-1.再びグリモールド・プレイス12番地へ
こうしてめでたくもロンにハーマイオニーと共にホグワーツに戻ったハリーだったのですが例によって例の如くハリーには毎度お馴染みの厳しい試練が待ち受けていました。それは新学期初日の9月1日の事だったんですよね。

ハリーは8月12日の懲戒尋問の際に魔法大臣コーネリウス・ファッジの右隣に座っていたドローレス・アンブリッジという魔女が教職員テーブルにいるのを見て驚愕する事となりました。このアンブリッジが問題だったのです。

アンブリッジはファッジが懲戒尋問で果たせなかったハリーの退学を成し遂げるために魔法省から「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに派遣されて来たのでした。試練は早速その最初の授業で訪れました。

アンブリッジはハリーに罰則を言い渡しました。その罰則は手の甲が血まみれになるという残酷な内容でした。その授業内容も問題でした。つまらない教科書を読ませるだけで実践的な内容が全くないという有り様でした。

それは何でもファッジがダンブルドアが私設軍団を組織して魔法省と抗争するつもりだと思っているからなんだそうです。グリフィンドール寮の談話室の暖炉に顔を出したシリウスがハリーたち3人にそう教えてくれました。

これでは今学期「闇の魔術に対する防衛術」をまともに学べない。そう危機感を抱いたハーマイオニーはこの科目を自習すると言い出しました。こうしてハーマイオニーが発足させたのが「ダンブルドア軍団」だったのです。

そしてそれはクリスマス休暇前最後のDA会合が行われた日の夜でした。ハリーはDAの部屋に戻った夢を見ていました。嘘の口実で誘い出したとチョウ・チャンが責めていました。すると突然見ていた夢の内容が激変しました。

ハリーは蛇になり男に襲いかかりました。男はアーサー氏でした。しかもそれは単なる夢ではなくて現実の事だったのです。ハリーはネビルが連れて来たマクゴナガル先生にアーサー氏が蛇に襲われて血の海だと訴えました。

マクゴナガル先生は「信じますよ」と言ってくれました。そしてハリーはロンと一緒に校長室に赴いてマクゴナガル先生が連れて来たフレッドにジョージとジニーとダンブルドアが作った「移動キー」で学校を後にしました。

到着したのはグリモールド・プレイス12番地でした。

3-2.閉じこもるハリー
頭がおかしくなったんじゃないのか?ほんの一瞬自分は蛇になったと思った。そう感じた。ダンブルドアを見た時に傷痕が凄く痛くなった。ダンブルドアを襲いたくなったんだ!ハリーはシリウスにこう打ち明けたのでした。

そんなハリーにシリウスは君はショックを受けている。単に目撃しただけの事を自分のせいにして責めている。ハリーが目撃した事は幸運な事だったんだ。そうでなければアーサー氏は死んでいたかもしれないと慰めました。

シリウスは最後に「心配するのは辞めなさい」とハリーに言ったのでした。ところがそれは聖マンゴ魔法疾患障害病院にアーサー氏の見舞いに行った時でした。マッド・アイ・ムーディの口から衝撃の一言が飛び出しました。

あのポッター坊主は何かがおかしい。それは自分たち全員が知っている。こう言うムーディにウィーズリーおばさんは「今朝私がダンブルドアとお話した時ハリーの事を心配なさっているようでしたわ」と言葉を返しました。

それに対してムーディは「無論心配しておるわ」と言いました。何故ならハリーはヴォルデモートの蛇の内側から事を見ているからだとムーディは言うのです。それが何を意味するのかハリーは当然気づいていないそうです。

そしてムーディは言いました。もしヴォルデモートがハリーに取り憑いているのなら。その後にムーディが何と言ったのかハリーは分りませんでした。耳に差し込んでいた「伸び耳」を思わず引き抜いてしまったからでした。

ダンブルドアが自分と目を合わせなくなったのはそのせいだったのか?自分の目の中からヴォルデモートの目が見つめると思ったのか?ハリーは自分が致死的な黴菌の保菌者のような穢れた汚らしい存在に感じられました。

帰りの地下鉄でウィーズリーおばさんがジニーの向こう側からハリーのほうに身を乗り出し「ハリー大丈夫?顔色があんまりよくないわ。気分が悪いの?」と訊きました。一同が見つめる中でハリーは激しく首を振りました。

「ハリーねえ本当に大丈夫なの?とっても蒼い顔をしているわ。今朝本当に眠ったの?今すぐ自分の部屋に上がってお夕食の前に2~3時間お休みなさい。いいわね?」

今度はグリモールド・プレイスの広場を歩きながらおばさんが心配そうな声でこう言いました。ハリーは「これでお誂え向きに誰とも話さなくていい口実ができる」と思い頷きました。それこそハリーが願っていた事でした。

自分の部屋に戻るとハリーの頭には恐ろしい考えが浮かびました。ヴォルデモートが取り憑いているという事は自分は今も不死鳥の騎士団本部を洗いざらいあいつに教えているんだ。シリウスがどこにいるのかも教えている。

誰が騎士団員なのかも奴は知ってしまう。やる事はただ1つだとハリーはそう思いました。それは今すぐグリモールド・プレイス12番地を離れる事というわけです。ところがそこに現れたのがフィニアス・ナイジェラスでした。

フィニアス・ナイジェラスはダンブルドアからの伝言をハリーに言いました。それは「動くでない」の一言でした。それからハリーは誰とも話さなくなり関わらなくもなり1人で部屋に閉じこもるようになったというわけです。

3-3.クリスマスに
その時ハリーはヒッポグリフのバックビークの部屋にいました。誰かが扉を激しく叩く音がしてハリーは不意を衝かれました。扉を叩いたのは両親のグレンジャー夫妻と共にスキーに行っているはずのハーマイオニーでした。

ハーマイオニーはご両親とスキーに行くのは辞めてここ12番地でクリスマスを過ごす事にしたそうです。試験に真剣な生徒は全部ホグワーツに残って勉強すると言ったら2人はいい成績を取って欲しいから納得したそうです。

ハリーの自分はヴォルデモートに取り憑かれているのではという悩みはジニーと話す事であっさり解決しました。ジニーはハリーに何をしようとしていたのか思い出せない大きな空白期間があるかとそう訊いて来たのでした。

ハリーの答えは「ない」でした。さらには自分は蛇の中にいた。ヴォルデモートが自分をロンドンに運んだのではというハリーの懸念も払拭されました。みんなが言っている事は単なる慰めなどではなくて理屈が通っている。

ジニーがハリーの悩みを解決できたのはハリーが2年生の時「リドルの日記」の中のヴォルデモートに取り憑かれた事があったからでした。ハリーたちのいる部屋の前を通り過ぎながらシリウスが大声で歌うのが聞こえました。

ハリーは一緒に歌いたい気分でした。シリウスはもうこの夏の不機嫌な家主ではなくみんながホグワーツでのクリスマスに負けないぐらい楽しく過ごせるようにしようと決意したかのようでした。疲れも見せずに働きました。

そのお陰でクリスマス・イブにみんながベッドに入る時には12番地は見違えるようになっていました。クリスマスの朝に目を覚ましたハリーはベッドの脚元にプレゼントの山を見つけました。ロンはハリーにこう言いました。

「今年は大収穫だぞ。箒用羅針盤をありがとう。凄いよ。ハーマイオニーのなんか目じゃない。あいつ宿題計画帳なんかくれたんだぜ」

シリウスとルーピンはハリーに「実践的防衛術と闇の魔術に対するその使用法」という素晴らしい全集をくれました。呪いや呪い崩し呪文の記述には見事な動くカラーイラストがついてハリーは第1巻を夢中でめくりました。

DAの計画を立てるのに大いに役立つ事が判ります。一方ハリーはハーマイオニーには本をプレゼントしました。着替えて階段を下りる途中でハリーはハーマイオニーに出会うとこのようにお礼の言葉を貰ったというわけです。

「ハリー本をありがとう。あの新数霊術理論の本ずっと読みたいと思っていたのよ!」

ハーマイオニーはこううれしそうに言ったのでした。

今日の最後に
ハリーはハーマイオニーにクリスマス・プレゼントとして「新数霊術理論」という本を贈りましたね。ハーマイオニーはハリーにうれしそうにこの本をずっと読みたいとそう思っていたとお礼の言葉を言ったというわけです。

ハリーが開心術でハーマイオニーの心を読み「この本を欲しがっている」と見抜いたというわけです。私が思うにこの「新数霊術理論」の本はとても高価でそう安々と手が出なかったのでハーマイオニーは持っていなかった。

そのためハリーが贈ったというわけです。そしてハリーはシリウスとルーピンからは「実践的防衛術と闇の魔術に対するその使用法」という全集を貰いました。多分購入費はシリウスが出してルーピンが選んだんでしょうね。

私はルーピンはホグワーツで2年目の学期を迎える事ができたらこの「実践的防衛術と闇の魔術に対するその使用法」の本を使って生徒たちに教えようとそう考えていたんだと思います。だからハリーに贈ったというわけです。

自分の代わりにハリーに教えて欲しいというわけなんですよね。
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