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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

二度も失敗した挙句に三度目にようやく守護霊を創り出す事ができてハリーはようやく吸魂鬼を追い払う事ができました。そこに姿を現したのがフィッグばあさんでした。ハリーは急いで杖を隠そうとしました。ところがフィッグばあさんから杖をしまうなと言われてしまい・・・(全3項目)

3-1.フィッグばあさん
突然現れたフィッグばあさんに杖をしまうなと言われハリーはポカンとして「えっ?」と驚きました。フィッグばあさんは手を揉みしだきながら「あいつめ行っちまった!」と言うと続けて事の次第の説明を始めたのでした。

何でもそのマンダンガス・フレッチャーはちょろまかした大鍋がまとまった数あると言って誰かに会いに行ってしまったんだそうです。フィッグばあさんはそんな事をしたら生皮を剥いでやると言ったとの事なのだそうです。

「言わんこっちゃない!吸魂鬼!あたしがミスター・チブルスを見張りにつけといたのが幸いだった!だけどここでぐずぐずしてる間はないよ!急ぐんだ。さああんたを家に帰してやんなきゃ!ああ大変な事になった!」

路地で吸魂鬼に出会ったのもショックでしたが変人で猫狂いの近所に住むフィッグばあさんが吸魂鬼の事を知っていたというのもハリーは同じくらい大きなショックでした。ハリーは思わずこう質問したというわけですよね。

「でも。おばあさんが。あなたが魔女?」

ハリーのこの問いにフィッグばあさんは自分は出来損ないのスクイブだと答えました。マンダンガス・フレッチャーはそれをよく知っているんだそうです。だからハリーが吸魂鬼を撃退するのを助けてやれないのだそうです。

マンダンガスには忠告をしたのにハリーに何の護衛もつけずに置き去りにしてしまったとの事でした。フィッグばあさんがこうして説明してくれたのでハリーはようやくあの「バシッ」という音の主が判ったというわけです。

「そのマンダンガスが僕を追けてたの?ちょっと待って。あれは彼だったのか!マンダンガスが僕の家の前から姿くらまししたんだ!」

フィッグばあさんは「そうそうそうさ」と応えました。しかし幸いな事にフィッグばあさんが万が一の事を考えてミスター・チブルスを車の下に配置しといたんだそうです。そのミスター・チブルスが危ないと知らせに来た。

でもフィッグばあさんがハリーの家に着いた時にはハリーはもういなくなっていたのだそうです。それで今みたいな事が起きてしまったというわけです。フィッグばあさんはダンブルドアが何と言うかと嘆いたんですよね。

3-2.ダドリーを担ぎ上げて
それからフィッグばあさんはまだ路地に仰向けに引っくり返っているダドリーに「お前さん!さっさとでかい尻を上げるんだい。早く!」と甲高い声で言いました。でもハリーはダドリーを気にする所ではありませんでした。

ハリーはフィッグばあさんに「ダンブルドアを知ってるの?」と訊きフィッグばあさんからは「もちろん知ってるともさ。ダンブルドアを知らん者がおるかい?」という答えが返って来ました。しかし続けてこう言いました。

「さあさっさとするんだ。また奴らが戻って来たらあたしゃ何にもできゃしない。ティーバック1つ変身させた事がないんだから」

フィッグばあさんは屈んでダドリーの腕の片方を両手で引っ張りながら「立つんだ。役立たずのどてかぼちゃ。立つんだよ!」と言いました。しかし動けないのか動こうとしないのか地面に座ったままダドリーは動きません。

口を強く結び血の気の失せた顔で震えていました。ハリーが「僕がやるよ」と申し出てダドリーの腕を取るとよいしょと引っ張りました。目はぐるぐる回り額には汗が噴き出していてダドリーは気絶しかけているようでした。

ハリーが手を離した途端ダドリーの体はぐらっと危なげに傾きました。フィッグばあさんは「急ぐんだ!」とヒステリックに言いました。ハリーはダドリーの腕の片方を自分の肩に回し引きずるように表通りに向かいました。

その重みでハリーは腰を曲げなくてはなりませんでした。フィッグばあさんは2人の前をちょこまか走り路地の角で不安げに表通りを窺いました。ウィステリア・ウォークに出る時フィッグばあさんはハリーにこう言いました。

「杖を出しときな。機密保持法なんてもう気にしなくていいんだ。どうせめちゃめちゃに高いつけを払う事になるんだから卵泥棒で捕まるよりいっそドラゴンを盗んで捕まるほうがいいってもんさ」

続けてフィッグばあさんはダンブルドアが心配していたのはまさに「未成年の制限事項」だと言いました。するとそこにミスター・プレンティスという人物が通りかかりましたがフィッグばあさんはハリーにこう言いました。

「ほら杖を下ろすんじゃないよ。あたしゃ役立たずだって何度も言っただろう?」

杖を掲げながら同時にダドリーを引っ張って行くのは楽ではありませんでした。ハリーは苛立ちダドリーの肋骨に一発お見舞いしましたがダドリーは自分で動こうとする気持ちを一切失ってしまったかのようだったのでした。

ハリーの肩にもたれかかったままで足は地面を引きずっていたのでした。ハリーは歩き続けるだけで精一杯でしたが息を切らしながらもフィッグばあさんにこう訊きました。やはり質問せずにはいられなかったんでしょうね。

「フィッグさんスクイブだって事をどうして教えてくれなかったの?ずっとあなたの家に行ってたのに。どうして何にも言ってくれなかったの?」

この問いにフィッグばあさんはダンブルドアの言いつけだと答えました。ハリーを見張っていたけど何にも言わない事になっていた。ハリーが自分の家に来るのが楽しいと思うのではダーズリー一家はハリーを預けなかった。

だからだったんだそうです。自分も楽じゃなかった。フィッグばあさんはハリーに辛い思いをさせてすまなかったと謝ったのでした。フィッグばあさんは再び手を揉みしだきながら悲痛な声でこう言ったというわけですよね。

「ダンブルドアがこの事を聞いたら。マンダンガスの奴夜中までの任務のはずだったのに何で行っちまったんだい。あいつはどこにいるんだ?ダンブルドアに事件を知らせるのにどうしたらいいんだろ?」

最後にフィッグばあさんは自分は「姿現わし」できないんだと言いました。だから知らせに行けないのだそうです。

3-3.そこに姿を現したのが
ハリーはダドリーの重みで背骨が折れるのではと思いながらフィッグばあさんに「僕ふくろうを持ってるよ。使っていいです」と呻きました。それに対してフィッグばあさんはハリーにこう反論したというわけなんですよね。

「ハリー分ってないね!ダンブルドアは今すぐ行動を起こさなきゃならないんだ。何せ魔法省は独自のやり方で未成年の魔法使用を見つける。もう見つかっちまってるだろう。きっとそうさ」

こう言うフィッグばあさんにハリーはだけど自分は吸魂鬼を追い払った。魔法を使わなくてはならなかった。吸魂鬼がウィステリア・ウォークを浮遊して魔法省は何をやっていたのか?そっちを心配するべきだと言いました。

こう言うハリーにフィッグばあさんは「そうだったらいいんだけど」と応えました。それにつけても問題なのは肝心な時に護衛の任務をサボったマンダンガスだとフィッグばあさんはハリーに言ったというわけなんですよね。

すると「バシッ」と大きな音がして酒臭さとむっとしたタバコの臭いがあたりに広がりボロボロの外套を着た無精鬚のずんぐりした男が姿を現しました。手には銀色の物を丸めて握り締めていて「透明マント」のようでした。

ハリーは自分も持っているのでそれが「透明マント」だとすぐに判りました。男はフィッグばあさんにハリーそしてダドリーと順に見つめました。そしてフィッグばあさんに向かってこう問いかけたというわけなんですよね。

「どうしたフィギー?正体がばれねえようにしてるはずじゃねえのかい?」

その言葉尻を捉えるとフィッグばあさんは「お前をばらしてやる!吸魂鬼だ。この碌でなしの腐れ泥棒!」と叫びました。するとマンダンガスは仰天してオウム返しに「吸魂鬼?吸魂鬼?ここにかい?」と訊いたんですよね。

「ああここにさ。役立たずのコウモリの糞め。ここにだよ!吸魂鬼がお前の見張ってるこの子を襲ったんだ!」

マンダンガスは「とんてもねえこった」と弱々しく言うとフィッグばあさんを見てハリーを見て再びフィッグばあさんを見て「とんでもねえこった」と繰り返すと「俺は」と言いましたがどうも後の言葉が続かないようです。

「それなのにお前と来たら盗品の大鍋を買いに行っちまった。あたしゃ行くなって言ったろう?言ったろうが?」

フィッグばあさんにこう言われてマンダンガスは「俺は。その。あの」と言いながらどうにも身の置き場がないようでした。

今日の最後に
庭の花壇に寝転がって7時のニュースを聞いていたハリーが移動しようとしていた時に「バシッ」という大きな音がしてハリーはバーノン叔父さんに見つかってしまいました。そしてその音を巡って言い争いになったのでした。

実はその「バシッ」という音はハリーを見張っていたマンダンガス・フレッチャーが「姿くらまし」をしたからでした。しかし当然その事を知らない叔父さんはハリーが出した音だとそう思いハリーを責め立てたんですよね。

マンダンガスが「姿くらまし」したのは盗品の大鍋がまとまった数あって商売になるからという理由でした。本来ならマンダンガスが守護霊を創り出して吸魂鬼を追い払わなくてはならないのに肝心な時に不在だったのです。

でも先回の記事で説明したようにハリーは11才になる目前にホグワーツから手紙が届いてハリーが魔法界と関わるようになってからはもうバーノン叔父さんはトラブルそれも半端ないトラブルを連続で受ける事になりました。

だから悪い事は全てハリーのせいでハリーが原因というわけです。これからダドリーを巡って再び悶着がプリベット通り4番地で勃発するというわけなんですよね。

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