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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

魔法省が「高等尋問官」という新たな職位を設けアンブリッジに同僚の先生方を査察するという権限を与えました。ハリーたち3人は月曜日の午前中には受けませんでしたがフレッドにジョージとリー・ジョーダンはフリットウィック先生の「呪文学」でアンブリッジの授業査察を受けたんだそうです。(全3項目)

3-1.スネイプの採点を受けて
このようにして学期初日にアンブリッジが予告していたように魔法省はホグワーツに干渉して来て「高等尋問官」という新しい職位を設けアンブリッジに同僚の先生方を査察するという権限を与えたというわけなんですよね。

しかしアンブリッジはハリーたちが受けた「魔法史」のビンズ先生と「魔法薬学」のスネイプの査察に来ませんでした。昼食に向かう道すがらはもっぱらハーマイオニーが返って来た宿題の評価について話す事となりました。

「そりゃもしOを取ってたら私ぞくぞくしたでしょうけど」

3人一緒にグリフィンドールのテーブルに着くとハーマイオニーがこう言うのでロンが声を尖らせ「僕たちの点が知りたいんだったらそう言えよ」と言いました。それにハーマイオニーはこう言葉を返したというわけですよね。

「そんな-そんなつもりじゃ-でも教えたいなら」

ロンはスープを取り分けながら「僕はPさ。満足かい?」と言いました。するとジョージにリー・ジョーダンと一緒に現れたフレッドが「そりゃ何にも恥じる事ないぜ。Pなら立派なもんだ」と言いつつハリーの右に座りました。

それを受けてハーマイオニーが「でもPって確か」と言うとリーがそれは「良くない」だと応えました。それでもリーは「D」つまり「どん底」よりはいいと言うのです。それを聞いてハリーは顔が熱くなるのを感じたのでした。

スネイプの採点がその「D」だったハリーはロールパンが詰まって咽せたふりをしました。しかし顔を上げた時も残念ながらハーマイオニーはまだOWL(ふくろう)採点の真っ最中でこのように言っていたというわけなんですよね。

「じゃ最高点はOで大いによろしいね。次はAで」

ジョージが「O」の次は「E・期待以上」だと訂正しました。ジョージに言わせればフレッドと自分は全科目で「E」を貰うべきだったとずっとそう思ってるんだそうです。それは俺たちは試験を受けた事自体が期待以上だから。

それを聞いて誰もが笑いましたがハーマイオニーだけはせっせと訊き続けて「じゃEの次がAでまあまあ。それが最低合格点の可なのね?」と言うとフレッドは「そっ」と答えてロールパン1個を丸々スープに浸したんですよね。

そしてそれを口に運んで丸呑みしたのでした。

3-2.最初の査察は呪文学?
ロンは万歳の格好をして茶化しながら「その下に良くないのPが来てそして最低のDが来る」と言いました。するとジョージが「どっこいTを忘れるな」と言うのでハーマイオニーがぞっとしたようにこう訊いたというわけです。

「T?Dより下があるの?一体何なの?Tって?」

ジョージが「トロール」とそれも即座に答えたのでハリーはまた笑ってしまいましたがジョージが冗談を言っているのかどうかはハリーには分りませんでした。ハリーはこれからはもっと勉強しようとその場で決心しました。

OWL(ふくろう)試験の全科目で「T」を取ったのをハーマイオニーに隠そうとしている自分の姿を想像してしまったからです。ここでフレッドが話題を変え「君たちはもう授業査察を受けたか?」と訊いて来たというわけです。

ハーマイオニーがすぐに反応し「まだよ。受けたの?」と言うとジョージが「たった今昼食の前。呪文学さ」と応えハリーとハーマイオニーが同時に「どうだった?」と訊きました。フレッドが肩をすくめてこう答えました。

「大した事はなかった。アンブリッジが隅のほうでこそこそクリップボードにメモを取ってたな。フリットウィック先生の事だからあいつを客扱いして全然気にしてなかった。アンブリッジもあんまり何も言わなかったな」

後はアリシア・スピネットに2~3質問し授業はいつもどんな風かと訊いたんだそうです。アリシアはとってもいいと答えた。それだけだったのだそうです。フレッドが査察の様子をこう説明しジョージがこう言ったのでした。

「フリットウィック爺さんが悪い点を貰うなんて考えられないよ。生徒全員がちゃんと試験にパスするようにしてくれる先生だからな」

フレッドがハリーに「午後は誰の授業だ?」と訊いてトレローニー先生だと答えるとフレッドが「そりゃ紛れもないTだな。それにアンブリッジ自身もだ」と言いました。そして最後にジョージがハリーにこう言ったのでした。

「さあいい子にして今日はアンブリッジに腹を立てるんじゃないぞ。君がまたクィディッチの練習に出られないとなったらアンジェリーナがぶっち切れるからな」

3-3.罰則に更なる追い打ち
2週目の月曜日の昼食時に大広間でジョージがハリーに自制を促したわけですが残念ながらハリーは「闇の魔術に対する防衛術」の授業で失言をしてしまって火曜日の朝食時にまたもアンジェリーナが怒り狂う事になりました。

ああクィレルは素晴らしい先生でしたとも。ただちょっとだけ欠点があってヴォルデモートが後頭部から飛び出していたけど。こう言い放って教室には底冷えするような完璧な沈黙が訪れてハリーは再び罰則を食らいました。

ハリーの手の甲はまだほとんど癒えてはいませんでした。そして翌朝にはまた出血が始まりました。夜の罰則の時間中ハリーは泣き事を言いませんでしたし絶対にアンブリッジを満足させるものかと心にそう決めていました。

問題の火曜日の朝がやって来てハリーが大広間のグリフィンドールのテーブルに到着するや否やアンジェリーナが詰め寄って来ました。あまりの大声にマクゴナガル先生が教職員テーブルから降りて来ると襲いかかりました。

「ミス・ジョンソン大広間でこんな大騒ぎをするとは一体何事です!グリフィンドールから5点減点!」

アンジェリーナがハリーはまた性懲りもなく罰則を食らったんですと大声を発した理由を説明するとマクゴナガル先生は攻撃の矛先を変え鋭くハリーに迫り「どうしたというのです?罰則?どの先生ですか?」と訊きました。

ハリーはマクゴナガル先生のギラリと光る目を避けて「アンブリッジ先生です」とボソボソ答えました。マクゴナガル先生はすぐ後ろにいる好奇心満々のレイブンクロー生たちに聞こえないよう声を落とすとこう訊きました。

「という事は先週の月曜に私が警告したのにも関わらずまたアンブリッジ先生の授業中に癇癪を起したという事ですか?」

ハリーは床に向かって「はい」と呟きました。先週の月曜日アンブリッジはハリーに罰則を科すのに当たりマクゴナガル先生に手紙を書きハリーはそれを持ってマクゴナガル先生の部屋に行ってその際に警告を受けたのです。

気をつけないといけません。ドローレス・アンブリッジのクラスで態度が悪いとあなたにとっては寮の減点や罰則だけでは済みませんよ。常識を働かせなさい。マクゴナガル先生はハリーにこう警告を発していたんですよね。

そこでマクゴナガル先生はハリーに向かって「自分を抑えないといけません!とんでもない罰を受ける事になりますよ!」と再び警告を発すると「グリフィンドールからもう5点減点!」と言い渡したというわけなんですよね。

ハリーは理不尽さに腹が立ち「でも。えっ?先生そんな!僕はあの先生に罰則を受けているのにどうしてマクゴナガル先生まで減点なさるんですか?」と抗議しました。これにマクゴナガル先生はこう答えたというわけです。

「あなたには罰則が全く効いていないようだからです!」

こう言った後マクゴナガル先生はハリーに「これ以上文句は許しません!」と言いアンジェリーナには怒鳴り合いは今後はクィディッチ・ピッチだけに止めておきなさい。さもないとキャプテンの座を失うと言い渡しました。

マクゴナガル先生は堂々と教職員テーブルに戻って行きました。アンジェリーナはハリーに心底愛想が尽きたという一瞥をくれてつんけんと歩き去りました。ハリーはロンの隣に飛び込むようにして腰掛けて怒り狂いました。

マクゴナガル先生がグリフィンドールから減点するなんて!それも僕の手が毎晩切られるからなんだぜ!どこが公平なんだ?どこが?こう怒りをぶちまけるハリーにロンが気の毒そうにこう言ったというわけなんですよね。

「判るぜおい。マクゴナガル先生はめっちゃくちゃさ」

しかしハーマイオニーは「日刊予言者新聞」のページをガサガサさせただけで何も言いませんでした。ハリーは今度はハーマイオニーの顔を覆っている魔法大臣コーネリウス・ファッジの写真に向かって怒りをぶつけました。

君はマクゴナガル先生が正しいと思っているんだろと言うハリーにハーマイオニーはハリーの事で減点したのは残念だわ。でもアンブリッジに対して癇癪を起しちゃいけないって忠告なさったのは正しいと思うと答えました。

その日の「日刊予言者新聞」では何やら演説している様子のファッジの写真が一面記事でさかんに身振り手振りをしていたのでした。

今日の最後に
こうして「高等尋問官」に就任して早速という感じでアンブリッジは「呪文学」のフリットウィック先生の査察をしたんだそうです。でもフレッドによればそのアンブリッジの査察は大した事はなかったというわけですよね。

でも私に言わせればドローレス・アンブリッジぐらいこの同僚の先生方を査察し評価するという職位にふさわしくない人物は他にいない。まさに最悪の人選だと思いますね。数多の偏見に満ち満ちた人物だからなんですよね。

半巨人のハグリッドには激しい偏見を持っている。マクゴナガル先生に対しても相当に悪辣な個人的感情を持っているようですね。さらに教師の資質とは一切関係のない両親の血統などに対しても差別意識があるようですね。

両親のいずれかがマグルあるいはマグル生まれの魔法使い又は魔女だとそれだけで評価が下がる。その一方で純血の魔法使い又は魔女だと全面的なある意味では盲目的な信頼を寄せるという事で非常に偏っているんですよね。

この事でまたハーマイオニーは怒りを煽られる事になるというわけなんですよね。

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