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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ふくろう試験も終盤となり残すは「天文学」の実技試験と「魔法史」という事になりましたが夜の11時から行われていたその「天文学」の実技試験の真っ最中にハグリッドがアンブリッジと4人の闇祓いに急襲されるというとんでもない事態が発生してさらには・・・(全3項目)

3-1.トフティ教授までもが
「ほれほれ!あと16分しかないのですぞ!」トフティ教授が気を揉んでこう言いましたが今や誰1人としてトフティ教授の言う事に耳を傾けてはいませんでした。誰もが皆戦いの場へと疾走する人影を見つめていたんですよね。

ハグリッドの小屋を目指し人影が走りながら「何という事を!何という事を!」と叫びました。ハーマイオニーが「マクゴナガル先生だわ!」と囁きました。マクゴナガル先生の声が闇を走りこう言ったというわけですよね。

「お辞めなさい!辞めるんです!何の理由があって攻撃するのです?何もしていないのに。こんな仕打ちを」

ハーマイオニーにパーバティとラベンダーが悲鳴を上げました。小屋の周りの人影から4本もの失神光線がマクゴナガル先生めがけて発射されました。小屋と城のちょうど半ばで赤い光線がマクゴナガル先生を突き刺しました。

一瞬マクゴナガル先生の体が輝いて不気味な赤い光を発しました。そして体が撥ね上がると仰向けに落下してそのまま動かなくなりました。試験の事をすっかり忘れてしまったかのようにトフティ教授がこう叫んだのでした。

「南無三!不意打ちだ!けしからん仕業だ!」

今度はハグリッドが大音声で「卑怯者!」と叫びました。その声は天文学塔のてっぺんまでにもはっきり聞こえました。城の中でもあちらこちらに灯りが点き始めました。ハーマイオニーが「あーっ」と息を呑んだのでした。

「とんでもねえ卑怯者め!これでも食らえ。これでもか」

ハグリッドが一番近くで攻撃していた2つの人影に思いっ切りパンチをかましました。あっという間に2人は倒れました。どうやら気絶してしまったようでした。ハリーはハグリッドが背中を丸めて前屈みになるのを見ました。

ついに呪文に倒れたかのように見えました。しかし倒れる所かハグリッドは次の瞬間には背中に袋のような物を背負ってぬっと立ち上がりました。ぐったりしたファングを肩に担いでいるのだとハリーはすぐに気づきました。

3-2.ようやく試験が終了して
アンブリッジが「捕まえなさい。捕まえろ!」と叫びました。しかし1人残った助っ人はハグリッドの拳の届く範囲に近づくのを躊躇していました。むしろ急いで後退りを始め気絶した仲間の1人につまづき転んでしまいました。

ハグリッドは向きを変え首にファングを巻きつけるように担いだままで走り出しました。アンブリッジが「失神光線」で最後の追い討ちをかけましたが外れました。ハグリッドは全速力で遠くの校門へと走り闇に消えました。

静寂に震えが走り長い一瞬が続いて全員が口を開けたまま校庭を見つめていました。やがてトフティ教授が弱々しい声で「うむ。皆さん。あと5分ですぞ」と言いました。ハリーはまだ三分の二しか図を埋めていませんでした。

しかし早く試験が終わって欲しいと思いました。ようやく終わるとハリーにロンとハーマイオニーは望遠鏡をいい加減にケースに押し込んで螺旋階段を飛ぶように下りました。生徒は誰もが寮には戻ろうとはしませんでした。

階段の下で今見た事を興奮して大声で話し合っていたんですよね。ハーマイオニーが喘ぎながら「あの悪魔!真夜中にこっそりハグリッドを襲うなんて!」と言いました。怒りでまともに話もできないほどだったんですよね。

アーニー・マクミランが人垣を押し分けてハリーたちの会話に加わり思慮深げに「トレローニーの二の舞を避けたかったのは間違いない」と言いました。ロンは感心したというよりむしろ怖いという顔でこう言ったのでした。

「ハグリッドはよくやったよな?どうして呪文が撥ね返ったんだろう?」

ハーマイオニーが震えながら「巨人の血のせいよ。巨人を失神させるのはとても難しいわ。トロールと同じでとってもタフなの」と答えました。そして4本の「失神光線」で撃たれたマクゴナガル先生についてこう言いました。

「でもお可哀想なマクゴナガル先生。失神光線を4本も胸に。もうお若くはないでしょう?」

アーニーがもったいぶって頭を振ると「ひどい。実にひどい」と言い「さあ僕はもう寝るよ。みんなお休み」と言ったのでした。今目撃した事を興奮冷めやらずに話しながら3人の周りからは段々人が去って行ったのでした。

「少なくとも連中はハグリッドをアズカバン送りにできなかったな。ハグリッドはダンブルドアの所に行ったんだろうな?」

ロンがこう言いハーマイオニーは涙ぐみながら「そうだと思うわ」と答えた後に「ああひどいわ」とも言ったのでした。ダンブルドアがすぐに戻って来ると本当にそう思っていたのに今度はハグリッドまでもがいなくなった。

だからひどいというわけです。ハリーたちが足取りも重くグリフィンドールの談話室に戻るとそこはもう満員でした。校庭での騒ぎで何人かの生徒が目を覚ましてその何人かが急いで友達を起こしたというわけなんですよね。

ハリーたちより先に帰って来ていたシェーマスとディーンが天文学塔のてっぺんで見聞きした事をみんなに話して聞かせていました。アンジェリーナ・ジョンソンが腑に落ちないと首を振りこう意見を述べたというわけです。

「だけどどうして今ハグリッドをクビにするの?トレローニーの場合とは違う。今年はいつもよりずっとよい授業をしていたのに!」

肘掛椅子に崩れるように腰掛けながらハーマイオニーが苦々しげに「アンブリッジは半人間を憎んでるわ。前からずっとハグリッドを追い出そうと狙っていたのよ」と答えました。それからケイティ・ベルがこう言いました。

「それにハグリッドが自分の部屋にニフラーを入れたって思ったのよ」

3-3.いよいよついに最後の試験になり
するとリー・ジョーダンが「ゲッやばい」と言って口を覆いました。何とニフラーをアンブリッジの部屋に入れたのはリーだったんだそうです。フレッドとジョージが2~3匹をリーに残して行ってそれを入れたのだそうです。

浮遊術で扉からではなく窓から入れたそうです。しかしここでディーンが「アンブリッジはどっちみちハグリッドをクビにしたさ。ハグリッドはダンブルドアに近過ぎたもの」と言ってハリーもその意見に同意したのでした。

ハリーは「その通りだ」と言うとハーマイオニーの隣の肘掛椅子に埋もれたのでした。ラベンダーが涙声で「マクゴナガル先生が大丈夫だといいんだけど」と言いそれにコリン・クリービーがこう応えたというわけですよね。

「みんなが城に運び込んだよ。僕たち寮の窓から見てたんだ。あんまりよくないみたいだった」

アリシア・スピネットが「マダム・ポンフリーが治すわ。今まで治せなかった事がないもの」ときっぱり言いました。談話室が空になったのはもう明け方の4時近くでした。そんな時刻になってもハリーは目が冴えていました。

ハグリッドが暗闇に疾走して行く姿が脳裏を離れません。アンブリッジに腹が立っていかなる罰を与えても十分ではないような気がしました。ロンの意見は空腹の「尻尾爆発スクリュート」の檻に放り込めというものでした。

これについては一考の価値があるとハリーはそう思ったのでした。ハリーは身の毛もよだつような復讐はないかと考えながら眠りにつきましたが3時間後に起きた時には全く寝たような気がしなかったというわけなんですよね。

最後の試験は「魔法史」で午後に行われる予定でした。朝食後ハリーはまたベッドに戻りたくてしかたがないとそう思いました。しかし午前中を最後の追い込みに当てていたのでハリーは談話室の窓際に座っていたのでした。

そこで両手で頭を抱え必死に眠り込まないようにしながらハーマイオニーが貸してくれた1メートルもの高さに積み上げられたノートを拾い読みしました。5年生は2時に大広間に入り裏返しにされた試験問題の前に座りました。

ハリーは疲れ果てていました。とにかくこれを終えて眠りたい。そして明日はロンと2人でクィディッチ競技場に行こう。ロンの箒を借りて飛ぶんだ。そして勉強から解放された自由を味わうんだ。ところがだったんですよね。

そうする事はできなかったのです。事のきっかけが起きたのはこの「魔法史」の試験の真っ最中だったのです。

今日の最後に
真夜中の12時過ぎにアンブリッジと4人の闇祓いがハグリッドを逮捕しようとしてそこにマクゴナガル先生が駆けつけてマクゴナガル先生は4本もの「失神光線」を撃たれてハグリッドは怒りの炎に油を注がれる事となりました。

ここでまず注目されるのがマクゴナガル先生に向かって放たれた「失神光線」が「4本」だったという事です。つまり1人だけマクゴナガル先生を攻撃しなかった人物がいたという事になりますよね。どうしてなんでしょうね?

私はそれは最後に1人残った闇祓いでその人はグリフィンドール寮出身だとそう思います。だからグリフィンドール寮出身で寮監も務めているマクゴナガル先生を攻撃する事を躊躇し「失神光線」を発射しなかったんですよね。

次に注目されるのが試験中だったというのに「南無三!不意打ちだ!けしからん仕業だ!」と思わず叫んでしまった試験官のトフティ教授です。私はこの人もまた同様に間違いなくグリフィンドール寮出身だとそう思います。

だからトフティ教授は今が試験中だという事も自分が試験官をしているという事も忘れて思わず叫んでしまったというわけなんですよね。

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