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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ふくろう試験の「天文学」の実技試験の真っ最中にハグリッドがアンブリッジと4人の闇祓いに急襲されるという出来事が起きてハリーは明け方の4時近くになっても目が冴えていて眠れませんでした。そして午後の2時から最後の「魔法史」の試験が始まったのですが・・・(全3項目)

3-1.いよいよ「魔法史」の試験が始まる
大広間の奥からマーチバンクス教授が合図をして「試験問題を開けて。始めてよろしい」と言い巨大な砂時計を引っくり返しました。こうしてふくろう試験最後の科目が始まりました。ハリーは最初の問題をじっと見ました。

数秒後に一言も頭に入っていない自分にハリーは気づきました。高窓の1つにスズメバチがぶつかりブンブンと気が散る音を立てています。ゆっくりとまだるっこくハリーはようやく答えを書き始めたというわけなんですよね。

名前がなかなか思い出せません。年号もあやふやでした。ハリーは4番の問題に飛びました。時間があったら後でこの問題に戻ろうとハリーは思いました。そこでさらに第5番の問題に飛びました。第4番はこういう問題でした。

「杖規制法は18世紀の小鬼の反乱の原因になったか。それとも反乱をよりよく掌握するのに役立ったか。意見を述べよ」

第5問は「1749年の秘密保護法の違反はどのようなものであったか。また再発防止のためにどのような手段が導入されたか」という内容です。自分の答えは重要な点を幾つか見落としているような気がしてどうにも気がかりだ。

どこかで吸魂鬼が登場したような感じがするとハリーは思いました。ハリーは後ろのほうを見て絶対に答えられる問題を探しました。すると第10問の問題に目が止まりました。ハリーが目を止めた第10問はこんな問題でした。

「国際魔法使い連盟の結成に至る状況を記述せよ。またリヒテンシュタインの魔法戦士が加盟を拒否した理由を説明せよ」

ハリーの頭はどんよりとして動きませんでしたがこれなら判るとハリーは思いました。ハーマイオニーの「国際魔法使い連盟の結成」という手書きの見出しが目に浮かぶ。このノートは今朝読んだばかりだと思ったからです。

そこでハリーは書き始めました。

3-2.答えの続きを必死に考えている内に
ハリーは時々目を上げてマーチバンクス教授の脇の机に置いてある大型砂時計を見ました。ハリーの真ん前はパーバティ・パチルで長い黒髪が椅子の背よりも下に流れていました。1~2度パーバティが頭を少し動かしました。

そのたびにハリーは髪に小さな金色の光が煌くのをじっと見つめている自分に気づいて頭を激しく振ってはっきりさせなくてはなりませんでした。ハリーの周り中では誰も彼もが羊皮紙に羽根ペンで書きつけていたのでした。

「国際魔法使い連盟の初代最高大魔法使いはピエール・ボナコーであるがリヒテンシュタインの魔法社会はその任命に異議を唱えた。何故ならば」

それはまるで慌てて巣穴を掘るネズミが音を立てているかのようでした。頭の後ろに太陽が当たって暑いとハリーは感じました。ボナコーは何をしてリヒテンシュタインの魔法使いを怒らせたんだろうとハリーは考えました。

トロールと関係があったような気がすると思いハリーはまたぼーっとパーバティの髪を見つめました。ハリーは「開心術」が使えたらパーバティの後頭部の窓を開いて答えの続きは何なのかを見られるのにとそう思いました。

ピエール・ボナコーとリヒテンシュタインの不和の原因になったのはトロールの何だったのかが見られるのにとハリーはそう思ったというわけです。ハリーは目を閉じ両手に顔を埋めました。必死に思い出そうとしたのです。

瞼の裏の赤い火照りが暗くひんやりとして来ました。ボナコーはトロール狩りを辞めさせてトロールに権利を与えようとした。しかしリヒテンシュタインは特に狂暴な山トロールの一族にてごすっていた。思い出せたのです。

「それだ」と思いハリーは目を開けました。羊皮紙の輝くような白さが目に滲みて涙が出ました。ゆっくりとハリーはトロールについて二行書きそこまでの答えを読み返しました。この答えでは情報も少ないし詳しくもない。

ハーマイオニーの連盟に関するノートは何ページも何ページも続いていたはずだとハリーは思いました。ハリーはノートが見えるようにそして思い出せるようにまた目を閉じました。連盟の第1回会合はフランスで行われた。

そうだ。でもそれはもう書いてしまった。小鬼は出席しようとしたが締め出された。それももう書いた。そしてリヒテンシュタインからは誰も出席しようとしなかった。ハリーは両手で顔を覆い「考えるんだ」と思いました。

ハリーは自分自身にそう言い聞かせました。周囲では羽根ペンが果てしのない答えを書き続けていました。正面の砂時計の砂が落ちて行く。ハリーはまたしても神秘部の冷たく暗い廊下を歩いていたというわけなんですよね。

目的に向かうしっかりとした足取りで時折走りました。今度こそ目的地に到達するのだ。いつものように黒い扉がパッと開いてハリーを迎え入れました。ハリーが入ったその場所は沢山の扉がある円形の部屋だったのでした。

3-3.いつの間にか眠っていたハリー
石の床をまっすぐ横切り2番目の扉を通ると壁にも床にも点々と灯りが踊り奇妙なコチコチという機械音が響く部屋に出ました。しかし探求している時間はない。急がなければ。第3の扉までの最後の数歩は駆け足になりました。

その扉も他の扉と同じく独りでにパッと開きました。ハリーは大聖堂のような広い部屋にいました。棚が立ち並んで沢山のガラスの球が置いてあります。心臓が今や激しく鼓動しています。今度こそそこに着くと思いました。

97番に着いた時ハリーは左に曲がって二列の棚の間を急ぎました。しかし突き当たりの床に人影があります。黒い影が手負いの獣のように蠢いています。ハリーの胃は興奮ではなく恐怖で縮んでハリーの口から声が出ました。

「それを取れ。俺様のために。さあ持ち上げるのだ。俺様は触れる事ができぬ。しかしお前にはできる」

甲高くて冷たくて人間らしい思いやりの欠片もない声です。床の黒い影が僅かに動きました。指の長い白い手がハリー自身の腕の先についています。甲高くて冷たい声が「クルーシオ!苦しめ!」と唱えるのが聞こえました。

床の男が苦痛に叫び声を漏らし立とうとしましたがまた倒れてのた打ち回りました。ハリーは笑っていました。ハリーは杖を下しました。呪いが消えて人影は呻き声を上げて動かなくなりました。ハリーはこう言いました。

ヴォルデモートが待っているぞ。床の男は両腕を激しく震わせ肩をゆっくりと僅かに持ち上げ顔を上げました。血まみれのやつれた顔が苦痛に歪みながらも頑として服従を拒み殺害するならそうしろと微かな声で言いました。

「言われずとも最後はそうしてやろう。しかしブラックまず俺様のためにそれを取るのだ。これまでの痛みが本当の痛みだと思っているのか?考え直せ。時間はたっぷりある。誰にも貴様の叫び声は聞こえぬ」

ところがそんなシリウスにヴォルデモートが再び杖を下したその時に誰かが叫びました。誰かが大声を上げて熱い机から冷たい石の床へと横ざまに落ちました。床にぶつかり目を覚ましたハリーはまだ大声で叫んでいました。

額の傷痕が火のように熱くなっていてハリーの周りで大広間は騒然となっていたというわけなんですよね。

最後に
今ここで思うのは「こんな終り方でいいのか?」という事ですね。それと言うのも今までなら学期最終日に行われる「学年度末さよならパーティ」の場面が最後になるのですが第5巻「不死鳥の騎士団」はそれがないのです。

ハリーが出席しなかったからです。この後ハリーはヴォルデモートが仕掛けた罠とも知らずにシリウスが捕まって魔法省の「神秘部」にいるとそう思い込んでしまいセストラルに乗って駆けつけてしまうというわけですよね。

そしてそのシリウスはハリーを助けに魔法省にやって来てベラトリックス・レストレンジに殺害されてしまいます。魔法大臣コーネリウス・ファッジは魔法省に姿を現したヴォルデモートを見て復活した事が公になりました。

この後大広間はちらりと登場します。学期最終日の前日にホグワーツに於ける全ての役職を失ったアンブリッジがこっそり学校を去ろうとしたのですが当人にとっては極めて残念な事に途中でピーブズと会ってしまいました。

ピーブズはマクゴナガル先生から借りた歩行用の杖とチョークを詰め込んだ靴下で交互に殴りアンブリッジを嬉々として城から追い出しました。大勢の生徒が玄関ホールに出てアンブリッジが追い出されるのを見物しました。

各寮の寮監が生徒たちを制止しましたが気が入っていませんでした。マクゴナガル先生は2~3回弱々しく諌めただけで教職員テーブルに深々と座り込んでしまいました。聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院していたからでした。

そのため自分自身でアンブリッジを追いかけて囃し立ててやれないのは残念無念とそう言っていたというわけです。ダンブルドアも校長職に復帰しホグワーツはまた元通りの正常な状態に無事戻ったというわけなんですよね。

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