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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーの次にはルーピン先生を血祭りに上げるのでマクゴナガル先生はそんなトレローニー先生に対してはさりげなく辛辣でしたが今度は情け容赦ない物言いに打って出て来ました。それからマクゴナガル先生は久しぶりにグリフィンドールの談話室に姿を現したかと思うと・・・(全3項目)

3-1.玄関ホールに極悪人?
ハリーは10月31日のハロウィンに偶然ルーピン先生の部屋に招かれて紅茶を飲みながら語り合った事がありました。その時にスネイプがそのダンブルドアが言っていた薬を持ってルーピン先生の部屋にやって来たんですよね。

「結構。それなればルーピン先生はすぐによくなって出ていらっしゃるじゃろう」

スネイプがその薬を造って差し上げたのかとダンブルドアに訊かれて「はい校長」と答えたのでダンブルドアはこう言いました。それからダンブルドアはデレクという1年生にチポラータ・ソーセージを勧めたというわけです。

そのデレクという1年生はダンブルドアに直接話しかけられて見る見る真っ赤になり震える手でソーセージの大皿を取りました。トレローニー先生は2時間後にクリスマス・ディナーが終わるまでほとんど普通に振る舞いました。

ご馳走ではち切れそうになりクラッカーから出て来た帽子を被ったままハリーとロンがまず最初に立ち上がりました。トレローニー先生は大きな悲鳴を上げました。そしてハリーとロンに向かってこう言ったというわけです。

「あなたたち!どちらが先に席を離れましたの?どちらが?」

ロンが「わかんない」と答えて困ったようにハリーを見ました。するとマクゴナガル先生が「どちらでも大して変わりはないでしょう」と冷たく言い放ちました。さらにマクゴナガル先生はこうも言ったというわけですよね。

「扉の外に斧を持った極悪人が待ち構えていて玄関ホールに最初に足を踏み入れた者を殺すというなら別ですが」

これにはロンでさえも笑いました。トレローニー先生はいたく侮辱されたという顔をしました。ハリーがハーマイオニーに声をかけ「君も来る?」と訊くとハーマイオニーは呟くように「ううん」と答えた後こう言いました。

「私マクゴナガル先生にちょっとお話があるの」

玄関ホールへと歩きながらロンが「もっと沢山授業を取りたいとか何とかじゃないのか?」と欠伸交じりに言いました。こうしてハリーとロンは玄関ホールへと出て来ましたがホールには斧男の影すらなかったんですよね。

そしてハリーとロンはグリフィンドール塔へと戻って来たのでした。

3-2.珍しくも談話室に
ハリーとロンが肖像画の穴に辿り着くとカドガン卿が数人の僧侶やホグワーツの歴代校長の何人かと愛馬の太った仔馬を交えクリスマス・パーティに興じている所でした。カドガン卿は鎧仮面の所を上に押し上げていました。

そして蜂蜜酒の入っただるま瓶を掲げて2人のために乾杯すると「合言葉は?」と訊いて来てロンが「スカービー・カー下賤な犬め」と言うとカドガン卿は「貴殿も同じだ!」と喚き絵が前に倒れると2人を中に入れたのでした。

ハリーはまっすぐに寝室に行きファイアボルトとハーマイオニーが誕生日にくれた「箒磨きセット」を持って談話室に下りて来ました。どこか手入れする所はないかと探しましたが今日貰ったばかりの新品なのでありません。

曲がった小枝もないので切り揃える必要も柄も既にピカピカで磨く意味もなくてロンと一緒にハリーはただそこに座り込みあらゆる角度から箒に見とれていました。すると肖像画の穴が開きハーマイオニーが入って来ました。

マクゴナガル先生と一緒でした。マクゴナガル先生はグリフィンドールの寮監でしたがハリーが談話室でその姿を見たのは昨年度に一度だけ大変深刻な知らせを発表した時でハリーもロンもマクゴナガル先生を見つめました。

ハリーもロンもファイアボルトを掴んだままでした。ハーマイオニーはハリーとロンを避けるように歩き座り込んで手近な本を拾い上げるとその陰に顔を隠しました。一方マクゴナガル先生はファイアボルトを見つめました。

「ミス・グレンジャーがたった今知らせてくれました。ポッターあなたに箒が送られて来たそうですね」

マクゴナガル先生は暖炉のほうに近づきながら目を輝かせました。そしてハリーに向かってこう言って来ました。マクゴナガル先生が名前を出して来たのでハリーとロンは思わず振り返りハーマイオニーのほうを見たのでした。

額の部分だけが本の上から覗いていましたが見る見る赤くなり本は逆さまでした。マクゴナガル先生が自分の名前を口にしたのは予想外だったんでしょうか?マクゴナガル先生は「ちょっとよろしいですか?」と言いました。

そして答えも待たずファイアボルトをハリーとロンの手から取り上げました。マクゴナガル先生は箒の柄から尾の先まで丁寧に調べました。それからマクゴナガル先生はハリーにこう問いかけて来たというわけなんですよね。

「フーム。それでポッター何のメモもついていなかったのですね?カードは?何か伝言とかそういうものは?」

ハリーはポカンとして「いいえ」と答えました。マクゴナガル先生は「そうですか」と言うと言葉を切りました。そして「さてポッターこれは預らせて貰いますよ」と言うではありませんか。ハリーは慌てて立ち上がりました。

そして「な-何ですって?どうして?」と訊きました。ハリーのこの問いにマクゴナガル先生は「呪いがかけられているかどうか調べる必要があります」と答えました。さらにマクゴナガル先生はこうも言ったというわけです。

「もちろん私は詳しくありませんがマダム・フーチやフリットウィツク先生がこれを分解して」

ロンはオウム返しに「分解?」と訊きました。マクゴナガル先生は正気じゃないと言わんばかりです。マクゴナガル先生は「数週間もかからないでしょう。何の呪いもかけられていないと判明すれば返します」と言いました。

3-3.持って行ってしまった
ハリーは微かに声を震わせつつ「この箒はどこも変じゃありません!先生本当です」と訴えました。しかしマクゴナガル先生は親切心から「ポッターそれは分りませんよ。飛んでみないと分からないでしょう」と言いました。

「とにかくこの箒が変にいじられていないという事がはっきりするまではこれで飛ぶ事など論外です。今後の成り行きについてはちゃんと知らせます」

さらに続けてこう言うとマクゴナガル先生はくるりと踵を返してファイアボルトを持って肖像画の穴から出て行ってしまいました。ハリーは「高級仕上げ磨き粉」の缶を両手にしっかり掴んだまま突っ立っていたんですよね。

その恰好でマクゴナガル先生を見送っていたというわけです。ロンはハーマイオニーに一体何の恨みでマクゴナガル先生に言いつけたんだと食ってかかりました。ロンに恨みはあってもハリーには恨みはないはずだからです。

ハーマイオニーは持っていた本を脇に投げ捨てて立ち上がりました。そしてまだ顔を赤らめたままでしたがロンに向かって敢然とこう言ったのでした。マクゴナガル先生もまたハーマイオニーと同じ意見だったんだそうです。

「私に考えがあったからよ。マクゴナガル先生も私と同じご意見だった。その箒は多分シリウス・ブラックからハリーに送られたものだわ!」

今日の最後に
ハリーの元にファイアボルトが送られて来た。ハーマイオニーの口からそれを聞かされたその時マクゴナガル先生もまた「本当に?」と我が耳を疑い驚愕をすると同時にやはりうれしかったに違いないと私はそう思いますね。

マクゴナガル先生は「これがそうなのですね?」と言ってファイアボルトを見つめるその時に目を輝かせたからです。マクゴナガル先生も目の前にファイアボルトがあるというこの現実には目を輝かせずにはいられなかった。

でもマクゴナガル先生も公正中立で厳格な性格であるが故に何故ハリーの元にファイアボルトが送られて来たのか?ハリーはシリウス・ブラックに命を狙われている。ファイアボルトを送ったのはシリウス・ブラックでは?

だからそのファイアボルトには呪いがかけられているのでは?その疑念を振り払う事ができなかったんでしょうね。そのためにマクゴナガル先生はハリーからファイアボルトを預かるという非情の裁定をしたというわけです。

これでファイアボルトがハリーの手元にあったのはほんの一瞬という事になってしまったというわけなんですよね。

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