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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーはクリスマス・プレゼントにファイアボルトを貰いました。ところが手紙もメモも入っておらず誰が贈り主なのか全く分りません。そのため呪い調べをするためにとマクゴナガル先生が持って行ってしまいました。ところがだったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.学期が始まって
ハーマイオニーは善意でやった事です。ハリーにはそれが判ってはいたもののやはり腹が立ちました。世界一の箒ファイアボルトの持ち主になれたのはほんの数時間で再びあの箒に会えるかどうかも分らない有り様なのです。

それもハーマイオニーのお節介のお陰であれやこれやと呪い崩しのテストをかけたならどんな状態になってしまうのかとハリーはそんな心配をしていたんですよね。やがてハーマイオニーは談話室を避けるようになりました。

ためになる事をしたという揺るぎない信念を示すためというわけです。ハリーとロンはハーマイオニーが図書室に避難したのだろうと思い談話室に戻って来るようにと説得する事もしようとはしなかったというわけですよね。

学期が始まる前の夜グリフィンドール・チームのキャプテンのオリバー・ウッドがハリーを呼び出しました。ハリーがクリスマス・プレゼントにファイアボルトを貰ったと聞きウッドは驚きと興奮を隠せなかったんですよね。

ウッドは自分がマクゴナガル先生の所に行って説得してやると請け合ってくれました。でもウッドの説得はものの見事に玉砕しました。ウッドはハリーに新しい箒を買う事を勧めましたがハリーは買おうとはしませんでした。

知らぬ間に1月が過ぎ2月になってレイブンクロー戦がどんどん近づいて来ましたがハリーはまだ新しい箒を注文していませんでした。ハリーは「変身術」の授業後に毎回ファイアボルトがどうなったかを訊いていたのでした。

「いいえポッターまだ返すわけにはいきません」

12回もそんな事があった後にマクゴナガル先生はハリーがまだ口を開かない内にこう答えました。何でも普通の呪いは大方調べ終わったんだそうです。ただしあの箒には「うっちゃりの呪い」がかけられているかもしれない。

フリットウィック先生がそうお考えなのだそうです。マクゴナガル先生は最後には「調べ終わったら私からあなたにお教えします。しつこく訊くのはもういい加減にお辞めなさい」とハリーに告げたというわけなんですよね。

3-2.グリフィンドール塔に戻る途中で
ところがです。ハリーはクリスマス休暇明けから吸魂鬼を追い払うための守護霊を創る魔法を習うため毎週木曜日にルーピン先生の課外授業を受けていました。そこでハリーは吸魂鬼の頭巾の下の話を聞いたというわけです。

吸魂鬼の頭巾の下には何がある?ハリーのこの問いにルーピン先生は本当の事を知っている者はもう口が利けない状態になっている。吸魂鬼が頭巾を取る時には「吸魂鬼の接吻」という最後の最悪の武器を使うと答えました。

餌食の魂を吸い取る。すると死ぬよりひどい事になる。脳や心臓がまだ動いている内は生きられるがもはや自分が誰なのか分からない。記憶もない。全く何もない。ただ存在するだけの空っぽの抜け殻になってしまうのです。

ハリーは「魔法史」の教室を出てグリフィンドール塔に向かいましたが吸魂鬼の頭巾の下の話が余りに恐ろしく聞かなければよかったと半ば後悔し魂を吸い取られるのはどんな感じだろうという想像に没頭してしまいました。

そんな気の滅入るような想像に没頭していたので階段の途中でマクゴナガル先生にもろにぶつかってしまい「ポッターどこを見て歩いているんですか!」と注意されハリーは「すみません先生」と謝ったというわけですよね。

ところがでした。何とマクゴナガル先生はグリフィンドールの談話室にあなたを探しに行った所だとハリーに告げたのです。さあ受け取りなさい。マクゴナガル先生がこう言いハリーに差し出したのはファイアボルトでした。

私たちに考えつく限りの事はやってみましたがどこもおかしな所はないようです。どうやらあなたはどこかに良い友達をお持ちのようね。ハリーは思わず呆然として口を開けました。ハリーはおずおずとこう訊いたのでした。

「返していただけるんですか?本当に?」

マクゴナガル先生が差し出すファイアボルトは以前と変わらぬ素晴らしさでした。マクゴナガル先生は「本当です」と答えながら何と笑みを浮かべています。それからマクゴナガル先生はハリーにこう言ったというわけです。

「多分土曜日の試合までに乗り心地を試す必要があるでしょう?それにポッター頑張って勝つんですよ。いいですね?さもないと我が寮は8年連続で優勝戦から脱落となります」

最後にマクゴナガル先生は「つい昨夜スネイプ先生がご親切にもその事を思い出させてくださいましたしね」と言いました。ハリーは言葉も出ずファイアボルトを抱えてグリフィンドール塔への階段を上ったというわけです。

角を曲がった時ロンが全速力でこちらに向かって走って来るのが見えました。顔中で笑っています。そしてマクゴナガル先生がそれをハリーにだなんて最高だ!そして明日一度乗ってみてもいいとハリーに訊いたんですよね。

ハリーは「ああ。なーんだっていいよ」と答えながら「ここ1ヵ月でこんなに晴れ晴れとした気持ちになった事はない」と思ったのでした。そんなファイアボルトが返って来て最高の気分のハリーはロンにこう言ったのでした。

「そうだ。僕たちハーマイオニーと仲直りしなくっちゃ。僕の事を思ってやってくれた事なんだから」

ロンは「うん判った。今談話室にいるよ。勉強してるよ。珍しく」と応えました。ハリーとロンがグリフィンドール塔に続く廊下に辿り着くとネビルがいてカドガン卿に必死に頼み込んでいましたが絶対に入れてくれません。

「書き留めておいたんだよ。でもそれをどっかに落としちゃったに違いないんだ!」

カドガン卿は「下手な作り話だ!」と喚きました。それからハリーとロンに気づき「今晩は。お若い騎兵のお二人!この不埒者に足枷を嵌めよ。内なる部屋に押し入ろうと計りし者なり!」とそう言ったというわけですよね。

ロンは「いい加減にしてよ」と言いました。ハリーとロンはネビルのそばに来ていました。ネビルは合言葉をなくしてしまったんだそうです。それはカドガン卿はどんどん合言葉を変えてしまうのでメモに書いていたのです。

それなのにメモをどうしたのか分らなくなった。しかしその問題はハリーが「オヅボディキンズ」と合言葉を言う事で解決しました。カドガン卿は残念無念という顔で渋々前に倒れて3人を談話室に入れたというわけですよね。

すると?

3-3.大歓迎のファイアボルト
みんなが一斉にハリーたちのほうを向き突然興奮したざわめきが起きました。次の瞬間ハリーはファイアボルトに歓声を上げる寮生に取り囲まれてしまいました。つい先程マクゴナガル先生が箒を持ってやって来たからです。

「ハリーどこで手に入れたんだい?」
「僕にも乗せてくれる?」
「もう乗ってみたハリー?」

「レイブンクローに勝ち目はなくなったね。みんなクリーンスイープ7号に乗ってるんだもの」

「ハリー持つだけだからいい?」

それから10分ほどファイアボルトは手から手へと渡されあらゆる角度から誉めそやされました。ようやくみんなが離れた時ハリーとロンは唯一自分たちのそばに駆け寄らなかったハーマイオニーの姿をしっかりと捉えました。

ハーマイオニーはかじりつくように勉強を続けハリーにロンと目を合わさないようにしていました。ハリーとロンがテーブルに近づくとハーマイオニーはようやく目を上げました。ハリーはファイアボルトを持ち上げました。

「返して貰ったんだ」

ハリーは笑顔でこう言いロンが「言っただろう?ハーマイオニー。なーんも変なとこはなかったんだ!」と言ったのでした。そんなロンに向かってハーマイオニーもまた負けずにこのように反論したというわけなんですよね。

「あら。あったかもしれないじゃない!つまり少なくとも安全だって事が今は判ったわけでしょ!」

ハリーは「うんそうだね。僕寝室に持って行くよ」と言いました。それを聞いてロンが「僕が持ってゆく!スキャバーズにネズミ栄養ドリンクを飲ませないといけないし」と言いました。ロンはうずうずしていたんですよね。

ロンはファイアボルトをまるでガラス細工のように捧げ持ち男子寮への階段を上がって行ったというわけなんですよね。

今日の最後に
こうしてファイアボルトはハリーの元に返って来ました。マクゴナガル先生はファイアボルトを預かる時「数週間もかからないでしょう。何の呪いもかけられていないと判明すれば返します」とハリーにそう告げましたよね。

しかし実際には1ヵ月以上かかりました。何とレイブンクロー戦の2日前というそれはもう際どいタイミングでした。ここで私が思うのがフリットウィック先生はよくぞファイアボルトをハリーに返してくれたという事ですね。

フリットウィック先生はレイブンクローの寮監です。だからハリーにファイアボルトを返せば自分が寮監のレイブンクローが不利になるのでレイブンクロー対グリフィンドール戦終了後に返したかったのではないでしょうか。

それともフリットウィック先生は試合の2日前ならハリーがファイアボルトに乗って練習できるのは前日の金曜日の「1日」しかないではないか。したがってレイブンクローにも勝算があるとそう見たという事なんでしょうか?

ハリーがファイアボルトを乗りこなし切れないとフリットウィック先生はそう予想したのかもしれませんね。

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