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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

試合はハリーがスニッチを取ってグリフィンドールの勝利で終わりグリフィンドールを応援していた生徒たちは大騒ぎになりました。しかしマクゴナガル先生は試合終了後も決して勝利に浮かれる事はなく普段通りの振る舞いだったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.試合が終わって
ハリーがスニッチを取ってフーチ先生がホイッスルを鳴らすと次の瞬間チーム全員がハリーを抱き締めていました。下の観衆の中ではグリフィンドール側がひときわ大歓声を上げているのがハリーの耳へと聞こえて来ました。

「よくやった!」

ウッドはもう叫びっぱなしでした。アリシアもアンジェリーナもケイティもハリーにキスしました。フレッドががっちり羽交い絞めに抱き締めたのでハリーは首が抜けるかと思うほどでした。上を下への大混乱のままでした。

チーム全員が何とかかんとか地上へと戻りました。箒を降りて目を上げると大騒ぎのグリフィンドール応援団がロンを先頭にピッチに飛び込んで来るのが見えてハリーはあっという間にみんなの喜びの声に取り囲まれました。

ロンはハリーの手を高々と差し上げて「いぇーい!えい!えい!」と囃し立てました。シェーマス・フィネガンは「よかったなあハリー!」と叫びました。パーシーも大喜びでパーシーはこう言っていたというわけですよね。

「よくやってくれたハリー!10ガリオン勝った!ペネロピーを探さなくっちゃ。失敬」

群れを成して騒ぎ回るグリフィンドール生の頭上でハグリッドが「てーしたもんだ!」と言う声が轟きました。一方で「立派な守護霊だったよ」と言う声が聞こえてハリーが振り返るとそこにいたのはルーピン先生でした。

ルーピン先生は混乱したようなうれしそうな複雑な顔をしていました。ハリーは興奮して「吸魂鬼の影響は全くありませんでした!僕平気でした!」と言いました。そんなハリーにルーピン先生はこう言ったというわけです。

「それは実はあいつらは。ウム。吸魂鬼じゃなかったんだ」

ルーピン先生は「来て見てご覧」と言うとハリーを人垣から連れ出してピッチの端が見える所まで連れて行きました。そしてルーピン先生はハリーに対して「君はマルフォイ君を随分怖がらせたようだよ」と言ったのでした。

ハリーは目を丸くしました。

3-2.談話室でパーティ!
ドラコ・マルフォイにクラッブにゴイルとさらにスリザリン・チームのキャプテンのマーカス・フリントが折り重なるようにして地面に転がっていました。4人は頭巾のついた長い黒いローブを脱ごうとバタバタしていました。

マルフォイはゴイルに肩車されていたようです。4人を見下ろすように憤怒の形相も凄まじくマクゴナガル先生が立っていました。怒りに猛り狂ってマクゴナガル先生は4人に向かってこのように叫んだというわけなんですよね。

「あさましい悪戯です!グリフィンドールのシーカーに危害を加えようとは下劣な卑しい行為です!みんな処罰します。さらにスリザリン寮は50点減点!この事はダンブルドア先生にお話しします。間違いなく!」

マクゴナガル先生がこう言った所でどうやらダンブルドアが来たようでマクゴナガル先生は「あぁ噂をすればいらっしゃいました!」と言ったのでした。まさにこの光景はグリフィンドールの勝利についた完璧な落ちでした。

マルフォイはローブから脱出しようともたもたもがきゴイルの頭はまだローブに突っ込まれたままでした。ロンはハリーに近づこうとして人混みを掻き分けて出て来ましたがハリーとこの有り様を見て腹を抱えて笑いました。

ジョージもこちらへ来ようと人混みを掻き分けながら「来いよハリー!パーティだ!グリフィンドールの談話室ですぐにだ!」と呼びかけました。ハリーはここ暫くなかったような幸せな気分を噛みしめつつこう答えました。

「オッケー」

紅色のユニフォームを着たままの選手全員とハリーを先頭にして一行は競技場を出て城への道を戻りました。まるでもうクィディッチ優勝杯を取ったかのようでした。パーティはそれから1日中そして夜になっても続きました。

フレッドとジョージは1~2時間いなくなったかと思うと両手一杯にバタービールの瓶やらかぼちゃフィズにハニーデュークス店の菓子が詰まった袋を数個抱えて戻って来ました。ジョージが蛙ミントをばら撒き始めた時です。

アンジェリーナが甲高い声で「一体どうやったの?」と訊きフレッドがハリーにムーニーにワームテールにパッドフットとプロングズにちょっと助けて貰ったのさとこっそり囁きました。ところがだったというわけですよね。

1人だけ祝宴に参加していない生徒がいました。何とハーマイオニーは隅のほうに座って分厚い本を読もうとしていました。ハーマイオニーが読もうとしていたのは「イギリスに於けるマグルの家庭生活と社会的慣習」でした。

フレッドとジョージがバタービールの瓶で曲芸を始めたのでハリーは1人そこを離れハーマイオニーのそばに行って「試合にも来なかったのかい?」と訊きました。競技場では全くその姿を見なかったからというわけですよね。

ハーマイオニーは目を上げもせず妙にキンキンした声で「行きましたとも」と答えさらに「それに私たちが勝ってとってもうれしいしあなたはとてもよくやったわ」と言いましたがハーマイオニーはこうも言ったんですよね。

「でも私これを月曜までに読まないといけないの」

ハリーは「いいからハーマイオニーこっちへ来て何か食べるといいよ」と言いながらロンのほうを見て「矛を収めそうないいムードになっているかな」と考えましたがハーマイオニーは少しヒステリー気味にこう言いました。

「無理よハリー。あと422ページも残ってるの!」

そしてハーマイオニーもまたロンをちらりと見て「どっちにしろあの人が私に来て欲しくないでしょ」と言いました。これは議論の余地がありませんでした。ロンがこの瞬間を見計らったように聞えよがしにこう言いました。

「スキャバーズが食われちゃってなければなぁ。ハエ型ヌガーが貰えたのに。あいつこれが好物だった」

3-3.パーティが終わったのは午前1時
スキャバーズはハリーの元にファイアボルトが返って来た木曜日の夜に姿を消しました。状況からしてどうやらスキャバーズはクルックシャンクスに食われてしまったようです。ロンはまだその事を許していないんですよね。

ハーマイオニーはわっと泣き出しました。ハリーがおろおろして何もできないでいる内にハーマイオニーはその本を脇に抱え啜り泣きながら女子寮への階段のほうに走って行って姿を消してしまったというわけなんですよね。

ハリーは静かにロンに「もう許してあげたら?」と言いましたがロンはきっぱり「駄目だ」と答えました。あいつがご免という態度ならいい。でもハーマイオニーの事だから自分が悪いとは絶対認めないとロンは言うのです。

ハーマイオニーはスキャバーズが休暇でいなくなったみたいな未だにそういう態度なんだそうです。グリフィンドールのパーティがついに終わったのは何と日付が変わった午前1時で終わらせたのはマクゴナガル先生でした。

マクゴナガル先生はタータン・チェックの部屋着に頭にはヘア・ネットという姿で現れて「もう全員寝なさい」と命令しました。ハリーとロンは寝室への階段を上がる時にもまだ試合の話をしていたというわけなんですよね。

ぐったり疲れてハリーはベッドに上がり四本柱に掛かったカーテンを引いてベッドに射し込む月明かりが入らないようにしました。横になるとたちまち眠りに落ちて行くのを感じました。そしてハリーは奇妙な夢を見ました。

ハリーはファイアボルトを担いで何か銀色に光る白い物を追って森を歩いていました。その何かは前方の木立の中へくねくねと進んで行きました。葉の陰になってちらちらとしか見えません。ハリーはスピードを上げました。

追いつきたかったからでした。しかしハリーが速く歩くと先を行くその何かもスピードを上げるのです。ハリーは走り始めました。前方からは蹄の音が聞こえます。段々速くなります。ハリーは全速力で走っていたのでした。

前方の蹄の音が疾走するのが聞こえました。ハリーは角を曲がって空き地に出ました。そこで何と口惜しい事にはハリーは目が覚めてしまいました。とてつもなく大きな声でとてつもなく長い悲鳴が聞こえて来たからでした。

今日の最後に
マクゴナガル先生はハリーがスニッチを取ってグリフィンドールが勝利しても決して浮かれる事なく普段通りの公正中立で厳格なマクゴナガル先生で悪戯をしたドラコ・マルフォイら4人に憤怒の形相を浮かべていましたよね。

そして4人に処罰を通告しさらにスリザリンから「50点」を減点しました。試合終了後グリフィンドール生たちはハリーら選手を先頭にしてそのまま城に戻りました。そして談話室でパーティという事になったというわけです。

そんなパーティを午前1時で終了させたのもマクゴナガル先生でした。タータン・チェックの部屋着に頭にはヘア・ネットという姿で現れたマクゴナガル先生は生徒たちに「もう全員寝なさい」と命令したというわけですよね。

ハリーのファイアボルトのデビュー戦という事もあって生徒たちはお祭り気分でまるでクィディッチ優勝杯を取ったかのような大騒ぎでしたがマクゴナガル先生のほうは極めて冷静沈着で普段と全く変わりませんでしたよね。

まだまだ最終戦の対スリザリン戦を残しているし浮かれている場合じゃない。マクゴナガル先生はそういう心境なんでしょうね。

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