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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドラコ・マルフォイがハリーに対して行った行為で誰もが怒りに猛り狂いグリフィンドール・チームは冷静さを失ってスリザリン・チームは「災い転じて福と成す」の展開になりました。しかし最後の最後に勝負を決したのはシーカーの箒の差でした。(全3項目)

3-1.ついに60点差に
スリザリンの両ビーターのボールとデリックがフレッドとジョージがいない隙を狙ってキーパーを狙い撃ちしたためにフーチ先生は怒りでぶっとびました。フーチ先生は激昂してボールとデリックに向かってこう叫びました。

「クアッフルがゴール区域に入っていないのにキーパーを襲うとは何事ですか!」

フーチ先生は「ペナルティ・ゴール!グリフィンドール!」と命じてアンジェリーナが得点してスコアは「60対10」になりました。その直後にはフレッドがブラッジャーをワリントンにめがけて強打したというわけですよね。

ワリントンは持っていたクアッフルを取り落としそれをアリシアが奪ってゴールを決めスコアは「70対10」とついにグリフィンドールが60点リードしました。観客席ではグリフィンドール応援団が声を嗄らして叫んでいます。

ここでもしハリーがスニッチを掴めば優勝杯はグリフィンドールが取るからです。他の選手よりも一段高い所でマルフォイにマークされながらピッチを飛び回るハリーを何百という目が追ってハリーはその視線を感じました。

そして見つけました。スニッチが自分の6~7メートル上で輝いているのをハリーは見つけました。ハリーがスパートをかけると耳元では風が唸りました。ハリーは手を伸ばしました。ところがだったというわけなんですよね。

急にファイアボルトのスピードが落ちハリーが愕然としてあたりを見回すと何とマルフォイが前に身を乗り出してファイアボルトの尾を握り締め引っ張っているではありませんか。ハリーは「こいつーっ」と言い放ちました。

怒りのあまりハリーはマルフォイを殴りたいと思いました。しかし届きません。マルフォイはファイアボルトにしがみつきながら息を切らしていましたが目はランランと輝いていました。狙い通りになったからだったのです。

スニッチはまたしても姿をくらましました。

3-2.マルフォイが仕掛けたファウルで
怒ったのはハリーだけでなくフーチ先生も「ペナルティー!グリフィンドールにペナルティ・ゴール!こんな手口は見た事がない!」と金切り声を上げつつ飛んで来ました。マルフォイは自分のニンバス2001に戻る所でした。

リーもまた「このゲス野郎!このカス卑怯者この!」とマクゴナガル先生の手の届かない所へと躍り出ながらマイクに向かって叫んでいました。ところがマクゴナガル先生もやはりリーの事を叱る所ではなかったんですよね。

マクゴナガル先生もマルフォイに向かって拳を振り帽子は頭から落ち怒り狂って叫んでいました。アリシアがペナルティ・ゴールを狙いましたが怒りで手元が狂い1~2メートル外れてしまいました。アリシアもだったのです。

アリシアのみならずグリフィンドール・チームは乱れて集中力を失いその逆にスリザリン・チームはマルフォイがハリーに仕掛けたファウルで活気づき有頂天でした。モンタギューがゴールを決めて「70対20」になりました。

今度はハリーがマルフォイをマークしました。あまりにぴったり張りついたので互いの膝が触れるほどでした。ハリーは「マルフォイなんかを絶対にスニッチに近づかせてなるものか」とそう思ったというわけなんですよね。

ターンしようとしてハリーにブロックされマルフォイは苛立って「どけよポッター!」と叫びました。その時の事でした。リーの実況を聞いてハリーはあたりを見回しました。アンジェリーナがクアッフルを奪ったようです。

「アンジェリーナ・ジョンソンがグリフィンドールにクアッフルを奪いました。行けアンジェリーナ。行けーっ!」

マルフォイ以外のスリザリン選手はゴール・キーパーも含めて全員がアンジェリーナを追って疾走していました。全員でアンジェリーナをブロックするつもりのようです。ハリーはくるりとファイアボルトの向きを変えました。

そして箒の柄にぴったり張りつくように身を屈め前方めがけてキックするとハリーはまるで弾丸のようにスリザリン・チームに突っ込みスリザリン・チームは「アアアアアアアーーッ!」と悲鳴を上げ散り散りになりました。

「アンジェリーナ。ゴール!アンジェリーナ決めました!グリフィンドールのリード80対20!」

アンジェリーナはノー・マーク状態になってゴールを決めました。ハリーはスタンドに真正面から突っ込みそうになりましたが空中で急停止し旋回してピッチの中心に向かって急ぎました。ところがその時の事だったのです。

ハリーは心臓が止まるような光景を見ました。

3-3.手を払い退けて
マルフォイが勝ち誇った顔で急降下しています。あそこだ。芝生の1~2メートル上に小さな金色に煌く物つまりはスニッチがあります。ハリーはファイアボルトを駆って降下しましたがマルフォイが遙かにリードしています。

「行け!行け!行け!」

ハリーは箒を鞭打ちました。マルフォイに近づいて行く。ボールがハリーめがけてブラッジャーを打ち込みましたがハリーは箒の柄にぴったりと身を伏せました。マルフォイの踵まで追いついた。そしてついには並びました。

ハリーは両手を箒から放して思いっ切り身を乗り出しました。マルフォイの手を払い退けました。そして「やった!」と叫びました。ハリーは急降下から反転すると空中高く手を突き出しました。競技場は爆発したのでした。

ハリーは観衆の上を高々と飛びました。耳の中が奇妙にジンジンと鳴っています。しっかりと握り締めたその手の中で小さな金色のボールつまりはスニッチが羽をばたつかせてもがいているのをハリーは指で感じたのでした。

ウッドがハリーのほうに飛んで来ました。涙でほとんど目が見えなくなっています。ハリーの首を抱き締めてハリーの肩に顔を埋めてウッドは止めどなく泣きに泣きました。ハリーは強くしかも二度叩かれるのを感じました。

フレッドとジョージでした。それからアンジェリーナにアリシアとケイティが「優勝杯よ!私たちが優勝よ!」と言う声が聞こえました。腕を絡ませ抱き合い縺れ合い声を嗄らして叫びながらハリーたちは降りて行きました。

真紅の応援団が柵を乗り越えて波のようにピッチになだれ込みました。選手は雨あられと背中を叩かれました。ごった返しの中で大勢が大騒ぎでどっと押し寄せて来るのをハリーは感じました。そして次の瞬間の事でした。

ハリーも他の選手もみんなに肩車されていました。肩車の上で光を浴びてハリーはハグリッドを見ました。真紅の薔薇飾りをべたべたつけています。ハグリッドはハリーに向かってこのように言ったというわけなんですよね。

「やっつけたぞハリー。お前さんが奴らをやっつけた!バックビークに早く教えてやんねえと!」

パーシーもいつもの尊大ぶりは影を潜めて狂ったように跳び跳ねています。マクゴナガル先生もウッド顔負けの大泣きで巨大なグリフィンドールの寮旗で目を拭いハリーに近づこうと必死に人群れを掻き分ける2人がいました。

ロンとハーマイオニーでした。2人とも言葉が出ません。肩車でスタンドのほうへと運ばれて行くハリーに2人はただにっこりと笑いかけました。その先ではダンブルドアが大きなクィディッチ優勝杯を持って待っていました。

今もし吸魂鬼がそのあたりにいたら。今なら世界一素晴らしい守護霊を創り出せる。ウッドがしゃくり上げながら優勝杯をハリーに渡しハリーがそれを高く掲げた時ハリーはそのように思うに至ったというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーがスニッチを取ろうとしたその時にドラコ・マルフォイはファイアボルトの尾を掴むという行為に打って出て来ました。フーチ先生をして「こんな手口は見た事がない!」と金切り声で言わしめるほどの反則でしたね。

リー・ジョーダンもまたマクゴナガル先生の手の届かない所へ躍り出ながら「このゲス野郎!このカス卑怯者この!」とマイクに向かって叫んでいました。しかしマクゴナガル先生もまたリーを叱る所ではありませんでした。

マクゴナガル先生もまたマルフォイに向かって拳を振り帽子は頭から落ちて怒り狂って叫んでいたというわけです。マルフォイのこの行為でグリフィンドール・チームの面々は冷静さをすっかり失うほど激昂したんですよね。

でもマルフォイのこの反則以降リーはマクゴナガル先生にマイクを奪われる事なく露骨にグリフィンドール贔屓の実況をする事ができましたね。マルフォイのこの反則以降リーがしたグリフィンドール贔屓の実況はこれです。

「アンジェリーナ・ジョンソンがグリフィンドールにクアッフルを奪いました。行けアンジェリーナ。行けーっ!」

そして最後はシーカーの箒の差が勝負を決しました。ファイアボルトに乗ったハリーがニンバス2001に乗るマルフォイに追いつきスニッチを取りました。マクゴナガル先生もウッド顔負けの大泣きだったというわけですよね。

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