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ハリーたちが3年生になったのと時を同じくして何とハグリッドが「魔法生物飼育学」の教師になり記念すべき初授業をハリーたちを含めたグリフィンドール生が受ける事になりました。ところがその授業はスリザリンとの合同でした。そして事は起きてしまったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.襲われたマルフォイ
「よーしと。他にやってみたい者はおるか?」ハグリッドがこう呼びかけてハリーの成功に励まされた他の生徒が恐々放牧場に入って来ました。ハグリッドは他の生徒のために一頭ずつヒッポグリフを解き放したんですよね。

やがて放牧場のあちらこちらで生徒たちがおずおずとお辞儀を始めました。ネビルのヒッポグリフは膝を折ろうとしなかったのでネビルは慌てて何度も逃げました。ロンとハーマイオニーはハリーが見守る中で練習しました。

対峙したのは栗毛のヒッポグリフでした。一方ドラコ・マルフォイにクラッブとゴイルはハリーの後にバックビークへと向かいました。バックビークが自分にもお辞儀したのでマルフォイは尊大な態度で嘴を撫でていました。

「簡単じゃぁないか。ポッターにできるんだ。簡単に違いないと思ったよ。お前全然危険なんかじゃないなぁ?」

マルフォイはもったいぶってハリーにわざと聞こえるようにこう言いました。マルフォイはバックビークに話しかけました。その「そうだろう?醜いデカブツの野獣君」が問題だったのです。一瞬鋼色の鉤爪が光りました。

マルフォイは悲鳴を上げて次の瞬間にはハグリッドがバックビークに首輪をつけようと格闘していました。バックビークはマルフォイを襲おうとしてもがきマルフォイのほうはローブが見る見る内に血に染まって行きました。

そしてマルフォイは草の上で身を丸めていました。マルフォイは「死んじゃう!僕死んじゃう。見てよ!あいつ僕を殺した!」と喚き生徒全員がパニックに陥っていました。そんなマルフォイにハグリッドはこう言いました。

「死にゃせん!」

ハグリッドは「誰か手伝ってくれ。この子をこっから連れ出さにゃー」と言いマルフォイを軽々と抱え上げました。ハーマイオニーが走って行きゲートを開けました。マルフォイの腕には深々とした長い裂け目がありました。

ハリーはそれを見ました。血が草地に点々と飛び散りました。ハグリッドはマルフォイを抱えて城に向かって坂を駆け上がって行きました。生徒たちは大きなショックを受けてその後を従いて行ったというわけなんですよね。

3-2.夕食の後に
当然の如くスリザリン生は全員がハグリッドを罵倒していてパンジー・パーキンソンは泣きながら「すぐクビにすべきよ!」と言いましたがディーン・トーマスはきっぱりと「マルフォイが悪いんだ!」と反論したのでした。

ディーンの反論を聞いてクラッブとゴイルが脅すように力瘤を作り腕を曲げ伸ばししました。パンジー・パーキンソンは「大丈夫かどうか私見て来る!」と言うとみんなが見守る中を大理石の階段を駆け上がって行きました。

スリザリン生はハグリッドの事を以前としてブツブツ言いながら自分たちの寮へ戻って行きました。ハリーたち3人もグリフィンドール塔に戻るため階段を上がりました。ハーマイオニーが心配そうにこう訊いて来たのでした。

「マルフォイは大丈夫かしら?」

この問いにハリーが「そりゃ大丈夫さ。マダム・ポンフリーは切り傷なんかあっという間に治せるよ」と請け合いました。ハリーは昨年度もっとひどい傷を治して貰った事があるからです。右腕の骨を全部再生させたのです。

「だけどハグリッドの最初の授業であんな事が起こったのはまずいよな?マルフォイの奴やっぱり引っかき回してくれたよな」

ロンも心配そうでこう言いました。3人はハグリッドの顔が見たくて夕食の時には真っ先に大広間に行きました。ハグリッドはいませんでした。スリザリンのテーブルではクラッブとゴイルも混じって大勢が固まっていました。

何事かさかんに話しています。マルフォイがどんな風に怪我をしたのかの都合のいい話をでっち上げているに違いないと見ていたハリーは思いました。ロンは落ち込んでいました。そして初日を終えた感想をこう述べました。

「まあね休み明けの初日としちゃぁなかなか波乱に富んだ1日と言えなくもないよな」

夕食を終えてグリフィンドールの談話室でマクゴナガル先生の宿題を始めたハリーたちでしたが3人ともしばしば中断しては窓から外をちらちら見ました。ハリーが突然「ハグリッドの小屋に灯りが見える」とそう告げました。

ロンが腕時計を見て「急げばハグリッドに会いに行けるかもしれない。まだ時間も早いし」と言いましたがハーマイオニーが「それはどうかしら」とゆっくり言いながらちらりと自分を見たのでハリーはこう反論をしました。

「僕校内を歩くのは許されてるんだ。シリウス・ブラックはここではまだ吸魂鬼を出し抜いてないだろ?」

そこでハリーたちは宿題を片付けると談話室を出てハグリッドの小屋に向かいました。果たして外出していいのかどうか完全に自信があったわけではなかったので正面玄関まで誰にも会わなかったのはうれしいと思いました。

3-3.裁判に
訪ねて行くとハグリッドはハリーたちにこいつは新記録だ。1日しか持たなかった先生なんてこれまでいなかっただろうと言いました。ハーマイオニーはまさかクビになったんじゃと訊いて息を呑んだというわけなんですよね。

しかしそれはまだだとの事でした。だけどマルフォイの事で時間の問題だとハグリッドはそう言うのです。ロンがマルフォイの怪我の具合を訊くとハグリッドはマダム・ポンフリーができるだけの手当てをしたと答えました。

でもマルフォイはまだ疼くと言っているんだそうです。包帯をぐるぐる巻きにして呻いているのだそうです。それを聞いてハリーが「ふりしてるだけだ」と即座に答えました。そしてその理由をこう説明したというわけです。

「マダム・ポンフリーなら何でも治せる。去年なんか僕の片腕の骨を再生させたんだよ。マルフォイは汚い手を使って怪我を最大限に利用しようとしてるんだ」

学校の理事たちに知らせが行ってヒッポグリフは飛ばし過ぎだ。もっと後にすべきだった。レタス食い虫なんかから始めていればと言われたそうです。みんな自分が悪いと言うハグリッドにハーマイオニーがこう言いました。

「ハグリッド悪いのはマルフォイのほうよ!」

ハリーが「僕たちが証人だ」と援護しました。侮辱したりするとヒッポグリフは攻撃するとハグリッドはそう言った。聞いていなかったマルフォイが悪いんだ。ダンブルドアに起った事をちゃんと話すとハリーは言いました。

ロンも「そうだよ。ハグリッド心配しないで。僕たちがついてる」とハグリッドを励ましました。結局ハグリッドはクビにはならず引き続き「魔法生物飼育学」の教師を続けたというわけですよね。ところがだったのでした。

それはクリスマス休暇初日の事でした。ハリーは実は別の目的だったのですが3人がハグリッドの小屋を訪ねて行くとそこには悲嘆に暮れるハグリッドの姿がありました。ハーマイオニーが唖然として何事なんだと訊きました。

ハリーがテーブルに公式の手紙らしい物が広げてあるのに気づいてハグリッドに「これは何?」と訊くと何とハグリッドの啜り泣きが2倍になりました。バックビークは裁判にかけられる事になったというわけなんですよね。

今日の最後に
何でも理事に知らせが行ってハグリッドはその理事からヒッポグリフは飛ばし過ぎだ。最初はレタス食い虫なんかから始めていればと言われたんだそうですね。ヒッポグリフはもっと後にすべきだったとの事なんだそうです。

5年生の時ハリーたちは「魔法生物飼育学」の授業でハグリッドにセストラルという魔法生物を教えて貰いました。セストラルは学期の初日と最終日に学校の馬車を牽いています。ハリーはこの年度から見えるようになりました。

何故ならセストラルは人の死を見た者にしか見えないからです。ハリーは4年生の学期末にセドリック・ディゴリーが死ぬ所を見たのでセストラルが見えるようになりそれを受けてハグリッドはセストラルを取り上げたのです。

つまりはハリーに教えてやろうとそう思ったからというわけです。授業終了後ハーマイオニーは暗に本来セストラルはNEWT(いもり)試験レベルの魔法生物で5年生には教えない。ハグリッドだから教えたとそう言っています。

ハグリッドは通常ならNEWT(いもり)試験レベルで6年生か7年生にならないと教えない魔法生物のセストラルをハリーが見えるようになっているはずだからという理由で5年生の生徒に教えました。だったらヒッポグリフは?

理事が飛ばし過ぎだと言った。ひょっとしたらヒッポグリフもNEWT(いもり)試験レベルの魔法生物だったのかもしれませんね。
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