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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドラコ・マルフォイを襲ったバックビークは裁判にかけられる事になりました。ところが最初に行われた裁判も二度目の控訴裁判もハグリッドは負けてしまいバックビークは学期末試験最終日の6月6日の日没に処刑される事になってしまいました。そこでハリーたちは?(全3項目)

3-1.その翌日には
だけどバックビークは悪いヒッポグリフじゃないってそう言ってたじゃないか。だから絶対に無罪放免になる。こう言うロンにハグリッドはロンは「危険生物処理委員会」という所の怪物どもを知らんのだと反論しました。

そこの連中は面白い生き物を目の敵にして来たんだそうです。ハリーたち3人は互いに顔を見合せました。ハグリッドが面白い生き物と呼び他の人が恐ろしい怪物と呼ぶものについてハリーたちは意見が合った事がありません。

しかしバックビークが特に危害を加えるとは思えない。事実いつものハグリッドの基準から見てこの動物はむしろかわいらしい。そこでハーマイオニーは腰掛けてハグリッドの腕に手を置くとこう言ったというわけですよね。

「バックビークが安全だってあなたがきっと証明できるわ」

それでも同じ事だ。処理屋の悪魔の連中はルシウス・マルフォイの手の内だ。奴を怖がってる。もし自分が裁判で負けたらバックビークは処刑されるとハグリッドは手の動作で示しました。ダンブルドアも手一杯だそうです。

吸魂鬼の奴らが城の中に侵入しないようにしたりシリウス・ブラックの件もあるからだそうです。ロンとハーマイオニーは急いでハリーを見ました。今日ハリーがハグリッドの小屋に来たのはシリウス・ブラックの事でした。

ハグリッドはハリー11才の誕生日に両親のポッター夫妻がシリウス・ブラックの裏切りで死んだという事を話してくれませんでした。ロンとハーマイオニーはその事でハリーがハグリッドを激しく責め始めると思ったのです。

しかしハリーはハグリッドがこんなに惨めでこんなに打ち震えているのを見てしまった今となってはそこまではできないと思いました。そこでハリーは「ねえハグリッド」と声をかけるとハグリッドにこう言ったんですよね。

「諦めちゃ駄目だ。ハーマイオニーの言う通りだよ。ちゃんとした弁護が必要なだけだ。僕たちを証人に呼んでいいよ」

ハーマイオニーは考えながら「私ヒッポグリフいじめ事件について読んだ事があるわ。確かヒッポグリフは釈放されたっけ。探してあげるハグリッド。正確に何が起こったのか調べるわ」と言いました。そしてだったのです。

ロンの提案でお茶を入れハグリッドはようやく落ち着きました。翌日ハリーたちは図書室に行ってバックビークの弁護に役立ちそうな本をどっさり借りて談話室に戻って来ました。しかし裁判は上手く行かなかったのでした。

負けてしまったのです。

3-2.学期末試験の最終日に
ハグリッドは判決を受けたショックで放心状態でした。全て自分が悪いとハグリッドは自身を責めました。舌が縺れてしまった。裁判官は黒いローブを着込んで座っていてハグリッドはメモを落としてしまったんだそうです。

ハーマイオニーがせっかく探してくれた色んな日付は忘れてしまったのだそうです。そしてその後ルシウス・マルフォイが立ち上がって自分の言い分を言ってそれで委員会は言われた通りに判決を下したというわけですよね。

「まだ控訴がある!まだ諦めないで。僕たち準備してるんだから!」

ロンは熱を込めてこう言いました。しかしハグリッドはあの委員会はルシウス・マルフォイ氏の言いなりだからとすっかり諦めムードでした。実際ハグリッドの言う通りの展開になって控訴裁判でもハグリッドは負けました。

バックビークの控訴裁判は6月6日に決まったとハグリッドからハリーに手紙が届きました。それは学期末試験の最終日でもありました。ハリーが手紙を読みながら死刑執行人が来ると告げるとハーマイオニーは驚愕しました。

「控訴に死刑執行人を連れて来るの!それじゃまるで判決が決まってるみたいじゃない!」

そしてその問題の学期末試験最終日が訪れ「闇の魔術に対する防衛術」の試験を終えてハリーたちが城に戻って来た時でした。汗をかきながら校庭を見つめる魔法大臣コーネリウス・ファッジに3人はばったりと出会いました。

ファッジは深い溜め息をつきハリーにあまりうれしくない役目で来たと言いました。何でも「危険生物処理委員会」が狂暴なヒッポグリフの処刑に立ち会って欲しいと言って来たんだそうです。するとだったというわけです。

ロンが思わず進み出て「もう控訴裁判は終わったという事ですか?」と口を挟みました。ファッジは「いやいや今日の午後の予定だがね」と答えると興味深げにロンを見ました。ロンが唐突に話しかけたからなんでしょうね。

「それだったら処刑に立ち会う必要なんか全然なくなるかもしれないじゃないですか!ヒッポグリフは自由になるかも知れない!」

ロンは頑としてこう言いました。ファッジが言葉を返す前に城の中から2人の魔法使いが出て来ました。1人は見ている前で萎び果てて行くような大年寄りでした。もう1人は真っ黒な細い口髭を生やした大柄な魔法使いでした。

口髭の魔法使いはベルトに挟んだ何かを指でいじっていました。それは何と斧でした。ロンは口を開いて何かを言いかけましたがハーマイオニーがロンの脇腹を小突いて玄関ホールのほうへ行けとばかりに促したんですよね。

「何で止めたんだ?あいつら見たか?斧まで用意して来てるんだぜ。どこが公正裁判だって言うんだ!」

こう言うロンにハーマイオニーは「あなたのお父さま魔法省で働いてるんでしょ?お父さまの上司に向かってそんなこと言えないわよ!」と言いました。そう言いながらハーマイオニーもまた相当にまいっているようでした。

「ハグリッドが今度は冷静になってちゃんと弁護しさえすればバックビークを処刑できるはずないじゃない」

こう言いながらも実はハーマイオニー自身が自分の言っている事を信じてはいないという事がハリーには判ったのでした。

3-3.ハグリッドの小屋に
そしてそれはハリーが最後の「占い学」の試験を終えて談話室に戻って来た時でした。先に戻っていたロンが弱々しく「バックビークが負けた」と言い「ハグリッドが今これを送ってよこした」とハリーに手紙を渡しました。

控訴に敗れた。日没に処刑だ。ハリーたちにできる事は何もないから来るなよ。ハリーたちには見せたくないと手紙には書かれていました。ハグリッドはハリーたちには来るなと言いましたがハリーは即座にこう言いました。

「行かなきゃ。ハグリッドが1人で死刑執行人を待つなんてそんな事させられないよ」

そんなハリーにロンは死んだような目つきで窓の外を見つめながら「でも日没だ。絶対許可して貰えないだろうし。ハリー特に君は」と応えました。ハリーは頭を抱えて考え込み「透明マント」さえあればとそう言いました。

実はハリーの手元に今「透明マント」はありませんでした。ホグズミードでマルフォイに姿を見られスネイプに捕まってしまったのです。その際「透明マント」は秘密の抜け穴に置いて来てしまっていたというわけですよね。

「スネイプがあの辺でまた僕を見かけたりしたら僕とっても困った事になるよ」

ハリーが隻眼の魔女像の下にある秘密の抜け穴に置いて来た次第を説明して締め括りにこう言うとハーマイオニーは「スネイプが見かけるのがあなたならね」と言いました。そして何と「透明マント」を持って来たのでした。

大広間で夕食を取った後ハリーたちはグリフィンドール塔には戻らずに玄関ホールの隅にある誰もいない小部屋にこっそり隠れ聞き耳を立てて他の生徒がいなくなるのを待ちました。そしてハグリッドの小屋に向かいました。

今日の最後に
ダンブルドアはヒッポグリフのバックビークが無罪放免になる努力を一切しませんでした。ハリーたち3人は図書室に行ってハグリッドがバックビークを弁護するために関係する書籍を沢山借りて調べるという事をしましたね。

ダンブルドアならそんな事をしなくとも既に頭の中にその知識があった可能性が高いと私はそう思いますね。ダンブルドアは今の「危険生物処理委員会」の状態をよく知っていて弁護は無駄だと思っていたのかもしれません。

ハグリッドも「危険生物処理委員会」の連中は怪物で面白い生き物を目の敵にして来た。そして委員会の人たちの事を「処理屋の悪魔」と呼び連中はルシウス・マルフォイ氏の手の内だ。奴を怖がっているとそう言いました。

ダンブルドアもまたハグリッドと同意見でいくら弁護をしても無駄とそう思っていたのかもしれませんね。そしてダンブルドアは最後の最後に大逆転でバックビークを見事に助け出す秘策を用意していたというわけですよね。

その秘策を実行に移したのはハリーとハーマイオニーでした。

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