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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

控訴裁判でもハグリッドは負けてしまいバックビークは6月6日の日没に処刑される事になりました。ところがバックビークは忽然と姿を消しました。何故ならそれはハリーとハーマイオニーがバックビークを連れ出したからです。救い出されたバックビークは?(全3項目)

3-1.摩訶不思議な事に
ハリーたちはハグリッドの小屋に辿り着くと扉をノックしました。ハリーが声を潜めて「透明マント」を着ていると言うとハグリッドは「来ちゃなんねえだろうが!」と囁きながらも一歩下がって3人を迎え入れたのでした。

ハグリッドは自分が一体どこにいるのか?どうしたらいいのか?全く意識がない様子で呆然自失といった状態でした。ハーマイオニーが躊躇いがちに「バックビークはどこなの?」と訊くとハグリッドはこう答えたのでした。

「俺。俺あいつを外に出してやった。俺のかぼちゃ畑さ。繋いでやった。木やなんか見たほうがいいだろうし。新鮮な空気も吸わせて。その後で」

ハーマイオニーは背筋を伸ばしてぐっと涙を我慢するとハグリッドに「私たちもあなたと一緒にいるわ」と言いました。しかしハグリッドは頭を振って「お前さんたちは城に戻るんだ」とそう言ったというわけなんですよね。

手紙にも書いたようにハリーたちには見せたくないんだそうです。それに初めから3人はここに来てはならないのだそうです。魔法大臣やダンブルドアがハリーが許可も貰わずに城の外にいるのを見たらそれは厄介な事になる。

ハグリッドは急に立ち上がりました。目は窓に釘づけになり普段の赤ら顔が羊皮紙色になっていてハグリッドは「連中が来おった」と言いました。ハリーたちが振り返ると遠くに見える城の階段を何人かが下りて来ています。

先頭はダンブルドアで隣を歩いているのは魔法大臣コーネリウス・ファッジでした。2人の後ろから委員会のメンバーの1人の大年寄りと死刑執行人のマクネアがやって来ます。ハグリッドは全身を震わせながらこう言いました。

「お前さんら行かねばなんねえ。ここにいるとこを連中に見つかっちゃなんねえ。行けはよう」

ロンはミルク入れから見つかったスキャバーズをポケットに押し込んでハーマイオニーは「透明マント」を取り上げました。ハグリッドは「裏口から出してやる」と言いましたがハリーたちは動こうとはしなかったのでした。

そんな事はできない。本当は何があったのかあの連中に話すなどと訴えるハリーたちにハグリッドはきっぱりと「行け!」と言いました。ハリーたちが面倒な事になったらますます困る。そうでなくても最悪なんだそうです。

ところがハリーたちを裏口から城に戻らせて処刑を執行する時となりダンブルドアにファッジと委員会のメンバーそれに死刑執行人のマクネアが外に出て行くと摩訶不思議な事にはバックビークの姿は忽然と消えていました。

バックビークは逃げ処刑を免れたのです。

3-2.バックビークを助けに
この後ハリーたちは「叫びの屋敷」でシリウス・ブラックと出会い12年前の事の真相を知ったというわけです。ハリーの両親を裏切り「秘密の守人」になって居場所を教えたのは実はピーター・ペティグリューだったのです。

シリウスは無実でした。シリウスもだったのですがペティグリューは未登録の「動物もどき」でネズミのスキャバーズとして12年間最初はパーシーそれからロンのペットとしてウィーズリー家で時を過ごしていたんですよね。

百体もの吸魂鬼に襲われて医務室に担ぎ込まれたハリーとハーマイオニーはダンブルドアに必死にその事を訴えました。シリウスは無実なのだから決して吸魂鬼にキスをさせて生きた屍にしてはならないとそう言ったのです。

しかしダンブルドアはそんな2人に言いました。自分は他の人間に真実を悟らせる力はないし魔法大臣の判決を覆す事もできない。ダンブルドアはその目をハリーからハーマイオニーへと移すとこう言ったというわけですよね。

「必要なのは時間じゃ」

ハーマイオニーは「でも」と何かを言いかけてそしてハッと目を丸くすると「あっ!」と言いました。ダンブルドアはごく低い声でしかもはっきりと「さあよく聞くのじゃ」と言うと2人のするべき事の説明を始めたのでした。

シリウスは8階のフリットウィック先生の事務所に閉じ込められている。首尾よく運べば君たちは今夜1つと云わずもっと罪なき者の命を救う事ができるだろう。ダンブルドアは扉の所に行って振り返ると2人にこう言いました。

「君たちを閉じ込めておこう。今は真夜中5分前じゃ。ミス・グレンジャー3回引っくり返せばよいじゃろう。幸運を祈る」

ハーマイオニーはローブの襟のあたりからとても長くて細い金の鎖を引っ張り出しました。そして急き込んで「ハリーこっちに来て。早く!」と言いました。ハリーは何が何だかさっぱり分らないままそばに行ったのでした。

鎖の先には小さな輝く砂時計がありました。ハーマイオニーはその鎖をハリーの首にもかけると砂時計を3回引っくり返しました。それは今学期の初日にハーマイオニーがマクゴナガル先生から借りた物で「逆転時計」でした。

ハーマイオニーは今学期複数の授業を同時刻に受けるためにこの時計を使っていました。ハリーとハーマイオニーは3時間前に戻って来たのです。それならば何故ダンブルドアは自分たちに3時間前に戻れとそう言ったのか?

こう訊くハーマイオニーにハリーは「ダンブルドアが変えたいと思っている何かがこの時間帯に起こったに違いない」と答えました。そして気づいたのです。バックビークを救ってシリウスはバックビークに乗って逃げる。

「そんなこと誰にも見られずにやり遂げたら奇跡だわ!」

こう不安を漏らすハーマイオニーにハリーは「でもやってみなきゃ。そうだろう?」と言うと2人はバックビークを救うためにハグリッドの小屋に向かったというわけです。こうして救出劇は始まったというわけなんですよね。

3-3.シリウスが乗って
2人は自分たちに見つからないよう木々の間をこっそり進んでかぼちゃ畑の柵に繋がれて落ち着かない様子のバックビークが見える所までやって来ました。ハリーが「やる?」と問いかけるとハーマイオニーはこう答えました。

「駄目!今バックビークを連れ出したら委員会の人たちはハグリッドが逃がしたと思うわ!外に繋がれている所をあの人たちが見るまでは待たなくっちゃ!」

ハリーは「それじゃやる時間が60秒くらいしかないよ」と応えながら不可能な事をやっていると思い始めていました。そして自分たち3人が裏口から出て来るのを見届けるという大変奇妙な経験をした後の事だったのでした。

ハグリッドの小屋の扉を叩く音がして死刑執行人の一行が到着しました。ハグリッドは振り返り裏口の扉を半開きにして小屋の中に戻って行きました。そのお陰で2人は小屋の中の会話を漏れ聞く事ができたというわけです。

マクネアが冷たい声で「獣はどこだ?」と訊きハグリッドが「外-外にいる」と答えました。マクネアの顔が小屋の窓から覗きバックビークがいるのを確認しました。これでバックビークを連れ出す事ができるというわけです。

ハリーはハーマイオニーに「ここで待ってて。僕がやる」と囁くと隠れていた木陰から飛び出しかぼちゃ畑の柵を飛び越えてバックビークに近づきました。後は最初の「魔法生物飼育学」の授業でやった再現というわけです。

ハリーは瞬きをしないように注意しながらバックビークのオレンジ色の目を見つめるとお辞儀をしました。バックビークは膝を曲げて一旦身を低くすると再び立ち上がりました。ハリーは縛りつけていた綱を解いたのでした。

そしてハリーは呟くように「バックビーク来るんだ。おいで。助けてあげるよ。そーっとそーっと」と言うと全体重をかけて綱を引っ張りました。しかしバックビークは前脚で踏ん張って動こうとはしません。その時でした。

小屋の中から足音が響いて来ました。ハリーは声を潜めて「バックビーク動いてくれ!」と促しました。ハリーがバックビークの首にかかった綱をぐいと引くとバックビークはようやく歩き始めました。でもまだまだでした。

森までまだ3メートルもあり小屋の裏口から出て来ると丸見えなのです。するとここでダンブルドアが「マクネアちょっと待ちなさい。君も署名せねば」と言うのが聞こえて来ました。これで小屋の足音が止まったんですよね。

ハリーにはダンブルドアが小屋の中で話しているのが聞こえていました。もう一度綱をぐいと引くとバックビークは諦めたように早脚になりました。こうしてハリーはやっとバックビークを見えない所へと連れて来れました。

裏口の扉が音を立てて開きました。暫くの静寂の後に「どこじゃ?」と言う声が聞こえ死刑執行人のマクネアが激昂して「ここに繋がれていたんだ!俺は見たんだ!ここだった!」と言うのが聞こえて来ました。そしてです。

ダンブルドアは「これは異なこと」と言っていました。どこかしら面白がっているような声でした。この後バックビークはハリーとハーマイオニーが背中に乗ってフリットウィック先生の事務所に行ったというわけですよね。

そしてシリウスをも救い出しシリウスはバックビークに乗って逃げました。こうしてバックビークとシリウスの双方が助かったというわけなんですよね。

最後に
バックビークをこのまま逃がそうと思った。遠くに飛んで行けばいいと思った。だけどどうやって「どっかに隠れていろ」とバックビークに言い聞かせればいいのか?ハグリッドはこのように言っていたというわけですよね。

それがハーマイオニーが持っていた「逆転時計」でハリーと3時間前に戻りバックビークを救い出しシリウスが乗って遠くに逃げるという方法だったというわけです。これがダンブルドアが考えた秘策というわけなんですよね。

さらにダンブルドアは出て行こうとする死刑執行人一行を引き止めてハリーのために時間を稼いでくれましたよね。死刑執行人のマクネアに「君も署名せねば」などと話しかけてくれたというわけです。さらにだったのです。

マクネアが「誰かが綱を解いて逃がした!探さなければ。校庭や森や」と言うと盗まれたのなら盗っ人はバックビークを歩かせて連れて行くはずがない。探すなら空を探せとダンブルドアはマクネアにそう言ったんですよね。

その口調もまた面白がっているようでしたね。そしてハグッドも賢いバックビークは自分で逃げたと大喜びだったというわけなんですよね。

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