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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーは何故三大魔法学校対抗試合の代表選手になったのか?それはヴォルデモートが復活し肉体を取り戻すためだったんですよね。最後の「第3の課題」が行われた6月24日の夜にハリーは全ての事の真相を知ったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.優勝杯が!
「第3の課題」すなわち最終課題は学期末の6月24日の夕暮れ時に行われ代表選手は1ヵ月前にその内容が知らされました。そのためハリーは神経の高ぶりも第1と第2の課題の時ほどはひどくはなかったというわけなんですよね。

その「第3の課題」の内容はクィディッチ競技場に迷路を作って中心に置かれた優勝杯に最初に触れた者が優勝というものでした。迷路に入るのは過去2つの課題で得点の高い人から入るのでハリーとセドリックがトップでした。

同点一位だったからです。次にクラムが入り最後に入るのはフラーというわけです。50メートル進むと分かれ道がありハリーは左へセドリックは右へ行って2人は分かれたというわけです。しかしハリーは不安な気持ちでした。

左の道も何もありません。ハリーは右折する道を見つけて曲がりました。ここも何の障害物もありません。ハグリッドが用意したはずの障害物に遭遇しないのです。これまでに絶対何かに出会っているはずなのではないか?

迷路がまやかしの安心感でハリーを誘い込もうとしているかのようでした。そしてハリーは優勝杯を目の前にした所でセドリックと一緒になりました。ところがハリーは巨大蜘蛛との戦いの際にひどく負傷してしまいました。

ハリーは立とうとしましたが片足がぐらぐらしていて体の重みを支え切れません。ハリーは生垣に寄り掛かって喘ぎながら周りを見ました。セドリックが優勝杯のすぐそばに立っていました。しかしセドリックは動きません。

ただそこに立ってハリーを見ています。ハリーは息を切らしながらセドリックに「さあそれを取れよ。さあ取れよ。君が先に着いたんだから」と言いました。しばしの間2人は優勝杯を譲り合いました。そしてだったのです。

「2人ともだ」とハリーが言いセドリックは驚いて「えっ?」と訊きました。それにハリーは「2人一緒に取ろう。ホグワーツの優勝に変わりない。2人引き分けだ」と答えるとセドリックは「それでいいのか?」と訊きました。

優勝杯を一緒に取ると話は決まりセドリックはハリーの肩を抱えると優勝杯の載った台までハリーが歩くのを支えました。そしてハリーとセドリックは3つ数えると同時に優勝杯の取っ手を掴みました。その瞬間の事でした。

2人の両足が地面を離れました。優勝杯の取っ手から手が離れません。優勝杯が何故か「移動キー」になっていたのです。

3-2.行った先でハリーが見たのは?
ハリーとセドリックが到着したのはリトル・ハングルトンの教会墓地でした。ハリーは「ここはどこだろう?」と訊きましたがもちろんセドリックが答えられるはずなどなく黙って首を横に振ったというわけなんですよね。

事が起きたのはフードつきのマントをすっぽり被って顔を隠している何かを抱えた人物が2人から僅か2メートルほど先の丈高の大理石の墓石のそばで止まり互いに見つめ合った時でした。ハリーの額の傷に激痛が走りました。

これまで一度も感じた事のなかった激しい痛みでハリーは杖を落としがっくりと膝を折りました。痛みで全く何も見えず今にも頭が割れそうです。そんなハリーの頭の上で遠くから聞こえるような甲高い冷たい声がしました。

「余計な奴は殺せ!」

「アバダ・ケダブラ!」と呪文を唱える声が聞こえたかと思うと緑の閃光がハリーの閉じた瞼の裏で光りました。何か重いものがハリーの脇の地面に倒れる音がしました。あまりの傷痕の痛さにハリーは吐き気がする程でした。

その時ふと痛みが薄らぎました。何が見えるかと思うと目を開ける事も恐ろしかったのですがハリーは目を開けました。セドリックが足下に倒れて死んでいました。それは一瞬が永遠に感じられる程の出来事だったのでした。

ハリーがショックで呆然としている内にフードを被った小柄な人物がハリーを丈高の大理石の墓石のほうに引きずって行きました。ハリーは無理やり後ろ向きにされて背中を墓石に押しつけられると縛りつけられたのでした。

その人物は指が1本欠けていました。それを見てハリーはその人物がワームテールことピーター・ペティグリューだと判ったというわけです。そしてそこでハリーはヴォルデモートが復活し体を取り戻すのを目撃したのでした。

ヴォルデモートは父親の骨と下僕の肉つまりワームテールの右手とハリーの血を取り込んで自身の肉体を再生させました。そしてヴォルデモートは自身の人差し指をワームテールの腕に刻まれた「闇の印」に押し当てました。

フードを被り仮面をつけた死喰い人たちが馳せ参じて来ました。そしてヴォルデモートは言いました。ハリー・ポッターが我が手を逃れたのは単なる幸運だったのだ。今ここで殺害する事によってその事を示すと言うのです。

「さあ縄目を解けワームテール。そしてこやつの杖を返してやれ」

ヴォルデモートはこう言ってハリーに戦いを挑んで来ました。

3-3.兄弟杖とダンブルドアの勝ち誇った目
望みはない。助けは来ない。ハリーは最期が来た事を悟りました。ハリーが唯一思い詰めていたのはヴォルデモートの足下にひざまずいて死ぬものか。父さんのように堂々と立ち上がって死ぬのだという事だったんですよね。

ハリーは立ち上がり杖をしっかり握り締めて体の前に構えるとヴォルデモートと向き合い「エクスペリアームス!」と叫びました。ヴォルデモートも同時に「アバダ・ケダブラ!」と叫び2つの閃光が空中でぶつかりました。

すると摩訶不思議な事が起こりました。ハリーの杖とヴォルデモートの杖が金色の糸で繋がったのです。さらに金色の糸は裂けてドーム型の光の籠となりハリーとヴォルデモートをすっぽりと覆ったというわけなんですよね。

2人の杖を結ぶ金の糸には幾つもの大きな光の玉が往ったり来たりしていました。自分でも何故そうするのかの理由は分りませんでしたがハリーは光の玉をヴォルデモートの杖へと押し込もうとしました。そしてだったのです。

ヴォルデモートの杖に殺害された人々つまりセドリックにハリーが夢で見た老人すなわちフランク・ブライスにバーサ・ジョーキンズに母親のリリーに父親のジェームズが続々とヴォルデモートの杖から出て来たんですよね。

セドリックはハリーに「僕の体を連れて帰ってくれないか?両親の許へ」と言いジェームズは僅かだがハリーのために時間を稼いであげるから「移動キー」の所に行きなさい。それでホグワーツに帰れると教えてくれました。

ハリーは走りに走りました。ハリーはセドリックの手首を掴みましたが重過ぎて運べません。優勝杯に手が届きません。ハリーは優勝杯に杖を向けると「アクシオ!来い!」と叫びました。優勝杯は浮かんで飛んで来ました。

こうしてハリーは命からがらホグワーツに帰って来ました。そして事の真相を知りました。アラスター・ムーディは実は贋者で死んだと思われていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアがポリジュース薬で成り済ましていた。

ハリーを三校対抗試合の代表選手にしたのもクラウチ・ジュニアでした。その目的はハリーをヴォルデモートの元に送り込んで復活を手助けするためだったのです。さらにハリーはダンブルドアから杖の事を教えられました。

ハリーの杖とヴォルデモートの杖には同じ不死鳥の尾羽根が使われている。つまり2人の杖は兄弟杖である。何とそれはダンブルドアが飼っているフォークスの尾羽根なんだそうです。その兄弟杖を無理やり戦わせてしまった。

それがために「呪文逆戻し効果」という現象が起きヴォルデモートの杖から殺害された人々が続々と出て来たというわけです。そしてハリーはヴォルデモートが復活する時の状況を説明している時に見たような気がしました。

ダンブルドアの目に「勝ち誇ったような光」を見たような気がしました。しかし次の瞬間にはハリーは「きっと勘違いだった」と思いました。ところがそれは決してハリーの勘違いなどではなかったというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーの名前が「炎のゴブレット」から出て来て大広間の隣の小部屋でハリーを巡って激しい議論を戦わせている所にマッド・アイことアラスター・ムーディが入って来て普段とは様子の違う低い唸り声でこう言いました。

「ポッターが死ぬ事を欲した者がいるとしたら」

さらにムーディは「炎のゴブレット」を欺き試合には三校しか参加しないという事を忘れさせるためには並外れて強力な「錯乱の呪文」をかける必要があったはずだ。その魔法使いは腕のいい奴だとも言っているんですよね。

まあ真相が明らかになってみればハリーの名前を四校目の候補者として入れたというのも他ならぬ実行した本人が言っているのですから具体的に説明できますよね。でも実行した翌日に言ってしまうなんて大胆不敵ですよね。

クラウチ・ジュニアは自分はそれができたんだぞと自慢したかった。そう私は思いますね。

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