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ハリーたち3人はヴォルデモートの分魂箱を奪うためにグリンゴッツの金庫破りを敢行しました。そしてついにヴォルデモートがハリーたちが自分の分魂箱を追い求めている事を知ってしまいました。しかしその事で最後の隠し場所が判ったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.金庫破りを終えて
ヴォルデモートはついに「ニワトコの杖」を手に入れました。ブルガリアの杖職人グレゴロビッチからゲラート・グリンデルバルドが奪い1945年に行われた対決でダンブルドアが勝利し杖を手にしたというわけなんですよね。

杖はダンブルドアの亡骸と共にホグワーツに埋葬されていました。そしてハリーたち3人はグリップフックとの1ヵ月以上に渡る協議の末に金庫破りを敢行してヘルガ・ハッフルパフの金のカップを奪う事に成功したのでした。

グリフィンドールの剣は混乱に乗じてグリップフックが強奪して行きました。ハリーたちは最も奥にある金庫に近づかせないよう足枷を嵌められて行く手の地面に繋がれているドラゴンに乗ってグリンゴッツを脱出しました。

そしてついにハリーたちが自分の分魂箱を追い求めている事をヴォルデモートは知ったというわけです。ヘルガ・ハッフルパフの金のカップをハリーたちが奪って行ったという事をグリンゴッツの小鬼が報告したからでした。

怒りの叫びに否定の叫びがヴォルデモートの口から他人の声のように漏れました。ヴォルデモートは逆上し荒れ狂いました。そんなはずはない。不可能だ。知る者は誰もいなかった。どうしてあの小僧が知る事ができたのだ。

ヴォルデモートは他の分魂箱は無事なのかという事を恐れました。そこで確認をする事にしました。その際に分魂箱の隠し場所を思い浮かべました。そしてついにハリーは最後の隠し場所が「ホグワーツ」と知ったのでした。

「ただ行くだけじゃ駄目よ。何の計画もないじゃないの。私たちに必要なのは」

こう言うハーマイオニーの最後の言葉を引き取ってハリーは「僕たちに必要なのは進む事だ」ときっぱり言いました。もう既に他の分魂箱はなくなっています。ヴォルデモートがそれを知ったら移されてしまうかもしれない。

「だけどどうやって入り込むつもり?」と訊くハーマイオニーにハリーは「ホグズミードに行こう」と答えました。ハリーたちはできる限り下まで「透明マント」を引っ張りホグズミードに向かったというわけなんですよね。

3-2.ホグズミードに到着して
一刻の猶予も許されないという事でハリーたちはホグズミードへとやって来ましたが残念ながら敵方はハリーたちが来るのを待ち構えていました。死喰い人たちはハリーたちに向かって吸魂鬼を仕掛けて来たというわけです。

ハリーたちが来たのが判ったのは夜間外出禁止令を出して地面には「夜鳴き呪文」をかけておいたからです。ハリーが牡鹿の守護霊を創って吸魂鬼は撃退されましたが死喰い人たちはハリーたちにどんどん近づいて来ました。

ハリーがどうすべきかと決めかねていると近くで閂を外す音がして脇道の左手の扉が開き「ポッターこっちへ早く!」と言う声が聞こえました。ハリーは迷わず従い3人は開いた扉から中に飛び込んだというわけなんですよね。

「2階に行け。マントは被ったまま静かにしていろ!」

背の高い誰かがこう呟きながらハリーたちの脇を通り抜けて外に出て行き背後で扉を閉めました。ハリーは自分たちが入って来たのは一体どこなのか当初は全く分りませんでしたがそこは「ホッグズ・ヘッド」だったのです。

階段の先はすり切れたカーペットの敷かれた居間で小さな暖炉があり上にはどこか虚ろな優しい表情で部屋を見つめるブロンドの少女の大きな油絵が1枚掛かっていました。すると下から喚く声が聞こえて来たというわけです。

ハリーたちが「透明マント」を被ったまま窓に忍び寄って下を見ると救い主の「ホッグズ・ヘッド」のバーテンが死喰い人たちと言い争いをしていました。ハリーが出した守護霊を自分が出したとそう主張していたのでした。

最初の内は死喰い人たちはあの守護霊はハリーのだと言っていましたがバーテンが創り出した守護霊を見て「俺が見たのはあれじゃない」と言いながらも若干自信をなくしたようでした。最終的には納得したというわけです。

次にハリーが気を取られたのは少女の絵の真下にある小さな長方形の鏡でした。それはシリウスの形見の両面鏡の片割れでした。これでマルフォイの館に屋敷しもべ妖精のドビーを差し向けてくれたのが誰かが判ったのです。

「とんでもない馬鹿者どもだ。のこのこやって来るとはどういう了見だ?」

ハリーたちを交互に見ながらぶっきらぼうにこう言ったバーテンにハリーは「ありがとうございました。お礼の申し上げようもありません。命を助けてくださって」とお礼を言いました。バーテンはフンと鼻を鳴らしました。

このバーテンこそがアルバス・ダンブルドアの弟のアバーフォースだったというわけなんですよね。

3-3.ホックズ・ヘッドから
ハリーがシリウスの「両面鏡」に近づきながら「これをどうやって手に入れたのですか?」と訊くとアバーフォースは1年程前マンダンガス・フレッチャーから買ったと答えました。兄アルバスから聞いて知っていたそうです。

「アルバスからこれがどういう物かを聞いていたんだ。時々君の様子を見るようにして来た」

こう言った後にアバーフォースはハリーたちに食べ物をくれました。ハリーたちが食事を終えるとアバーフォースはハリーたちをここから出す手立てを考えないといけないと言いました。それにハリーはこう応えたのでした。

「僕たちは逃げません。ホグワーツに行かなければならないんです」

アバーフォースとハリーは暫くの間は押し問答を続けました。逃げろと言うアバーフォースに自分たちは逃げるわけにはいかない。やらなければならない事があるからホグワーツに入らないといけないとハリーは言いました。

自分たちはホグワーツに入らなくてはならないんです。もしあなたが助けていただけないなら自分たちは夜明けまで待ってあなたには迷惑をかけずに自分たちで方法を見つけます。もし助けてくれるなら今すぐ言って欲しい。

ハリーがあなたが助けてくれないのなら自分たちで何とかすると言うとアバーフォースは咳払いをして立ち上がり少女つまりは妹アリアナの肖像画のほうに歩いて行くとハリーに向かってこう言ったというわけなんですよね。

「お前はどうすれば良いか判っているね」

アリアナは微笑むと後ろを向いて歩き始めました。肖像画に描かれた人たちは通常ならば額縁の縁から出て行きます。ところがこのアリアナは背後に描かれた長いトンネルに入って行くような感じだったというわけですよね。

「入口は今や唯1つ」

こう言った後アバーフォースは事の経緯を説明しました。奴らは昔からの秘密の通路の両端を塞いだんだそうです。学校と外を仕切る壁の周りには吸魂鬼が取り巻いていて校内は定期的に見張りが巡回しているのだそうです。

ホグワーツがこれほど厳重に警備された事は今だかつてない事だそうです。そしてその唯一の秘密の通路は「必要の部屋」に続いていたというわけなんですよね。ハリーたちはこうしてホグワーツに入る事ができたのでした。

今日の最後に
ハリーはドラゴンを地上に縛りつけていた足枷を壊して自由にしドラゴンの背中に乗ってハリーたちはグリンゴッツから脱出しました。ハリーは三大魔法学校対抗試合の代表選手になり最初の課題でドラゴンと対決しました。

ドラゴンに向かって全速力で走るハリーを見てハーマイオニーは「何をするつもりなの?」と訊きました。それに対してハリーは「乗るんだ。よじ登って。さあ」と答えドラゴンの背中によじ登ったというわけなんですよね。

ハリーは1年生の時にはハグリッドが飼っていたドラゴンをロンの兄のチャーリーの友人に渡すという事をしました。ハグリッドがドラゴンを飼った事でハリーはドラゴンに対する恐怖心が一度はピークに達してしまいました。

そのため三校対抗試合でドラゴンと対決すると知った時にはハリーは一度は逃げようと思った程でした。しかしドラゴンと対決した事でハリーはその恐怖心を克服する事ができました。そのためこんな発想が浮かんだのです。

これもハリーが三校対抗試合の代表選手になったという災いをドラゴンの背中に乗って逃げるという福に転換したというわけなんですよね。
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