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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

12月31日大晦日が誕生日という事でここ最近12月には巻毎のヴォルデモートをやっています。先学期の末にヴォルデモートが復活したというのに「日刊予言者新聞」がその記事を掲載しないのでハリーは苛立っていました。ハリーが苛立つ理由はそれだけではありませんでした。(全3項目)

3-1.苛立つハリー
ハリーは日毎に苛立ちを募らせていました。その理由は夏休みに入ってから定期購読している「日刊予言者新聞」がもう1ヵ月以上も経つというのにちっともヴォルデモート復活の記事を載せないからというわけなんですよね。

購読を続ける意味があるのだろうか?この頃ハリーは一面記事に目を通すと即座に新聞を捨ててしまいました。新聞を発行している間抜けな連中はいつになったらヴォルデモートが戻った事に気づき大見出しで載せるのか?

ハリーはその記事だけを気にしていました。運が良ければふくろうがロンやハーマイオニーの手紙を運んで来る。しかし2人の手紙がハリーに何かニュースをもたらすかもしれないという期待は遥か昔に打ち砕かれていました。

何でもハーマイオニーから来た手紙によれば手紙が行方不明になる事も考えられるので重要な事は書かないようにと言われているんだそうです。詳しい事は書けない。随分色んな事が起きているので会った時に話すそうです。

そこでハリーがした事は近所のゴミ箱を漁ってマグルの新聞を拾ったりテレビのニュース番組を見る事でした。ヴォルデモートがマグルに何か事を起こせばそれがマグルの新聞やテレビで報道されるかもしれないからです。

ところが居間でハリーがテレビを見ようとするとダーズリー夫妻が睨みつけて来たりニュースが聞こえなくなる程の音量で歯噛みをしてみたり意地悪な質問をぶつけて来るなどの邪魔立てをして来るというわけなんですよね。

そこでハリーは居間の窓の外の紫陽花の大きな茂みの陰に道往く人は見えない所に隠れニュースを聞くという方法を取りました。ここならダーズリー夫妻が居間の窓から首を突き出し真下の花壇を見下ろさないと見えません。

しかしこれも一度限りという事になってしまいました。バーノン叔父さんが居間の窓から首を突き出してしまったからです。それは鉄砲を撃ったような「バシッ」という大きな音が眠たげな静寂を破って鳴り響いたからです。

3-2.リトル・ウィンジングに
窓の外にハリーを見つけてターズリー夫妻は当然の如く「お前はどうして窓の下でこそこそしていたんだい?」と問い詰めて来ました。ハリーはしかたなく「ニュースを聞いてた」と答えましたが2人は納得しませんでした。

ハリーは話し合っていても埒が明かないとばかりに話すのを途中で打ち切りその場を離れました。厄介な事になったとハリーには判っていました。後で2人と顔を合わせた時に無礼のつけを払う事になるからというわけです。

しかしハリーの頭にはもっと差し迫った問題のほうが引っ掛かっていました。あの「バシッ」という音は誰かが「姿現わし」か「姿くらまし」をした音に違いない。つまり魔法界の誰かがハリーの身近にいたというわけです。

しかし苛立ちが最高潮になると確かだと思っていた事が崩れて来ました。魔法界から接触が欲しいと願うあまり至極当たり前の音に過剰反応してしまったのかもしれないとハリーはそう思うようになったというわけですよね。

「君はきっとイライラしている事だろう。おとなしくしていなさい。そうすれば全て大丈夫だ。気をつけるんだ。無茶するなよ」

ロンやハーマイオニーのと同じくシリウスの手紙にもちゃんとしたニュースは何も書かれてはいません。でも思わせぶりなヒントではなくて少なくとも警戒や慰めの言葉が綴られていてハリーは「そうだなぁ」と思いました。

その一方で魔法界の牢獄のアズカバンに12年間も入れられ脱獄してそもそも投獄されるきっかけになった未遂の殺人をやり遂げようとしてさらには盗んだヒッポグリフに乗って逃亡をした人間にそう諭されるなんて理不尽だ。

そう思ったのも確かでした。明日はニュースを聞く新しい方法を何か考えないといけないとハリーは思いました。ハリーは鍵の掛かった公園の入口を飛び越えるとブランコに腰掛けてぼんやりと地面を見つめていたのでした。

それまでは期待して待つような事は何もない。また落ち着かない苦しい夜が待ち受けているだけだ。セドリックの悪夢からは逃れてもハリーは別の不安な夢を見ていました。長い廊下がありその先はいつも行き止まりでした。

そこに鍵の掛かった扉があります。目覚めている時の閉塞感と関係があるのだろうとハリーは思いました。実はハリーはそういう解釈だったのですがその夢はヴォルデモートと深く関連する夢だったというわけなんですよね。

するとそこにダドリー軍団が現れました。バーノン叔父さんは聞いてくれる人なら誰にでもお構いなしに自慢していました。ダドリーは最近「英国南東部中等学校ボクシング・ジュニアヘビー級チャンピオン」になりました。

ハリーはダドリーなど全く怖いとは思いませんでしたがそれでもダドリーがより強力で正確なパンチを覚えたのは喜ばしくはないと思いました。ダーズリー夫妻はダドリーが帰って来た時が正しい帰宅時間と考えていました。

それ以降が遅刻というわけです。今度ダドリーより遅く帰ったら納屋に閉じ込めるとバーノン叔父さんが脅していたのでハリーはダドリーと共に帰路に着いたというわけです。ところがここで事は起きたというわけですよね。

突然2人の周りが真っ暗になりました。ハリーは一瞬必死に我慢してたのに自分は魔法を使ってしまったのかと思いましたが違いました。何とここリトル・ウィンジングに吸魂鬼が現れダドリーに襲いかかったというわけです。

ハリーは学校外で「守護霊の呪文」を行使する事を余儀なくされました。

3-3.不死鳥の騎士団本部へ
リトル・ウィンジングに吸魂鬼が現れた。ハリーにとっては驚き以外の何物でもありませんでしたが更なる驚きがありました。何とその場にフィッグばあさんがやって来てハリーに吸魂鬼を知っているとそう告げたのでした。

実はフィッグばあさんはスクイブの魔女でした。そして「バシッ」という音の主は「姿くらまし」をしたマンダンガス・フレッチャーだと判りました。そしてプリベット通り4番地には次々と矢継ぎ早に手紙が届けられました。

バーノン叔父さんは我が家にハリーを置いておいたら家族に危険が及ぶ。もう面倒はご免だとハリーに出て行けと言いました。しかしそれを止めたのは「吼えメール」を受け取ったペチュニア叔母さんだったというわけです。

ハリーは「吼えメールは誰からだったの?」に続いて「叔母さんは魔法使いと接触してるの?」などと立て続けに質問しましたがペチュニア叔母さんは答えませんでした。そしてそれから4日後の事だったというわけですよね。

バーノン叔父さんが一張羅の背広を着込んでご満悦の表情で部屋に入って来るとハリーに「わしらは出かける」と告げました。自分だけでなくペチュニア叔母さんもダドリーも出かけると叔父はハリーにそう言ったのでした。

プリベット通り4番地にはハリーだけが残されました。すると階下の台所ではっきりと何かが壊れる音がしました。ハリーは飛び起きて耳を澄ませました。一瞬静まり返ったかと思うと人の声が聞こえて来るではありませんか。

ハリーは「泥棒だ」と思いましたが違いました。総勢9人の不死鳥の騎士団の先発護衛隊がハリーを迎えにやって来たのです。ダーズリー一家がいなくてラッキーだったと言うハリーに若い魔女がその理由を教えてくれました。

ダーズリー一家はマグルの郵便で手紙を出して「全英郊外芝生手入れコンテスト」で最終候補に残ったと書いたんだそうです。ダーズリー一家は今頃はそう思い込んで授賞式に向かっているのだそうです。そういう事でした。

だからバーノン叔父さんは一張羅の背広を着込んでご満悦の表情だったのです。ハリーは先発護衛隊に囲まれて箒でプリベット通り4番地を出発しロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部に入りました。

そこでハーマイオニーやロンにフレッドにジョージさらにはジニーにビルとウィーズリー夫妻にシリウスなどとの再会を果たしたというわけなんですよね。

今日の最後に
また落ち着かない苦しい夜が待ち受けている。セドリックの悪夢から逃れてもハリーは別の不安な夢を見ていた。長い廊下がありその先はいつも行き止まりで鍵の掛かった扉がある。ハリーはそういう夢を見ていたそうですね。

ハリーは目覚めている時の閉塞感と関係があるのだろうという解釈でした。ところが実は前述のようにこの夢はヴォルデモートとの極めて深い関連性があるというわけですよね。しかし当然ハリーはその事をまだ知りません。

マグルの新聞の記事をチェックしたりテレビのニュース番組を見ても「これはひょっとしてヴォルデモートの仕業なのでは?」と思わせるニュースは一切ありません。ヴォルデモートは鳴りを潜めているというわけですよね。

それはハリーが夢で見ている扉の向こうにヴォルデモートが気持ちを集中させているからというわけです。だから今はそれどころではないとないというわけです。だからヴォルデモートは何事も起しはしないというわけです。

そういう事というわけなんですよね。

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