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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ウィーズリーおばさんが「今すぐベッドに行きなさい。全員です」と命じてハリーへの説明は終了という事になりました。シリウスが口にした「武器」とは一体全体何なのか?部屋に戻ってからハリーはロンそしてフレッドとジョージも加わって話し合ったのですが・・・(全3項目)

3-1.どう思う?
ベッドに潜り込んで上掛けをかけ暗い中でハリーのほうを向くとロンは「どう思う?」と訊いて来ました。煤けた窓を通して入って来る月明かりでハリーは何とかロンの輪郭を見る事ができました。ハリーはこう答えました。

「うーん僕たちが考えつかないような事はあんまり教えてくれなかったよね?つまり結局何を言ったかというと騎士団が阻止しようとしてるってこと。みんながヴォルデモートに与するのを」

ロンが何を訊いたのか訊き返す必要もなかったのでハリーはこう答えました。ハリーは「ヴォルデモート」とはっきり言い切りました。するとロンが息を呑む音が聞こえました。そこでハリーはロンにこう言ったんですよね。

「いつになったらあいつの名前を言えるようになるんだい?シリウスもルーピンも言ってるよ」

ロンはハリーがこう言った事は無視して「うん君の言う通りだ。みんなが話した事は僕たちだいたいもう知ってた。伸び耳を使って」と応えました。ところが「ただ1つだけ初耳は」とまで言ったその時の事だったんですよね。

「バシッ」と音がしてロンは大きな声で「あいたっ!」と言いました。フレッドとジョージが「姿現わし」して来たのです。母親が戻って来るから大きな声を出すなと言われロンは2人にこう反論したというわけなんですよね。

「2人とも僕の膝の上に姿現わししてるぞ!」

何でも「そうかまあ暗いとこじゃ少し難しいもんだ」との事だそうです。フレッドとジョージのぼやけた輪郭がロンのベッドから飛び降りるのをハリーは見ていました。ハリーのベッドのバネから呻くような音が出ました。

そしてベッドが数センチ沈み込みました。ジョージがハリーの足元に座ったのです。それからジョージは急き込んで「それでもう判ったか?」と訊いて来てハリーは「シリウスが言ってた武器のこと?」と訊き返しました。

「うっかり口が滑ったって感じだな。愛しの伸び耳でもそいつは聞かなかったな?そうだよな?」

今度はロンの隣に座ったフレッドがうれしそうにこう言いました。そこでハリーはフレッドに「何だと思う?」と訊きこの後はシリウスが口にした「武器」についてハリーにロンとフレッドにジョージで話し合ったのでした。

3-2.一体その「武器」とは?
「何だと思う?」ハリーがこう問うとフレッドが「何でもありだな」と答えロンが「アバダ・ケダブラ」つまりは「死の呪文」より恐ろしいものなんて有り得ない。死ぬより恐ろしいものなんてあるのかと意見を言いました。

ロンの意見を聞いてジョージが何か一度に大量に殺害できるものかもしれないと意見を述べました。それを聞いてロンは相変わらず怖そうに何かとっても痛い殺害方法なのかもしれないと言いハリーはそれにこう言いました。

「痛めつけるなら磔呪文が使えるはずだ。奴にはあれより強力なものはいらない」

ハリーがこう言った後は暫くの間は全員が黙っていました。みんなが自分と同じように「一体その武器とはどんな恐ろしい事をするのか?」とそう考えているのだとハリーには判りました。結局誰も分らなかったようでした。

「それじゃ今は誰がそれを持ってると思う?」

沈黙を破ってジョージがこう問いかけロンが少し心配そうに「僕たちの側にあればいいけど」と言いました。それを聞いてフレッドが「もしそうなら多分ダンブルドアが持ってるな」と言い即座にロンがこう訊いたのでした。

「どこに?ホグワーツか?」

するとジョージがロンの意見に賛同して「きっとそうだ。賢者の石を隠したとこだし」と言いましたがロンは「だけど武器はあの石よりずっと大きいぞ!」と言いました。ロンはそう思ってホグワーツを挙げたわけではない。

そういう事のようですね。しかしフレッドが「そうとは限らない」と言ってジョージが「うん。大きさで力は測れない。ジニーを見ろ」と言うのでハリーはフレッドとジョージに「どういうこと?」と訊いたというわけです。

「あの子のコウモリ鼻糞の呪いを受けた事がないだろう?」

ハリーの問いにジョージがこう答えましたがここでフレッドがベッドから腰を浮かしながら「シーッ。静かに!」と言いました。4人はまた静かになりました。階段を上がって来る足音がするのです。そしてだったんですよね。

ジョージが「ママだ」と言ったかと思うと間髪入れずに「バシッ」という大きな音がしてハリーはベッドの端から重みが消えたのを感じました。2~3秒後には扉の外で床が軋む音が聞こえました。聞き耳を立てているのです。

ウィーズリーおばさんがハリーとロンがしゃべっていないかどうかをチェックしているというわけなんですよね。

3-3.フレッドとジョージが去って
狩りに出る事を許して貰えないヘドウィグとピッグウィジョンが哀れっぽく鳴きました。床板がまた軋みおばさんが今度はフレッドとジョージを調べに上って行く足音が聞こえました。ロンは悔しそうにこう言ったのでした。

「ママは僕たちのこと全然信用してないんだ」

ハリーは到底眠れそうにないと思いました。シリウスが口にした「武器」とは一体何なのか?それはどこにあるのか?ロンにフレッドとジョージの2人も加わり話し合ったというのに結論が出なかったからというわけですよね。

今夜は考える事があまりに色々起こったので何時間も悶々として目を覚ましているだろうとハリーは思いました。ロンと話を続けたいとハリーはそう思いましたがおばさんが再び床を軋ませながら階段を下りて行く音がします。

そしてハリーはいつの間にやら眠ってしまいました。しかし「武器」の事を考えながら眠りに落ちて行ったのでハリーは「魔法生物飼育学」の教師のハグリッドがこう言っているのを夢の中で聞いたというわけなんですよね。

「どうだ美しいじゃねえか。え?ハリー?今学期は武器を勉強するぞ」

ハリーはその生き物が頭に大砲を持っていて自分のほうを振り向いたのを見ました。ハリーは思わず身をかわしました。次に気がついた時にはハリーはベッドの中でぬくぬくと丸まっていました。起したのはジョージでした。

「お袋が起きろって言ってるぞ。朝食は厨房だ。それから客間に来いってさ。ドクシーが思ったよりどっさりいるらしい。それにソファーの下に死んだパフスケインの巣を見つけたんだって」

こう大声で言うジョージの言葉が部屋中に響くのを聞いてハリーは目覚めたというわけなんですよね。

今日の最後に
シリウスがうっかり口を滑らせたらしいその「武器」とは一体全体何なのか?ハリーにロンさらにフレッドとジョージも加わって話し合ったのですが結局は結論は出ずその謎は全く解明されないまま途中で打ち切られました。

それでも「武器」は「賢者の石」よりも大きいと言うロンに対してフレッドとジョージの「そうとは限らない」とか「大きさで力は測れない」という意見は今にして思えばなかなか的を得た鋭い指摘だと私はそう思いますね。

しかし結局いくら考えてみても「武器とは一体全体何なんだ?」についてはハリーもロンもフレッドもジョージも全く見当がつかない。分らないという事でした。この事については分らないのは当然の事だと私は思いますね。

そもそも4人とも考える範疇から完全に逸れているからというわけです。つまりは推測のしようがないというわけなんですよね。そしてこの「武器」とは実はハリーとヴォルデモートに深く関係する物というわけなんですよね。

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