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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

8月1日に魔法省はヴォルデモートの手に落ちビルとフラーの結婚式会場には死喰い人集団が急襲して来てハリーたち3人はそのどさくさに紛れて「隠れ穴」を脱出してヴォルデモートの分魂箱を探す旅に出ました。そしてちょうど1ヵ月後の9月1日ハリーたちはグリモールド・プレイス12番地にいました。(全3項目)

3-1.奇妙な訪問者たち
8月も残り僅かとなって伸び放題だったグリモールド・プレイス広場の中央にある草花も暑さに濃茶色に干からびていました。12番地の住人は周囲の家の誰とも顔を合わせず12番地そのものも誰の目にも触れはしませんでした。

グリモールド・プレイスに住むマグルたちは11番地と13番地が隣合せになっているという間の抜けた手違いに随分前から慣れっこになっていました。にも関わらず不揃いの番地に興味を持ったらしい訪問者が現れたのでした。

毎日のように1人2人とやって来てはそれ以外には何の目的もないと少なくとも傍目にはそう見えましたが11番地と13番地に面した柵に寄り掛かって二軒の家の境目を眺めていました。同じ人間が2日続けて来る事はありません。

ただし当たり前の服装を嫌うという点では全員が共通しているように見えました。突拍子もない服装を見慣れている通りすがりのロンドンっ子たちは大概はほとんどが気にも止めない様子でしたが時折はいたというわけです。

たまに振り返る人は「この暑いのにどうして長いマントを着ているのだろう?」と訝るような目で見ていました。見張っている訪問者たちはほとんど満足な成果が得られない様子でした。時々前に進み出る事があったのでした。

とうとう求めていた何かが見えたとでも言いたげに興奮した様子で前に進み出るのですが結局は失望してまた元の位置に戻るのです。そして9月1日になるとこれまでより多くの人数が広場を徘徊していたというわけですよね。

長いマントを着た6人の男が押し黙って目を光らせながらいつものように11番地と13番地の家を見詰めていました。しかし待っているのが何であれそれをまだ掴み切れてはいないようです。一体何がそうさせるのかは不明でした。

またしても何か興味を引くものを見たような素振りを見せた男が指差して一番近くにいた男が前に進みました。しかし次の瞬間には男たちはまた元の動かない状態に戻ってしまい苛立ったり落胆したりしているようでした。

3-2.悪い知らせを持って
時を同じくして12番地ではハリーがちょうど帰って来た所でした。扉の外の石段の一番上に「姿現わし」した時にバランスを崩しかけて一瞬突き出した肘を死喰い人に見られたかもしれないとハリーはそう思ったんですよね。

見張っていた死喰い人が指差したのはハリーの肘でした。ハリーは屋敷に入ると玄関の扉をしっかりと閉めて「透明マント」を脱いで腕にかけ薄暗いホールを地下の入口へと急ぎました。そこには「あれ」が待っていました。

マッド・アイ・ムーディがセブルス・スネイプ対策にかけた呪いです。いつものように「セブルス・スネイプか?」と問う低い囁きがハリーを迎え冷たい風が吹き抜けたその後にはハリーの舌が一瞬だけ丸まったんですよね。

舌縛りが解けると同時にハリーはあなたを殺害したのは自分じゃないと答え人の姿を取る呪いのかかった埃が爆発するのに備えて息を止めました。厨房への階段の途中まで下った所でハリーは初めて声を張り上げたのでした。

「ニュースがあるよ。気に入らない奴だろうけど」

舞い上がる埃も届かないブラック夫人にも声が聞こえない所まで来てハリーはこう言いました。何もかもが磨き上げられ鍋もフライパンも赤銅色に輝きテーブルもまた輝いて厨房は見違えるようになっていたというわけです。

コブレットや皿はもう夕食用に並べられて暖炉の楽しげな炎を映していましたし暖炉にかけられた鍋は煮えていました。群を抜いて変貌を遂げていたのは屋敷しもべ妖精のクリーチャーでハリーにこう声をかけたんですよね。

「ハリー様お靴をお脱ぎください。それから夕食の前に手を洗ってください」

クリーチャーはハリーから「透明マント」を預かると壁の洋服掛けまで歩いてマントを掛けました。ロンとハーマイオニーは調べ物の真っ最中だったのですがロンが心配そうにハリーに「何が起こったんだ?」と訊きました。

ロンもハーマイオニーも気を高ぶらせて近づいて来るハリーへと目を向けました。ハリーは散らばった羊皮紙の上に失敬して来た「日刊予言者新聞」を広げました。その紙面には見知った男が大写しになっていたんですよね。

セブルス・スネイプ、ホグワーツ校長に確定

この見出しを見てロンもハーマイオニーも大声で「まさか!」と言いました。ハーマイオニーが一番に新聞に手を出し記事を読み上げ始めました。歴史あるホグワーツ魔法魔術学校に於いて最重要職の1つの校長が任命された。

新校長セブルス・スネイプ氏は長年「魔法薬学」の教師として勤めた人物だと記事には書かれていました。前任者の辞任に伴い「マグル学」はアレクト・カロー女史がその後任になったと記事にはそう書かれていたのでした。

さらに空席になっていた「闇の魔術に対する防衛術」の教師にはカロー女史の兄であるアミカス・カロー氏が就任するのだそうです。記事の最後にはスネイプ新校長のコメントが記載されていました。こう書かれていました。

「我が校に於ける最善の魔法の伝統と価値を高揚する機会を我輩は歓迎する」

3-3.ハーマイオニーがした事とは?
ハーマイオニーの甲高い声にハリーもロンも驚愕して飛び上がりました。ハーマイオニーは素早く立ち上がると「すぐ戻るわ!」と叫びながら矢のように厨房から飛び出して行きました。今度はロンが新聞を引き寄せました。

記事を流し読みしながらロンは「他の先生たちはこんなの我慢できないぜ」と言いました。マクゴナガル先生にフリットウィック先生それにスプラウト先生はダンブルドアがどんな風に死んだのか知っているからだそうです。

スネイプ校長なんて受け入れない。それにカロー兄妹って誰だ?こう言うロンにハリーはまずカロー兄妹について「死喰い人だよ」と答えました。スネイプがダンブルドアを殺害する時にその場にいた死喰い人だったのです。

つまり全部お友達というわけです。次にハリーは他の先生方の対応について自分の意見を述べました。他の先生は学校に残るしかないと思う。何故ならスネイプの後ろには魔法省とヴォルデモートがいるからというわけです。

留まって教えなければアズカバンが待ち受けている。だから他の先生方はきっとホグワーツに留まって生徒たちを守ろうとするだろうというのがハリーの意見でした。そこに大きなスープ鍋を持ったクリーチャーが来ました。

まめまめしくやって来るとクリーチャーは口笛を吹きながら皿にスープを分け入れました。ハリーは「ありがとうクリーチャー」と礼を言いながらスネイプの顔を見なくて済むようにと新聞を引っくり返したというわけです。

新聞に載っている写真を見たくないぐらいセブルス・スネイプに対して嫌悪感を抱いていたというわけなんですよね。厨房に戻って来たハーマイオニーはフィニアス・ナイジェラス・ブラックの肖像画を持って来ていました。

ホグワーツの校長室にもその肖像画があってスネイプが偵察に送り込む事ができるからというわけです。その肖像画は「検知不可能拡大呪文」をかけたハーマイオニーのビーズバッグへと収められたというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーたちの分魂箱探しは困難を極めましたが唯一すんなりと素早く運んだのは1つ目の分魂箱の在り処がすぐに判った事でした。海辺の洞窟から分魂箱を持ち帰っていたのは屋敷しもべ妖精のクリーチャーだったんですよね。

偽物の分魂箱に入っていたあのメモを書いたのはシリウスの弟のレギュラス・ブラックでした。分魂箱のスリザリンの金のロケットはマンダンガス・フレッチャーがグリモールド・プレイス12番地から盗み出して行きました。

それを奪って行ったのがドローレス・アンブリッジでした。レギュラスの偽物のロケットをハリーから授与されたクリーチャーはハリーに対する態度を一変させてマンダンガスを捕えて来てそれが判ったというわけですよね。

こうしてハリーたちは「透明マント」を被って交代で魔法省に偵察に赴く事になりました。そしてハリーが9月1日に失敬して持ち帰った「日刊予言者新聞」にスネイプがホグワーツ校長に就任したと書かれていたんですよね。

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