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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

歳月は流れて翌年の5月となりハリーたちはヴォルデモートの分魂箱が隠されていると知ってホグワーツへと足を踏み入れました。レイブンクローの談話室にルーナと一緒に行ったハリーはその帰りにホグワーツの校長になったスネイプとの初めての対面を果たしたというわけです。(全3項目)

3-1.レイブンクローの談話室に行って
こうして9月1日に失敬して来た「日刊予言者新聞」でハリーたち3人はセブルス・スネイプがホグワーツの校長になった事を知りました。そしてハリーは翌年5月に潜入したホグワーツでスネイプとの対面を果たしたんですよね。

ハリーたちがホグワーツに入ったのはヴォルデモートの分魂箱が隠されている事が判ったからです。ハリーたちはネビルに出迎えられ「ホッグズ・ヘッド」から新たにできた抜け穴を通ってホグワーツに入る事ができました。

抜け穴は「必要の部屋」に繋がっていました。ロンとハーマイオニーの助言でハリーがその場にいた一同に探し物をしていると呼びかけるとルーナがレイブンクローの失われた髪飾りがあると答えたというわけなんですよね。

その髪飾りがどんな形をしているのかを見たかったらレイブンクローの談話室に行けば見る事ができるとルーナが言うのでハリーとルーナはレイブンクローの談話室へと向かいましたがそこにアレクト・カローがいたのです。

ハリーが「透明マント」から出たため発見されてアレクトは「闇の印」に触れました。しかしルーナが失神させてアレクトは気を失いそこにアレクトの兄のアミカス・カローが駆けつけて来ました。さらにもう1人来ました。

レイブンクロー寮に入るには合言葉ではなく質問に答えなくてはなりません。質問の答えが分らないアミカスが無理やり扉を開けようとしているとその大音響を聞きつけてマクゴナガル先生がやって来たというわけですよね。

マクゴナガル先生が質問に答えアミカスと一緒に談話室に入って来ました。ハリーにとってはまさに「地獄に仏」です。アレクトとアミカスを身動きできないようにすると3人はレイブンクローの談話室を後にしたのでした。

ヴォルデモートがやって来るため生徒を避難させなければならないからです。ハリーとルーナは再び「透明マント」を被ってマクゴナガル先生を追って廊下を疾走しました。そこにもう1人が加わったというわけなんですよね。

3-2.久方ぶりの対面
マクゴナガル先生は他の寮監の先生に知らせるために3つの守護霊を創りました。マクゴナガル先生にハリーにルーナの3人が廊下を疾走し始めると3つの守護霊は姿を消して行きました。そこからさらに2階下に降りた時でした。

もう1つのひっそりした足音が加わりました。ハリーが最初にその足音を聞きつけました。誰なのかを確かめるためハリーは「忍びの地図」を出そうとしましたがマクゴナガル先生も気がつき立ち止まったというわけですよね。

「そこにいるのは誰です?」

杖を上げ決闘の体勢を取りながらマクゴナガル先生がこう訊くと低い声が「我輩だ」と答え甲冑の陰からセブルス・スネイプが歩み出て来ました。その姿を見た途端にハリーの心に憎しみが煮えたぎったというわけですよね。

スネイプの犯した罪の大きさにばかり気を取られていたハリーはスネイプの姿を見るまで外見の特徴を思い出しもしませんでした。スネイプは寝間着姿ではなくいつもの黒いマントを着てやはり杖を構えて決闘の体勢でした。

スネイプは静かに「カロー兄妹はどこだ?」と訊きマクゴナガル先生は「あなたが指示した場所だと思いますねセブルス」と答えました。スネイプはさらに近づいてハリーも杖を構えていつでも攻撃ができるようにしました。

スネイプのその視線はマクゴナガル先生を通り越して素早く周りの空間に走っていました。まるでハリーがそこにいる事を知っているかのようです。スネイプはマクゴナガル先生に向かって今度はこう言って来たんですよね。

「我輩の印象ではアレクトが侵入者を捕えたようだったが」

マクゴナガル先生が「そうですか?それで何故そのような印象を?」と訊くとスネイプは左腕を軽く曲げました。その腕には「闇の印」が刻印されていました。アレクト・カローが指で押したのでスネイプも感じたんですよね。

「ああ当然そうでしたね。あなた方死喰い人が仲間内の伝達手段をお持ちだという事を忘れていました」

マクゴナガル先生は納得してこう言いましたがスネイプは聞こえないふりをしました。その目は隈なくマクゴナガル先生の周りを探りまるで無意識の如く振舞いつつ次第に近づいて来てスネイプは今度はこう言ったのでした。

「今夜廊下を見回るのがあなたの番だったとは知りませんでしたなミネルバ」

マクゴナガル先生は「異議がおありですか?」と訊きスネイプは「こんな遅い時間に起き出してここに来られたのは何ゆえですかな?」と訊き返して来ました。スネイプのこの問いにマクゴナガル先生はこう答えたのでした。

「何か騒がしい物音が聞こえたように思いましたのでね」

スネイプはマクゴナガル先生の目をじっと見て「さて?平穏そのもののようだが」と言いました。さらに続けてスネイプはマクゴナガル先生にこう言いました。スネイプの問いかけはついに核心に触れたというわけですよね。

「ハリー・ポッターを見たのですかなミネルバ?何とならばもしそうなら我輩はどうあっても」

3-3.マクゴナガル先生対セブルス・スネイプ
マクゴナガル先生はスネイプがその言葉を言い終わらない内にハリーが信じられないほどに素早く動きました。その杖が空を切ってハリーは一瞬スネイプが気絶してその場に崩れ落ちたに違いないと思いましたが違いました。

スネイプのあまりにも敏速な盾の呪文にマクゴナガル先生は体勢を崩していました。マクゴナガル先生は今度は壁の松明に向けて杖を振りました。松明は腕木から吹き飛んでハリーはスネイプに呪いをかける事ができません。

炎が落下して来たのでハリーはルーナを庇って引き寄せなければなりませんでした。松明は火の輪になって廊下一杯に広がり投げ縄のようにスネイプに向かって飛びました。次の瞬間その火は巨大な黒い蛇へと変わりました。

その蛇をマクゴナガル先生は吹き飛ばし煙に変えました。煙は形を変えて固まり瞬時に手裏剣の雨となってスネイプを襲いました。スネイプは甲冑を自分の前に押し出し辛うじてそれを避け手裏剣は甲冑の胸に刺さりました。

「ミネルバ!」とマクゴナガル先生を呼ぶ声が聞こえ飛び交う呪文からルーナを庇いながらハリーが振り返ると寝間着姿のフリットウィック先生とスプラウト先生がこちらに向かって廊下を疾走して来たというわけですよね。

その後ろからスラグホーン先生が喘ぎながら追って来ていました。フリットウィック先生は杖を上げながら「これ以上ホグワーツで人を殺めるな!」と言いました。フリットウィック先生の呪文が甲冑に命中したんですよね。

そしてその甲冑に隠れているスネイプをがっちりと締め上げました。スネイプは甲冑を振り解いて飛ばせました。甲冑は壁に当たって大破しハリーが目を上げたその時はスネイプは一目散に逃げて行く所だったというわけです。

「卑怯者!卑怯者!」

スネイプは教室に素早く飛び込みその直後ハリーはマクゴナガル先生がこう叫ぶのを聞きました。ハリーとルーナが教室に駆け込むとマクゴナガル先生は割れた窓のそばに立って「スネイプは飛び降りました」と言いました。

ハリーが「それじゃ死んだ?」と訊くとマクゴナガル先生は苦々しく「いいえ死んではいません」と答えました。ダンブルドアとは違ってスネイプは杖を持っていたからなんだそうです。それにヴォルデモートから技を学んだ。

どうやらご主人様のヴォルデモートから幾つかの技を学んだようなのでスネイプは死ななかったのだそうです。

今日の最後に
マクゴナガル先生はハリーに「逃げないといけません」とさらに「できるだけ急いで!」とも「この城に入るなど狂気の沙汰です」とも言いました。それはカロー兄妹やスネイプに捕まったりでもしたら命を落とすからです。

そんなマクゴナガル先生にハリーは「それはできません」と言いました。その理由はマクゴナガル先生にはそうは言いませんでしたがヴォルデモートの分魂箱を探し出し破壊しなければならなかったからというわけですよね。

ところがスネイプはハリーをご主人様のヴォルデモートにただ引き渡すためにのみ捕えようとしていたわけではありませんでした。とある人物からの伝言をハリーに伝えようとスネイプは必死だったというわけなんですよね。

でもハリーもマクゴナガル先生もスネイプのそんな思いなど到底知る事も察する事もできるはずはないんですよね。したがってマクゴナガル先生もやはりハリーをスネイプに渡してなるものかと必死に頑張るというわけです。

こういう展開になる事は必然だったというわけなんですよね。

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