FC2ブログ

ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

最初は上手く行かなかったもののスネイプとリリーはやがて2人だけで会うようになりました。そしてスネイプは魔法界についての事をリリーに説明するようになっていました。それから時は流れてスネイプとリリーがホグワーツへと旅立つ日がやって来たのでした。(全3項目)

3-1.リリーの質問に答えるスネイプ
「それで魔法省は誰かが学校の外で魔法を使うと罰する事ができるんだ。手紙が来る」スネイプはこう言って魔法省が未成年の魔法使いや魔女が学校の外で魔法を使う事を禁止している事を説明していたというわけですよね。

それに対してリリーは「でも私もう学校の外で魔法を使ったわ!」と言いました。そこでスネイプは時に重々しく頷きながらホグワーツに入る以前の杖を持っていない時なら許されるとこう説明したというわけなんですよね。

「僕たちは大丈夫だ。まだ杖を持っていない。まだ子供だし自分ではどうにもできないから許してくれるんだ。でも11才になったら。そして訓練を受け始めたらその時は注意しなければいけない」

「でも11才になったら」と言った所でスネイプは重々しく頷きました。2人とも暫くは沈黙しました。リリーは小枝を拾って空中にくるくると円を描きました。小枝から火花が散る所を想像しているのがハリーには判りました。

「本当なのね?冗談じゃないのね?ペチュニアはあなたが私に嘘をついているんだって言うの。ペチュニアはホグワーツなんてないって言うの。でも本当なのね?」

こう言うリリーにスネイプは「僕たちにとっては本当だ。でもペチュニアにとってじゃない。僕たちには手紙が来る。君と僕に」と答えリリーが小声で「そうなの?」と訊くとスネイプは「絶対だ」と答えたというわけです。

髪は不揃いに切られて服装もおかしかったものの自分の運命に対して確信に満ち溢れたスネイプが手足を伸ばしてリリーの前に座っている様は奇妙に印象的でした。リリーは今度は囁くようにスネイプにこう訊いたのでした。

「それで本当にふくろうが運んで来るの?」

3-2.今度はペチュニアがスパイ?
リリーのこの問いにスネイプは「普通はね。でも君はマグル生まれだから学校から誰かが来て君のご両親に説明しないといけないんだ」と答えました。するとリリーは今度は「何か違うの?マグル生まれって」と訊きました。

こう訊かれてスネイプは躊躇しました。黒い目が緑の木陰で熱を帯びリリーの色白の顔と深い赤色の髪を眺めました。リリーのその問いにスネイプは「いいや。何も違わない」と答えリリーは「良かった」と言ったのでした。

リリーは緊張が解けたように言いました。ずっと心配をしていたのは明らかでした。そんなリリーにスネイプは「君は魔法の力を沢山持っている。僕にはそれが判ったんだ。ずっと君を見ていたから」とも言ったんですよね。

スネイプの声は先細りになりました。リリーが聞いていなかったからです。緑豊かな地面に寝転んでリリーは体を伸ばし頭上の林冠を見上げていました。スネイプは遊び場で会った時と同様に熱っぽい目でリリーを見ました。

ここで話題が変わりスネイプの両親の話になりました。リリーが「お家の様子はどうなの?」と訊くとスネイプの眉間に小さなしわが現れてスネイプは「大丈夫だ」と答えたもののリリーはそんなスネイプにこう訊きました。

「ご両親はもう喧嘩していないの?」

スネイプは「そりゃしてるさ。あの2人は喧嘩ばかりしてるよ」と答えながら木の葉を片手に掴み取ってちぎり始めました。でもどうやら自分では何をしているのか気づいていないようです。スネイプはさらにこう言いました。

「だけどもう長くはない。僕はいなくなる」

自分はホグワーツに行って家にいなくなるから両親が喧嘩している所を頻繁に見る必要がなくなるので大丈夫というわけです。そんなスネイプに対してリリーは「あなたのパパは魔法が好きじゃないの?」と訊いたのでした。

リリーのこの問いにスネイプは「あの人は何にも好きじゃない。あんまり」と答えました。ここでリリーはスネイプに向かって「セブルス?」と苗字ではなく名前で呼びかけてスネイプの唇は微かな笑いで歪んだんですよね。

スネイプが「何?」と訊くとリリーは「吸魂鬼の事また話して」と言いましたがスネイプは「何のためにあいつらの事なんか知りたいんだ?」と訊きました。リリーは「もし私が学校の外で魔法を使ったら」と答えました。

「そんな事で誰も君を吸魂鬼に引き渡したりはしないさ!吸魂鬼というのは本当に悪い事をした人のためにいるんだから。魔法使いの監獄アズカバンの看守をしている。君がアズカバンになんか行くものか。君みたいに」

スネイプはまた赤くなってさらに葉をむしりました。すると後ろでカサカサと小さな音がしてハリーは振り向きました。その音はペチュニアが木の陰に隠れていて足場を踏み外した音だったのです。2人の反応は分かれました。

「チュニー!」と言うリリーの声は驚きながらもうれしそうでした。ところがスネイプは弾かれたように立ち上がりました。そしてスネイプはペチュニアに向かって怒りを爆発させながらこう叫んだというわけなんですよね。

「今度はどっちがスパイだ?何の用だ?」

ペチュニアは見つかった事に愕然として息もつけない様子でした。ハリーはペチュニアがスネイプを傷つける言葉を探していると開心術で見抜きました。ペチュニアはスネイプの胸を指差すとこう言ったというわけですよね。

「あなたの着ている物は一体何?ママのブラウス?」

3-3.またも場面が変わって
ボキッと音がしてペチュニアの頭上の枝が落ちて来ました。リリーは悲鳴を上げ枝はペチュニアの肩に当たってペチュニアは後ろによろけると泣き出しリリーは再び「チュニー!」と呼びかけましたがもう駄目だったのです。

ペチュニアは走って行ってしまいました。リリーはスネイプに「あなたのした事ね?」と問い詰めスネイプは「違う」と答えましたが挑戦的になると同時に恐れているようでリリーはスネイプを見たまま後退りを始めました。

「そうよ!ペチュニアを痛い目に遭わせたのよ!」と言うリリーにスネイプは「違う。僕はやっていない!」とそう反論をしましたがリリーはスネイプの嘘に納得しませんでした。スネイプを激しい目つきで睨みつけました。

リリーはその場から駆け出しペチュニアを追いました。スネイプは惨めな混乱した顔で見送っていました。するとここで場面が変わりハリーが見回すとそこはキングズ・クロス駅の9と3/4番線だったというわけなんですよね。

ハリーの横には若干猫背のスネイプが立ってその隣にはスネイプにそっくりの痩せて土気色の顔をした気難しそうな女性が立っていました。つまりはスネイプの母親のアイリーン・スネイプ夫人という事になるんでしょうね。

スネイプは少し離れた所にいる4人家族をじっと見ていました。2人の女の子が両親から少し離れて立っています。リリーがペチュニアに向かって何かを訴えているようでした。ハリーは少し近づいて聞き耳を立てたんですよね。

「ご免なさいチュニーご免なさい!ねぇ」

リリーはペチュニアが引っ込めようとしている手をしっかり握ると多分自分がそこつまりホグワーツに行ったらダンブルドアの所に行って気持ちが変わるように説得できると思うと必死にペチュニアに訴えていたんですよね。

しかしペチュニアはそんなリリーの申し出を拒絶したんですよね。

今日の最後に
例の「あの」問題の場面が出て来ましたよね。ペチュニア叔母さんはスネイプとリリーの会話を隠れ聞いてここで吸魂鬼がアズカバンの看守をしていると聞いてハリーが15才の時にはそれを口走ったというわけなんですよね。

この場面でスネイプはリリーに君はマグル生まれだから学校から誰かが来て君のご両親に説明しないといけないんだと言いリリーは「何か違うの?マグル生まれって」と訊いてスネイプは「何も違わない」と答えていますね。

本来なら当然リリーのご両親はマグルで魔法界の事を何も知らない。だから魔法の杖とか教科書とか魔法薬の材料などをどこで手に入れたらいいのかが分からない。知識が全くない。だから説明に来た先生が手伝ってくれる。

そう説明すべきなんですがスネイプはそれを言いませんでしたね。まあスネイプ自身は母親のアイリーン夫人がダイアゴン横丁に一緒に行って必要な物は揃えたんでしょうね。スネイプはそっちのほうの知識が全くなかった。

マグル生まれは事前の準備をどうするのかをスネイプは知らなかった。だからあんな返事になってしまったというわけなんですよね。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

アナログ時計(黒)

プロフィール

トキメキぼーい

管理人:トキメキぼーい
当サイトのポリシー
継続は力なり!
我が道を行く!

好きな作家
J.K.ローリング
北杜夫
江戸川乱歩
二ノ宮知子
椎名軽穂
羽海野チカ
荒川弘、他

好きな作曲家
ショスタコーヴィチ
メンデルスゾーン
ニールセン、他多数

好きな歌い手
遊佐未森
小田和正
スピッツ
他これもまた多数

愛知県名古屋市在住
血液型O型

トラックバックは
承認制にしました。

コメントも
承認制にしました。

毎週
日曜
月曜
水曜
木曜日更新

最近の記事

カテゴリー

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

Copyright ©ハリポタ通の館(やかた). Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.