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今夜の11時に校長室に来るがよいとダンブルドアはスネイプに言いました。そうすればもうスネイプはダンブルドアは自分を信用していないなどとは言えなくなるんだそうです。その話の内容こそがスネイプがハリーに一番伝えたかった事だったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.ダンブルドアの重大告白
最後の最後の必要になる時までハリーは知ってはならないのだ。さもなければ為さねばならぬ事をやり遂げる力が出て来るはずがない。ダンブルドアがこう言うのを受けてスネイプはこう問いかけたというわけなんですよね。

「しかし何を為さねばならないのです?」

スネイプのこの問いにダンブルドアは「それはハリーとわしの2人だけの話じゃ」と答え内容は明かしませんでした。ダンブルドアは「よく聴くのじゃ。反論するでない。口を挟むでない!」と前置きをして本題に入りました。

その時は来る。何でも自分の死後にヴォルデモートがあの蛇の命を心配しているような気配を見せる時が来るだろうとダンブルドアは言いスネイプは驚愕して「ナギニの?」と訊いてダンブルドアは「さよう」と答えました。

ヴォルデモートがあの蛇を使って自分の命令を実行させる事を辞め魔法の保護の下に安全に身近に置いておく時が来るんだそうです。その時になれば多分ハリーに話しても大丈夫だろうとダンブルドアはそう言ったのでした。

スネイプが「何を話すと?」と訊くとダンブルドアは深く息を吸い目を閉じて「こう話すのじゃ」と告げると話し始めました。事が起きたのはヴォルデモートがハリーを殺害しようとしたあの夜の事だったとの事だそうです。

リリーが盾となって自らの命をヴォルデモートの前に投げ出した時「死の呪い」はヴォルデモートに撥ね返り破壊されたヴォルデモートの魂の一部が崩れ落ちる建物の中に唯一残されていた生きた魂に引っ掛かったそうです。

そのためヴォルデモートの一部がハリーの中で生きているのだそうです。その部分こそがハリーに蛇と話す力を与えハリーには理解できないでいる事なんですがヴォルデモートとの心の繋がりをもたらしているんだそうです。

そしてヴォルデモートの気づかなかったその魂の欠片がハリーに付着してハリーに守られている限りヴォルデモートは死ぬ事ができない。ハリーは長いトンネルの向こうにスネイプとダンブルドアを見たような気がしました。

2人の姿は遙かに遠く2人の声はハリーの耳の中で奇妙に反響していました。

3-2.ハリーに情が移ったと言われて
「するとあの子は。あの子は死なねばならぬと?」スネイプは落ち着き払ってこう訊きダンブルドアは「しかもセブルス。ヴォルデモート自身がそれをせねばならぬ。そこが肝心なのじゃ」とそう言ったというわけですよね。

「私は。この長い年月。我々が彼女のためにあの子を守っていると思っていた。リリーのために」

長い沈黙の後スネイプは口を開きこう言いました。ダンブルドアは目を固く閉じたままスネイプに「わしらがあの子を守って来たのはあの子に教え育み自分の力を試させる事が大切だったからじゃ」と言ったというわけです。

その間にハリーとヴォルデモートの結びつきはますます強くなって行ったんだそうです。寄生体の成長なのだそうです。ダンブルドアは時々ハリー自身がそれに薄々気づいているのではないかと思ったそうです。そしてです。

ダンブルドアの見込み通りのハリーなら自分の死に向かっていよいよ歩み出すその時にはそれがまさにヴォルデモートの最期となるようにと取り計らっているはずとの事です。ダンブルドアは固く閉じていた目を開けました。

「あなたは死ぬべき時に死ぬ事ができるようにと今まで彼を生かして来たのですか?」

スネイプはひどく衝撃を受けた顔でした。こう訊くスネイプにダンブルドアは「そう驚くでないセブルス。今までそれこそ何人の男や女が死ぬのを見て来たのじゃ?」と訊いてスネイプはこう答えたというわけなんですよね。

「最近は私が救えなかった者だけです」

スネイプは立ち上がると「あなたは私を利用した」と言いました。ダンブルドアが「はて?」と言葉を返すとスネイプはダンブルドアに向かってこう言ったというわけです。今までの努力は何だったんだというわけですよね。

「あなたのために私は密偵になり嘘をつきあなたのために死ぬほど危険な立場に身を置いた。全てがリリー・ポッターの息子を安全に守るためのはずだった」

最後にスネイプが「今あなたはその息子を屠殺されるべき豚のように育てて来たのだと言う」と言うとダンブルドアは真顔で「何とセブルス感動的な事を。結局あの子に情が移ったと言うのか?」と言ったというわけです。

スネイプは「彼に?」と言うと「エクスペクト・パトローナム!守護霊よ来たれ!」と叫びました。スネイプの杖先から銀色の牝鹿が飛び出しました。その牝鹿は校長室の床に降り立って一跳びで部屋を横切ったんですよね。

3-3.次に場面が変わった時には
スネイプの杖先から飛び出した銀色の牝鹿は窓から姿を消しました。ダンブルドアは牝鹿が飛び去るのを見詰めていました。そしてその銀色の光が薄れた時にスネイプに向き直ったダンブルドアの目には涙が溢れていました。

「これほどの年月が経ってもか?」とダンブルドアが訊くとスネイプは「永遠に」と答えました。そして場面は変わり今度は校長室の机の後ろでスネイプがダンブルドアの肖像画と話しているのが見えたというわけですよね。

ダンブルドアはスネイプに君はハリーがプリベット通り4番地のダーズリー夫妻の家を離れる正確な日付をヴォルデモートに教えなければならぬと言っていました。ヴォルデモートは君が十分に情報を掴んでいると信じている。

そのためスネイプが正確な日付を教えなければヴォルデモートに疑念が生じると肖像画のダンブルドアは言うのです。しかし囮作戦を仕込んでおかなければならぬ。それで多分ハリーの安全は確保されるはずなのだそうです。

マンダンガス・フレッチャーに「錯乱の呪文」をかけてみろとダンブルドアはスネイプに言いました。それからもしスネイプが追跡に加わらなくてはならなくなった場合にはもっともらしく自分の役目を果たせとの事でした。

ダンブルドアはスネイプがなるべく長くヴォルデモートの腹心の部下でいてくれている事を頼みの綱にしているんだそうです。何故ならばそれはさもなくばホグワーツはカロー兄妹の勝手にされてしまうからなのだそうです。

今日の最後に
ハリーが蛇語を解し話せる能力をホグワーツに入ってから発揮したのは2年生の時に当時の「闇の魔術に対する防衛術」の教師だったギルデロイ・ロックハートが主宰した「決闘クラブ」がきっかけだったというわけですよね。

ハリーのこの能力を引き出したのは実はスネイプでした。スネイプがドラコ・マルフォイに耳打ちして大蛇を出現させたためにハリーがこの蛇語使いの能力を発揮したというわけです。こうして疑問は解けたというわけです。

スネイプは「叫びの屋敷」で何度もヴォルデモートにハリーを探しに行く事を許して欲しいと訴えました。その理由は生前にダンブルドアから託された伝言をハリーに教えたかったからに他ならないというわけなんですよね。

ヴォルデモートがナギニを使って自分の命令を実行させるのを辞め魔法の保護の下に安全に身近に置いておく時が来る。そうなったらハリーに伝えよとダンブルドアはスネイプに言いました。まさにその状態だったのでした。

スネイプはハリーの母リリーの事を愛していた。それがために闇の帝王をも裏切った。スネイプはこの事を決して絶対に他人に言わないとダンブルドアに約束させました。特にハリーには言わないでくれとそう言いましたね。

でもこうして死に際に「記憶」でハリーに教えました。それはハリーが死ぬ運命だという事をスネイプが知っていたからだと私はそう思いますね。
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