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プリベット通り4番地に不死鳥の騎士団の先発護衛隊の1人としてハリーを迎えにやって来て初めて顔を合わせたトンクスでしたがその後も新学期初日の9月1日や聖マンゴ魔法疾患障害病院にアーサー氏を見舞いに行く時にもハリーはトンクスに会ってさらにクリスマス休暇明けにも・・・(全3項目)

3-1.グリモールド・プレイス12番地からホグワーツへ
これはトンクスに限った事ではなく通常ならハリーを含めたホグワーツの生徒はホグズミード行きが許可された日以外は学校の外に出る事は許されないので既に卒業した人とは顔を合せる機会は一部の例外を除きありません。

そんなハリーとトンクスは私が知る限りではハリーが懲戒尋問を受けた8月12日にグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部でさらには新学期初日の9月1日にトンクスが護衛任務でハリーと顔を合せたんですよね。

クリスマス休暇にハリーはアーサー・ウィーズリー氏が騎士団の任務中にヴォルデモートの蛇のナギニに襲われ聖マンゴ魔法疾患障害病院に担ぎ込まれたためロンにフレッドとジョージにジニーと共に再び12番地に来ました。

ここでもハリーは聖マンゴにアーサー氏の見舞いに行くハリーとウィーズリー一家一行に付き添う事になったトンクスと顔を合わせました。マッド・アイ・ムーディも一緒で一行は地下鉄に乗って聖マンゴへと向かいました。

さらにハリーはクリスマス休暇を終えてホグワーツに戻る時もトンクスと会う事となりました。ハリーたち在校生一行は「夜の騎士(ナイト)バス」に乗って学校に向かいましたがルーピンとトンクスが付き添ったんですよね。

ハリーはシリウスの事が心配で後ろ髪引かれる思いでの旅立ちとなりました。休暇の最終日に12番地にやって来たスネイプがシリウスを臆病者呼ばわりした事で何か無鉄砲な旅を計画しているのではと心配だったんですよね。

シリウスには何も言えずハリーはトンクスに押し出されて凍るような冬の冷気の中へと出て行きました。七変化のトンクスは今日は背の高い濃い灰色の髪をした田舎暮らしの貴族風の変装をしていたというわけなんですよね。

「さあバスに早く乗るに越した事はないわ」

トンクスがこう言いました。広場のあちらこちらに目を走らせているトンクスの声がピリピリしているとハリーは思いました。ルーピンが素早く右腕を上げると「バーン」と音がしてど派手な紫色の3階建てバスが現れました。

3-2.その場を取り仕切るトンクス
車体と同じ紫色の制服を着た車掌のスタン・シャンパイクが歩道にぴょんと飛び降りて「ようこそ夜」とまで言った所でトンクスが「はいはい判ってるわよ。ご苦労さん」と素早くも言ってしまったというわけなんですよね。

それからトンクスは「乗って乗ってさあ」とハリーを急かして乗車ステップのほうへと押しやったのでした。ハリーが前を通り過ぎるとスタンはハリーをじろじろ見て「いやーアリーだ!」とそう言ったというわけですよね。

「その名前を大声で言ったりしたら呪いをかけてあんたを消滅させてやるから」

トンクスは今度はジニーとハーマイオニーを押しやりながら低い声で脅すようにこう言いました。一方ロンはうれしそうに乗り込み「僕さ一度こいつに乗ってみたかったんだ」と言いハリーのそばに来て周囲を見回しました。

以前ハリーが「夜の騎士(ナイト)バス」に乗った時は夜だったので3階とも真鍮の寝台で一杯でした。今回は早朝でてんでんばらばらな椅子が詰め込まれて窓際にいい加減に並べて置かれていました。安定性はゼロのようです。

バスがグリモールド・プレイスで急停車した時に椅子が幾つか引っくり返ったようで何人かの魔法使いや魔女たちがブツブツと言いながら立ち上がりかけていました。誰かの買い物袋がバスの端から端まで滑ったようでした。

そのためにそれらの気持ちの悪いごたごたが床一面に散らばっていました。空いた席を見回しながらトンクスがきびきびと「どうやら分かれて座らないといけないね」と言いました。そこで指示を始めたというわけですよね。

「フレッドとジョージとジニー後ろの席に座って。リーマスが一緒に座れるわ」

そしてトンクスにハリーとロンとハーマイオニーは3階まで進んで一番前に二席と後ろに二席の空席を見つけました。車掌のスタン・シャンパイクが興味津々で後ろの席までハリーとロンに従いて来たというわけなんですよね。

ハリーが通り過ぎると次々と顔が振り向いてハリーが後部に腰掛けると全部の顔が瞬時に前を向きました。ハリーとロンがそれぞれ11シックルずつをスタンに渡すとバスはぐらぐらと危なげに揺れながら再び動き出しました。

こうしてトンクスとルーピンの護衛付きでハリーたちの「夜の騎士(ナイト)バス」の旅が始まったというわけなんですよね。

3-3.態度のでかい姉(あね)さんが
「夜の騎士(ナイト)バス」は歩道に上がったり下りたりグリモールド・プレイスを縫うようにゴロゴロと走り「バーン」とまた大音響がして乗客は全員が後ろにガクンとなりました。ロンの椅子は完全に引っくり返りました。

ハリーは腕木式の蝋燭立てに掴まってやっとの事で倒れずに済みました。一方ロンは床から立ち上がろうとしてじたばたしていました。ハリーが窓の外を見るとバスはどうやら高速道路のような所を飛ばしているようでした。

「バーミンガムのちょっと先でぇ」

ハリーが訊きもしないのにスタンはうれしそうにこう言いました。さらにスタンは「アリー元気だったか?」とハリーに声をかけて来ました。ハリーの名前はこの夏に散々新聞で読んだが何1ついい事は書かれていなかった。

スタンはハリーにこう言いました。スタンは運転手のアーニー・プラングに自分たちが見た時はハリーは狂っているようには見えなかったとそう言ってやったんだそうです。スタンはわくわくしてハリーを見詰め続けました。

どうやらスタンにとっては新聞に載るほど有名なら変人だろうが奇人だろうがどうでもいいようです。ロンは椅子が「6回」も引っくり返ってしまい「僕。気が変わったよ。もうこいつには二度と乗りたくない」と言いました。

スタンがゆらゆらしながらやって来て「はいさこの次の次はオグワーツでぇ」と威勢良く告げました。何で次ではなくて「次の次」なのに知らせにスタンはやって来たのか?スタンはその理由をこう説明したというわけです。

「前に座ってるおめぇさんと一緒に乗り込んだあの態度のでかい姉(あね)さんがチップをくれてよう。おめぇさんたちを先に降ろしてくれってこった。ただマダム・マーシを先に降ろさせてもらわねぇと」

スタンがここまで言った所で下のほうでむかつく音が聞こえ続いて大量に吐く嫌な音がしてスタンは「ちょいと気分がよくねえんで」と言葉を言い終えました。数分後バスは小さなパブの前で急停止したというわけですよね。

バスは再び動き出して「バーン」と音がすると雪深いホグズミードを走っていました。こうして「夜の騎士(ナイト)バス」はようやくホグワーツの校門の前に停車してハリーたち一行は学校に到着したというわけなんですよね。

「校庭に入ってしまえばもう安全よ。いい新学期をね。オッケー?」

人の気配のない道に油断なく目を走らせながらトンクスがこう言いました。こうして「夜の騎士(ナイト)バス」によるグリモールド・プレイスからホグワーツへの旅はトンクスが取り仕切って無事に終了したというわけです。

今日の最後に
おっちょこちょいのトンクスはハリーを迎えにプリベット通り4番地に来た時にも到着した早々に台所で皿を割って2階の自分の部屋にいたハリーに来訪した事を知らせてしまいましたね。ハリーは「泥棒だ」とそう思いました。

でもその後トンクスはおっちょこちょいぶりを発揮する事はなく荷造りも魔法で素早く済ませ無事に台所に戻って来たというわけですよね。要するにちゃんとやるべき時には失敗する事なくトンクスはできるというわけです。

今回のグリモールド・プレイス12番地からホグワーツに戻る「夜の騎士(ナイト)バス」の旅ももっぱらトンクスが取り仕切ってハリーを含めたホグワーツ在校生一行を無事にそして全く失態も失敗もなしに学校に届けました。

ひょっとしたらひょっとして死喰い人やヴォルデモートがハリーに襲いかかって来るかもしれないという危機感がトンクスにはあったみたいですね。バスに乗る前とバスから降りた時には周囲を油断なく見回っていましたね。

こうしてトンクスは緊張感を最高潮に高めればおっちょこちょいぶりを発揮する事もなくてちゃんとできるという事を証明したというわけです。ルーピンと一緒でしたがそれを楽しむ余裕はどうやらなかったみたいですよね。
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