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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

今週は実はハリーポッター・シリーズの結構重要な場面で使われている「この魔法」を取り上げてみる事にします。本シリーズでは後に重要な役目で登場する人物の名前のみが出て来るという事がよくありますがこの魔法もまた最初に名前が登場する時には実際には使われていないんですよね。(全3項目)

3-1.まずは名前のみの登場
ハリーポッター・シリーズでは後に登場して重要な役目を担う人物が名前のみが出て来るという事が多々あります。ところがこの「錯乱の呪文」も全く同じパターンで最初は名前のみの登場という事になっているんですよね。

この「錯乱の呪文」が名前のみで登場して来るのは第3巻「アズカバンの囚人」です。世間ではシリウス・ブラックがピーター・ペティグリューを殺害したとそう思われていましたが実はそれが違っていたというわけですよね。

シリウスとペティグリューは未登録の「動物もどき」でした。ハリーのお父さんのジェームズ・ポッターもそうでした。当の3人以外にその事を知っていたのはリーマス・ルーピン1人だけでした。ところがだったんですよね。

3年生の学期末にハリーにロンとハーマイオニーの3人もその事を知りました。ネズミに変身できるペティグリューは仲間の死喰い人たちの報復を恐れてネズミの姿でウィーズリー家に入り込みロンのペットになっていました。

そして当主のアーサー氏が「日刊予言者新聞」のガリオンくじグランプリに当たってウィーズリー一家の写真が新聞に掲載されました。ロンの肩に乗るペティグリューを偶然見かけてシリウスはアズカバンを脱獄したのです。

「叫びの屋敷」でシリウスとルーピンが元の姿に戻しハリーたちはペティグリューを見てそこで真実を知りました。ハリーの両親を裏切り「秘密の守人」になってヴォルデモートに居場所を教えたのはペティグリューでした。

シリウスは無実でした。ところがネズミのスキャバーズを人間の姿つまりはペティグリューに戻した時スネイプはハリーたち3人が同時に「武装解除の術」をかけて壁に激突したために気絶をしていたというわけなんですよね。

吸魂鬼に襲われ医務室に運ばれてから意識を回復させたハリーとハーマイオニーはシリウス・ブラックは無実です。捕まえる人間を間違っていると魔法大臣コーネリウス・ファッジに訴えましたがスネイプがこう言いました。

「錯乱の呪文です。2人とも。ブラックは見事に2人に術をかけたものですな」

3-2.何故スネイプはそう思った?
ハリーとハーマイオニーはシリウスに「錯乱の呪文」をかけられシリウスは無実でピーター・ペティグリューは生きているというお伽噺を信じ込んだ。スネイプが何故そう思ったのかは実は13年前に遡るというわけですよね。

事の発端は闇の帝王の力を打ち破る赤子が7月の末に生まれるとシビル・トレローニーが予言した事でした。当時死喰い人だったスネイプはその予言をヴォルデモートに伝えてヴォルデモートが狙いを定めたのはハリーでした。

ハリーの母リリーを愛していたスネイプは息子ハリーもろともリリーも殺害されてしまうと敵方のトップのダンブルドアにリリーを助けて欲しいと訴えダンブルドアはポッター夫妻に「忠誠の術」で身を隠すよう勧めました。

しかしポッター夫妻の身近に2人を裏切り相当の情報をヴォルデモートに流している人物がいると懸念を抱いていました。それを聞いてシリウスが疑ったのはリーマス・ルーピンでした。そこでだったというわけなんですよね。

シリウスはポッター夫妻にピーター・ペティグリューを「秘密の守人」にするように勧めました。これこそ完璧な計画だ。ヴォルデモートは自分を追うとシリウスは思いました。そしてシリウス自身も身を隠すつもりでした。

ところがシリウスは間違っていました。ポッター夫妻を裏切っていたのはルーピンではなくペティグリューでした。ポッター夫妻が死んでいるのを見たシリウスはペティグリューを探しついに追い詰めたというわけですよね。

しかしペティグリューは周囲にいた12人ものマグルを巻き添えにして変身しネズミが沢山いる地下へと逃げ込みました。その後シリウスは捕まって裁判も行われずにアズカバンに送られてしまい12年もの歳月が経ったのです。

ルーピンも12年間ずっとシリウスがペティグリューを殺害したとそう思い込んでいました。ペティグリューが生きていると知っていたのはシリウスだけでした。そのためスネイプもそう思うのは当然の事というわけですよね。

12年が経ってシリウスは魔法大臣コーネリウス・ファッジが持っていた「日刊予言者新聞」に掲載されている写真にロンの肩に乗るペティグリューを見つけました。その記事にはロンがホグワーツに戻ると書かれていました。

妄執でした。ホグワーツでハリーと一緒だという事が判りました。闇の陣営が再び力を得たとの知らせがちらりとでも耳に入れば行動を起こせる完璧な体勢だ。味方の力に確信が持てたら途端に襲えるよう準備万端なのです。

ポッター家最後の1人つまりハリーを差し出せば誰もペティグリューがヴォルデモートを裏切ったとは言わないだろう。ペティグリューは栄誉をもって再び迎え入れられる。そんな事は絶対許さないとシリウスは思ったのです。

だからシリウスはアズカバンを脱獄したというわけです。

3-3.忍びの地図の成せる技
スネイプもルーピンも12年間ずっとポッター夫妻の「秘密の守人」はシリウスでペティグリューはシリウスに殺害されたと思っていました。それならば何故ルーピンはペティグリューが生きていると気づく事ができたのか?

それは「忍びの地図」を注意深く見ていたからでした。ルーピンは開心術に長けていてハリーにロンとハーマイオニーの3人が処刑寸前のヒッポグリフのバックビークの事を心底心配しているという事を見抜いていたのでした。

ハリーたちが学期末試験の最終日に臨んだのがルーピンの担当する「闇の魔術に対する防衛術」だったからです。その同じ日にバックビークの控訴裁判が行われたからです。それが思ってもみなかったものを見てしまいました。

まず最初におそらくは「透明マント」を被ったハリーたち3人がハグリッドの小屋に向かいました。そしてハリーたちは小屋の裏口から出て来ました。ところがその時は人数が「3人」から何と「4人」になっていたんですよね。

新たに加わったのは「ピーター・ペティグリュー」でした。それから地図には「シリウス・ブラック」が出て来てロンとペティグリューを連れ去りハリーとハーマイオニーがシリウスを追って「叫びの屋敷」へと行きました。

あまりに思ってもみなかった予想外の「ピーター・ペティグリュー」という名前を見たルーピンは思わず地図を消し忘れて「叫びの屋敷」に駆けつけてしまいました。そこにスネイプがやって来て「忍びの地図」を見ました。

スネイプがルーピンの部屋に来たのは例の満月の前の1週間に渡って飲みさえすれば人間を噛みたいという衝動を抑えられる魔法薬を持って来たからでした。スネイプは地図でルーピンが「叫びの屋敷」に向かうのを見ました。

それを見てルーピンを追って「叫びの屋敷」に行きスネイプはこの世で群を抜いて憎んでいる男つまりシリウスと対面して思わず逆上し平常心をすっかり失ってハリーたちは「武装解除の術」で杖を奪おうとしたんですよね。

ところが3人が同時に唱えてしまったがためにスネイプには3倍もの呪文が振りかかり壁に衝突してスネイプは気絶したというわけなんですよね。

今日の最後に
実際には起きていない事を起きていると思わせる。真実や事実ではない事を真実や事実と思わせる。それが「錯乱の呪文」の役割や効果というわけです。そこでスネイプはハリーとハーマイオニーがそうなったと思いました。

実際にはシリウスは無実ではないしピーター・ペティグリューもまた生きてなどいない。ところがシリウスはハリーとハーマイオニーに「錯乱の呪文」をかけてシリウスは無実でペティグリューは生きているとそう思わせた。

「錯乱の呪文」をかけられた人間は間違った事を自信満々に確信を持って堂々と主張するようなのでダンブルドアもまたハリーとハーマイオニーにスネイプの言い分のほうが説得力があると知らなければならぬと言いました。

そこでダンブルドアはハリーとハーマイオニーに今は真実を訴えるよりも一刻の猶予も許されず早く助けないとシリウスは吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になってしまうので逃亡させるのが最善と説いたというわけです。

そこでハリーとハーマイオニーはハーマイオニーが持っていた「逆転時計」で3時間前に戻ってヒッポグリフのバックビークを救いシリウスはバックビークに乗って逃亡する。ハリーとハーマイオニーはそれを手助けしました。

ハリーとハーマイオニーのお陰でシリウスは逃亡して助かったというわけなんですよね。

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