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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーはスネイプに「錯乱の呪文」をかけられていると言われてしまったがために本当の事を言っているのに魔法大臣コーネリウス・ファッジに信じて貰えませんでした。ところがそれから僅か5ヵ月後にハリーは「錯乱の呪文」を使われてまたしても災難が振りかかって来てしまったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.代表選手に
あの輝かしい1時間の間だけハリーはついにダーズリー一家と別れる事ができると思いました。シリウスが汚名を濯(そそ)いだら一緒に暮らそうと言ってくれたからです。しかし吸魂鬼が押し寄せてチャンスはなくなりました。

ダンブルドア以外はシリウスが無実でピーター・ペティグリューが生きているというハリーとハーマイオニーの訴えを信じてくれなかったのです。スネイプが2人はシリウスに「錯乱の呪文」をかけられたと言ったからでした。

そのためハリーとハーマイオニーが言う事よりもスネイプの言い分のほうが説得力があるとダンブルドアに言われてしまったのです。シリウスは危うく吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になってしまう所だったんですよね。

しかしハリーとハーマイオニーが手助けして処刑寸前のヒッポグリフのバックビークと共にシリウスを逃がしました。ペティグリューさえ逃がさなかったらシリウスと暮らせたという思いは夏休み中は頭を離れませんでした。

ところがこの「錯乱の呪文」がハリーに新たな試練をもたらす事になりました。今学期ホグワーツでは何と百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が開催される事になりました。しかしハリーには参加資格はありませんでした。

それはいかに予防措置を取ろうともやはり試合の種目が難しく危険である事から今回に限り「17才以上」という年齢制限を設ける事になったからです。14才のハリーは言うに及ばずフレッドとジョージも駄目というわけです。

フレッドとジョージが17才になるのは来年の4月なので代表選手に名乗りを上げる事はできません。しかし2人は諦めませんでした。何故なら代表選手を決めるのは人ではなく木でできた「炎のゴブレット」だったからでした。

フレッドとジョージは親友のリー・ジョーダンと共に老け薬を飲んで「炎のゴブレット」に近づこうとしました。しかしダンブルドアが引いた年齢線に阻まれて代表選手に名乗りを上げる事はできずハリーも諦めたんですよね。

ところがです。ダームストラングにボーバトンそしてホグワーツの代表選手が決まってダンブルドアが最後の締めくくりの挨拶をしている時に何故か「炎のゴブレット」が赤く燃え始めて4枚目の羊皮紙が出て来たのでした。

そこに書かれていた名前は「ハリー・ポッター」でした。

3-2.マッド・アイ・ムーディの口から
代表選手は今後の競技の説明を聞くために大広間に隣接する小部屋に入る事になっていました。3人の代表選手はルード・バグマン氏がハリーの事を4人目の代表選手だと紹介すると困惑したり面白い冗談だと言ったりしました。

若過ぎると指摘するボーバトンの代表選手フラー・デラクールにバグマン氏は年齢制限は今回に限り特別安全措置として設けられたものだから「炎のゴブレット」から名前が出た以上はハリーは従う義務があると言いました。

バグマン氏がそう言った所で背後の扉が再び開き大勢の人が入って来ました。ダンブルドア校長を先頭にしてバーテミウス・クラウチ氏にダームストラングのカルカロフ校長にボーバトンの校長のマダム・マクシームでした。

それからホグワーツの教師のマクゴナガル先生とスネイプも入って来ました。当然他校の校長のカルカロフとマダム・マクシームの両者はダンブルドアにホグワーツの代表選手が2人とはどういう事かと抗議して来たのでした。

ところがそこにもう1人が加わりました。今学期「闇の魔術に対する防衛術」の教職に1年限りという約束で就任したマッド・アイ・ムーディです。こう言うマッド・アイの低い声はいつもの唸り声とは様子が違っていました。

「ポッターが死ぬ事を欲した者がいるとしたら」

息苦しい沈黙が流れたかと思うとバグマン氏はひどく困った顔で苛立ちながら体を上下に揺らして「おいおいムーディ。何を言い出すんだ!」と言いました。カルカロフ校長もにわかには信じ難いと声を張り上げたのでした。

皆さんご存知のようにムーディ先生は朝から昼食までの間に自分を殺害しようとする企てを少なくとも6件は暴かないと気が済まない方だ。先生は生徒たちにも暗殺を恐れよと教えているようだとカルカロフ校長は言いました。

「わしの妄想だとでも?ありもしないものを見るとでも?え?あのゴブレットにこの子の名前を入れるような魔法使いは腕のいい奴だ」

「闇の魔術に対する防衛術」の先生になる方としては奇妙な資質だがダンブルドアにはあなたなりの理由があったのでしょうと言うカルカロフ校長にマッド・アイはこう言いました。マダム・マクシームも同意見のようです。

マッド・アイにどんな証拠があるというのですかと言うと「馬鹿な事を言わないで」とばかり両手を開いたというわけですよね。マッド・アイは「何故なら強力な魔力を持つゴブレットの目を眩ませたからだ」と答えました。

マッド・アイが言うには「炎のゴブレット」を欺き試合には三校しか参加しないという事を忘れさせるためには並外れて強力な「錯乱の呪文」をかける必要があったはずなのだそうです。それならどんな方法でやったのか?

マッド・アイの想像ではハリーの名前を四校目の候補者として入れて四校目はハリー1人しかいないようにしたのだろうとの事でした。つまりハリーは今度は「錯乱の呪文」を使って代表選手にされてしまったというわけです。

3-3.事の真相
確かにハリーは「錯乱の呪文」で三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまいました。何故そう断言できるのかというと「錯乱の呪文」で「炎のゴブレット」を欺いたと言った当の本人がそれをやったからなんですよね。

「錯乱の呪文」で「炎のゴブレット」を欺き代表選手は3人ではなくて4人だと思わせたのはポリジュース薬でマッド・アイ・ムーティに成り済ましていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアその人だったというわけですよね。

魔法界の全ての人々がバーテミウス・クラウチ・ジュニアはアズカバンで死んだとそう思っていました。ところが生きていたのです。母親のクラウチ夫人が夫のバーテミウス・クラウチ氏に最期の望みを叶えてと言いました。

クラウチ夫人は自分が余命幾ばくもない事を知っていました。クラウチ夫妻はアズカバンに息子を訪ねました。そしてポリジュース薬を使って息子を母の姿にして母を息子の姿にして息子をアズカバンから連れ出しました。

アズカバンにいるはずのクラウチ・ジュニアが自宅にいる。それを知ったのは魔法省の職員のバーサ・ジョーキンズでした。書類にサインを貰うためにクラウチ氏を訪ねて家にやって来た時に知ってしまったというわけです。

クラウチ氏はバーサ・ジョーキンズに強力な「忘却術」をかけました。ところがでした。バーサ・ジョーキンズはピーター・ペティグリューことワームテールと出くわしてアルバニアの森へとやって来てしまったんですよね。

そこにはヴォルデモートがいてヴォルデモートはおそらくは最も忠実なる死喰い人つまりクラウチ・ジュニアが生きているという事をクラウチ氏がかけた「忘却術」を破ってバーサ・ジョーキンズから聞き出したんですよね。

ヴォルデモートはワームテールとクラウチ家を訪ね父親のクラウチ氏に「服従の呪文」をかけました。そしてクラウチ・ジュニアに自分が真の体を取り戻す手助けをするよう頼みクラウチ・ジュニアはホグワーツに来ました。

ヴォルデモートが体を取り戻し前よりも強力になって甦るにはハリー・ポッターの血が必要だったのです。そこでクラウチ・ジュニアはハリーが代表選手になって必ず優勝できるように取り計らったというわけなんですよね。

だから「錯乱の呪文」で「炎のゴブレット」を欺きハリーを三大魔法学校対抗試合の代表選手にしたというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手になって大広間に隣接する小部屋にはホグワーツの教師からマクゴナガル先生とスネイプそれに少し遅れて「闇の魔術に対する防衛術」の教師のマッド・アイ・ムーディが来ました。

この場でスネイプは誰の咎でもない。ハリーのせいだ。ハリーは規則は破るものと決めてかかっている。それをダンブルドアのせいにする事はできないと言ってダンブルドアに「もう良い」と諌められているというわけです。

一方マクゴナガル先生は全く馬鹿馬鹿しい。ハリー自身が「年齢線」を越えるはずはないし上級生を説得して代わりに名前を入れさせるなんて事もしていないとダンブルドアは信じていると全面的にハリーを擁護しています。

そう言った後にマクゴナガル先生は怒ったような目でスネイプを見ています。マクゴナガル先生にしてみればスネイプは他校の校長の前で自分の学校の生徒を非難するなんて何を考えているんだと言いたかったんでしょうね。

しかしこの時点でスネイプはピーター・ペティグリューことワームテールが生きているという事を確認していないのでシリウスが無実でペティグリューが生きているというのはシリウスのお伽噺だと思っているんでしょうね。

つまりスネイプにとってシリウスは相変わらず狂気の大量殺人鬼という認識なんでしょうね。そんな奴の逃亡を助けたハリーは許せない。スネイプはそう思っていたんだろうなと私はそう思いますね。だから非難したのです。

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