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ヴォルデモートに戦いを挑まれて命からがらホグワーツに戻って来たハリーは誰が自分をこんな目に遭わせたのかを知る事となりました。そして何故自分の杖とヴォルデモートの杖が金色の糸で結ばれたのか?その理由の説明をダンブルドアから聞く事にもなったというわけです。(全3項目)

3-1.事の真相
復活直後のヴォルデモートに戦いを挑まれ危うく殺害されそうになったハリーでしたが辛くも逃れてホグワーツに戻って来る事ができました。そしてハリーは誰が自分をこんな目に遭わせたのかを知る事になったんですよね。

こやつはアラスター・ムーディではない。君はアラスター・ムーディには会った事がない。ダンブルドアはハリーにこう言いました。マッド・アイ・ムーディは全く別の人物がポリジュース薬で成り済ましていたんですよね。

それがヴォルデモートがホグワーツへと送り込んだ死喰い人だったのです。ハリーをこんな目に遭わせたのは実は世間ではアズカバンで死んだと思われていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアその人だったというわけです。

別の学校の名前を使って「炎のゴブレット」にハリーの名前を入れたのもハグリッドをそそのかしてドラゴンを見せるように仕向けたのもクラウチ・ジュニアでハリーにアドバイスをして「第1の課題」をクリアさせました。

「第2の課題」の時もクリスマス・ダンスパーティの際にハリーから屋敷しもべ妖精のドビーに不揃いの靴下を貰ったと聞いていたのでそれを利用しました。職員室に呼び出してマクゴナガル先生と一芝居打ったんだそうです。

クラウチ・ジュニアは真実薬で全ての真相を話しました。クラウチ・ジュニアは自分が余命幾ばくもない事を知っていた母親が助け出したのだそうです。クラウチ夫妻がアズカバンに息子を訪ね母親と息子を入れ替えました。

入れ替えに使ったのはポリジュース薬でした。アズカバンから連れ帰ると屋敷しもべ妖精のウィンキーがクラウチ・ジュニアの面倒を見ました。クィディッチ・ワールドカップを見せてあげてと頼んだのもウィンキーでした。

自由の身の死喰い人たちを見て激怒したクラウチ・ジュニアは空に「闇の印」を打ち上げました。その日クラウチ氏はウィンキーを解雇しウィンキーはドビーと共にダンブルドアに雇われてホグワーツで働く事になりました。

書類にサインを貰うために訪ねて来たのがバーサ・ジョーキンズでした。クラウチ氏は極めて強力な「忘却術」をかけましたがヴォルデモートはそれを破ってクラウチ・ジュニアの存在を知りやって来たというわけですよね。

こうしてクラウチ・ジュニアはホグワーツに送り込まれハリーを三大魔法学校対抗試合の4人目の代表選手にしてハリーが優勝するよう取り計らいヴォルデモートが復活して体を取り戻す手助けをしたというわけなんですよね。

3-2.ダンブルドアの勝ち誇った目
クラウチ・ジュニアの尋問が終わるとダンブルドアは一緒に来ていたマクゴナガル先生にクラウチ・ジュニアの見張りを頼みました。そしてハリーにまずは自分の部屋つまり校長室に来て欲しいとそう言ったというわけです。

ダンブルドアの事前の予告通り校長室にはシリウスが待っていました。一体何があったのだ?急き込んでこう訊くシリウスにダンブルドアはクラウチ・ジュニアの話を一部始終話して聞かせました。説明が終わった後でした。

ダンブルドアは机の向こう側にハリーと向き合って座りハリーを見詰めハリーはその目を避けました。ダンブルドアは自分に質問するつもりだ。思い出したくない事の全てをもう一度思い出させようとしていると思いました。

「ハリー迷路の移動キーに触れてから何が起こったのかわしは知る必要があるのじゃ」

ハリーの予感は的中してダンブルドアはこう言って来ました。シリウスは厳しい声でダンブルドアに「明日の朝まで待てませんか?眠らせてやりましょう。休ませてやりましょう」と言いました。ところがだったんですよね。

ハリーを魔法の眠りにつかせ今夜の出来事を考えるのを先延ばしにする事でハリーを救えるのなら自分はそうする。しかしそうではない。一時的に痛みを麻痺させれば後になって感じる痛みはもっとひどいとの事だそうです。

ハリーは自分の期待を遙かに超える勇気を示した。もう一度その勇気を示して欲しい。何が起きたか自分たちに聞かせてくれ。するとハリーの膝に止まっていた不死鳥のフォークスが震える声で鳴くと空気をも震わせました。

ハリーは深く息を吸い込むと話し始めました。話し始めると起きた光景の1つ1つが目の前に繰り広げられるように感じました。ハリーの肩をしっかりと掴んだままで一度か二度シリウスが何かを言いたそうな声を出しました。

しかしダンブルドアは手を上げてそれを制しました。ハリーはそのほうがうれしいと思いました。話し出してみれば続けて話してしまうほうが楽でした。むしろほっとすると言っても良かったといった面持ちだったのでした。

何か毒のような物が体から抜き取られて行くような気分でもありました。話し続けるには意思の全てを振り絞らなくてはなりませんでした。それでも話し終われば気持ちがすっきりするような予感がハリーはしたんですよね。

ワームテールが短剣でハリーの血を取った事を話すとダンブルドアがあまりに素早く立ち上がったのでハリーは驚きました。ダンブルドアはわざわざ机を回り込んでやって来てハリーに腕を出して見せるようにと言いました。

「僕の血が他の誰の血よりもあの人を強くするとあの人自身が言ってました。僕を護っているものが。僕の母が残してくれたものが。あの人にも入るのだと言ってました。その通りでした」

ハリーが「ヴォルデモートは僕に触っても傷つきませんでした。僕の顔を触ったんです」と言い終えるとハリーはほんの一瞬ダンブルドアの目に勝ち誇ったような光を見たような気がしました。ところが次の瞬間の事でした。

ハリーはきっと勘違いだと思いました。机の向こう側に戻ったダンブルドアがハリーがこれまで見た事もないほど老け込んで疲れて見えたからです。ダンブルドアは再び椅子に腰掛けてハリーに向かってこう言ったのでした。

「なるほどヴォルデモートはその障害については克服したというわけじゃな。ハリー続けるのじゃ」

3-3.兄弟杖
そしてついに話は佳境に入ってハリーとヴォルデモートが決闘して2人の杖が金色の光で繋がった場面に来た所でハリーは感極まり話せなくなってしまいました。ハリーには有難い事にシリウスがこう沈黙を破ってくれました。

「杖が繋がった?何故なんだ?」

シリウスのこの問いにダンブルドアは「直前呪文じゃな」と答えてシリウスは「呪文逆戻し効果?」と鋭い声で訊きました。何故ハリーとヴォルデモートの杖は金色の糸で結ばれたのか?ダンブルドアはこう説明をしました。

「左様ハリーの杖とヴォルデモートの杖には共通の芯が使ってある。それぞれに同じ不死鳥の尾羽根が1枚ずつ入っている。実はこの不死鳥なのじゃ」

ダンブルドアはハリーの膝に止まっているフォークスを指差しハリーは驚いて「僕の杖の羽根はフォークスの?」と訊きました。何とダンブルドアは4年前からハリーがこの杖をオリバンダーの店で買った事を知っていました。

「そうじゃ。オリバンダー翁が4年前君があの店を出た直後に手紙をくれての。君が2本目の杖を買ったと教えてくれたのじゃ」

ハリーの問いにダンブルドアはこう答えました。すなわちハリーの杖とヴォルデモートの杖は兄弟杖というわけです。すると杖が兄弟杖に出会うと何が起こるのだろう?シリウスのこの問いにダンブルドアはこう答えました。

「互いに相手に対して正常に作動しない。しかし杖の持ち主が2つを無理に戦わせると非常に稀な現象が起こる。どちらか1本がもう1本に対してそれまでにかけた呪文を吐き出させる」

それは逆の順番で一番新しい呪文が最初でそれ以前にかけた呪文が次々に出て来るんだそうです。そのためヴォルデモートの杖が殺害した人々が一番最近殺害されたセドリック・ディゴリーから順に出て来たというわけです。

これでハリーはようやく話の続きができるようになりヴォルデモートの杖から現れた父親がどうすればホグワーツに戻れるのかをハリーに教えてくれたりセドリックが最期の願いを言った事を話せたというわけなんですよね。

そしてハリーは黒い犬に変身したシリウスとダンブルドアに付き添われて医務室に向かったというわけなんですよね。

今日の最後に
ヴォルデモートは自身の体を再生するのに当たってハリーの血を使いました。そしてハリーと死喰い人たちに以前より強力になって甦るためにはハリー・ポッターの血が必要だったのだとそう言ったというわけなんですよね。

ハリーがその話をした時ダンブルドアはわざわざ立ち上がって机を回り込みハリーにその腕の傷を見せて欲しいと言いました。腕の傷を見るとダンブルドアは再び椅子に腰掛けてハリーに話の続きをするようにと告げました。

その時その瞬間ハリーはダンブルドアの目に勝ち誇った光を見たような気がしました。しかし次の瞬間にはそれは自分の勘違いだったと思いました。ところがそれはハリーの勘違いなどではなかったというわけなんですよね。

次にこの場面で大変重要なのはハリーとヴォルデモートの杖が同じ不死鳥しかもダンブルドアが飼っているフォークスの尾羽根の兄弟杖だという事ですよね。無理に戦わせたがために正常に作動せず呪文逆戻し現象が起きた。

そのためヴォルデモートの杖に殺害された人々が杖先から出て来て父親のジェームズ・ポッターが息子のハリーにホグワーツに戻る方法を教えてくれました。そのお陰でハリーはホグワーツに戻る事ができたというわけです。

でもそれだけではなかったんですよね。
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