FC2ブログ

ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーはゴドリックの谷の二の舞になる。深読みのし過ぎだと反対したのですが三角印の意味を知るためほぼ強引にゼノフィリウス・ラブグッド氏に会いに行く事になりました。しかし2階にあった角を巡って一騒動起き散々寄り道をした挙句にようやく本題に入ったというわけですよね。(全3項目)

3-1.しわしわ角スノーカックの角?
ハリーたちが案内された2階の居間兼作業場のような部屋は雑然としていて本や書類があらゆる平面に積み上げられ天井からはハリーには理解不能な生き物の精巧な模型が羽ばたいたり顎を動かしたりしてぶら下がっています。

ルーナはそこにいませんでした。家に入った時から聞こえていたやかましい音を出していたのは歯車や回転盤が魔法で回っている木製の物体でした。一見すると作業台と古い棚を一組くっつけた奇想天外な作品に見えました。

暫くしてハリーはそれが旧式の印刷機だとそう判断しました。雑誌「ザ・クィブラー」がどんどん刷り出されていたからです。ゼノフィリウス氏は「失礼」と言うとその機械に近づいて汚らしいテーブルクロスを被せました。

テーブルクロスを膨大な数の本や書類の載ったテーブルから抜き取ったため本も書類も全部が床に転がり落ちてしまいました。でもテーブルクロスを被せたので印刷機の騒音は少しですが抑えられたというわけなんですよね。

ゼノフィリウス氏は改めてハリーを見ると「どうしてここに来たのかね?」と訊いて来ました。ところがハリーが口を開くより早くハーマイオニーが驚いて小さな叫び声を上げて壁に取り付けた角を指差してこう訊きました。

「ラブグッドさん。あれは何ですか?」

それは螺旋状の巨大な灰色の角でユニコーンの角と言えなくもありませんでしたが壁から1メートルほども突き出していました。ゼノフィリウス氏は「しわしわ角スノーカックの角だが」と答えましたがどうやら違うようです。

ハーマイオニーは「いいえ違います!」と反論をしました。そんなハーマイオニーにハリーはばつが悪そうに小声で「今はそんな事を」と言いましたがハーマイオニーはハリーに向かってこう言ったというわけなんですよね。

「でもハリーあれはエルンペントの角よ!取引可能品目Bクラス危険物扱いで家の中に置くには危険過ぎる品だわ!」

3-2.ルーナのほうが十倍も肝が太い
ロンは「どうしてエルンペントの角だって判るんだ?」と訊きながら身動きもままならないほど雑然とした部屋の中をできるだけ急いで角から離れました。ロンのその問いにハーマイオニーはこう答えたというわけですよね。

「幻の動物とその生息地に説明があるわ!ラブグッドさんすぐにそれを捨てないと。ちょっとでも触れたら爆発するかもしれないってご存知ではないんですか?」

しかしゼノフィリウス氏はてこでも動かない顔ではっきりと「しわしわ角スノーカックは恥ずかしがり屋で高度な魔法生物だ」と言いました。絶対に譲らないというわけですよね。ところがだったというわけなんですよね。

「ラブグッドさん。角の付け根に溝が見えます。あれはエルンペントの角で信じられないくらい危険な物です。どこで手に入れられたかは知りませんが」

ゼノフィリウス氏が「その角は」とまで言った所でハーマイオニーはこう言いました。ゼノフィリウス氏は誰が何と言おうとという調子で「買いましたよ」と応えました。誰が何と言おうとも絶対に譲らないというわけです。

「2週間前私がスノーカックという素晴らしい生物に興味がある事を知った気持ちの良い若い魔法使いからだ。クリスマスにルーナをびっくりさせてやりたくてね」

こう角の入手先を説明するとゼノフィリウス氏は「さて」と言ってハリーに向き直り「ミスター・ポッター一体どういう用件で来られたのかな?」と訊いてハリーはハーマイオニーがまた何か言い出す前にとこう答えました。

「助けていただきたいんです」

これにゼノフィリウス氏は「ああ助けね。ふむ」と応えました。斜視でないほうの目が再びハリーの額の傷痕に動きました。怯えながら同時に魅入られているようにも見えました。そしてゼノフィリウス氏はこう言いました。

「そう。問題は・・・ハリー・ポッターを助けること・・・かなり危険だ」

するとここでロンが口を挟み「ハリーを助ける事が第1の義務だってみんなに言っていたのはあなたじゃないですか?あなたのあの雑誌で?」と言いました。ロンにしてみれば話が違うじゃないかと言いたいというわけですね。

ゼノフィリウス氏はテーブルクロスに覆われてもまだやかましく動いている印刷機をちらりと振り返って「あーそうだ。そういう意見を表明して来た。しかし」と言いました。それを聞いてロンはこう言ったというわけです。

「他の人がする事であなた自身ではないって事ですか?」

ゼノフィリウス氏は何も答えませんでした。唾を何度も飲み込み目がハリーたち3人の間を素早く往ったり来たりしました。ハリーはゼノフィリウス氏が心の中で何やらもがいているようなそんな感じを受けたというわけです。

「ルーナはどこかしら?ルーナがどう思うか訊きましょう」

ハーマイオニーがこう言いました。ゼノフィリウス氏は今度は大きく唾を飲みました。覚悟を決めているかのように見えました。暫くしてようやく印刷機の音に掻き消されて聞き取りにくいほどの震え声でこう応えました。

「ルーナは川に行っている。川プリンピーを釣りに。ルーナは・・・君たちに会いたいだろう。呼びに行って来よう。それから。そうよろしい。君を助ける事にしよう」

ゼノフィリウス氏は螺旋階段を下りて姿が見えなくなりました。玄関の扉が開いて閉まる音が聞こえました。ハリーたちは顔を見合わせてロンは「臆病者のクソチビめ。ルーナのほうが十倍も肝が太いぜ」と言ったのでした。

一方ハリーは「僕がここに来た事が死喰い人に知れたら自分たちはどうなるかって多分それを心配してるんだろう」と言ってゼノフィリウス氏の心情を気遣ったというわけです。そしてハーマイオニーはロンと同意見でした。

「そうねぇ私はロンと同じ意見よ。偽善者もいいとこだわ。他の人にはあなたを助けるように言っておきながら自分自身はこそこそ逃げ出そうとするなんて。それにお願いだからその角から離れて頂戴」

ハリーは部屋の反対側にある窓へと近寄りました。ずっと下のほうに川が見えました。この家は高い所にあるのでハリーは「隠れ穴」の方角をじっと見詰めたのでした。すると窓の外を鳥が羽ばたいて通り過ぎて行きました。

「隠れ穴」は別の丘の稜線の向こうなのでここからは見えません。ハリーが思いを馳せたのはビルとフラーの結婚式以来会っていないジニーの事でした。一番近くにいるというのにジニーはその事を知る由もないんですよね。

でも自分と接触した人はみんな危険に晒されるのだからそのほうがいいと思うべきなのだ。ゼノフィリウス氏の態度がいい証拠だとハリーはそう思っていたというわけです。

3-3.ようやく話は本題に
窓から目を離すとハリーの目に別の奇妙な物が飛び込んで来ました。壁に沿って曲線を描くごたごたした戸棚の上に置かれている石像です。美しいものの厳めしい顔つきの魔女の像が世にも不思議な髪飾りをつけていました。

髪飾りの両脇からは金のラッパ型補聴器のような物が飛び出ています。小さな輝く青い一対の翼が頭のてっぺんを通る革紐に差し込まれオレンジ色の蕪が1つ額に巻かれたもう1本の紐に差し込まれていたというわけですよね。

ハリーが「これを見てよ」と言うとロンが「ぐっと来るぜ。結婚式に何でこれを着けて来なかったのか謎だ」と言いました。玄関の扉が閉まる音がするとまもなくゼノフィリウス氏が螺旋階段を上がって戻って来たのでした。

両足をゴム長に包んでバラバラなティーカップを幾つかと湯気の立つティーポットの載った盆を持って来たゼノフィリウス氏は「ああ私のお気に入りの発明を見つけたようだね」と言い盆をハーマイオニーに押しつけました。

「まさに打ってつけの麗しのロウェナ・レイブンクローの頭をモデルに制作した。計り知れぬ英知こそ我らが最大の宝なり!」

そして石像のそばに立っているハリーの所に行くとゼノフィリウス氏はこう言いました。そしてラッパ型補聴器のような物を指差してゼノフィリウス氏はこう言ったのでした。これもどうやら自慢の品という事のようですね。

「これはラックスパート吸い上げ管だ。思考する者の身近にある全ての雑念の源を取り除く」

ゼノフィリウス氏は小さな翼を指差して「これはビリーウィグのプロペラで考え方や気分を高揚させる」と言いオレンジの蕪を指して「極め付きはスモモ飛行船だ。異常な事を受け入れる能力を高めてくれる」と言いました。

ゼノフィリウス氏は大股で盆のほうに戻り「ガーディルートのハーブティーはいかがかな?自家製でね」と言い赤紫色の飲み物を注ぎながら言葉を続けました。ルーナは端の橋の向こうにいて興奮しているとの事だそうです。

ルーナはおっつけ来るだろう。そしてゼノフィリウス氏はぐらぐらしている書類の山を降ろすと肘掛椅子に腰掛けて「ミスター・ポッター何をすればよいのかな?」と訊いて来てハリーはハーマイオニーをちらりと見ました。

ハーマイオニーは頑張れと言いたげに頷きました。ハリーは「ラブグッドさん。ビルとフラーの結婚式にあなたが首から下げていた印の事ですけど。あれにどういう意味があるのかをお聞きしたいのです」と言ったのでした。

ゼノフィリウス氏は両方の眉を吊り上げ「死の秘宝の印の事かね?」と言いました。ようやく話は本題になったのです。

今日の最後に
ハリーはビルとフラーの結婚式の時に実はダンブルドアはかつて家族と共にゴドリックの谷に住んでいたとミュリエルおばさんから聞かされそれはもうとてつもなく大きなショックを受けてしまったというわけなんですよね。

ダンブルドアはゴドリックの谷で妹アリアナを失いハリーは両親を失いました。同じ土地でハリーもダンブルドアも家族を失ったというのにダンブルドアはゴドリックの谷に住んでいた事を一度もハリーに話しませんでした。

そのゴドリックの谷でダンブルドアとグリンデルバルドは出会い意気投合しました。それならば何故グリンデルバルドはゴドリックの谷にやって来たのか?それは「死の秘宝」を追い求めて来たからというわけなんですよね。

グリンデルバルドがゴドリックの谷に来た事でダンブルドアは「死の秘宝」を知りました。そのゴドリックの谷でハリーは柊と不死鳥の杖を失いました。そしてついに今度はハリーが「死の秘宝」を知る事になるんですよね。

三角の印の意味を知るゼノフィリウス・ラブグッド氏に会ったからというわけなんですよね。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

アナログ時計(黒)

プロフィール

トキメキぼーい

管理人:トキメキぼーい
当サイトのポリシー
継続は力なり!
我が道を行く!

好きな作家
J.K.ローリング
北杜夫
江戸川乱歩
二ノ宮知子
椎名軽穂
羽海野チカ
荒川弘、他

好きな作曲家
ショスタコーヴィチ
メンデルスゾーン
ニールセン、他多数

好きな歌い手
遊佐未森
小田和正
スピッツ
他これもまた多数

愛知県名古屋市在住
血液型O型

トラックバックは
承認制にしました。

コメントも
承認制にしました。

毎週
日曜
月曜
水曜
木曜日更新

最近の記事

カテゴリー

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

Copyright ©ハリポタ通の館(やかた). Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.