FC2ブログ

ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

オリバンダー翁との会談を終えるとハリーはビルにフラーとルーナにディーンがいる台所には入らず家を出て庭へとやって来ました。自分が判った事をロンとハーマイオニーに説明するためです。そしてついにヴォルデモートが「あの杖」を手にする事になったのでした。(全3項目)

3-1.ハリーの最後の質問にオリバンダー翁は?
ハリーたち3人と杖職人のオリバンダー翁との会談は続きましたがハリーがオリバンダー翁にあなたは「例のあの人」つまりヴォルデモートにグレゴロビッチが「ニワトコの杖」を持っていると教えましたねと言った時でした。

これ以上青ざめようのないオリバンダー翁の顔がさらに青ざめました。音を立てて生唾を飲んだ顔はゴーストのようでした。オリバンダー翁は「どうして-どうしてあなたがそんな事を?」と訊いたというわけなんですよね。

ハリーは「僕がどうして知ったかは気にしないでください」と答えました。その時額の傷痕が焼けるように痛んでハリーが一瞬目を閉じるとほんの数秒間ずっと北に位置するのでまだ暗いホグズミードの大通りが見えました。

ヴォルデモートにグレゴロビッチが「ニワトコの杖」を持っていると教えたのですかとハリーが改めて訊くとオリバンダー翁は「噂じゃった」と囁きました。何年も前のハリーが生まれるより遥か前の噂だったんだそうです。

オリバンダー翁は自分はグレゴロビッチ自身が噂の出所だと思っているとそう言いました。それは「ニワトコの杖」を調べその性質を複製するという事が杖の商売にはどんなに有利になるか判るだろうとの事なのだそうです。

ハリーは「ええ判ります」と言い立ち上がりました。そしてオリバンダー翁に「最後にもう1つだけ。その後はどうぞ少し休んでください。死の秘宝について何かご存知ですか?」と最後の質問をしたというわけなんですよね。

オリバンダー翁は「え?何と言ったのかね?」と問い返すときょとんとした顔をしました。ハリーが「死の秘宝です」と答えるとオリバンダー翁はこう言いました。ハリーは知らぬふりをしているわけではないと思いました。

「何の事を言っているのかすまないがわしには分らん。それも杖に関係のある事なのかね?」

オリバンダー翁は「死の秘宝」については知らないのです。ハリーは「ありがとう。本当にありがとうございました。僕たちは出て行きますからどうぞ少し休んでください」とお礼とねぎらいの言葉を言ったというわけです。

3-2.家を出て庭に来ると
するとオリバンダー翁は打ちのめされたような顔をして喘ぎながら「あの人はわしを拷問した!磔の呪い。どんなにひどいか分からんじゃろう」と言いました。それにハリーはこう言い再び理解を示したというわけですよね。

「判ります。本当に判るんです。どうぞ少し休んでください。色々教えていただいてありがとうございました」

ハリーはロンとハーマイオニーの先に立ち階段を下りました。ビルにフラーとルーナにディーンが紅茶カップを前に台所のテーブルに着いているのがちらりと見えました。入口にハリーの姿が見えると一同は一斉に見ました。

しかしハリーは一同に向かって頷いただけで庭にそのまま出て行きました。ロンとハーマイオニーは後から従いて行きました。少し先にあるドビーを葬った赤味がかった土の塚までハリーは歩いて行ったというわけですよね。

頭痛がますますひどくなっていました。無理やり入って来ようとするその映像を締め出すのは今や生易しい努力ではありません。でももう少しだけ耐えればいい事をハリーは知っていました。まもなく自分は屈伏するだろう。

何故ならば自分の理論が正しい事を知る必要があるからだ。ロンとハーマイオニーに説明できるようにあと少しだけ頑張らなくてはならない。ハリーはグレゴロビッチは随分前に「ニワトコの杖」を持っていたと言いました。

ヴォルデモートがグレゴロビッチを探そうとしている所を自分は見たんだ。見つけ出した時はグレゴロビッチがもう「ニワトコの杖」を持っていない事をヴォルデモートは知った。グリンデルバルドに盗まれたと知ったんだ。

グリンデルバルドがどうやってグレゴロビッチが「ニワトコの杖」を持っている事を知ったかは分らない。しかしグレゴロビッチが自分から噂を流すような馬鹿な真似をしたのなら知るのはそれほど難しくはなかっただろう。

ヴォルデモートはホグワーツの校門にいた。ハリーはそこに立つヴォルデモートを見た。同時に夜明け前の校庭からランプが揺れながら校門に近づいて来るのも見えた。

そんな光景を見ながらハリーの説明はなおも続いたのでした。それでグリンデルバルドは「ニワトコの杖」を使って強大になった。その力が最高潮に達した時にダンブルドアはそれを止める事ができるのは自分1人だと知った。

そしてグリンデルバルドと決闘して打ち負かした。そして「ニワトコの杖」を手に入れたんだ。するとロンが「ダンブルドアがニワトコの杖を?でもそれなら-杖は今どこにあるんだ?」と訊いて来てハリーはこう答えました。

「ホグワーツだ」

ロンとハーマイオニーと一緒にいるこの崖上の庭に踏み止まろうとハリーは自分自身と必死に戦っていました。ロンは焦って「それなら行こうよ!ハリー行って杖を取ろう。あいつがそうする前に!」と言ったんですよね。

ハリーは「もう遅過ぎる」と言いました。意識を引き込まれまいと抵抗する自分自身の頭を助けようとしてハリーは思わず頭をしっかりと掴んでいました。それからロンにこう言いました。それを聞いてロンは激怒しました。

「あいつは杖のある場所を知っている。今あいつはそこにいる」

ロンは「ハリー!どのくらい前からそれを知ってたんだ?僕たちどうして時間を無駄にしたんだ?何でグリップフックに先に話をしたんだ?もっと早く行けたのに-今からでもまだ」とハリーに向かって訴えたというわけです。

ハリーは「いや」と応えると草に膝をつきしゃがみ込みました。そしてロンに向かってこう言ったのでした。ハリーはロンに自分は「死の秘宝」ではなく「分魂箱」のほうを取ったんだとそう告げたというわけなんですよね。

「ハーマイオニーが正しかった。ダンブルドアは僕にその杖を持たせたくなかった。その杖を取らせたくなかったんだ。僕に分魂箱を見つけ出させたかったんだ」

ロンは「無敵の杖だぜハリー!」と呻きましたがハリーは「僕はそうしちゃいけないはずなんだ。僕は分魂箱を探すはずなんだ」と言葉を返したというわけです。こうしてついにその時がやって来たというわけなんですよね。

3-3.ついにヴォルデモートの手に渡る
突然何もかもが涼しく暗くなりました。太陽は地平線からほとんどまだ顔を出しておらずハリーはスネイプと並び湖へと校庭を滑るように歩いています。ヴォルデモートはいつもの高い冷たい声でスネイプにこう言いました。

「まもなく城でお前に会う事にする。さあ俺様を1人にするのだ」

スネイプは頭を下げると黒いマントを後ろになびかせて今来た道をまた戻って行ったのでした。ハリーはスネイプの姿が消えるのを待ちながらゆっくりと歩いたのでした。これから自分が行く所をスネイプは見てはならない。

それだけではありません。実は何人も見てはならないのです。幸い城の窓には明かりもなくしかも彼は自分を隠す事ができる。一瞬にして彼は自分に「目くらまし術」をかけて自分の目からさえも姿を隠したというわけです。

そして彼は湖の縁を歩き続けました。愛おしい城。自分の最初の王国。自分が受け継ぐ権利のある城の輪郭をじっくりと味わいながら彼は歩き続けました。そしてここだ。湖のほとりに建ちその影を暗い水に映す大理石の墓。

見知った光景には不必要な汚点だ。彼は再び抑制された高揚感が押し寄せて来るのを感じました。破壊の際に感じるあの陶然とした目的意識だ。彼は古いイチイの杖を上げました。この杖の最後の術としては何とふさわしい。

墓は上から下まで真っ二つに割れて開きました。帷子(かたびら)に包まれた姿は生前と同じように細く長い。彼はもう一度杖を上げました。覆いは落ちて死に顔は青く透き通り落ち窪んでいましたがほとんど元のままでした。

曲がった鼻に眼鏡が載せられたままでした。彼は馬鹿馬鹿しさを嘲笑いたいと思いました。ダンブルドアの両手は胸の上に組まれて「それ」はそこに両手の下にしっかりと抱かれてダンブルドアと共に葬られていたのでした。

この老いぼれは大理石か死が杖を守るとでも思ったのか?闇の帝王が墓を冒涜する事を恐れるとでも思ったのか?蜘蛛のような指が襲いかかりダンブルドアが固く抱いた杖を引っ張りました。彼がそれを奪ったその時でした。

杖の先から火花が噴き出してヴォルデモートが最後の持ち主だと思っている人物の亡骸に降りかかりました。杖はついに新しい主人に仕える準備ができたのです。

今日の最後に
7月末にハリーの柊と不死鳥の尾羽根の杖がルシウス・マルフォイ氏の杖を破壊してからというものヴォルデモートはより強力な「ニワトコの杖」という杖を探し求めるようになりその杖の事をオリバンダー翁から訊きました。

オリバンダー翁によればブルガリアの杖職人のグレゴロビッチが「ニワトコの杖」を持っているという噂が流れていたんだそうです。しかしヴォルデモートが見つけたもののグレゴロビッチは既にもう持っていませんでした。

グレゴロビッチが杖を奪って行った若い男の名前を知らなかったためヴォルデモートの「ニワトコの杖」探しは暗礁に乗り上げました。その若者がゲラート・グリンデルバルドだと判ったのは何と翌年の3月だったんですよね。

ヴォルデモートはグリンデルバルドに会いにヌルメンガードを訪ねました。しかしグリンデルバルドも「ニワトコの杖」を持ってはいませんでした。ここでようやくヴォルデモートは「ニワトコの杖」の在り処を知りました。

「ニワトコの杖」はアルバス・ダンブルドアの亡骸と共にホグワーツに埋葬されていました。ヴォルデモートはホグワーツを訪れついに「ニワトコの杖」を手にしました。ところが実を云うと手にしただけだったんですよね。

新たな問題が起きたのです。しかし何故そうなったのか?ヴォルデモートは知らなかったんですよね。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

アナログ時計(黒)

プロフィール

トキメキぼーい

管理人:トキメキぼーい
当サイトのポリシー
継続は力なり!
我が道を行く!

好きな作家
J.K.ローリング
北杜夫
江戸川乱歩
二ノ宮知子
椎名軽穂
羽海野チカ
荒川弘、他

好きな作曲家
ショスタコーヴィチ
メンデルスゾーン
ニールセン、他多数

好きな歌い手
遊佐未森
小田和正
スピッツ
他これもまた多数

愛知県名古屋市在住
血液型O型

トラックバックは
承認制にしました。

コメントも
承認制にしました。

毎週
日曜
月曜
水曜
木曜日更新

最近の記事

カテゴリー

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

Copyright ©ハリポタ通の館(やかた). Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.