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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ある風の強い4月の夕暮れにビルは杖職人のオリバンダー翁をミュリエルの家に送り届けました。その直後に突然リーマス・ルーピンが「貝殻の家」を訪ねて来ました。ハリーは背筋に冷たいものが走りました。悪い知らせだと思ったからです。ルーピンが持って来た知らせは?(全3項目)

3-1.オリバンダー翁が下りて来て
家に入って来てからもルーナの「しわしわ角スノーカック」の話は続いていてルーナはディーンと2人で暖炉の火を熾し直しながら自分の家に来たら角を見せてあげられる。父親がその事で手紙をくれたとそう話していました。

ルーナはホグワーツ特急から死喰い人にさらわれてそのためにクリスマスには家に帰れなかったためまだ見ていないんだそうです。しかしその角はエルンペントのでハリーたちが訪ねて行った時に爆発してしまいましたよね。

「ルーナ教えてあげたじゃない。あの角は爆発したのよ。エルンペントの角だったの。しわしわ角スノーカックのじゃなくて」

ハーマイオニーがこう声をかけましたがルーナはのどかに「ううん絶対にスノーカックの角だったわ。パパがあたしにそう言ったもン。多分今頃は元通りになってるわ。独りでに治るものなんだもン」とそう言ったのでした。

ハーマイオニーはやれやれと首を振りフォークを並べ続けました。その時ビルがオリバンダー翁を連れて階段を下りて来ました。オリバンダー翁はまだとても弱っている様子でビルの腕にすがっていてビルが支えていました。

「オリバンダーさん。お別れするのは寂しいわ」

ルーナが近づいてこう言いました。オリバンダー翁はルーナの肩を軽く叩きながら「わしもじゃよ。お譲さん。あの恐ろしい場所で君は言葉には言い表せないほど私の慰めになってくれた」と感謝の言葉を言ったのでした。

フラーは「それじゃオールヴォア(さようなら)オリバンダーさん」と別れの挨拶をするとオリバンダー翁の両頬にキスをしました。ビルは大きなスーツケースを持っていてフラーはオリバンダー翁に頼み事をしたんですよね。

フラーはオリバンダー翁にそれからもしできればミュリエルおばさんに包みを届けてくださればうれしいと言いました。実は去年の8月1日の結婚式の際にフラーが借りたティアラの髪飾りをまだ返していなかったんですよね。

「喜んでお引き受けします。こんなにお世話になったお礼としてそんな事はお安い御用です」

オリバンダー翁は軽くお辞儀しながらこう言いました。

3-2.ビルは無事に戻って来たが
フラーはすり切れたビロードのケースを取り出して開け中の物をオリバンダー翁に見せました。低く吊ったランプの明かりでティアラが燦然と輝きハリーの知らぬ間に部屋に滑り込んでいたグリップフックがこう言いました。

「ムーンストーンとダイヤモンド。小鬼製と見ましたが?」

ビルが「そして魔法使いが買い取った物だ」と静かに言いグリップフックは陰険にそして同時に挑戦的な目つきでビルを見ました。ビルとオリバンダー翁が闇に消え去ったその夜は「貝殻の家」に強風が吹きつけていました。

残った全員がテーブルの周りにぎゅう詰めになり肘と肘がぶつかり動く隙間もなく食事を始めました。傍らでは暖炉の火が音を立てて火格子に爆ぜていてフラーがただ料理を突つき回してばかりなのにハリーは気づきました。

フラーは数分毎に窓の外をちらちらと見ていました。幸いビルは長い髪を風に縺れさせ夕食の最初の料理が終わる前に戻って来ました。ビルはフラーに「みんな無事だよ。オリバンダーは落ち着いた」とそう言ったのでした。

「母さんと父さんからよろしくって。ジニーがみんなに会いたがっていた」

ビルはさらにこう言いました。何でもフレッドとジョージはミュリエルをかんかんに怒らせているんだそうです。おばさんの家の奥の部屋から「ふくろう通信販売」をまだ続けているそうです。商魂たくましいというわけです。

ミュリエルおばさんはティアラを返したら少し元気になったのだそうです。ビルとフラーが盗んだと思っていたと言ったとの事でした。フラーは不機嫌にあなたのおばさんはシャーマント(素敵)とそう言ったというわけです。

そう言いながらフラーは杖を振って汚れた食器を舞い上がらせ空中で重ねました。それを手で受けてフラーは部屋を出て行きました。するとルーナが急に自分の父親もティアラを作った。どちらかというと冠だと言いました。

ロンがハリーと目を見合わせにやりと笑いました。ハリーはロンがゼノフィリウス氏を訪ねた時に見た馬鹿馬鹿しいあの髪飾りを思い出しているのだと判りました。ルーナの髪飾りに関する話は続きルーナはこう言いました。

「そうよレイブンクローの失われた髪飾りを再現しようとしたんだもン。パパは主な特徴はもうほとんど判ったって思ってるんだもン。ビリーウィグの羽根をつけたらとっても良くなって」

すると正面玄関でバーンと音がして全員が一斉に音のほうを振り向きました。フラーが怯えた顔で台所から駆け込んで来ました。ビルは勢いよく立ち上がると杖を扉に向けハリーにロンとハーマイオニーも同じ事をしました。

グリップフックはテーブルの下に滑り込んで姿を隠しました。ビルは「誰だ?」と叫んだんですよね。

3-3.やって来たのはリーマス・ルーピン
風の唸りに消されないように「私だリーマス・ジョン・ルーピンだ!」と叫ぶ声が聞こえました。ハリーは背筋に冷たいものが走りました。何があったのだろう?とハリーは思いました。続けてルーピンはこうも言いました。

「私は狼人間でニンファドーラ・トンクスと結婚した。君は貝殻の家の秘密の守人で私にここの住所を教え緊急の時には来るようにと告げた!」

ビルは「ルーピン」と呟くなり扉に駆け寄り急いで開けました。ルーピンは勢い余って敷居に倒れ込みました。真っ青な顔で旅行用マントに身を包み風に煽られた白髪は乱れていてルーピンは立ち上がり部屋を見回しました。

「男の子だ!ドーラの父親の名前を取ってテッドと名付けたんだ!」

誰がいるのかを確かめルーピンは大声でこう叫びました。ハーマイオニーは金切り声で「えっ?トンクスが。トンクスが赤ちゃんを?」と言いルーピンは「そうだ。そうなんだ。赤ん坊が生まれたんだ!」とまた叫びました。

テーブル中が喜びに沸き吉報と判り安堵の吐息を漏らしました。ハーマイオニーとフラーは「おめでとう!」と甲高い声を上げました。一方ロンは今まで聞いた事がないという調子で「ヒエーッ赤ん坊かよ!」と言いました。

ルーピンは「そうだ。そうなんだ。男の子だ」と言いながら幸せでぼーっとしているように見えました。この直後には何故ルーピンが扉が開いた時に部屋を見回して誰がいるのかを確かめた理由が判ったというわけですよね。

ルーピンはテーブルをぐるっと回ってハリーをしっかりと抱き締めました。ハリーがいる事を確かめたのです。

今日の最後に
ハリーが6年生の夏休みに「付き添い姿くらまし」でダンブルドアに送られ「隠れ穴」に到着した時でした。そこにニンファドーラ・トンクスがいて風船ガムピンクではなくくすんだ茶色の髪で蒼白い顔をしていたんですよね。

ハーマイオニーはトンクスが元気がないのはシリウスが死んだのは自分のせいだと思っているからだと言いました。トンクスはシリウスを殺害したベラトリックス・レストレンジと戦っていたからというわけなんですよね。

ハリーもそう思っていました。しかしそうではありませんでした。トンクスが元気がなかったのは自分の好意をリーマス・ルーピンに拒絶されたからでした。しかしそれはダンブルドアが死んだその日の事だったんですよね。

狼人間のフェンリール・グレイバックに襲われてビルは顔がズタズタになってしまいました。それでもフラーはビルと結婚すると言いました。そして周囲にいた人たちの後押しもあってルーピンとトンクスは結婚をしました。

しかしルーピンは妻トンクスが妊娠して激しく動揺しその場から逃れようとしました。ハリーたち3人に同行したいと申し出たのです。しかしハリーはそれを拒絶しルーピンは妻トンクスの元に戻り今日という日を迎えました。

ハリーのその措置が正しかった事が証明されたというわけなんですよね。

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