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三大魔法学校対抗試合の「第2の課題」の時のみならずドビーはそれ以降も折々でハリーの事を助けてくれました。ハリーが5年生の時には「必要の部屋」の存在を教えてくれました。そしてハリーが6年生になった時にもハリーに命じられてドビーは素晴らしい仕事をしてくれました。(全3項目)

3-1.クリーチャーを呼んだら
ハリーとドビーの極めて良好な関係はその後も続いてハリーが5年生になった時もドビーはハリーを助けてくれました。ハーマイオニーが「闇の魔術に対する防衛術」の自習グループのダンブルドア軍団を立ち上げた時でした。

ドビーは「必要の部屋」の存在をハリーに教えてくれてハリーたちは練習場所を確保する事ができました。軍団の事がアンブリッジに知れた時もドビーが知らせてくれたお陰でハリーを除くメンバーは捕まらずに済みました。

そんなハリーは5年生の学期末に名付け親のシリウスが死んで遺言で全ての所有物をハリーに譲ったためロンドンのグリモールド・プレイス12番地に棲んでいた屋敷しもべ妖精のクリーチャーも譲り受ける事になったのでした。

シリウスを裏切り死なせる原因を作ったのもクリーチャーです。加えて考え方が水と油でハリーへのクリーチャーの嫌悪感は最高潮に達していました。しかしハリーにシリウスの遺言を伝えたダンブルドアが所有させました。

ダンブルドアの進言でクリーチャーはホグワーツの厨房で働く事になりました。ハリーとてクリーチャーを所有する事にはなりましたがまさか必要になる時が来るとは夢想だにしませんでした。ところがその時が来たのです。

夏休み中にダイアゴン横丁で偶然見かけて以来ハリーはドラコ・マルフォイが一体何を企んでいるのかを必死に知ろうとしていました。そしてそれはクィディッチの試合で負傷してハリーが病棟に入院していた時の事でした。

ハリーがクィディッチの怪我で入院したのはこれで三度目だと考えている時でした。ハリーは2年生の時にドビーが来た事を思い出して同時に今自分は屋敷しもべ妖精のクリーチャーを所有している事をも思い出したのでした。

ドラコ・マルフォイを尾行する方法があった。ハリーはついに解決法を見つけました。しかしどうやったら呼び出せるのか?どうやるんだったけ?ハリーは低い声で遠慮がちに暗闇に向かってこう呼びかけたというわけです。

「クリーチャー?」

パチンと大きな音がしてクリーチャーが現れました。でもクリーチャーは1人ではありませんでした。

3-2.ドビーも一緒に
2人の屋敷しもべ妖精が病室の真ん中を転げ回っていました。1人は当然ハリーが呼んだクリーチャーです。そしてもう1人は縮んだ栗色のセーターを着て毛糸の帽子を数個被っています。つまりドビーだったというわけです。

そこにもう一度大きな音がしてポルターガイストのピーブズが現れ喧嘩を指差しながら「ポッティ!俺が見物してたんだぞ!」と怒ったように言いました。ピーブズがドビーとクリーチャーを扇動し喧嘩をさせていたのです。

「クリーチャーはドビーの前でハリー・ポッターを侮辱しないのです。絶対にしないのです。さもないとドビーはクリーチャーめの口を封じてやるのです!」

こう言うドビーに対してクリーチャーは自分のご主人様の事を何とでも言うのです。何というご主人様だろう。汚らわしい「穢れた血」の仲間だ。ああクリーチャーの哀れな女主人様は何とおっしゃるだろうと言いました。

するとドビーは拳骨をクリーチャーの口に深々とお見舞いし何とクリーチャーの歯を半分もぶっ飛ばしてしまいました。ハリーもドビーとクリーチャーが起こした物音に起こされていたロンもベッドから飛び出したのでした。

そしてドビーとクリーチャーを引き離しました。しかし2人ともピーブズに煽られて互いに蹴ったりパンチを噛まそうとし続けていたのでした。ハリーはピーブズに杖を向けて「ラングロック!舌縛り!」と唱えたんですよね。

ピーブズは何も言えなくなり喉を押さえ息を詰まらせて病室から消えて行きました。ロンはドビーを高く持ち上げ手足がクリーチャーに届かないようにしました。ハリーはクリーチャーの腕を締め上げながらこう言いました。

「よし。2人とも喧嘩する事を禁じる!さあクリーチャーお前はドビーと戦う事を禁じられている。ドビー。君には命令が出せないって判っているけど」

するとドビーは自分は自由な屋敷しもべ妖精なので誰でも自分の好きな人に従う事ができます。そして自分はハリー・ポッターがやって欲しいと言う事なら何でもやると言葉を返して来たというわけですよね。そしてでした。

「ご主人様はお呼びになりましたか?」

ハリーとロンはクリーチャーとドビーを離しましたが2人は喧嘩をもうしませんでした。クリーチャーがこう訊いて来たのでハリーは「ああ呼んだ」と答えました。それから「お前に仕事をして貰う」とそう告げたんですよね。

クリーチャーは「クリーチャーはご主人様がお望みなら何でもいたします。クリーチャーは選択できないからです」と応えて「しかしクリーチャーはこんなご主人を持って恥ずかしい。そうですとも」とも言ったんですよね。

するとここでドビーが「ドビーがやります。ハリー・ポッター!ドビーはハリー・ポッターのお手伝いするのが光栄なのです」と言ってハリーは「考えてみると2人いたほうがいいだろう」と言い2人にこう言ったんですよね。

「オッケーそれじゃ・・・2人ともドラコ・マルフォイを尾行して欲しい。あいつがどこに行って誰に会って何をしているのかを知りたいんだ。あいつを24時間尾行して欲しい」

ドビーは興奮に目を輝かせて即座に「はいハリー・ポッター!」と返事をしました。しかしもし失敗したら一番高い塔から身を投げるなどと言い出したのでハリーは慌てて「そんな必要はないよ」とドビーを諌めたのでした。

こうしてドビーとクリーチャーはハリーに命じられてドラコ・マルフォイの尾行をする事になったというわけなんですよね。

3-3.報告
そしてドビーとクリーチャーがハリーに報告する日がやって来ました。それはハリーたち3人がグリフィンドールの談話室にいる時でした。パチンと音がしてクリーチャーが現れハリーが「クリーチャー!」と言ったのでした。

クリーチャーは深々とお辞儀をして自分の足の親指に向かって「ご主人様はマルフォイ坊ちゃんが何をしているか定期的な報告をお望みでしたからクリーチャーはこうして」と言いました。するとまたパチンと音がしました。

ドビーがクリーチャーの横に現れてクリーチャーを恨みがましい目で見ながら「ドビーも手伝っていましたハリー・ポッター!」と言いそれから何故クリーチャーを恨みがましい目で見ていたのかの理由をこう説明しました。

「そしてクリーチャーはドビーにいつハリー・ポッターに会いに行くかを教えるべきでした。2人で一緒に報告するためです!」

突然クリーチャーとドビーが現れてハーマイオニーが戸惑う一幕もありました。話していなかったからです。ハーマイオニーに「何事なの?ハリー一体何が起こっているの?」と訊かれてハリーはどう答えるのか迷いました。

「その・・・2人は僕のためにマルフォイを追けていたんだ」

ハリーが逡巡しながらこう答えるとクリーチャーは「昼も夜もです」と言いドビーはフラフラッとしながら誇らしげに「ドビーは一週間寝ていませんハリー・ポッター!」と言ってハーマイオニーは憤慨した顔になりました。

「ドビー寝てないんですって?でもハリーあなたまさか眠るなんて」

こう言うハーマイオニーにハリーは慌てて「もちろんそんな事言ってないよ」と言うとドビーに「ドビー寝ていいんだ。判った?」と言うと「でもどっちかが何か見つけたのかい?」と言って報告するように促したのでした。

クリーチャーの報告内容はハリーにとっては的外れな内容に終始したためハリーはクリーチャーを遮って「ドビー。君が話してくれ。マルフォイはどこか行くべきではない所に行かなかったか?」とドビーに言ったのでした。

するとドビーはこう言いました。マルフォイはドビーが見つけられる範囲では何の規則も破ってはおりません。でもやっぱり探られないようにととても気を使っています。色々な生徒と一緒にしょっちちゅう8階に行きます。

それからドビーが「その生徒たちに見張らせて自分は」と言ったその時でした。ハリーは「必要の部屋だ!」と言いました。ドビーに尾行をさせた結果ドラコ・マルフォイは「必要の部屋」にいると判明したというわけです。

「ドビー。君は素晴らしい仕事をしてくれたよ」

ハリーは最後にドビーに「君も帰って少し寝たほうがいいよ」と言いドビーは「ありがとうございます。ハリー・ポッター様!」とうれしそうに言って「姿くらまし」したというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーが2年生の時もホグワーツで働くようになってからもドビーの「ハリーを助けたい!」という気持ちに変わりはなかったのですが2年生の時はトラブルの連続だったのに4年生以降の活躍はもう素晴らしいの一言ですよね。

5年生の時ハリーは「必要の部屋」をドビーから教えて貰いました。でもまだハリーはドビーに対して全幅の信頼を寄せていなかったのでクリスマス・ダンスパーティの際のダンブルドアのあの一言のお陰で信用ができました。

あの「求める者の膀胱が殊更に満ちている時かもしれんのう」の言葉を聞いていたからこそハリーもハーマイオニーに自信を持って「必要の部屋」の事を話せたんですよね。この件でドビーへの信頼はもう盤石になりました。

もはやダンブルドアの口添えもフォローも全く不必要になったというわけなんですよね。しかしそれにしても雇い主がマルフォイ一家からアルバス・ダンブルドアに代わると「こうも変わるのか!」と感心させられますよね。
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