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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!今日から「7週間・28回」に渡って第6巻「謎のプリンス」つまり16才の誕生日を迎えるハリーが夏休みをどう過ごしたのかを紹介する事にします。ハリーは自分の部屋で眠り込んでいました。その部屋には新聞やら魔法省から送られて来たパンフレットなどがあって・・・(全3項目)

3-1.ハリー・ポッターは選ばれし者?
ハリー・ポッターは大鼾をかいていました。この4時間ほとんどずっと部屋の窓際に椅子を置いて座り段々暗くなる通りを見つめ続けていましたがとうとう眠り込んでしまいました。冷たい窓ガラスに顔を押しつけていました。

眼鏡は半ばずり落ち口は開いていてハリーの吐く息で窓ガラスの一部が曇り街灯のオレンジ色の光を受けて光っています。街灯の人工的な明かりが全ての色味をハリーの顔から消し去り真っ黒な髪の下で幽霊のような顔です。

部屋の中には雑多な持ち物やちまちましたガラクタがばら撒かれていました。床にはふくろうの羽根やりんごの芯にキャンディの包み紙が散らばりベッドにはごたごたと丸められたローブの間に数冊の呪文の本がありました。

呪文の本は乱雑に転がっています。そして机の上の明かり溜まりには新聞が雑然と広げられていました。1枚の新聞には派手な大見出しで「ハリー・ポッター選ばれし者?」という題名の記事が掲載されていたというわけです。

何でも最近魔法省で「名前を言ってはいけないあの人」つまりヴォルデモートが再び目撃された不可解な騒動につき未だに流言蜚語が飛び交っているんだそうです。それは1人の忘却術士が昨夜魔法省を出る際だったそうです。

その忘却術士は名前を明かす事を拒否した上で動揺した様子で「我々は何も話してはいけない事になっている。何も訊かないでくれ」と語ったのだそうです。しかしながら魔法省内のさる高官筋はそれを認めたとの事でした。

それはかの伝説の「予言の間」が騒動の中心になった現場であるという事でした。魔法省のスポークス魔ンはこれまではそのような場所の存在を認める事さえも拒んで来たんだそうです。ところがだったというわけですよね。

魔法界では家屋侵入と窃盗未遂の廉で現在アズカバンに服役中の死喰い人たちが予言を盗もうとしたのではないかと考える魔法使いが増えているのだそうです。問題の予言がどのようなものなのかは知られていないそうです。

しかし巷では「死の呪文」を受けて生き残った唯一の人物でありさらには問題の夜に魔法省にいた事が知られているハリー・ポッターに関するものではないかと推測されているんだそうです。そしてというわけなんですよね。

一部の魔法使いの間でハリーは「選ばれし者」と呼ばれ予言がヴォルデモートを排除できるただ1人の者としてハリーを名指ししたと考えられているのだそうです。問題の予言の現在の所在は知られていないとの事だそうです。

ただし予言が存在するという前提付きならとの事なんだそうです。

3-2.新聞がもう1枚
その新聞の脇にはもう1枚新聞が置かれていて大見出しは「スクリムジョール。ファッジの後任者」でした。一面の大部分は1枚の大きなモノクロ写真で占められています。ふさふさしたライオンのたてがみのような髪の男です。

顔は傷だらけで当然写真は動いていて男は天井に向かって手を振っています。記事によれば魔法法執行部の闇祓い局の元局長ルーファス・スクリムジョールがコーネリウス・ファッジの後を受け魔法大臣に就任したそうです。

魔法界は概ねこの任命を歓迎しているものの就任の数時間後にはウィゼンガモット法廷・主席魔法戦士に復帰したアルバス・ダンブルドアとの亀裂の噂が浮上したんだそうです。スクリムジョールの補佐官は認めたそうです。

それは魔法大臣就任直後にスクリムジョールがダンブルドアと会見した事なのだそうです。しかし話し合いの内容についはコメントを避けたとの事でした。それからその新聞の左には別の新聞が置かれていたというわけです。

見出しがはっきり見えるように折ってあり題名は「魔法省生徒の安全を保障」でした。記事によれば新魔法大臣ルーファス・スクリムジョールは秋の新学期にホグワーツに帰る学生の安全を確保するため策を講じたそうです。

それらは新しい強硬策で大臣は「当然の事だが魔法省は新しい厳重なセキュリティ計画の詳細について公表するつもりはない」と語ったが内部情報筋によれは安全措置には防衛呪文と呪いに一連の複雑な反対呪文だそうです。

さらにホグワーツ校の護衛専任の闇祓い小規模特務部隊が含まれるんだそうです。新大臣が生徒の安全のために強硬な姿勢を取った事で大多数が安堵したと思われオーガスタ・ロングボトム夫人は次のように語ったそうです。

「孫のネビルは-たまたまハリー・ポッターと仲良しでついでに申し上げますとこの6月魔法省で彼と肩を並べて死喰い人と戦ったのですが」

これは新魔法大臣の新しい措置についての感想と言うよりも「私の孫はあの有名なハリー・ポッターと仲良しで魔法省で彼と肩を並べて死喰い人と戦った」という自慢話なのではとそう思ってしまうのは私だけでしょうか?

それはともかく記事の続きは大きな鳥籠の下に隠れて見えません。籠の中にはヘドウィグがいました。今夜は何故か狩りにも行かずに籠の中にいて琥珀色の眼で部屋を睥睨して時々首を回してはハリーをじっと見詰めました。

ヘドウィグは一度か二度もどかしそうに嘴を鳴らしましたが熟睡しているハリーには聞こえませんでした。

3-3.紫色のパンフレット
一方部屋の真ん中には大きなトランクが置かれていて蓋が開いていました。受け入れ態勢十分の雰囲気でした。しかしトランクの底を覆う程度に着古した下着の残骸や菓子類に空のインク瓶や折れた羽根ペンがあるだけです。

トランクはほとんど空っぽでした。そのそばの床には紫色のパンフレットが落ちていて目立つ文字で「魔法省公報-あなたの家と家族を闇の力から護るには」と書かれていました。その内容は以下の通りというわけですよね。

魔法界は現在死喰い人と名乗る組織の脅威にさらされています。次の簡単な安全指針を遵守すればあなた自身と家族そして家を攻撃から護るのに役立ちます。

1.1人で外出しないこと

2.暗くなってからは特に注意すること。外出は可能な限り暗くなる前に完了するよう段取りすること。

3.家の周りの安全対策を見直し家族全員が「盾の呪文」「目くらまし呪文」未成年の家族の場合は「付き添い姿くらまし」術などの緊急措置について認識するよう確認すること。

4.親しい友人や家族の間で通用する安全のための質問事項を決めポリジュース薬(2頁参照)使用によって他人に成り済ました死喰い人を見分けられるようにすること。

5.家族・同僚・友人又は近所の住人の行動がおかしいと感じた場合は速やかに魔法警察部隊に連絡すること。服従の呪文(4頁参照)にかかっている可能性がある。

6.住宅その他の建物の上に闇の印が現れた場合は入るべからず。ただちに闇祓い局に連絡すること。

7.未確認の目撃情報によれば死喰い人が「亡者」(10頁参照)を使っている可能性がある。亡者を目撃した場合又は遭遇した場合はただちに魔法省に連絡すること。

魔法省公報は以上の7項目が書かれていました。

今日の最後に
ハリーは今年も「日刊予言者新聞」を定期購読しているようですね。しかしその内容は「ハリー・ポッター選ばれし者?」と題する記事もあったりして1年前とは雲泥の違いですっかり様変わりしているというわけですよね。

さらにヴォルデモートの復活が公になって魔法界の人々の怒りが爆発してコーネリウス・ファッジが辞任して魔法大臣には新たに闇祓い局の局長だったルーファス・スクリムジョームが就任したと新聞で報じられたのでした。

さらに魔法省からは公報と題する紫色のパンフレットが送られて来ました。この中で特筆すべきは3番目の項目に書かれている「付き添い姿くらまし」でしょうね。ヴォルデモートの復活が公になったために解禁されたのです。

つまり未成年を含む家族一同が突然死喰い人やヴォルデモートに襲われた際に逃げるために特別措置として許されたというわけですよね。この「付き添い姿くらまし」を解禁した事が後にハリーを窮地から救う事になります。

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