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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「隠れ穴」に到着するとダンブルドアは2人だけで話がしたいと言ってハリーをウィーズリー家の箒小屋に導き入れました。そしてハリーに対して思わぬ申し入れをして来たのでした。それは自分の個人教授を受けて欲しいという事だったんですよね。(全3項目)

3-1.密接に関連する問題
バーノン叔父さんやおそらくはハリーの名付け親だという事も知らないスラグホーンとは違いダンブルドアは「この事を口にするのを許して欲しいのじゃが」と前置きして最大限の配慮をしてシリウスの名前を口にしました。

「シリウスはそれまで君が知らなかった多くのものを体現しておった。それを失う事は当然大きな痛手じゃ」

ダンブルドアは優しくこう言いました。ここでハリーが口を挟んで「でもダーズリーの所にいる間に僕判ったんです。閉じこもっていては駄目だって-神経が参っちゃいけないって」と言いました。声が段々力強くなりました。

「シリウスはそんな事を望まなかったはずです。それにどっちみち人生は短いんだ。マダム・ボーンズもエメリーン・バンスも。次は僕かもしれない。そうでしょう?でももしそうなら」

ハリーは今度はまっすぐ杖明かりに輝くダンブルドアの青い目を見詰めながら激しい口調で「僕は必ずできるだけ多くの死喰い人を道連れにします。それに僕の力が及ぶならヴォルデモートも」とそう言ったというわけです。

「父君・母君の息子らしい言葉じゃ。そして真にシリウスの名付け子じゃ!」

こう言うとダンブルドアは満足気にハリーの背中を叩きました。そして「君に脱帽じゃ-蜘蛛を浴びせかける事にならなければ本当に帽子を脱ぐ所じゃが」と言いました。それからダンブルドアはハリーにこう言って来ました。

「さてハリーよ密接に関連する問題なのじゃが。君はこの二週間日刊予言者新聞を取っておったと思うが?」

「はい」と答えながらハリーの心臓の鼓動が少し早くなりました。

3-2.予想外のダンブルドアの2つの申し入れ
「さすれば予言の間での君の冒険については情報漏れ所か情報洪水だった事が判るじゃろう?」今度はダンブルドアはハリーにこう訊きハリーは「はい」と同じ返事を繰り返すと今度はダンブルドアにこう言ったんですよね。

「ですから今ではみんなが知っています。僕がその」

ハリーが「僕がその」と言った所で言葉を遮るとダンブルドアは「いや世間は知らぬ事じゃ」と言いました。ダンブルドアはハリーとヴォルデモートに関して成された予言の全容を知っているのはたった2人だけと言いました。

しかも世界中でたった2人だけでその2人とも蜘蛛だらけのこの臭い箒小屋に立っている。つまりはハリーとダンブルドアの2人だけというわけです。その一方でダンブルドアは「しかし」と言うとハリーにこう言ったのでした。

「多くの者がヴォルデモートが死喰い人に予言を盗ませようとした事そしてその予言が君に関する事だという推量をしたしそれが正しい推量である事は確かじゃ」

こう言った上でダンブルドアはハリーに「そこでわしの考えに間違いはないと思うが君は予言の内容を誰にも話しておらんじゃろうな?」と訊きハリーはまたも「はい」と答えました。するとダンブルドアはこう言いました。

「それは概ね賢明な判断じゃ。ただし君の友人に関しては緩めるべきじゃろう。そうミスター・ロナルド・ウィーズリーとミス・ハーマイオニー・グレンジャーの事じゃ」

ハリーが驚いた顔をするとダンブルドアは言葉を続け「この2人は知っておくべきじゃと思う。これほど大切な事を2人に打ち明けぬというのは2人にとってかえって仇になる」と言いハリーはその理由を説明しようとしました。

しかしハリーが「僕が打ち明けないのは」とまで言った所でダンブルドアは「2人を心配させたり恐がらせたりしたくないと?」と言い半月メガネの上からハリーをじっと見ながらハリーにこう言ったというわけなんですよね。

「もしくは君自身が心配したり恐がったりしていると打ち明けたくないという事かな?」

ダンブルドアはハリーに「君にはあの2人の友人が必要じゃ」と言いました。そしてさらに「君がいみじくも言ったようにシリウスは君が閉じこもる事を望まなかったはずじゃ」と言いましたがハリーは何も言いませんでした。

ダンブルドアはハリーに答えを要求しているようには見えませんでした。ハリーは黙って考え込んでいましたがダンブルドアは「話は変わるが関連のある事じゃ。今学年君にわしの個人教授を受けて欲しい」と言いました。

ハリーが驚いて「個人-先生と?」と訊くとダンブルドアは「そうじゃ。君の教育にわしがより大きく関わる時が来たと思う」と答えてハリーが「先生何を教えてくださるのですか?」と訊くとダンブルドアはこう答えました。

「あああっちをちょこちょここっちをちょこちょこじゃ」

ダンブルドアは気楽そうにこう言いました。ハリーは期待して待ちましたがダンブルドアが詳しく説明しないのでずっと気になっていた事を尋ねました。それは先学期に途中で打ち切りになったスネイプの課外授業の事です。

「先生の授業を受けるのでしたらスネイプとの閉心術の授業は受けなくてよいですね?」

ハリーのこの問いにダンブルドアは「スネイプ先生じゃよハリー」とたしなめた後に「そうじゃ受けない事になる」と答えてハリーはほっとして「良かった」と言い「だってあれは」と言った所で続きを言うのを辞めました。

本当の気持ちを言わないようにしたのです。するとダンブルドアが「ぴったり当て嵌まる言葉は大しくじりじゃろう」と言って頷いてハリーは思わず笑い出したというわけですよね。それからだったというわけなんですよね。

3-3.最後に二件の注意事項
ハリーは「それじゃこれからはスネイプ先生とはあまりお会いしない事になりますね」と言いました。何故ならばスネイプ先生はふくろう試験の「魔法薬学」で「優」を取っていないと続けさせてくれない。そしてなのです。

自分はそんな成績は取れていない事が判っている。こう言ったハリーにダンブルドアは「取らぬふくろうの羽根算用はせぬ事じゃ」と重々しく言いました。そしてダンブルドアはハリーにこう言ったというわけなんですよね。

「そう言えば成績は今日中にもう少し後で配達されるはずじゃ。さてハリー別れる前にあと二件ある」

こう言うとダンブルドアは続けてハリーに「まず最初にこれからはずっと常に透明マントを携帯するように。ホグワーツの中でもじゃ。万一のためじゃよ。よいかな?」と言いました。こう言われてハリーは頷いたのでした。

それから最後の二件目はハリーがここ「隠れ穴」に滞在する間は魔法省による最大級の安全策が施されているんだそうです。これらの措置のせいでウィーズリー夫妻には既にある程度のご不便をおかけしているのだそうです。

例えば郵便は届けられる前に全部が魔法省に検査されている。2人は全く気にしていないそうです。それはハリーの安全を一番心配しているからとの事だそうです。だからハリーは身を危険にさらすような事はしてはならない。

そんな事をすれば2人の恩を仇で返す事になるだろうとダンブルドアは言いハリーはすぐさま「判りました」と答えました。ダンブルドアは「それならよろしい」と言うと箒小屋の戸を押し開けて庭に歩み出たというわけです。

「台所に明かりが見えるようじゃ。君の痩せ細りようをモリーが嘆く機会をこれ以上先延ばしにしてはなるまいのう」

ダンブルドアがこう言って2人は「隠れ穴」の裏口に近づいて行ったというわけなんですよね。

今日の最後に
君の教育に自分がより大きく関わる時が来た。ダンブルドアはハリーにこう言って今学年自分の個人教授を受けるようにと申し入れました。その代わり閉心術を習得するためのスネイプの課外授業は受けない事になりました。

ハリーは「それじゃこれからはスネイプ先生とはあまりお会いしない事になりますね」と言いました。それに対してダンブルドアは「取らぬふくろうの羽根算用はせぬ事じゃ」と何故だか重々しく言ったというわけですよね。

ハリーは当然スラグホーンが教えるのは「闇の魔術に対する防衛術」だと思いました。ところが学期初日の9月1日にハリーはスラグホーンが教えるのは「魔法薬学」と聞かされて驚愕する事になってしまったというわけです。

スネイプは長年の念願でホグワーツの教師になってから毎年なりたいと申し出ていた「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就く事になりました。そのためにハリーはまたも今度はこの科目の授業で顔を合せる事となりました。

実はダンブルドアはバドリー・ババートンのスラグホーンの住まいに行く途中でスラグホーンの説得をするのに当たりハリーに「またしても先生が1人足りない」という微妙な言い方をしています。ここがミソというわけです。

さらにウィーズリー夫妻に事前に根回しをしてスラグホーンがかつて「魔法薬学」を教えていたという事をハリーにロンとハーマイオニーには知らせないようにと言っておいたというわけです。そういう事だったんですよね。

それはもちろん「あの教科書」をハリーに持たせるためだったというわけなんですよね。

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