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アーサー氏にも運が向いて来た?魔法大臣がコーネリウス・ファッジからルーファス・スクリムジョールに代わったからなのか?アーサー氏が昇格して何と「10人」の部下を持つ局長になったんだそうです。そんな話をしているとアーサー氏が帰宅して来て・・・(全3項目)

3-1.アーサー氏の今の仕事の内容は?
アーサー氏が昇格した!新魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが新しい状況に対応するために新たに幾つかの局を設置してアーサー氏は「偽の防衛呪文並びに保護器具の発見並びに没収局」の局長になったんだそうです。

とっても大切な仕事で今では部下が10人もいる。ウィーズリーおばさんにそう言われてハリーは「それって何を?」と訊きました。するとおばさんはハリーにアーサー氏が局長になった新部署の説明を始めたというわけです。

何でも「例のあの人」つまりはヴォルデモート絡みのパニック状態であちこちでおかしな物が売られるようになったんだそうです。ヴォルデモートや死喰い人から護るはずの色んな物がむしろ逆効果になっているんですよね。

「どんな物か想像がつくというものだわ」とおばさんはそう言いました。保護薬と称して実はブボチューバーつまり腫れ草の膿を少し混ぜた肉汁ソースだったり防衛呪文のはずなのに実際は両耳が落ちてしまう呪文を教えた。

犯人はだいたいがマンダンガス・フレッチャーのようなまっとうな仕事をした事がないような連中でみんなの恐怖につけ込んだ仕業なのだそうです。ところが時々とんでもない厄介な物が出て来る事があるとの事だそうです。

この間アーサー氏は呪いのかかった「かくれん防止器」を一箱没収したそうですが死喰い人が仕掛けた物という事はほとんど間違いないんだそうです。だから今の仕事はとても大切とアーサー氏に言ってやったのだそうです。

点火プラグだとかトースターだとかのマグルのガラクタを処理できないのが寂しいなんて言うのは馬鹿げているとアーサー氏に言ってやったんだそうです。点火プラグを懐かしがるのは当然の事だとそう言ったのはハリーだ。

そうであるかのようにおばさんは厳しい目つきで話し終えたというわけです。そんなおばさんにハリーは「ウィーズリーおじさんはまだお仕事中ですか?」と訊きました。ハリーのこの問いにおばさんはこう答えたのでした。

「そうなのよ。実はちょっとだけ遅過ぎるんだけど。真夜中ごろには戻るって言っていたから」

3-2.アーサー氏は帰宅して来たが
おばさんはテーブルの端に置いてある洗濯物籠に目をやりました。籠に積まれたシーツの山の上に大きな時計が危なげに載っていました。ハリーは9本の針にそれぞれ家族の名前が書いてあるその時計をすぐに思い出しました。

いつもは居間に掛かっているのですが今置いてある場所から考えるとどうやらおばさんが家中を持ち歩いているようです。針の9本全てが今や「命が危ない」を指していておばさんが何気ない声でこう言ったというわけです。

「この所ずっとこんな具合なの」

おばさんが何気ない声で言おうと努力している事が見え透いていました。何でもヴォルデモートの復活が明らかになって以来ずっとこの状態なんだそうです。今は誰もが命が危ない状況だろうから我が家だけではないだろう。

でも他にこんな時計を持っている人を知らないので確かめようがないのだそうです。そんな事を言っているとおばさんが急に「あっ!」と叫び声を上げその時計の文字盤を指差しました。時計に変化が起きていたんですよね。

アーサー氏の針が回って「移動中」になっていました。おばさんが「お帰りだわ!」と言ったかと思うとまもなく裏口の扉を叩く音がしました。おばさんは勢いよく立ち上がると扉へと急いで片手を扉の取っ手にかけました。

それから顔を木の扉に押しつけておばさんは「アーサーあなたなの?」と訊いてアーサー氏の疲れた声が「そうだ」と答えると「しかし私が死喰い人だったとしても同じ事を言うだろう。質問しなさい!」と言ったのでした。

「まあそんな」と言うおばさんにアーサー氏は「モリー!」と呼びかけました。おばさんは「はいはい」と言うと「あなたの一番の望みは何?」と訊きアーサー氏はその問いに対しこのように答えたというわけなんですよね。

「飛行機がどうして浮いていられるかを解明する事」

おばさんは頷いて取っ手を回そうとしました。ところが向こう側でアーサー氏がしっかり取っ手を押さえているようで扉は頑として開かずアーサー氏は「モリー!私も君にまず質問しなければならん!」と言ったんですよね。

おばさんは「アーサーったら全く。こんなこと馬鹿げてるわ」と言いましたがアーサー氏は一切構わず「2人きりの時。君は私に何て呼んで欲しいかね?」とおばさんに訊いたというわけです。おばさんは真っ赤になりました。

ランタンの仄暗い明かりの中でさえも判るほどでした。ハリーも耳元から首が急に熱くなるのを感じて可能な限り大きな音を立ててスプーンと皿をガチャつかせて慌ててスープをがぶ飲みしました。するとだったんですよね。

「可愛いモリウォブル」

おばさんは恥ずかしさに消え入りそうな声で扉の隙間に向かってこう囁きました。するとアーサー氏が「正解。さあ中に入れてもいいよ」と言いました。おばさんが扉を開けるとアーサー氏が姿を現したというわけですよね。

「あなたがお帰りになるたびにこんな事を繰り返すなんて私未だに納得できないわ。だってあなたに化ける前に死喰い人はあなたから無理やり答えを聞き出したかもしれないでしょ!」

こう文句を言いながらおばさんはまだ頬を赤く染めていました。

3-3.ハリーの隣の椅子に
そんなおばさんにアーサー氏は「判ってるよモリー。しかしこれが魔法省の手続きだし私が模範を示さないと」と言うと「何かいい匂いがするね-オニオンスープかな?」とも言い期待顔でテーブルのほうを振り向きました。

「ハリー!朝まで来ないと思ったのに!」

2人は握手してアーサー氏はハリーの隣の椅子にドサッと座り込みました。おばさんはアーサー氏の前にもスープを置きました。アーサー氏は「ありがとうモリー」と礼を言うと今夜遅くなった事の理由を説明したんですよね。

今夜は大変だったんだそうです。どこかの馬鹿者が「変化メダル」を売り始めたのだそうです。首にかけるだけで自由に外見を変えられるとか言ったとの事でした。十万種類の変身が何とたったの「10ガリオン」だそうです。

「それでそれをかけると実際どうなるの?」

おばさんがこう訊くとアーサー氏は「だいたいはかなり気持ちの悪いオレンジ色になるだけだが何人かは体中に触手のようなイボが噴き出て来た。聖マンゴの仕事がまだ足りないと言わんばかりだ!」と答えたんですよね。

おばさんは躊躇しがちに「フレッドとジョージなら面白がりそうな代物だけど」と言ったかと思うと「あなた本当に?」と訊きました。どうやらおばさんは「変化メダル」はフレッドとジョージの仕業だと疑ったようですね。

アーサー氏は「もちろんだ!あの子たちはこんな時にそんな事はしない!みんなが必死に保護を求めているという時に!」と答えました。そこでおばさんは「それじゃ遅くなったのは変化メダルのせいなの?」と訊きました。

「いやエレファント・アンド・キャッスルで性質の悪い逆火呪いがあるとタレ込みがあった。しかし幸い我々が到着した時にはもう魔法警察部隊が片付けていた」

おばさんの問いにアーサー氏はこう答えました。一方ハリーは欠伸を手で隠しおばさんはそれを見咎めて「もう寝なくっちゃね」とハリーに言いました。欠伸を手で隠してもおばさんの目は誤魔化せなかったというわけです。

「フレッドとジョージの部屋をあなたのために用意してありますよ。自由にお使いなさいね」

おばさんはハリーにこう言ったのでした。

今日の最後に
夏休みに入ってからなんでしょうね。魔法省から「あなたの家と家族を闇の力から護るには」と題する公報がハリーの元に送られて来ました。ダンブルドアも受け取りハリーとの間でも話題になったというわけなんですよね。

全部で7項目ありその4番目に親しい友人や家族の間で通用する質問事項を決めポリジュース薬で他人に成り済ました死喰い人と見分けられるようにする事というのがありました。何とアーサー氏はこれを実行していましたね。

ウィーズリーおばさんは夫のアーサー氏に「あなたに化ける前に死喰い人はあなたから無理やり答えを聞き出したかもしれないでしょ!」と文句を言いましたがアーサー氏は判っていると言いつつも実践しているんですよね。

何故ならこれが魔法省の手続きだし自分が模範を示さないといけないからだそうです。ダンブルドアに「役に立つと思ったかの?」と訊かれてハリーは「あんまり」と答えました。ところが思わぬ事を言われてしまいました。

ダンブルドアは「そうじゃろうと思うた」と言った後ハリーに自分が騙り者ではない事を確かめるためにジャムの好みを訊いていないと言いました。そしてその事は「隠れ穴」でもやはり同様だったというわけなんですよね。

ウィーズリーおばさんもまたダンブルドアが偽者かどうかなんて確かめなかったんですよね。それにハリーもでした。
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