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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーにロンとハーマイオニーの3人は二週間ぶりの再会という事で話は尽きないという感じだったのですが最後に話題になったのは家族と仲違いしているパーシーの事でした。ここでひょんな事からダンブルドアの名前が出て来てハリーは「例のあの事」を2人に打ち明ける事となりました。(全3項目)

3-1.ダンブルドアの名前が出て来て
ガリオン金貨をざっくざくと掻き集めている。店は凄いみたいだなどとロンがフレッドとジョージの悪戯専門店の事を言った所でハリーが話題を変えてこう言ったのでした。次にハリーが話題にしたのはパーシーの事でした。

「それでパーシーは?君のママやパパとまた口を利くようになったのかい?」

ハリーにこう問われロンは「いンや」とまだだと答えました。それを聞いてハリーはヴォルデモートが戻って来た事では最初から父親のアーサー氏が正しかったとパーシーにも判ったはずだとそう言ったというわけですよね。

「ダンブルドアがおっしゃったわ。他人の正しさを許すより間違いを許すほうがずっとた易い。ダンブルドアがねロンあなたのママにそうおっしゃるのを聞いたの」

ハーマイオニーがこう言いロンは「ダンブルドアが言いそうなへんてこりんな言葉だな」とそう言葉を返したというわけです。確かに何だか回りくどくて一瞬「一体何を言ってるの?」と訊きたくなる言い方の言葉ですよね。

要は父親のアーサー氏はすぐにパーシーの間違いを許す事ができるがパーシーがその父親のアーサー氏の正しさを受け入れるのは容易ではないという意味ですよね。ここでダンブルドアの名前が出てハリーがこう言いました。

「ダンブルドアって言えば今学期僕に個人教授してくれるんだってさ」

ハリーが何気なくこう言うとロンはトーストに咽(むせ)てハーマイオニーは息を呑みました。それからロンが「そんな事を黙ってたなんて!」と暗にハリーの事を非難しました。それにハリーはこう正直に応えたんですよね。

「今思い出しただけだよ。ここの箒小屋で今朝そう言われたんだ」

するとロンは感心したように「おったまげー。ダンブルドアの個人教授!」と言いました。そして「ダンブルドアはどうしてまた?」と声を先細りにしながら言うとハーマイオニーと目を見交わしたというわけなんですよね。

3-2.ついにその時が来た!
そんな2人を見てハリーはフォークとナイフを置きました。ベッドに座っているだけにしては心臓の鼓動がやけに早くなりました。ダンブルドアがそうするようにと言った。今こそその時ではないかとハリーはそう思いました。

ハリーは膝の上に流れ込む太陽の光に輝いているフォークをじっと見詰めたまま切り出しました。ロンもハーマイオニーも黙ったままです。ハリーは2人とも凍りついたのではないかと思いつつフォークに向かって話しました。

「ダンブルドアがどうして僕に個人教授してくれるのかはっきりとは分からない。でも予言のせいに違いないと思う。ほら魔法省で連中が盗もうとしたあの予言だ」

するとハーマイオニーが急いで「でも予言の中身は誰も知らないわ。砕けてしまったもの」と言ってロンが「ただ日刊予言者に書いてあったのは」と言いかけましたがハーマイオニーが「シーッ」と言って制したんですよね。

「日刊予言者にあった通りなんだ」

こう言うとハリーは意を決して2人を見上げました。ハーマイオニーは恐れていてロンは驚いているようでした。ハリーは「砕けたガラス球だけが予言を記録していたのではなかった」と2人にそう告げたというわけですよね。

「ダンブルドアの校長室で僕は予言の全部を聞いた。本物の予言はダンブルドアに告げられていたから僕に話して聞かせる事ができたんだ。その予言によれば」

ここまで言った所でハリーは深く息を吸い込みました。そして「ヴォルデモートに止めを刺さなければならないのはどうやらこの僕らしい」と続きを話し始めたというわけです。そしてさらにこう言ったというわけですよね。

「少なくとも予言によれば2人のどちらかが生きている限りもう1人は生き残れない」

ハリーにロンとハーマイオニーの3人は一瞬互いに黙って見詰め合いました。その時「バーン」という大音響と共にハーマイオニーが黒煙の陰に消えました。それを見てロンもハリーも「ハーマイオニー!」と叫んだのでした。

朝食の盆が音を立てて床に落ちました。そして煙の中からハーマイオニーが咳き込みながら現れました。ハーマイオニーは望遠鏡を握り片方の目には鮮やかな紫の隈取りがついてハーマイオニーはこう言って喘いだのでした。

「これを握り締めたの。そしたらこれ-これ私にパンチを食らわせたの」

3-3.堰を切ったように
確かに望遠鏡の先からはバネつきの小さな拳が飛び出しているのが見えました。ロンは笑い出さないようにしようと必死になりながら「大丈夫さ。ママが治してくれるよ。軽い怪我ならお手のもん」と言ったというわけです。

「ああでもそんなこと今はどうでもいいわ!ハリーああハリー」

こう言うとハーマイオニーは再びハリーのベッドに腰掛けて「私たち色々と心配していたの」と言いました。それは魔法省から戻った後だったんだそうです。もちろんハリーには何も言いたくなかったとの事なのだそうです。

でもルシウス・マルフォイ氏が予言はハリーとヴォルデモートに関わる事だと言っていた。それだからもしかしたらこんな事じゃないかと私たちはそう思っていたとハーマイオニーはハリーに対し言ったというわけですよね。

ハーマイオニーはハリーをじっと見ました。そして囁くように「怖い?」と訊きました。ハーマイオニーのその問いにハリーは「今はそれほどでもない」と答えました。さらに続けてハリーはこう言ったというわけですよね。

「最初に聞いた時は確かに。でも今は何だかずっと知っていたような気がする。最後にはあいつと対決しなければならない事を」

するとロンが夢中になって「ダンブルドア自身が君を迎えに行くって聞いた時僕たち君に予言に関わる事を何か話すんじゃないか何かを見せるんじゃないかって思ったんだ」とハリーに向かってそう話したというわけです。

それを言いたくて堪らなかったが必死に我慢していたというわけです。ハリーが切り出すのを待っていたというわけなんですよね。

今日の最後に
ハーマイオニーはかなり以前から「日刊予言者新聞」を定期購読していましたしロンも我が家の「隠れ穴」に毎日届いているという事でハリーが最近は「選ばれし者」と呼ばれているという記事を当然読んでいたでしょうね。

したがってハーマイオニーが一昨日に「隠れ穴」に入った時にまずは最初に話したのは「日刊予言者新聞」のハリーが「選ばれし者」という記事は果たして本当に本当なのかという事だったに違いないと私はそう思いますね。

「日刊予言者新聞」はしばしば事実に著しく反する記事を掲載するからです。そこでロンとハーマイオニーは結局はハリー本人から聞かないと真偽は確かめられないという結論に達してハリーが来るのを待ったんでしょうね。

そして今日が待望の「その日」という事になりました。どうやらロンとハーマイオニーはハリーが自分から切り出して来るのを待つと事前に決めていたようで訊きたくて堪らないのに一生懸命我慢をしていたみたいですよね。

こうしてハリーがようやくロンとハーマイオニーの期待に応えて自分は「選ばれし者」なんだと切り出してくれたというわけなんですよね。

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