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マダム・マルキンの店を出た後ハリーたち3人はウィーズリー夫妻にジニーと合流して薬問屋とイーロップふくろう百貨店に寄った後ついにフレッドとジョージが経営する悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズに向かったというわけです。それはもう度肝を抜かれる店でした。(全3項目)

3-1.最後の最後に向かったのは?
マダム・マルキンはドラコ・マルフォイが足下に叩きつけたローブをさっと拾い上げると杖で電気掃除機のようになぞって埃を取りました。それからロンとハリーの新しいローブの寸法直しをしている間も気もそぞろでした。

そのためハーマイオニーに魔女用のローブではなく男物のローブを売ろうとしたりしました。最後にお辞儀をしてハリーたち3人を店から送り出した時にはようやく出て行ってくれてうれしいという雰囲気だったんですよね。

3人が自分のそばに戻って来たのを見てハグリッドが朗らかに「全部買ったか?」と訊きハリーが「まあね」と答えて「マルフォイ親子を見かけた?」と尋ねるとハグリッドは「ああ」と暢気(のんき)に答えこうも言いました。

「だけんどあいつらまさかダイアゴン横丁のど真ん中で面倒を起こしたりはせんだろう。ハリー奴らの事は気にすんな」

まさにその面倒を起こしていたのでハリーたち3人は顔を見合せました。しかしハグリッドの安穏とした考えを正す事ができない内にウィーズリー夫妻とジニーがそれぞれ重そうな本の包みを提げて現れたというわけですよね。

「みんな大丈夫?ローブは買ったの?それじゃ薬問屋とイーロップの店にちょっと寄ってそれからフレッドとジョージのお店に行きましょう-離れないでさあ」

ウィーズリーおばさんがこう言って一行は薬問屋へと向かいました。ハリーもロンももう「魔法薬学」を取らない事になるので何も材料を買いませんでした。次のイーロップのふくろう百貨店では一転して買い物をしました。

ヘドウィグとピッグウィジョンのためにふくろうナッツの大箱を幾つも買いました。その後はおばさんが1分毎に時計をチェックする中ハリーたち一行はフレッドとジョージが経営する悪戯専門店を目指してさらに歩きました。

3-2.ついにウィーズリー・ウィザード・ウィーズへ
おばさんが「もう本当に時間がないわ。だからちょっとだけ見てそれから車に戻るのよ。もうこのあたりのはずだわ」と言い92番地に94番地と番地を数え始めた時ロンが「ウワーッ」と言うと道の真ん中で立ち止まりました。

ポスターで覆い隠された冴えない店頭が立ち並ぶ中フレッドとジョージのウィーズリー・ウィザード・ウィーズのウインドウは花火大会のように目を奪いました。偶然通りがかった人も振り返ってウインドウを見ていました。

何人かは愕然とした顔で立ち止まりその場に釘づけになっていました。左側のウインドウには目の眩むような商品の数々が回ったり跳ねたり光ったり弾んだり叫んだりしていて見ているだけでハリーは目がチカチカしました。

右側のウインドウは巨大ポスターで覆われていて色は魔法省のパンフレットと同じ紫色でしたが黄色の文字が鮮やかに点滅していました。巨大ポスターは「ウンのない人」という新製品が紹介されていたというわけですよね。

商品名の周りには「例のあの人」なんか気にしてる場合か?とかうーんと気になる新製品とか便秘のセンセーションとか国民的センセーション!という宣伝文句がちりばめられていました。ハリーは声を上げて笑いました。

そばで低い呻き声のようなものが聞こえたので振り向くとおばさんがポスターを見詰めたままで声も出ない様子でした。おばさんの唇が動いて口の形で「ウンのない人」と言いました。おばさんは微かな声でこう言いました。

「あの子たちきっとこのままじゃ済まないわ!」

ハリーと同じく笑っていたロンが「そんな事ないよ!これすっげぇ!」と言いました。そしてロンとハリーが先に立って店へと入りました。お客で満員でハリーが商品棚に近づく事もできないほどの大盛況だったんですよね。

目を凝らして見回すと天井まで積み上げられた箱が見えてそこには2人が先学期ホグワーツを去るその前に完成した「ずる休みスナックボックス」が山積みされていました。一番人気は「鼻血ヌルヌル・ヌガー」のようでした。

棚にはつぶれた箱一個しか残っていませんでした。ぎっしりと「だまし杖」が詰まった容器もあります。一番安い杖は振るとゴム製の鶏かパンツに変わるだけですが一番高い杖は油断をしていると持ち主の頭や首を叩きます。

羽根ペンの箱には「自動インク」に「綴りチェック」や「冴えた解答」などの種類がありました。ここでようやく人混みの間に隙間ができたので押し分けてカウンターに近づいてみると就学前の10才の子が集まっていました。

その子たちは木製のミニチュア人形が本物の絞首台に向かってゆっくり階段を上がって行くのを見ていました。その下に置かれた箱には「何度も使えるハングマン首吊り綴り遊び-綴らないと吊るすぞ!」と書かれていました。

3-3.そこに姿を現したのは?
やっと人混みを掻き分けてやって来たハーマイオニーがカウンターのそばにある大きな「特許・白昼夢呪文」というディスプレーを眺めて商品の箱の裏に書かれた説明書きを読んですいました。そしてだったというわけです。

箱には海賊船の甲板に立っているハンサムな若者とうっとりした顔の若い女性の絵がド派手な色で描かれていました。ハーマイオニーはこの商品に書かれたこの文言を読んで「本当に素晴らしい魔法だわ!」と称賛しました。

「簡単な呪文で現実味のある最高級の夢の世界へ30分。平均的授業時間に楽々フィット。ほとんど気づかれません(副作用としてボーッとした表情と軽い涎あり)。16才未満お断り」

するとハリーとハーマイオニーの背後で「よくぞ言ったハーマイオニー。その言葉に一箱無料進呈だ」と言う声が聞こえたかと思うとにっこり笑うフレッドが2人の前に立っていました。フレッドは赤紫色のローブ姿でした。

ローブのその色が燃えるような赤毛と見事に反発し合っていました。フレッドは「ハリー元気か?」と声をかけてハリーと握手しました。それからフレッドは「それでハーマイオニーその目はどうした?」と訊いたのでした。

「あなたのパンチ望遠鏡よ」

ハーマイオニーは無念そうにこう答えフレッドは「あいっけねーあれのこと忘れてた」と言うと「ほら」と言いながらポケットから丸い容器を取り出してハーマイオニーに渡しました。ハーマイオニーは用心深く開けました。

ネジ蓋を開けると中にはどろりとした黄色の軟膏がありフレッドが「軽く塗っとけよ。1時間以内に痣が消える」と言いました。ハーマイオニーは不安そうで「これ安全なんでしょうね?」とフレッドに訊いたというわけです。

フレッドは元気づけるように「太鼓判さ」と答えると今度はハリーに「ハリー来いよ。案内するから」と声をかけて軟膏を目の周りに塗りつけているハーマイオニーを残してハリーはフレッドに従いて店の奥へと入りました。

そこには手品用のトランプやロープのスタンドがありました。

今日の最後に
ダイアゴン横丁に入ったハリーたち一行はまずはアーサー氏の提案で二手に分かれてハリーにロンとハーマイオニーの3人はハグリッドの護衛付きで新しいローブを作るためにマダム・マルキンの店に行ったというわけです。

ウィーズリー夫妻とジニーの3人はフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に行って教科書を買いました。合流した一行は薬問屋とイーロップふくろう百貨店に寄って最後にフレッドとジョージの悪戯専門店に行ったんですよね。

ここで私が注目したのがウィーズリーおばさんの行動なんですよね。おばさんは1分毎に時計をチェックし「もう本当に時間がないわ。だからちょっとだけ見てそれから車に戻るのよ」と一同にそう言っていたというわけです。

もうフレッドとジョージの経営する悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズに行きたくないという気持ちが見え見えという感じですよね。本当はもう時間がないから行くのは辞めにしましょうと言いたいんですよね。

でもおばさんにとって極めて残念だったのはそこまで時間が切迫していなかった。だから行くのは辞めましょうとは言えなかったというわけなんですよね。
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