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苦しいことや辛いことの連続だった今学期のハリーでしたが、これはさらなる苛酷な試練や難行・苦行の序曲でしかなかったのです。けれどもたとえどんなに困難を極める厳しい道程が待ち受けていようとも自分が正しいと信じる道を突き進んで行かなければなりません。(全4項目)

4-1.ハリー寮に戻る
今学期ハリーは辛いことの連続でしたが中でも一番辛かったのは目の前でセドリック・ディゴリーが殺されてしまったことでしょう。

翌日の朝ハリーはディゴリー夫妻に会ってセドリックが死んだ時のことを報告しましたが、夫妻はハリーを責めるどころか遺体を持ち帰ってくれたことを感謝したのでした。

グリフィンドール塔に戻ったハリーがようやく笑顔を見せることができたのは自由時間にハグリッドの小屋に行った時でした。

ハグリッドは「くよくよ心配してもはじまらん」「来るもんは来る。来た時に受けて立ちゃええ」とハリーたち3人に言った後・・・

「おまえさんは、おまえの父さんと同じぐらい大したことをやってのけた」とハグリッドにとっては最高級の褒め言葉を送るとハリーは・・・

ここ何日かで初めての笑顔を見せることができたのでした。

4-2.学期最後の日に・・・
ハリーがホグワーツに入学してからの3年間は連続してグリフィンドールが寮杯を獲得していたので真紅と金色の垂れ幕にライオンの飾り付けだったのですが・・・

今年の学期最後の宴では教職員テーブルの後ろの壁には黒の垂れ幕がかかっていました。これを見た時ハリーはそれがセドリックの喪に服しているのだと気づいたのでした。

ダンブルドア校長が教職員テーブルで立ち上がり話の冒頭で「一緒にこの宴を楽しんで」いるはずだったセドリック・ディゴリーに杯を上げるよう呼びかけると・・・

大広間にいる全員が起立してセドリックに杯を捧げました。ダンブルドアはさらにこの後セドリックはハッフルパフの特性の多くを備えた模範的な生徒だったと言った後に・・・

セドリックの死は皆それぞれに影響を与えたのだから、ここにいる全員がどのようにして死んだのかを正確に知る権利があると言って・・・

「セドリック・ディゴリーはヴォルデモート卿に殺された」

と発表したのでした。この後ダンブルドアは皆の両親の中には年端もゆかぬ者たちに話すべきではないと思う人もいるかもしれないが・・・

セドリックが事故や自らの失敗で死んだと取り繕うことはセドリックの名誉を汚すことだし、何よりも真実は嘘に勝ると信じているので発表に踏み切ったと言ったのでした。
4-3.ホグワーツ特急にて
この後ハリーたち3人は今年「三大魔法学校対抗試合」を通じて知り合ったフラー・デラクールやビクトール・クラムに最後の別れの挨拶を済ませた後ホグワーツ特急に乗って帰路についたのでした。

ダンブルドアの別れの宴での話がハリーの胸に詰まっていたものを取り除いてくれたような気がしてヴォルデモートが復活した時の話をするのが、それほど苦痛ではなくなったのでした。

ハーマイオニーが2人にリータ・スキーターが未登録の「動物もどき」でコガネムシに変身することを話していた時コンパートメントの扉が開いて・・・

ドラコ・マルフォイがいつものようにクラッブとゴイルを従えて入って来ました。3人とも「これまで以上」に自信たっぷりで傲慢で威嚇的でした。

怒りに任せてハリーが3人に呪いをかけましたが、呪いをかけたのはハリーだけではありませんでした。ロン、ハーマイオニーに加えてフレッドとジョージも同時に呪いをかけていました。

ハリーがフレッドとジョージに「誰を脅迫していたの?」と聞くと2人はクィディッチ・ワールドカップでバグマンに預けた賭け金が全額パーになったことを打ち明けたのでした。

そこでハリーは対抗試合の優勝賞金1,000ガリオンを無理やり2人に押し付けて、これを悪戯専門店の資金にするようにと言ったのでした。

「来るもんは来る・・・来たときに受けて立てばいいんだ」

キングズ・クロス駅についたハリーはハグリッドの「この言葉」を自分に言い聞かせながらダーズリー家の車の後部座席に乗り込んだのでした。

4-4.この場面でのダンブルドア
毎年恒例の学期最後のダンブルドアの話も今年はセドリック・ディゴリーの死を受けてかなり雰囲気や趣の異なるものとなりました。

私が今回読み返して特に強く印象に残ったのが「正しきことと易きことのどちらかの選択を迫られたときは思い出すのじゃ」という言葉ですね。

私は「この言葉」は全生徒というよりはハリー1人に向けて発せられた言葉だったのではないかな?という気がしますね。共にこれから魔法省を相手に様々な困難に立ち向かうために・・・

本日の最後に
と!いうわけで本日の記事をもって「炎のゴブレット編」が終了しました!第3巻の途中から「1章につき記事1件」体制にしたので随分長くなりました。

次回の記事は毎度お馴染みの巻ごとの総括を行う予定です。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第4巻「炎のゴブレット」より第37章「始まり」でした。
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