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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーたち3人は「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」でドラコ・マルフォイを発見し店主のボージン氏との会話を「伸び耳」で聞きました。しかし当然意味不明の会話でした。そこでハーマイオニーは大胆不敵な行動に打って出たのですが・・・(全3項目)

3-1.伸び耳で聞いた会話の内容は?
「夜の闇横丁」でハリーが唯一入った事のある「ボージン・アンド・バークス」でドラコ・マルフォイを見つけて幸いロンが「伸び耳」を持っていたのでハリーたち3人はボージン氏との会話を聞く事ができたというわけです。

「直し方を知っているのか?」
「かもしれません」

ボージン氏の声にはあまり関わりたくないという雰囲気がありました。ボージン氏が「拝見いたしませんと何とも。店のほうにお持ちいただけませんか?」と言うとマルフォイは「できない」と答えて続けてこう言いました。

「動かすわけにはいかない。どうやるのかを教えて欲しいだけだ」

ボージン氏が神経質に唇を舐めるのがハリーに見えてボージン氏は「さあ拝見しませんと何しろ大変難しい仕事でしてもしかしたら不可能かと。何もお約束はできない次第でして」と応えマルフォイはこう言ったんですよね。

「そうかな?もしかしたらこれでもう少し自信が持てるようになるだろう」

その言い方だけでハリーにはマルフォイがせせら笑っているのが判りました。マルフォイがボージン氏に近寄ったのでキャビネット棚に隠されて姿が見えなくなりました。そこでハリーたち3人は蟹歩きをしたというわけです。

そうしてマルフォイの姿を捕えようとしました。しかしそれはできず見えたのはボージン氏の恐怖の表情だけでした。マルフォイは「誰かに話してみろ。痛い目に遭うぞ」とボージン氏を脅してさらにこう言ったんですよね。

「フェンリール・グレイバックを知っているな?僕の家族と親しい。時々ここに寄ってお前がこの問題に十分に取り組んでいるかどうかを確かめるぞ」

ボージン氏は「そんな必要はありません」と言おうとしましたが言葉の途中でマルフォイは「それは僕が決める。さあもう行かなければ。それでこっちを安全に保管するのを忘れるな。あれは僕が必要になる」と言いました。

3-2.満足気に意気揚々とマルフォイが店を出ると
ボージン氏が「今お持ちになってはいかがです?」と言うとマルフォイは「そんな事はしないに決まっているだろう。馬鹿めが。そんな物を持って通りを歩いたらどういう目で見られると思うんだ?」とそう言ったのでした。

そして最後にマルフォイは「とにかく売るな」と言いボージン氏は「もちろんですとも。若様」と応えるとハリーが以前に見た事のあるルシウス・マルフォイ氏に対するのと同じぐらいに深々とお辞儀をしたというわけです。

「誰にも言うなよボージン。母上も含めてだ。判ったか?」

マルフォイはこう言いボージン氏は再びお辞儀をしながら「もちろんです。もちろんです」とボソボソと答えました。次の瞬間でした。扉の鈴が大きな音を立ててマルフォイが満足気な表情で意気揚々と店から出て来ました。

ハリーたち3人のすぐそばを通り過ぎたのでマントが膝のあたりでまたひらひらするのを感じました。店の中ではボージン氏が凍りついたように立っていました。ボージン氏はねっとりした笑いが消えて心配そうな表情でした。

ロンが「伸び耳」を巻き取りながら小声で「一体何の事だ?」と訊きハリーは「さあ」と生返事をしながら必死で考えました。何かを直したがっていた。それに何かを取り置きしたがっていた。ロンはこうも言ったのでした。

「こっちを」って言った時に何を指差してたか見えたか?こう訊くロンにハリーは「いやあいつキャビネット棚の陰になってたから」と答えました。するとハーマイオニーが小声で「2人ともここにいて」と言ったのでした。

「何をする気?」という質問を背にしてハーマイオニーはマントから出ると窓ガラスに姿を映して髪を撫でつけると扉の鈴を鳴らして店へと入って行きました。ロンは慌てて「伸び耳」を再び扉の下に入れたというわけです。

「こんにちは。嫌な天気ですね?」

ハーマイオニーはこう明るくボージン氏に挨拶しました。ボージン氏は返事もせず胡散臭そうにハーマイオニーを見ました。ハーマイオニーは楽しそうに鼻歌を歌いながら飾ってある雑多な商品の間をゆっくりと歩きました。

3-3.あまりに見え見え
前面がガラスのショーケースのそばに立ち止まりハーマイオニーは「あのネックレス売り物ですか?」と訊きました。ボージン氏は「千五百ガリオン持っていればね」と冷たく答えました。何と千五百ガリオンもするのです。

ハーマイオニーもその値段に驚いたようで「ああ-ンー-ううん。それほどは持ってないわ」と言うと歩き続け動揺の残る声で「それで。このきれいな。えぇと。髑髏は?」と訊いてボージン氏は「16ガリオン」と答えました。

「それじゃ売り物なのね?別に。誰かのために取り置きとかでは?」

ハーマイオニーがこう訊くとボージン氏は目を細めてハーマイオニーを見ました。ハリーにはすばりハーマイオニーの狙いが何なのかが判り「これはまずいぞ」と思いました。ハーマイオニーも明らかに気づいたようでした。

ハーマイオニーも見破られたと感じたらしく急に慎重さをかなぐり捨てて今ここにいた男の子つまりドラコ・マルフォイだけど自分は友達で誕生日のプレゼントをあげたいのとそう言いました。当然嘘八百の出鱈目ですよね。

でももう何かを予約しているなら当然同じ物はあげたくないとハーマイオニーは言いました。かなり下手な作り話だとハリーは思いました。どうやらボージン氏もハリーと同じ考えのようで「失せろ」と鋭く言ったのでした。

ボージン氏はさらに「出て失せろ!」と言いましたがハーマイオニーはそれを待たずに急いで扉に向かいました。ボージン氏がハーマイオニーのすぐ後を追って来ました。鈴がまた鳴りボージン氏はピシャリと扉を閉めました。

そして「閉店」の看板を出しました。ロンがハーマイオニーにマントを着せかけながら「まあね。やってみる価値はあったけど君ちょっとばればれで」と言いました。するとハーマイオニーはバシッとこう言ったんですよね。

「あーらなら次の時はあなたにやって見せていただきたいわ。秘術名人様!」

ロンとハーマイオニーはウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店に戻るまではずっと口喧嘩をしていましたが店の前では口論を辞める事を余儀なくされました。ウィーズリーおばさんとハグリッドが心配顔だったからでした。

2人に気取られないよう通り抜けなければならなかったからです。一旦店に入ってからハリーはさっと「透明マント」を脱ぎバックパックに戻しました。おばさんはロンとハーマイオニーを詰問しました。そしてだったのです。

ハリーはロンとハーマイオニーと一緒になって自分たちは店の奥にずっといた。おばさんはちゃんと探さなかったのだろうと言い張ったというわけなんですよね。

今日の最後に
何かを直したがっていた。それに何かを取り置きしたがっていた。ロンはこう指摘しましたね。当然直したがっていたのはこの「ボージン・アンド・バークス」とホグワーツを結ぶ「姿をくらますキャビネット棚」ですよね。

取り置きしたがっていた物についてはハーマイオニーはヒットしていました。千五百ガリオンもするネックレスです。このネックレスは呪われたネックレスでこれまでに19人のマグルの命を奪っているとの事なんだそうです。

ドラコ・マルフォイが店を去った後ボージン氏は凍りついたように立っていて顔からはねっとりとした笑いが消え心配そうな表情でした。このネックレスを取り置きしておけとマルフォイに言われたからだと私は思いますね。

ボージン氏は「若様は一体全体このネックレスを使って誰の命を奪うつもりなんだろう?」とそれが心配だったんだと私は思います。さらにマルフォイがこの店で入手して役立てたのは「輝きの手」というわけなんですよね。

蝋燭を差し込むと手を持っている者だけに見える灯りが点るという品です。ハリーはかつて一度だけこの店に迷い込んだ時にマルフォイが父親のルシウス氏に「あれを買ってくれる?」と言っているのを聞いた事があります。

これも取り置き商品の候補の1つだと私はそう思います。ホグワーツに持ち込もうとすると没収される可能性が高いからです。したがってこの店で手に入れた物は役に立った物もあり駄目だった物もあったというわけですよね。

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