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ダンブルドアがヴォルデモートと死喰い人に関する話を始めると一時騒然となった大広間は前にも増して静まり返りました。しかしダンブルドアの話が終わると毎度お馴染みの生徒の大移動で大広間は再び騒然となりました。そんな中ハリーは2つの事情があって・・・(全3項目)

3-1.ダンブルドアの話が終わって
この広間にいる者は誰もが知っての通りヴォルデモートとその従者たちが再び跋扈して力を強めている。ダンブルドアはこう言ってヴォルデモートと死喰い人に関する話を始めて一時騒然となった大広間は静まり返りました。

ダンブルドアによれば現在の状況がどんなに危険であるかまた我々が安全に過ごす事ができるようにホグワーツの1人1人が十分注意すべきであるという事はどれほど強調してもそれが過ぎるという事はないとの事だそうです。

この夏には城の魔法の防衛が強化されたんだそうです。一層強力な新しい方法で我々は保護されているのだそうです。しかしやはり生徒や教職員の皆が軽率な事をしないように慎重を期さねばならないとの事なんだそうです。

それだから皆に言うておくとダンブルドアは言いました。どんなにうんざりするような事であろうとも先生方が生徒の皆に課す安全上の制約事項を順守し特に決められた時間以降は夜間ベッドを抜け出さない規則だそうです。

ダンブルドアは「わしからのたっての願いじゃが」と前置きをした上で城の内外で何か不審な物や怪しげな物に気づいたらすぐに教職員に報告するようにと言ったのでした。最後にダンブルドアはこう言ったというわけです。

「生徒諸君が常に自分自身と互いの安全とに最大の注意を払って行動するものと信じておる」

こう言うとダンブルドアは生徒全体を見渡しそれからもう一度微笑むと「しかし今はベッドが待っておる」と言いました。皆が望みうる限り最高にふかふかで暖かいベッドで皆にとって一番なのはゆっくり休む事だそうです。

そして明日からの授業に備える事なんだそうです。ダンブルドアが「それではお休みの挨拶じゃ。そーれ行けピッピッ!」と言い毎度お馴染みの生徒たちの大移動の騒音が始まりました。ハリーはすぐには動きませんでした。

ベンチを後ろに後ろに押しやって立ち上がった何百人もの生徒が列を成して大広間からそれぞれの寮に向かう中でハリーはスニーカーの靴紐を結び直すふりをしてぐずぐすしグリフィンドール生の大部分をやり過ごしました。

一緒に大広間を出ればじろじろと見られるしドラコ・マルフォイに近づけば鼻を踏みつけた話を繰り返されるだけだからというわけです。どちらにしても早く動かないほうがハリーにしてみれば良策というわけなんですよね。

ハーマイオニーは1年生を引率するという監督生の義務を果たすために飛んで行きましたがロンはハリーと残ったというわけです。

3-2.期待に反するロンの反応
急いで大広間を出て行く群れの一番後ろにつき誰にも声が聞こえなくなった時にロンがハリーに「君の鼻本当はどうしたんだ?」と訊いて来てハリーはロンに話しました。ロンが笑わなかった事が2人の友情の絆の証でした。

「マルフォイが何か鼻に関するパントマイムをやってるのを見たんだ」

ロンは暗い表情でこう言いハリーは苦々しげに「ああまあそれは気にするな」と言うと「僕が奴に見つかる前にあいつが何を話してたかだけど」と言ってホグワーツ特急でマルフォイがしゃべっていた事を話したんですよね。

マルフォイの自慢話を聞いてロンは驚愕するだろうとハリーは期待をしていました。ところがロンはさっぱり感じないようでした。ハリーに言わせればガチガチの石頭です。ロンはハリーにこう反論して来たというわけです。

「いいかハリーあいつはパーキンソンの前でいいかっこして見せただけだ。例のあの人があいつにどんな任務を与えるっていうんだ?」

ロンが最後に言った「どんな任務を与えるっていうんだ?」という疑問にハリーが「ヴォルデモートはホグワーツに誰かを置いておく必要はがないか?何も今度が初めてっていうわけじゃ」と答えているその時の事でした。

「ハリーその名前を言わねえで欲しいもんだ」

ハリーとロンの背後でこう咎めるような声がしました。振り返るとハグリッドが首を振っています。ハリーが頑として「ダンブルドアはその名前で呼ぶよ」とそう言うとハグリッドはこう謎めいた言葉を返して来たのでした。

「ああそりゃそれがダンブルドアちゅうもんだ。そうだろうが?」

それからハグリッドは「そんでハリー何で遅れた?俺は心配しとったぞ」と言って来てハリーは「汽車の中でもたもたしてね」と答えたその後に「ハグリッドはどうして遅れたの?」と訊きハグリッドはこう答えたのでした。

「グロウプと一緒でなあ」

ハグリッドはうれしそうにこう言いました。

3-3.ハグリッドは上機嫌だったが
続けてハグリッドは時間の経つのを忘れてしまった。今では山の中に新しい家があると言いました。それはダンブルドアが作った大きないい洞穴なんだそうです。グロウプは森にいる時よりも幸せとハグリッドは言いました。

グロウプと2人で楽しくしゃべっていたので宴会に遅刻してしまったのだそうです。ハリーは意識的にロンと目を合わせないようにしながら「本当?」と言いました。グロウプはハグリッドとは父親違いの弟だったんですよね。

ハリーと最後に会った時は樹木を根元から引っこ抜く才能のある狂暴な巨人で言葉はたった5つの単語だけしか持たず加えてその内の2つはまともに発音する事もできませんでした。しかしハグリッドは得意気にこう言いました。

「ああそうとも。あいつは本当に進歩した。2人とも驚くぞ。俺はあいつを訓練して助手にしようと考えちょる」

ロンは大きくフンと言いましたが何とか誤魔化して大きなくしゃみをしたように見せかけました。ハリーとロンとハグリッドの3人はもう樫の扉のそばまで来ていました。ハグリッドはハリーとロンにこう言ったんですよね。

「とにかく明日会おう。昼食のすぐ後の時間だ。早めに来いや。そしたら挨拶できるぞ。バックおっとウィザウィングズに」

ハグリッドは片腕を挙げ上機嫌でお休みの挨拶をしながら正面扉から闇の中に出て行きました。ハリーはロンと顔を見合せました。ロンも自分と同様気持ちが落ち込んでいるのが判りました。明日の午後には会わないのです。

ハリーが「魔法生物飼育学を取らないだろう?」と訊くとロンは頷き「君もだろう?」と訊き返して来てハリーも頷きました。さらにロンは「それにハーマイオニーも取らないよな?」とハリーに訊いて来たというわけです。

ハリーは再び頷きました。お気に入りの生徒が3人とも自分の授業を取らないと知ったらハグリッドは一体何と言うだろう?ハリーはそれを考えたくもないとそう思ったというわけなんですよね。

今日の最後に
ドラコ・マルフォイはホグワーツ特急内で自分は来年はホグワーツになんかいないかもしれないとかもっと次元の高い大きな事をしているかもしれないなどと大口を叩いていました。まさにその口は絶好調だったんですよね。

マルフォイは母上は自分がホグワーツを卒業する事を望んでいるが自分としてはこのごろはそれがあまり重要だとは思えない。マルフォイはふくろう試験やいもり試験の結果なんかどうでもいいという意味の事を言いました。

それはつまり闇の帝王がこの魔法界を支配すれば試験の結果よりも闇の帝王のためにどのように奉仕しどのような献身ぶりを示すのかが重要になるという事なんだそうです。つまりは近々この魔法界は闇の帝王が支配をする。

マルフォイは暗にそう言っているというわけです。それならばマルフォイはヴォルデモートのために一体何ができるというのか?そのためロンはハリーにヴォルデモートがマルフォイにどんな任務を与えるんだと言いました。

しかしヴォルデモートはドラコ・マルフォイにとある任務を与えました。ところがその任務はあまりにもそしてとてつもなく大き過ぎてハリーたち3人の想像を超える任務だと私はそう思いますね。とんでもない任務なのです。

だから最後の最後までハリーはヴォルデモートがドラコ・マルフォイに課した任務の内容が分らなかったんだと私はそう思わずにはいられませんね。
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