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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

新学期初日から一夜明けて今日は時間割が配られる日なんですがハリーたちを含めた6年生はO.W.L(ふくろう)の結果を踏まえて時間割を決めるのでより複雑でした。自分たちを含めた6年生が誰も「魔法生物飼育学」を取らない事がはっきりしていたのでハリーたちは憂鬱でもあったのですが・・・(全3項目)

3-1.自分の説に支持が欲しくて
次の日の朝食前にハリーとロンは談話室でハーマイオニーに会いました。自分の説に支持が欲しくてハリーは早速ホグワーツ特急で盗み聞きをしたドラコ・マルフォイの言葉を話して聞かせました。するとだったんですよね。

「だけどあいつは当然パーキンソンにかっこつけただけだよな?」

ハーマイオニーが何も言わない内にロンがこう素早く口を挟みました。するとハーマイオニーは「そうねえ」と曖昧に答えました。ハーマイオニーは自分を偉く見せたがるのはマルフォイらしいが分らないとそう言うのです。

話が嘘にしては若干大き過ぎるともハーマイオニーは言いました。つまりはどっちつかずというわけですね。ハリーは何とかハーマイオニーを味方に引き入れようと「そうだよ」と相槌を打ったもののそれ以上は押せません。

それというのもあまりにも大勢の生徒たちがハリーを見詰めていましたし口に手を当ててひそひそ話をするばかりでなくハリーたちの会話に聞き耳を立てていたのです。ハリーたちは肖像画の穴から出て行く列に並びました。

その際にロンが特に細かい1年生に「指差しは失礼だぞ」と噛みつきました。片手で口を覆ってハリーの事を友達にヒソヒソと話していた男子生徒は瞬時に真っ赤になって驚いた拍子に穴から転がり落ちて行ってしまいました。

それを見てニヤニヤ笑うとロンは「6年生になるっていいなあ。それに今年は自由時間があるぜ。丸々空いている時間だ。ここに座ってのんびりしてればいい」と言いました。しかしハーマイオニーの見解は違ったんですよね。

3-2.誰も「魔法生物飼育学」を取らない
ハリーにロンと3人で廊下を歩きながらハーマイオニーは「その時間は勉強するのに必要なのよロン!」と言いました。そう言われてもロンは「ああだけど今日は違う。今日は楽勝だと思うぜ」とそう言葉を返したんですよね。

するとハーマイオニーが「ちょっと!」と言うと腕を突き出して通りがかりの4年生の男子を止めました。その男子生徒はライムグリーンの円盤をしっかり掴んでいて急いでハーマイオニーを追い抜こうとしていたんですよね。

「噛みつきフリスビーは禁止されてるわ。よこしなさい」

ハーマイオニーは厳しい口調でこう言いました。しかめっ面の男子生徒は歯を剥き出しているフリスビーを渡すとハーマイオニーの腕をくぐり抜けて友達の後を追いました。その男子生徒の姿がなくなったその時の事でした。

ロンがハーマイオニーが握り締めていたフリスビーをひったくって「上出来。これ欲しかったんだ」と言いました。ハーマイオニーは当然抗議しました。しかしその声は大きなクスクス笑いに呑み込まれてしまったのでした。

ロンの言い方がとてもおかしいと思ったようでラベンダー・ブラウンが笑いながらハリーたち3人を追い越し振り返るとロンをちらりと見ました。そんなラベンダーの様子を見てロンはかなり得意気だったというわけですよね。

大広間の天井は高い格子窓で四角に切り取られて見える外の空と同じく静かに青く澄んで淡い雲が霞のように流れていました。オートミールや卵にベーコンを掻き込みながらハリーとロンが話したのはハグリッドの事でした。

ハリーとロンは昨夜のハグリッドとのばつの悪い会話の事をハーマイオニーに話して聞かせました。ハーマイオニーも「魔法生物飼育学」を取らないだろうというのがハリーとロンの一致した意見でしたがやはりそうでした。

「だけど私たちが魔法生物飼育学を続けるなんてハグリッドったらそんなこと考えられるはずがないじゃない!だって私たちいつそんな素振りを。あの。熱中ぶりを見せたかしら?」

こう言いつつハーマイオニーも気落ちした顔になりました。ロンも我が意を得たりといった感じで「まさにそこだよ。だろ?」と言い目玉焼きを丸ごと飲み込みました。授業で一番努力したのは自分たちとロンは言いました。

だけどそれはハグリッドが好きだからだ。にも関わらずハグリッドは自分たちがあんな馬鹿馬鹿しい学科を好きだと思い込んでいる。ロンは最後にN.E.W.T(いもり)レベルであの科目を続ける奴がいると思うかと訊きました。

ロンが最後にした問いにハリーもハーマイオニーも答えませんでした。答える必要などなかったのです。ハリーたち3人はもちろんの事で同学年で「魔法生物飼育学」を続ける生徒が1人もいない事ははっきりしていました。

10分後にハグリッドが教職員テーブルを離れる際に陽気に手を振った時にもハリーたち3人はハグリッドとは目を合わせず中途半端に手を振り返しました。朝食の後ハリーたちを含めた6年生はその場に留まったというわけです。

マクゴナガル先生が教職員テーブルから降り立つのを待たなくてはならなかったからです。何故ならばふくろう試験の結果を踏まえて決めなくてはいけないので時間割を配る作業が6年生はより複雑というわけなんですよね。

3-3.まずはハーマイオニーで次はネビル
それぞれが希望するN.E.W.T(いもり)の授業に必要とされるO.W.L(ふくろう)の合格点が取れているかどうかを確認する必要がありました。まずはハーマイオニーで即座に全ての授業の継続を許されたというわけなんですよね。

「呪文学」に「闇の魔術に対する防衛術」に「変身術」と「薬草学」に「数占い」と「古代ルーン文字」それに「魔法薬学」というわけです。そして1時間目の「古代ルーン文字」の授業を受けにさっさと飛んで行きました。

次はネビルで処理に少し時間がかかりました。マクゴナガル先生がネビルの申込書を読みO.W.L(ふくろう)の成績を照らし合わせている間ネビルは心配そうな顔でした。マクゴナガル先生はまずはネビルにこう言ったのでした。

「薬草学。結構。スプラウト先生はあなたがO.W.Lで優・Oを取って授業に戻る事をお喜びになるでしょう。それから闇の魔術に対する防衛術は期待以上の良・Eで資格があります」

ただ問題は「変身術」とマクゴナガル先生は言うのです。気の毒だが「可・A」ではN.E.W>T(いもり)を続けるには十分ではない。授業について行けないだろうと思いますとマクゴナガル先生が言うとネビルはうなだれました。

「そもそもどうして変身術を続けたいのですか?私はあなたが特に授業を楽しんでいるという印象を受けた事はありませんが」

マクゴナガル先生がこう言うとネビルは惨めな様子で「ばあちゃんが望んでいます」のような事を呟きました。するとマクゴナガル先生は気に入らないという感じで「ふんっ」と鼻を鳴らしました。それからこう言いました。

「あなたのおばあさまはどういう孫を持つべきかという考えでなくあるがままの孫を誇るべきだと気づいてもいい頃です。特に魔法省での一件の後は」

今日の最後に
新学期初日の宴会が終わった後にハリーとロンはハグリッドと会って話をしました。ハグリッドは当然ハリーたち3人は今学年以降も「魔法生物飼育学」を取ってくれるものとそう思ってハリーにロンと話していたのでした。

しかしハリーもロンもハーマイオニーも3人とも「魔法生物飼育学」を取りませんでした。ハーマイオニーは「そんなこと考えられるはずがないじゃない!」と言いロンもまた「あんな馬鹿馬鹿しい学科」と言っていますよね。

でもハグリッドにはハリーたち3人が「魔法生物飼育学」を続けるだろうという根拠があったと私はそう思います。それはヒッポグリフのバックビークことウィザウィングズの事があるからというわけですね。これなんですよね。

バックビークに乗ってハリーの名付け親のシリウスはホグワーツから逃亡しました。ハリーとハーマイオニーがバックビークとシリウスが逃げるのを手助けしました。つまりは「魔法生物飼育学」の履修が役に立ったのです。

ハリーとハーマイオニーが「魔法生物飼育学」を履修したお陰でシリウスは逃げる事ができた。役に立ったじゃないか。そのためハグリッドはハリーたちは今学年も「魔法生物飼育学」を取ってくれると思ったんでしょうね。

でも極めて残念な事にはハリーたちとハグリッドの気持ちの乖離は非常に激しかったというわけなんですよね。

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