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ふくろう試験の結果を踏まえて1人1人時間割が違うので6年生は個々に寮監の先生と話し合って時間割を決めなくてはいけません。そしてハリーたち3人が午後に受けたのはスラグホーンの初授業でした。そこで教科書も材料も何も用意していなかったハリーは手を挙げて・・・(全3項目)

3-1.マクゴナガル先生の意外な提案
「あなたのおばあさまはどういう孫を持つべきかという考えでなくあるがままの孫を誇るべきだと気づいてもいい頃です。特に魔法省での一件の後は」マクゴナガル先生にこう言われてネビルは顔中をピンクに染めました。

さらにはまごついて目をパチクリとさせました。何故ならネビルはマクゴナガル先生に初めて褒められたからです。マクゴナガル先生はネビルに自分はあなたをN.E.W.T(いもり)のクラスに入れる事はできないと告げました。

その代わりとしてマクゴナガル先生はネビルに「呪文学」では「良・E」を取っている。だから「呪文学」のN.E.W.T(いもり)を取ったらどうですかと勧めて来ました。するとネビルはこのように答えたというわけなんですよね。

「ばあちゃんが呪文学は軟弱な選択だと思っています」

こう呟いたネビルにマクゴナガル先生は「呪文学をお取りなさい」と言いました。さらに自分からオーガスタ夫人に一筆入れて思い出して貰いましょうと言いました。そしてマクゴナガル先生はネビルにこう言ったのでした。

「自分が呪文学のO.W.L(ふくろう)に落ちたからといって学科そのものが必ずしも価値がないとは言えません」

オーガスタ・ロングボトム夫人が「呪文学」のN.E.W.T(いもり)を選択するのは軟弱だと孫のネビルに言ったのは自分が「呪文学」のO.W.L(ふくろう)に落ちたからだったというわけです。何だか大人げのない反対理由ですよね。

「信じられない」といううれしそうな表情を浮かべたネビルにマクゴナガル先生は少し微笑みかけ真っ白な時間割を杖先で叩き新しい授業の詳細が書き込まれた時間割を渡したというわけです。これでネビルが終わりました。

3-2.ハリーとロンも時間割が決まって
次にマクゴナガル先生はパーバティ・パチルに取りかかりました。パーバティの最初の質問はハンサムなケンタウルスのフィレンツェがまだ「占い学」を教えるかどうかでマクゴナガル先生は不満そうな声でこう答えました。

「今年はトレローニー先生と2人でクラスを分担します。6年生はトレローニー先生が担当なさいます」

マクゴナガル先生が「占い学」という学科を蔑視しているのは周知の事です。6年生はケンタウルスのフィレンツェではなくトレローニー先生の担当と聞きパーバティは5分後に若干打ち萎れて「占い学」の授業に出かけました。

「さあポッターポッターっと」

こう言ってハリーのほうを向きながらマクゴナガル先生は自分のノートを調べていました。マクゴナガル先生はハリーは「呪文学」と「闇の魔術に対する防衛術」に「薬草学」と「変身術」は全て結構ですと言ったのでした。

他ならぬマクゴナガル先生自身が担当する「変身術」のハリーの成績については何と大変満足しているんだそうです。その一方マクゴナガル先生はハリーに何故「魔法薬学」を続ける申し込みをしなかったのかと訊きました。

闇祓いになるのがハリーの志だったと思いますがと言うマクゴナガル先生にハリーは「そうでした。でも先生は僕にO.W.L(ふくろう)で優・Oを取らないと駄目だとおっしゃいました」と答えました。するとだったんですよね。

「確かにスネイプ先生がこの学科を教えていらっしゃる間はそうでした。しかしスラグホーン先生はO.W.L(ふくろう)で良・Eの学生でも喜んでN.E.W.T(いもり)に受け入れます。魔法薬学に進みたいですか?」

マクゴナガル先生はこう言ってハリーは「はい」と答えた後に「でも教科書も材料も何も買っていません」と言いました。するとマクゴナガル先生は「スラグホーン先生が何か貸してくださると思います」と言ったのでした。

マクゴナガル先生は「よろしい。ポッターあなたの時間割です」と言うと「ああところで」と言って話題をクィディッチのグリフィンドール・チームの事に変えて来ました。既に20人もの候補者が名前を連ねているそうです。

追っ付けハリーにリストを渡すので時間がある時に選抜の日を決めれば良いでしょうとマクゴナガル先生はハリーに言いました。暫くしてロンもハリーと同じ学科を許可されました。2人は一緒にテーブルを離れたのでした。

「どうだい僕たち今が自由時間だぜ-それに休憩時間の後に自由時間-それと昼食の後。やったぜ!」

ロンは時間割を眺めてうれしそうにこう言いました。ハリーとロンは談話室に戻りました。談話室は7年生が5~6人いるだけでがらんとしていたというわけなんですよね。

3-3.いよいよ授業が始まって
1時間後そんな談話室を渋々離れてハリーとロンは4階下の「闇の魔術に対する防衛術」の教室に向かいました。ハーマイオニーは「古代ルーン文字」でしたがハリーとロンは今学期初めて受けるのがスネイプの授業でした。

そしてその日の午後にハリーたちは初めてスラグホーンが担当する「魔法薬学」の授業を受ける事となりました。ハリーたちは二時限続きの授業を受けるためにこれまで長い間スネイプの教室だった地下牢に降りて行きました。

教室の前に並んで見回すとN.E.W.T(いもり)レベルに進んだ生徒はたった12人しかいませんでした。スリザリンからはドラコ・マルフォイを含む4人が残っていました。レイブンクローからは4人でハッフルパフは1人だけでした。

唯一のハッフルパフ生はアーニー・マクミランでした。生徒が地下牢教室に入って行くと常日頃と違って既に蒸気や風変わりな臭気に満ちていました。スリザリン生とレイブンクロー生はそれぞれ1つのテーブルを取りました。

ハリーたちとアーニーは一緒のテーブルに着く事になりました。こうして席も決まりスラグホーンが秤に魔法薬キットと教科書の「上級魔法薬」を出すようにと言った時です。ハリーが手を挙げてこう告げたというわけです。

「僕は本も秤も何も持っていません-ロンもです-僕たちN.E.W.T(いもり)が取れるとは思わなかったものですからあの」

スラグホーンはマクゴナガル先生が確かにそうおっしゃっていた。心配には及ばん。全く心配ない。今日は貯蔵庫にある材料を使えばいいし秤も問題なく貸してあげられるし教科書も古いのが何冊か残っていると言いました。

スラグホーンは隅の戸棚に歩いて行くと相当にくたびれた感じのリバチウス・ボラージ著の「上級魔法薬」を二冊引っ張り出し黒ずんだ秤と一緒にハリーとロンに渡しました。そしていよいよ授業開始という事になりました。

今日の最後に
ハリーもロンもハーマイオニーも3人が3人ともホラス・スラグホーンは「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就くものと思い込んでいてまさか昔かつてやっていた「魔法薬学」の教師になるとは夢想だにしていませんでした。

そのために新学期初日にダンブルドア校長の口から聞かされた時にはハリーたち3人は驚愕する事になりました。ハリーはダンブルドアがいつスラグホーンが「魔法薬学」を教えると言ったのかを必死に思い出そうとしました。

しかし改めてよくよく考えてみるとスラグホーンが何を教えるのかをダンブルドアが話してくれたという記憶がない事にハリーは気がついたというわけです。そればかりかウィーズリー夫妻もそうだったというわけですよね。

ウィーズリーおばさんも自分たちつまりアーサー氏もスラグホーンに教えて貰ったとハリーに言いました。しかしおばさんはスラグホーンがかつてホグワーツの教壇に立っていた時に何を教えていたのかは言いませんでした。

アーサー氏はダイアゴン横丁に行った時にはひょっとしたら誰かが口にしているかもしれないからとハリーたち3人をマダムマルキンの店にハグリッドと行かせてフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に行かせませんでした。

ダンブルドアはウィーズリー夫妻にも緘口令を敷いてハリーたちに昔スラグホーンが「魔法薬学」を教えていた事を耳に入れさせませんでした。そしてハリーはスラグホーンからくたびれた「上級魔法薬」を借り受けました。

このためだったんですよね。
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