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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートの復活が公になった事を受けて大多数の生徒は普段より沢山の手紙を受け取っていました。しかしハリーは唯一定期的に手紙をくれた人が何と死んでしまったので一通も受け取っていませんでした。そんなハリーの元に学期が始まって二週間後に・・・(全3項目)

3-1.ヘドウィグが!
何故クィディッチのグリフィンドール・チームが突然大人気になって応募者が殺到したのかの理由をハーマイオニーが話し終えた所で大広間には毎朝恒例の郵便ふくろうが到着して雨粒だらけの窓から入って来たんですよね。

外は雨模様なので生徒たちに水滴をばら撒きました。大多数の生徒が普段より沢山の手紙を受け取っていました。親は心配をして子供の様子を知りたがっていましたし逆に家族は無事だと知らせて安心させようとしていました。

ハリーは学期が始まってから一度も手紙を受け取っていません。定期的に手紙をくれた唯一の人つまり名付け親のシリウスは何と死んでしまいました。ハリーはリーマス・ルーピンが時々手紙をくれるのではと期待しました。

しかし今までずっと失望続きでした。ところが今朝は茶色や灰色のふくろうに混じって雪のように白いヘドウィグが円を描いていたのでハリーは驚きました。ヘドウィグは大きな四角い包みを運んで来たというわけですよね。

そしてヘドウィグはハリーの前に着地しました。その直後には全く同じ包みがロンの前に着地しましたが疲労困憊した豆ふくろうのピッグウィジョンがその包みの下敷きになっていました。少々荷が重かったみたいですよね。

ハリーは「おっ!」と声を上げました。包みを開けるとフローリシュ・アンド・ブロッツ書店からの真新しい「上級魔法薬」の教科書が現れました。およそ2週間もかかったという事はこの本は取り寄せ商品なんでしょうか?

するとハーマイオニーが「良かったわ。これであの落書き入りの教科書を返せるじゃない」とうれしそうに言いました。ところがハリーは「気は確かか?僕はあれを放さない!ほらもうちゃんと考えてある」と言うのです。

3-2.逮捕が一件
ハリーはカバンから例の「半純血のプリンス蔵書」の「上級魔法薬」を取り出すと「ディフィンド!裂けよ!」と唱えながら杖で表紙を軽く叩きました。すると表紙が外れてハリーは新しい教科書にも同じ事をしたのでした。

それを見てハーマイオニーは「何て破廉恥な」という顔をしました。次にハリーは表紙を交換しそれぞれを叩いて今度は「レパロ!直せ!」と唱えました。これでプリンスの本は新しい教科書のような顔をしていたのでした。

一方フローリシュ・アンド・ブロッツ書店の本はどこから見ても中古本のような顔で澄ましていたのでした。ハリーは「スラグホーンには新しいのを返すよ。文句はないはずだ。9ガリオンもしたんだから」と言ったのでした。

ハーマイオニーは怒ったような承服できないという顔で唇を固く結びました。しかし三羽目のふくろうが目の前にその日の「日刊予言者新聞」を配達して来たので気が逸れて急いで新聞を広げると一面に目を通したのでした。

「誰か知ってる人が死んでるか?」

ロンはわざと気軽な声でこう訊きました。ハーマイオニーが次のページに進む毎にロンは同じ質問を繰り返しました。ハーマイオニーは「いいえ。でも吸魂鬼の襲撃が増えてるわ」と答えたその後こう言ったというわけです。

「それに逮捕が一件」

ハリーはベラトリックス・レストレンジを思い浮かべながら「良かった。誰?」と訊きました。ところがハーマイオニーが「スタン・シャンパイク」と答えたのでハリーはびっくりして思わず「えっ?」と言ったんですよね。

記事によると魔法使いに人気の「夜の騎士(ナイト)バス」の車掌スタンリー・シャンパイクは死喰い人の活動をした疑いで逮捕された。シャンパイク容疑者(21)は昨夜遅くにクラッパムの自宅の強制捜査で身柄を拘束された。

「スタン・シャンパイクが死喰い人?馬鹿な!」

3年前に初めて会ったニキビ面の青年を思い出しながらハリーはこう言いました。するとロンが「服従の呪文をかけられてたかもしれないぞ。何でもありだもんな」ともっともな事を言いました。しかしそれは違うようでした。

「そうじゃないみたい。この記事では容疑者がパブで死喰い人の秘密の計画を話しているのを誰かが漏れ聞いてその後で逮捕されたって」

ハーマイオニーは困惑した顔で新聞から目を上げて「もし服従の呪文にかかっていたのなら死喰い人の計画をそのあたりで吹聴したりしないんじゃない?」と言いました。それを聞いてロンがこう言ったというわけですよね。

「あいつ知らない事まで知ってるように見せかけようとしたんだろうな」

「ヴィーラをナンパしようとして自分は魔法大臣になるって息巻いてた奴じゃなかったか?」と訊くロンにハリーは「うんそうだよ」と答えました。それを受けてロンはスタンを逮捕した魔法省の事をこう言ったんですよね。

「あいつら一体何を考えてるんだか。スタンの言う事を真に受けるなんて」

するとハーマイオニーが「多分何かしら手を打っているように見せたいんじゃないかしら?」と言って顔をしかめました。何故ならみんなが戦々恐々だからなのだそうです。親は我が子を家に連れ戻したがっているそうです。

ハーマイオニーによれば何でもパチル姉妹のご両親は2人の娘を家に戻したがっているんだそうです。さらにはエロイーズ・ミジョンはもう引き取られたとの事でした。何とお父さんが昨晩連れて帰ってしまったんだそうです。

3-3.事態はかなり深刻?
それを聞いてロンは「ええっ?」と言うと目をぐりぐりさせてハーマイオニーを見ました。そして「だけどホグワーツはあいつらの家より安全だぜ。そうじゃないか」と言いホグワーツのほうが安全な理由をこう言いました。

「闇祓いはいるし安全対策の呪文が色々追加されたし何しろダンブルドアがいる!」

ところがでした。ハーマイオニーは「日刊予言者新聞」の上から教職員テーブルをちらりと覗くと小声で「ダンブルドアがいつもいらっしゃるとは思えないわ」と言いました。さらにハーマイオニーはこうも言ったのでした。

「気がつかない?ここ一週間校長席はハグリッドのと同じぐらいずっと空だったわ」

ハリーとロンは教職員テーブルを見ました。校長席はなるほど空でした。ハリーは学期が始まって最初つまり先週の土曜日に個人教授を受けるためにダンブルドアと会いました。しかしそれ以降は見ていなかったんですよね。

「騎士団に関する何かで学校を離れていらっしゃるのだと思うわ。つまり。かなり深刻だって事じゃない?」

ハリーもロンもハーマイオニーの問いに答えませんでした。でもハリーには3人が3人とも同じ事を考えているのが判っていました。昨日の恐ろしい事件の事です。ハンナ・アボットが「薬草学」の時間に呼び出されたのです。

そして母親が死んでいるのが見つかったと知らされたのです。ハンナの姿はそれ以降見ていないというわけなんですよね。

今日の最後に
学期が始まって二週間後の土曜日の「日刊予言者新聞」に「夜の騎士(ナイト)バス」の車掌のスタンことスタンリー・シャンパイクが逮捕されたという記事が載りました。どうやら誤認逮捕の可能性が大というわけですよね。

ロンはスタンがパブで死喰い人の秘密の計画を話しているのを誰かが漏れ聞いて逮捕されたと聞いて「あいつ知らない事まで知ってるように見せかけようとしたんだろうな」とそう言った後こうも言ったというわけですよね。

「あいつら一体何を考えてるんだか。スタンの言う事を真に受けるなんて」

ハーマイオニーも何かしら手を打っているように見せたいのではという見解で暗にこれは誤認逮捕ではとそう指摘をしていますよね。ところが何と誤認逮捕はこのスタン・シャンパイクだけではなかったというわけですよね。

クリスマス休暇にハリーがアーサー氏から聞いた所ではこの2~3ヵ月の間には逮捕が三件あったそうですが本物の死喰い人が一件でもあったかどうかは疑わしいとの事でした。トップの連中は何か進展があると見せかけたい。

「三件逮捕」と言えば「三件誤認逮捕して釈放」より聞こえがいい。だから無実だと判り切っているスタン・シャンパイクも釈放しないというわけです。この記事がハリーが魔法省に不信感を持つスタートだったんですよね。

それは新魔法大臣のルーファス・スクリムジョールに対してもという事なんですよね。

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