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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドラコ・マルフォイはクラッブとゴイルに見張らせて「必要の部屋」で何かをしているらしい。尾行した屋敷しもべ妖精のドビーの報告でそれが判明したためハリーは「闇の魔術に対する防衛術」の授業前の自由時間に「必要の部屋」の前に向かったのですが・・・(全3項目)

3-1.翌日の朝食の席で
屋敷しもべ妖精のドビーの報告でドラコ・マルフォイがクラッブとゴイルに見張らせて「必要の部屋」で何かをしていると知ったハリーはその晩はよく眠れませんでした。目が冴えたまま何時間も過ぎたような気がしました。

マルフォイは「必要の部屋」を一体どんな用途に使っているのだろう。明日そこに入ったら何を目にするのだろう?ハーマイオニーが何と言おうとマルフォイがDAの本部を見れたのだから自分にも部屋の中が見られるはずだ。

ハーマイオニーは「必要の部屋」の中に何があるかをまず知らないと入れないとハリーにそう警告していたのです。それに何よりもダンブルドアが出した宿題を優先させるべきだというそういう意見だったというわけですね。

マルフォイの一体何だろう?会合の場?隠れ家?納戸?作業場?ハリーは必死で考えました。ようやく眠り込んでからも途切れ途切れの夢で眠りが妨げられました。マルフォイがスラグホーンにそれがスネイプになりました。

翌朝の朝食の間中ハリーは大きな期待で胸を高鳴らせていました。スネイプの「闇の魔術に対する防衛術」の授業の前に自由時間がある。その時間を使い何とか「必要の部屋」に入ろうとハリーはそう決心していたのでした。

ハーマイオニーはハリーが「必要の部屋」に侵入する計画を小声で言っても殊更に無関心の態度を示しました。自分を助けるつもりになりさえすればハーマイオニーはとても役に立つのにと考えるとハリーは苛立ちました。

ちなみにロンとハーマイオニーは3月1日のロンの17才の誕生日に何とロンがスラグホーンの部屋で毒入りのオーク樽熟成の蜂蜜酒を飲んで危うく死にかけて病棟に担ぎ込まれた事をきっかけに仲違いを解消していたのでした。

ハリーがクリスマス・プレゼントとしてロミルダ・ベインから貰った惚れ薬入りの大鍋チョコレートをロンがよりによって自分の誕生日に食べてしまったがためにこんなとんでもない騒動が引き起こったというわけですよね。

3-2.朝食を終えると
ハリーは身を乗り出しふくろうが届けたばかりの「日刊予言者新聞」を押さえハーマイオニーが広げた新聞の陰に隠れてしまうのを防ぎつつ「いいかい僕はスラグホーンの事を忘れちゃいない」と言い続けてこう言いました。

「だけどどうやったら記憶を引き出せるか全く見当がつかないんだ。頭に何か閃くまでマルフォイが何をやってるか探し出したっていいだろう?」

スラグホーンの記憶を引き出して回収する事がダンブルドアの出した宿題なのです。するとハーマイオニーは「もう言ったはずよ。あなたはスラグホーンを説得する必要があるの」とそっちを最優先にすべきと主張しました。

小細工をするとか呪文をかけるとかの問題じゃない。そんな事だったらダンブルドアがあっという間にできたはずだ。ハーマイオニーは「必要の部屋」の前でちょっかいを出している暇などあったらとあくまでも譲りません。

ハーマイオニーはハリーの手から「日刊予言者新聞」をぐいと引っ張り広げて一面に目をやりながら「スラグホーンを探し出してあの人の善良な所に訴えてみる事ね」と言うと新聞の見出しを読み始めたというわけですよね。

そこでロンが「誰か知ってる人は?」と訊きました。するとハーマイオニーが「いるわ!」と答えたので朝食を食べていたハリーもロンも咽せ込みました。でも不幸中の幸いな事には死亡記事ではないとの事なんだそうです。

ハーマイオニーは「でも大丈夫。死んじゃいないわ」と言いました。マンダンガス・フレッチャーが捕まりアズカバンに送られたのだそうです。何でも「亡者」のふりをして押し込み強盗をしようとした事に関係したらしい。

他にはオクタビウス・ペッパーとかいう人が姿を消したし9才の男の子が祖父母を殺害しようとして捕まったなんてひどい話も載っているとの事でした。その8才の男の子は「服従の呪文」をかけられていたようなんだそうです。

ハリーたち3人は黙り込んで朝食を終えました。ハーマイオニーはすぐに「古代ルーン文字」の授業に向かいロンはスネイプの「吸魂鬼」のレポートの結論を仕上げに談話室に戻りました。ハリーは8階の廊下へと向かいました。

「バカのバーナバス」がトロールにバレエを教えているタペストリーの反対側にある長い石壁をハリーは目指しました。そこにクラッブとゴイルを見張らせドラコ・マルフォイが何かをしている「必要の部屋」があるのです。

3-3.何度やっても試しても
人影のない通路に出るとハリーは即座に「透明マント」を被りましたが何も気にする必要はありませんでした。目的地に到着した時も誰もいませんでした。マルフォイが中にいる時がいいのかそれともいない時がいいのか?

ハリーには判断がつきませんでした。いずれにせよ初回の試みにはポリジュース薬で11才の女の子に化けたクラッブやゴイルがいないほうが事は簡単に運ぶだろうとハリーは思いました。そしてついに始めたというわけです。

ハリーは目を閉じて「必要の部屋」の扉が隠されている壁に近づきました。先学期にダンブルドア軍団の練習場所として散々使って習熟していたのでやり方は判っていました。全神経を集中させるとハリーは考えたのでした。

しかし何度試みても頭の中で考える文言をいくら変えても「必要の部屋」は扉を現しませんでした。ハリーは壁に向かって苛立たしげに「おいいい加減にしろ」と言いました。それからもう一度やっても駄目だったのでした。

ハリーは苛立つあまり悪態をつきました。すると誰かが悲鳴を上げました。振り返って見ると1年生の群れが大騒ぎで角を曲がって逃げて行く所でした。ひどく口汚いゴーストに出くわしてしまったとそう思い込んだようです。

ハリーは1時間の内に考えられる限り文言の言い方を変えてやってみましたが最後にはハーマイオニーの言う事が正しいかもしれないと渋々認めるしかありませんでした。頑として「必要の部屋」は開いてはくれませんでした。

ハリーは「透明マント」を脱いでカバンに仕舞うと挫折感で苛立ちながら「闇の魔術に対する防衛術」の授業に向かったというわけなんですよね。

今日の最後に
ドラコ・マルフォイはポリジュース薬で女子生徒の姿になったクラッブとゴイルに見張らせ「必要の部屋」で何かをしている。屋敷しもべ妖精のドビーの報告でそう判明した事を受けハリーは「必要の部屋」に向かいました。

しかしハリーが何度文言を変えても「必要の部屋」は頑として扉を現しませんでした。ハリーも渋々ハーマイオニーの言う通りだと認めるしかありませんでした。中に何があるのかを知らないと入れないというわけですよね。

さらに私はマルフォイが自分が一体何のために「必要の部屋」を使っているのかの理由と目的を知られないようにと歯止めをかけているとそう思いますね。マルフォイは「必要の部屋」に入る際にそう考えてから入るのです。

ハリーに自分が使っている理由と目的を知られないようにしたい。マルフォイが入る時にそう考えれば「必要の部屋」はマルフォイの願いに応えてハリーがそうしようとしている時には決して扉を現さないというわけですね。

したがってそのために「必要の部屋」は頑としてハリーの前には扉を現さなかったというわけなんですよね。

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