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ハリーが「必要の部屋」に入る試みは失敗しましたがハリーは諦めず次の日曜日にロンとハーマイオニーが「姿現わし」の追加練習のためにホグズミードに行ったので1人残されたハリーは再び挑戦しました。ところが思ってもみなかった予想外の邪魔が入ってしまって・・・(全3項目)

3-1.再び挑戦したが
ハリーはドビーが報告してくれた夜の翌朝の「闇の魔術に対する防衛術」の授業前の自由時間に「必要の部屋」に入ろうとしましたが駄目でした。しかしその週末の日曜日にもハリーは再び挑戦したというわけなんですよね。

ロンとハーマイオニーが「姿現わし」の追加練習のためにホグズミードに出かけて行ったからでした。ハリーは誕生日が夏休みに入ってからの7月31日なので試験が行われる2週間後にはまだ17才にはなっていないんですよね。

2人を見送ったその後「忍びの地図」をチェックすると8階の廊下にグレゴリー・ゴイルが1人でいました。ハリーはポリジュース薬で小さな女の子に化けているゴイルに「やあ。君とっても可愛いじゃないか?」と囁きました。

度肝を抜かれたゴイルは甲高い叫び声を上げると持っていた真鍮の秤を放り投げて駆け出し姿を消しました。ハリーは笑いながらその石壁を凝視しました。都合の悪い誰かが外にいる事を知って姿を現す事もできないでいる。

その陰に今ドラコ・マルフォイが凍りついたように立っているに違いない。まだ試していない言葉の組み合わせを考えながらハリーは主導権を握った心地良さを味わっていました。しかしこの高揚した状態は長続きしません。

マルフォイが何をしているのかを見るという必要をあらゆる言い方で試してみたのにも関わらず30分経っても壁は頑として扉を現してはくれませんでした。ハリーはついに堪忍袋の緒が切れて壁に突進し蹴りつけたのでした。

「アイタッ!」

足の親指が折れたかと思うほどの痛さでした。ハリーが足を掴んで片足で跳ねたので「透明マント」が滑り落ちました。すると「ハリー?」と名前を呼ばれたのでハリーは片足のままで振り返り引っくり返ってしまいました。

ハリーの名前を呼んだのはトンクスでした。ハリーが「こんな所で何してるの?」と訊くとトンクスは「ダンブルドアに会いに来たの」と答えました。話をしているその内にハリーはトンクスの目が涙で一杯なのを見ました。

トンクスが廊下を戻って行った後ハリーは「透明マント」を被り直して再び「必要の部屋」に入ろうと取り組み始めましたが気がもう既に抜けてしまっていました。空腹でしたしロンとハーマイオニーもまもなく帰って来る。

ハリーはおそらくマルフォイは不安であと数時間はここから出られないだろう。いい気味だと思いながら廊下をマルフォイに明け渡したというわけです。

3-2.ハリーが大広間に来ると
ハリーが大広間に来るとロンとハーマイオニーは既にもういて早い昼食を半分済ませていました。ロンはハリーの姿を見つけると興奮して「できたよ-まあちょっとね!」と言いました。ハリーは「やったね」と言いました。

何でもマダム・パディフットの喫茶店の外に「姿現わし」するはずだったのがちょっと行き過ぎてスクリベンシャフト羽根ペン専門店の近くに出てしまったんだそうです。それでもとにかく「姿現わし」できたのだそうです。

ハリーがハーマイオニーに「君はどうだった?」と訊くと当の本人が答えるより先にロンが「ああ完璧さ。当然。完璧な3Dだ」と言いました。ところがその後にロンが言った「3つのD」の文言が違っていたというわけですよね。

「どういう意図で」に「どっちらけ」と「どん底」だったかなとロンは言うのです。そう言った後にロンは「まあどうでもいいや」と言いました。練習が終わったその後はみんなで「三本の箒」に飲みに行ったとの事でした。

するとトワイクロスがハーマイオニーの事を言葉を尽くして褒めたんだそうです。ロンはその内にトワイクロスはハーマイオニーに結婚の申し込みをするのではと言いました。それほどまでに褒めたというわけなんですよね。

ハーマイオニーはそんなロンを無視してハリーに「それであなたはどうだったの?ずっと必要の部屋に関わりきりだったの?」と訊きました。ハリーは「そっ」と答えた後ロンとハーマイオニーにこう言ったというわけです。

「それで誰に出会ったと思う?トンクスさ!」

ロンとハーマイオニーはびっくりして同時に「トンクス?」と訊き返しました。その問いにハリーは「ああダンブルドアに会いに来たって言ってた」と答えトンクスとの会話の内容を2人に話して聞かせたというわけですよね。

トンクスとの会話の事をハリーが話し終わるとロンが「僕が思うにはトンクスはちょっと変だよ。魔法省での出来事の後意気地がない」と言ってハーマイオニーも「ちょっとおかしいわね」と言うとロンに同調したのでした。

ハーマイオニーはトンクスについては何か思う所があるのか?とても心配そうでした。

3-3.トンクスはシリウスを?
ハーマイオニーは「トンクスは学校を護っているはずなのにどうして急に任務を放棄してダンブルドアに会いに来たのかしら?しかも留守なのに」と言いました。そんな事が魔法省に知れたらと心配しているというわけです。

ハリーは遠慮がちに「こういう事じゃないかな」と言いました。こんな事を自分が言うのはそぐわないような気がハリーはしました。むしろこれはハーマイオニーの領域だからです。そう思いつつもハリーはこう言いました。

「トンクスはもしかしたら。ほら。シリウスを愛してた?」

ハーマイオニーは目を見張って「一体どうしてそう思うの?」と訊いて来てハリーは「さあね」と言葉を返すとその根拠を説明しました。自分がシリウスの名前を言ったらほとんど泣きそうだった。さらにというわけですね。

トンクスの今の守護霊は大きな動物なんだ。もしかしたら守護霊がシリウスを示すものに変わったのではというのがハリーの見解でした。シリウスは「動物もどき」変身をすると巨大な黒い犬になるからというわけですよね。

ハーマイオニーは考えながらも「一理あるわ」と言いました。その一方で「でも突然城に飛び込んで来た理由がまだ分からないわ。もし本当にダンブルドアに会いに来たのだとしたら」ともハーマイオニーはそう言うのです。

するとロンが今度はマッシュポテトを掻き込みながら「結局僕の言った事に戻るわけだろ?トンクスはちょっとおかしくなった。意気地がない。女って奴は」と言いました。そしてハリーに向かって賢そうにこう言いました。

「あいつらは簡単に動揺する」

これを聞いてハーマイオニーが突然現実に戻ったように「だけど」と言いました。それから女なら誰かさんの鬼婆とか癒師の冗談やミンビュラス・ミンブルトニアの冗談でマダム・ロスメルタが笑わなくても30分もすねない。

ハーマイオニーがそう指摘してロンは顔をしかめたというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーは月曜日の「闇の魔術に対する防衛術」の授業前の自由時間に続いて日曜日の朝にも「必要の部屋」に入ろうと再挑戦しました。しかしそこにトンクスがやって来て話している内に気が抜けてしまったというわけです。

トンクスはもしかしたらシリウスを愛していた。ハリーは学期初日にホグワーツ特急でドラコ・マルフォイに「全身金縛りの呪文」をかけられ身動きできない所をトンクスに助けられたという事がありました。その時でした。

トンクスはハリーを迎えに来るようにと守護霊で知らせました。その時にハリーはトンクスの守護霊を見ました。それからハリーを迎えに来たスネイプがトンクスの守護霊が変わった事を暗に指摘したというわけなんですよね。

その時の事を思い出してハリーはトンクスは守護霊が変わった。その原因がシリウスを好きになったからなのではと推測したのです。でもトンクスについては実は最初からハリーもハーマイオニーも間違っていたんですよね。

トンクスが落ち込んでいたのは魔法省でシリウスを死なせたからではなかったのです。別の理由でトンクスは落ち込んでいたのです。ハリーにハーマイオニーさらにロンがそれを知ったのは何と学期末の事だったんですよね。
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