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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

今週はかなり久方ぶりにハーマイオニーのペットで猫のクルックシャンクスを取り上げてみる事にします。ハーマイオニーは当初ハリーとロンにふくろうが欲しいと言っていましたが何と「魔法動物ペットショップ」から出て来た時には腕に猫を抱き締めていて・・・(全3項目)

3-1.魔法動物ペットショップに
まあ今更判り切った事なんですが避けては通れない話なのでここから始める事にします。クルックシャンクスはハリーたち3人が3年生になる学期の夏休みの最終日の8月31日にハーマイオニーのペットになったというわけです。

ハーマイオニーの誕生日は9月19日なんですがご両親のグレンジャー夫妻が自分で一足早くプレゼントを買いなさいと10ガリオンをくださったんだそうです。すると何とハーマイオニーはふくろうが欲しいと言い出したのです。

ハリーにはヘドウィグがいるしロンにはエロールがいる。こう言ったハーマイオニーにロンはエロールは家族全員のふくろうだから自分のペットはネズミのスキャバーズしかいないと言った後にこうも言ったというわけです。

「こいつをよく診て貰わなきゃ。どうもエジプトの水が合わなかったらしくて」

ロンがポケットから引っ張り出してテーブルに置いたスキャバーズはいつもより痩せて見えましたし鬚は見るからにだらりとしていました。そこでハリーは2人に「魔法動物ペットショップ」を勧めたというわけなんですよね。

この夏ロンは父親のアーサー氏が「日刊予言者新聞」のガリオンくじグランプリで700ガリオンを当て長男ビルがグリンゴッツの「呪い破り」として仕事をしているエジプトに旅行に行って帰って来たばかりだったんですよね。

一方ハリーはマージ叔母さん風船事件を起こしてプリベット通り4番地を飛び出した後は魔法大臣コーネリウス・ファッジの提案通りにダイアゴン横丁手前の「漏れ鍋」に滞在して夏休みの後半を過ごしたというわけですよね。

「すぐそこに魔法動物ペットショップがあるよ」

3週間もいるのでハリーはダイアゴン横丁の事なら何でも知っていました。そこで2人にこう言ったのでした。ロンはスキャバーズ用に何があるか探せるしハーマイオニーはふくろが買えるというわけですね。ところがでした。

3-2.襲いかかって来たのは
「魔法動物ペットショップ」の中は狭苦しく壁は一分の隙もなくびっしりとケージで覆われていました。匂いがする上にケージの中で数々の魔法生物がそれぞれの鳴き声で騒いでいるのでやかましかったというわけですよね。

「僕のネズミなんですがエジプトから帰って来てからちょっと元気がないんです」

カウンターに行ってロンがこう説明すると応対した魔女が「カウンターにバンと出してご覧」と言ってポケットからがっしりした黒縁メガネを取り出しました。ロンはスキャバーズを同類のネズミのケージの隣に置きました。

跳びはねていたネズミたちは遊ぶのを辞めると押し合いへし合いしてよく見えるように金網の前に集まりました。ロンの持ち物は大抵そうでしたがスキャバーズもやはりお下がりで以前は兄パーシーのペットだったんですよね。

ちょっとよれよれでケージ内の毛艶の良いネズミと並べて比べると一層しょぼくれて見えました。スキャバーズを摘み上げると魔女はロンに「このネズミは何歳なの?」と訊いて来ました。その問いにロンはこう答えました。

「知らない。かなりの歳。前は兄のものだったんです」

スキャバーズを念入りに調べながら魔女が今度は「どんな力を持ってるの?」と訊いて来ましたがロンは「えーと」と生返事をして言い淀みました。実はスキャバーズはこれはと思う魔力の欠片さえも示した事がありません。

魔女は目をスキャバーズのボロボロの左耳から指が1本欠けた前足へと移すと大きく舌打ちをして「ひどい目に遭って来たようだね。このネズミは」と言いました。ロンは弁解をするようにこう応えたというわけなんですよね。

「パーシーから貰った時からこんな風だったよ」

その店の魔女によればこういう普通の家ネズミはせいぜい寿命が3年ぐらいなのだそうです。魔女はロンにもっと長持ちをするのが良ければと言うとクロネズミを指し示しました。途端にそのネズミは再び縄跳びを始めました。

ロンは「目立ちたがり屋」と呟き魔女は「別なのをお望みじゃないならこのネズミ栄養ドリンクを使ってみてください」と応えカウンターの下から小さな赤い瓶を取り出しロンは「オーケー。いくらですか?」と言いました。

ところが続けて「アイタッ!」と言って身を屈める羽目になりました。何やら巨大なオレンジ色の生き物が一番上にあったケージから飛び降りて来てロンの頭に着地してシャーッシャーッと狂ったようにして喚き立てました。

「コラッ!クルックシャンクス駄目っ!」

そのクルックシャンクスと呼ばれた生き物はスキャバーズめがけて突進しました。魔女はこの言葉を叫びましたがスキャバーズは石鹸のようにつるりと魔女の手をすり抜けると無様に床に落ちて出口めがけて逃走をしました。

ロンは「スキャバーズ!」と叫びながら後を追って脱兎の如く店を飛び出してハリーも後に続きました。10分近く探して「高級クィディッチ用具店」の外にあるゴミ箱の下に隠れているスキャバーズをようやく見つけました。

「あれは一体何だったんだ?」と訊くロンにハリーは「巨大な猫か小さな虎かどっちかだ」と答えました。ロンが今度は「ハーマイオニーはどこ?」と訊くのでハリーは「多分ふくろうを買ってるんだろ」とそう答えました。

そしてロンとハリーは「魔法動物ペットショップ」に戻って来ました。その時ちょうどハーマイオニーが店から出て来ました。

3-3.両腕に抱えていたのは?
ところがふくろうが欲しいと言っていたのにハーマイオニーはふくろうを持ってはいませんでした。両腕にしっかりと抱き締めていたのはロンの頭に飛び降りて来たあのオレンジ色の巨大な猫だったというわけなんですよね。

「君あの怪物を買ったのか?」

ロンが唖然として口をあんぐり開けてこう訊くとハーマイオニーは「この子素敵でしょう。ね?」と答えながら得意満面でした。しかしハリーは素敵だとは思いませんでした。見解の相違だとそう思ったというわけですよね。

赤味がかったオレンジ色の毛がたっぷりとしてふわふわでした。でもどう見ても若干ガニ股でしたし気難しそうな顔がおかしな具合につぶれていました。その顔はまるでレンガの壁に正面衝突したかのようだったんですよね。

スキャバーズが隠れて見えないので猫はハーマイオニーの腕の中で満足気にゴロゴロと甘え声を出していました。ロンは「そいつ危うく僕の頭の皮を剥ぐ所だったんだぞ!」と抗議しましたがハーマイオニーはこう応えました。

「そんなつもりはなかったのよ。ねえクルックシャンクス?」

そんなハーマイオニーにロンは「それにスキャバーズの事はどうしてくれるんだい?」と言うと胸ポケットの出っ張りを指差しました。それからロンはハーマイオニーに対しこのように懸念を述べたというわけなんですよね。

「こいつは安静にしてなきゃいけないんだ。そんなのに周りをうろうろされたら安心できないだろ?」

するとハーマイオニーは「それで思い出したわ。ロンあなたネズミ栄養ドリンクを忘れてたわよ」と言うと小さな赤い瓶をロンの手にピシャリと渡しました。ハーマイオニーはロンのその心配は取り越し苦労だと言うのです。

クルックシャンクスは自分の女子寮で寝るんだしスキャバーズが寝るのはロンの男子寮なんだから問題ないとハーマイオニーはそう言うのです。何でもクルックシャンクスは可哀想な猫との事なんだそうです。その理由は?

あの店の魔女がクルックシャンクスは随分長い間「魔法動物ペットショップ」にいて誰も欲しがる人がいなかったとそうハーマイオニーに話したんだそうです。それを聞いてロンは皮肉っぽくこう言ったというわけですよね。

「そりゃ不思議だね」

ロンもまたハリーと同意見でクルックシャンクスの事を素敵とは思わなかったみたいですね。

今日の最後に
クルックシャンクスはニーズルという魔法動物です。ニュート・スキャマンダー著の「幻の動物とその生息地」によるとニーズルは元々はイギリスで飼育されていましたが今では世界中に輸出がされているんだそうですね。

猫に似た小型の生物で毛は斑点に斑入りにブチなんだそうです。特大の耳とライオンのような尾を持ち知的で自立しており時々攻撃的になるものの魔法使いや魔女の誰かになつくと素晴らしいペットになるとの事だそうです。

ニーズルには摩訶不思議な能力が備わっていて嫌な奴とか怪しげな奴を見分ける事ができるのだそうです。さらに飼い主が道に迷った時などは無事に帰宅するための道案内として頼りになるそうです。そしてというわけです。

ニーズルは一胎で8匹まで妊娠できて猫との異種交配も可能なんだそうです。マグルの興味を引くに足る珍しい姿をしていますがニーズルを飼うためには許可証が必要なのだそうです。ハリーとロンは10分店を離れていました。

その10分の間にハーマイオニーはこの手続きを済ませたんでしょうね。そしてクルックシャンクスは一目見たその瞬間ロンのペットのネズミのスキャバーズを怪しい奴だと見抜いてロンの頭の上に降りて来たというわけです。

そういう事だったんですよね。

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