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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

クルックシャンクスに食べられてしまったと飼い主のハーマイオニーでさえそう思ってロンに謝ったのに何とハグリッドの小屋の戸棚のミルク入れの中からスキャバーズは見つかりました。ところがこの後に何故クルックシャンクスはスキャバーズを執拗に追いかけていたのかの衝撃の理由が判ったのです。(全3項目)

3-1.その先にいたのは
「この子どうして判ったのかしら?」驚く事にクルックシャンクスが「暴れ柳」を止めてくれたのでハーマイオニーはわけが分らずこう呟きました。ハリーはこの問いに厳しい顔をしつつこう答えたというわけなんですよね。

「あの犬の友達なんだ。僕2匹が連れ立っている所を見た事がある。行こう-君も杖を出しておいて」

ハリーとハーマイオニーは「暴れ柳」の幹までは一気に近づきましたが2人が根元の隙間に辿り着く前にクルックシャンクスは尻尾を打ち振りするりと先に滑り込みました。ハリーが続いて頭から先に這って進んだんですよね。

狭い土のトンネルの傾斜をハリーは底まで滑り落ちました。クルックシャンクスが少し先を歩いていてハリーの杖灯りに照らされ目がランランと輝いていました。すぐ後からハーマイオニーが滑り降りてハリーと並びました。

「ロンはどこ?」と恐々囁くハーマイオニーにハリーは「こっちだ」と答えるとクルックシャンクスの後を背中を丸めて従いて行きました。2人はほとんど体を二つ折りにして急ぎに急ぎました。通路は延々と続いたのでした。

クルックシャンクスの尻尾が見え隠れしました。トンネルはやがて上り坂になりクルックシャンクスの姿が消えました。その代わりに小さな穴から漏れるぼんやりした明りがハリーの目に入って来たというわけなんですよね。

「ハリーここ叫びの屋敷の中だわ」

ハーマイオニーがこう囁いてハリーもあたりを見回しました。すると頭上で軋む音がしました。何かが上の階で動いたのです。極力こっそりと2人は隣のホールに忍び込んで崩れ落ちそうな階段を上がって行ったんですよね。

ロンは2階の埃っぽいカーテンの掛かった壮大な四本柱の天蓋ベッドのある部屋にいました。そのベッドにクルックシャンクスが寝そべっていてハリーとハーマイオニーの姿を見ると大きくゴロゴロと甘え声を出したのでした。

「あいつが犬なんだ。あいつは動物もどきなんだ」

こう言うとロンはハリーの肩越しに背後を見詰めました。ハリーがくるりと振り向くと影の中に立つ男がハリーとハーマイオニーが入って来た扉をぴしゃりと閉めました。その男はシリウス・ブラックだったというわけです。

3-2.シリウス・ブラックを庇うクルックシャンクス
シリウス・ブラックを見た瞬間にハリーの心には激しい憎しみの気持ちが湧き上がりました。シリウス・ブラックはロンの杖を使って「武装解除の術」でハリーとハーマイオニーの杖を奪いましたが一切お構いはなしでした。

魔法も自分が瘠せて背の低い13才である事も相手のシリウス・ブラックが背の高い大人の男である事も忘れ果て返り討ちで自分がどんなに傷ついてもいいとハリーは思いました。ハリーは杖を取り戻したいとそう思いました。

生まれて初めてハリーは身を守るためではなく攻撃するために杖が欲しいと思いました。ハリーがそんな愚かな行為に出たのがショックだったのか?シリウス・ブラックは杖を上げるのが遅れてしまったというわけですよね。

激闘の末にハリーは杖を奪い返しました。ハリーはシリウス・ブラックに馬乗りになるような位置で止まりました。お前は自分の両親を殺害した。こう言うハリーの声は少し震えていましたが杖腕は微動だにしませんでした。

ところがです。何かオレンジ色のものがハリーのそばをさっと通り抜けたかと思うとクルックシャンクスがジャンプしてシリウス・ブラックの胸の上に陣取ったのです。それはシリウス・ブラックの心臓の真上だったのです。

シリウス・ブラックは目を瞬いてクルックシャンクスを見下ろし「どけ」と呟いてクルックシャンクスを払い退けようとしました。しかしクルックシャンクスはシリウス・ブラックのローブに爪を立てててこでも動きません。

ハリーはシリウス・ブラックとクルックシャンクスを見下ろし杖をますます固く握り締めました。するとハリーが攻撃を逡巡している内に新しい物音が階下から聞こえて来ました。ハーマイオニーが急にこう叫んだのでした。

「ここよ!私たち上にいるわ-シリウス・ブラックよ-早く!」

赤い火花が飛び散り扉が勢いよく開きました。ハリーが振り向くと蒼白な顔で杖を構えてルーピン先生が飛び込んで来る所でした。ルーピン先生は部屋にいるロンにハーマイオニーとハリーを確認をするように見回しました。

そして最後にシリウス・ブラックを見ると「エクスペリアームス!」と叫んでルーピン先生は杖を3本とも器用に捕まえてシリウス・ブラックを見据えたまま部屋の中に入って来ました。そして緊張した声でこう言ったのです。

「シリウスあいつはどこだ?」

3-3.この猫は狂ってはいない
この後の展開はハリーたち3人にとっては何もかもあるゆる事が理解し難い事ばかりでした。ルーピン先生が狼人間だとハーマイオニーが言った事も取り分けロンにとっては極めて憂慮すべき衝撃の事実だったみたいですよね。

殊更にハリーたち3人が到底信じられないと思ったのがロンのペットのネズミのスキャバーズが未登録の「動物もどき」でピーター・ペティグリューだという事でした。スキャバーズがピーター・ペティグリューのはずがない。

シリウス・ブラックはやはりアズカバンで狂ったんだ。でも何故ルーピンはシリウス・ブラックと調子を合せているのだろう?確か「12年」だね。何故そんなに長生きなのか変だと思わなかったのかとルーピンは言いました。

「こいつはその狂った猫が怖いんだ!」

自分の想像ではシリウスが脱獄して再び自由の身になったと聞いて以来痩せ衰えて来たのだろうと言うルーピンにロンはクルックシャンクスを顎で指しこう言いました。しかしそれは違うとハリーもまた気づいたんですよね。

スキャバーズが元気がない。さらにはハーマイオニーがふくろうが欲しいと言ったのでハリーは2人に「魔法動物ペットショップ」を勧めたというわけです。するとシリウスがロンにクルックシャンクスの事をこう言いました。

「この猫は狂ってはいない」

シリウスは自分の出会った中でこんなに賢い猫はまたといないと言いました。ピーター・ペティグリューを見るなりすぐに正体を見抜いた。シリウスに出会った時にもクルックシャンクスは犬ではない事を見破ったそうです。

自分を信用するまでに暫くかかった。そしてようやく自分の狙いをクルックシャンクスに伝える事ができてそれ以来シリウスの事を助けてくれたんだそうです。だからクルックシャンクスは執拗にスキャバーズを追いかけた。

そしてシリウスとルーピンが一緒にやりスキャバーズを人間の姿に戻したというわけです。こうしてハリーたちはロンのペットのネズミのスキャバーズがピーター・ペティグリューだという事を確認したというわけですよね。

最後に
クルックシャンクスはスキャバーズを食べてしまった。これは実は濡れ衣でスキャバーズが自分がクルックシャンクスに食べられて死んでしまったと見せかけたというわけですよね。何故ネズミがそんな芸当ができたのか?

それはスキャバーズは未登録の「動物もどき」で正体は魔法使いのピーター・ペティグリューだったからです。クルックシャンクスが執拗にスキャバーズを追いかけていたのはシリウスの元に連れて行くためだったのです。

先回の記事で言ったようにハリーたち3人は「魔法生物飼育学」を取ってはいるものの3年生のこの時点ではニーズルの事はまだ学んでいないので知りません。でもシリウスは既に卒業しているので知っているというわけです。

私が思うにシリウスもホグワーツ在学中に「魔法生物飼育学」を取っていると思います。この後シリウスは一旦捕まってしまいますがハリーとハーマイオニーが手助けしヒッポグリフのバックビークに乗り再び逃亡しました。

シリウスはハリーたちとは違ってクルックシャンクスがニーズルだという事を知っていた。そのため意思の疎通もできてネズミのスキャバーズことピーター・ペティグリューを連れて来て欲しいという事を伝える事ができた。

ヒッポグリフのバックビークにすんなりと乗って逃げる事ができたのもシリウスが「魔法生物飼育学」を履修していたからだと私はそう思いますね。

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