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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ダンブルドアが再び立ち上がって話を始めましたが寮対抗クィディッチ試合が取り止めになると聞かされてハリーもジョージもフレッドもショックを隠せませんでした。それは何でも10月に始まり今学年の末まで続くイベントのためだそうです。ところがそれを発表しようとしたら・・・(全3項目)

3-1.マッド・アイ・ムーディ
ハーマイオニーを除く全生徒がデザートも食べ終わり皿がピカピカに戻った所でダンブルドア校長が再び立ち上がりました。生徒たちはほとんど一斉に話を辞めダンブルドアは笑顔で生徒全員を見渡すとこう言ったのでした。

「さて!みんなよく食べよく飲んだ事じゃろう。幾つか知らせる事がある。もう一度耳を傾けて貰おうかの」

まず最初の話は管理人のフィルチからの伝言で今年は城内持ち込み禁止品に「叫びヨーヨー」と「噛みつきフリスビー」と「殴り続けのブーメラン」が加わってこれで禁止品は全部で「437項目」になったとの事だそうです。

「寮対抗クィディッチ試合は今年は取り止めじゃ。これを知らせるのはわしの辛い役目でのう」

ダンブルドアがこう言いハリーは「エーッ!」と絶句しました。チームメイトのフレッドとジョージを振り向くと2人もあまりの事に言葉を失っていました。これは10月に始まり今学年の末まで続くイベントのためだそうです。

ところがダンブルドアが「ここに大いなる喜びを持って発表しよう。今年ホグワーツで」と言ったその時でした。耳を劈く雷鳴と共に大広間の扉がバタンと開いて戸口には長いステッキに寄り掛かった1人の男が立っていました。

男は教職員テーブルに向かって歩き出しました。一歩踏み出す毎にコツッコツッという鈍い音が大広間に響きました。テーブルの端に辿り着くと男は一歩毎に激しく体を浮き沈みさせつつダンブルドアに近づいて行きました。

再び稲妻が天井を横切り男の顔をくっきりと浮かび上がらせるとハーマイオニーが息を呑みました。それはハリーが今まで見たどんな顔とも違っていてその皮膚は1ミリの隙もないほどに傷痕に覆われているようだったのです。

まるで人の顔がどんなものなのかをほとんど知らずにしかも鑿(のみ)の使い方に不慣れな誰かが風雨にさらされた木材を削って作ったような顔でした。しかし男の形相が恐ろしいのは何よりもその目のせいだったんですよね。

片方の目は小さく黒く光っています。もう一方は大きく丸いコインのようで鮮やかな明るいブルーで瞬きもせず普通の目とは全く無関係に上下左右に絶え間なく動いています。男はダンブルドアに近づき手を差し出しました。

「闇の魔術に対する防衛術の新しい先生をご紹介しよう。ムーディ先生です」

自分の右手の空いた席に男を座らせるとダンブルドアはこう言ったのでした。

3-2.三大魔法学校対抗試合
新任の先生は拍手で迎えられるのが普通でしたがダンブルドアとハグリッド以外は教職員も拍手せず生徒に至っては誰1人としてしませんでした。2人の拍手が静寂の中で寂しく鳴り響きその拍手もすぐに止んでしまいました。

「あの人一体どうしたのかしら?あの顔何があったの?」

他の全員はムーディのあまりに不気味な有り様に呪縛されたかのようにただじっと見詰めるばかりでこう問うハーマイオニーにロンもまたムーディに魅入られたかのように見詰めながら「知らない」と答えたというわけです。

ダンブルドアは咳払いをすると身じろぎもせずにマッド・アイ・ムーディを見詰め続ける生徒たちに向かってにこやかに「先程言いかけていたのじゃが」と語りかけました。10月から始まり今学期一杯続くイベントの事です。

我が校はこれから数カ月に渡りまことに心躍るイベントを主催するという光栄に浴する。この催しはここ百年以上行われていない。この開催を発表するのは自分としても大いにうれしいとダンブルドアはそう言ったのでした。

「今年-ホグワーツで三大魔法学校対抗試合を行う」

最後にダンブルドアがこう言うとフレッドが大声で「ご冗談でしょう!」と言いました。フレッドのこの一言でムーディが到着してからずっと大広間に張り詰めていた緊張が急に解けてほとんど全員が笑い出したんですよね。

「ミスター・ウィーズリーわしは決して冗談など言っておらんよ」

ダンブルドアもフレッドの絶妙の掛け声を楽しむように笑った後にこう言いました。そして「とは言えせっかく冗談の話が出たからには実は夏休みに素晴らしい冗談を1つ聞いてのう」と言うとダンブルドアはこう言いました。

「トロールと鬼婆とレプラコーンが一緒に飲み屋に入ってな」

するとここでマクゴナガル先生が大きな咳払いをしました。ダンブルドアは「フム-しかし今その話をする時では。ないようじゃの」と言い話を三大魔法学校対抗試合に戻したというわけです。それから詳細を説明したのでした。

三大魔法学校対抗試合はおよそ七百年前にヨーロッパの三大魔法学校の親善試合としてホグワーツにボーバトンとダームストラングの三校で始まったんだそうです。各校から代表選手が1人ずつ選ばれ3つの魔法競技を争った。

5年毎に三校が持ち回りで競技を主催して若い魔法使いに魔女たちが国を越えての絆を築くにはこれが最も優れた方法だと衆目の一致する所だったのだそうです。ただ夥しい数の死者が出たがために中止になったとの事でした。

夥しい数の死者。ダンブルドアのこの言葉を聞いてハーマイオニーは目を見開いて「夥しい死者?」と呟きました。代表選手に立候補をする気など一気になくなったようです。しかし大広間の大半の生徒は違ったようですね。

ハーマイオニーの心配などどこ吹く風で興奮し囁き合っていました。ハリーも何百年前に誰かが死んだ事を心配するより試合の事がもっと聞きたいと思いました。ところがこの後ダンブルドアから問題発言が飛び出しました。

3-3.年齢制限
何世紀にも渡ってこの対抗試合の再開に関しては幾度も試みられたもののどれも成功しなかった。しかしながら我が国の魔法省の「国際魔法協力部」と「魔法ゲーム・スポーツ部」が今こそ再開の時は熟したとそう判断した。

今回は選手が1人たりとも死の危険にさらされないようにするために我々はこの一夏かけて一意専心取り組んだんだそうです。選手個人に与えられる賞金が一千ガリオンと聞いてフレッドとジョージは俄然張り切ったのでした。

ホグワーツの代表選手になる姿を思い描いたのはフレッドとジョージだけではありませんでした。どの寮のテーブルでもうっとりと夢見るようにダンブルドアを見詰める者や隣の生徒と熱く語り合う光景をハリーは見ました。

ところがです。全ての諸君が優勝杯をホグワーツにもたらそうという熱意に満ちていると承知していると前置きしてダンブルドアは参加三校の校長に魔法省としては今年の選手に年齢制限を設ける事で合意したと言いました。

ある一定年齢に達した生徒だけつまりそれは17才以上なのだそうです。17才以上の生徒だけが代表候補として名乗りを上げる事を許される。ここでダンブルドアは少し声を大きくする事を余儀なくされたというわけですよね。

ダンブルドアの年齢制限の話を聞いて怒り出した何人かの生徒が騒ぎ始めたからです。フレッドとジョージも急に険しい表情になりました。この年齢制限の事は関係者各位が必要な措置だと判断をしたからとの事だそうです。

それは我々主催する側がいかに予防措置を取ってもやはり試合の種目が難しく危険だからなんだそうです。そのため17才に満たない生徒がホグワーツの代表選手に名乗りをあげないようダンブルドアが目を光らせるそうです。

「じゃから17才に満たない者は名前を審査員に提出したりして時間の無駄をせんようによくよく願っておこう」

それを踏まえてダンブルドアはこう言ったというわけなんですよね。

今日の最後に
今回の記事ではマクゴナガル先生はダンブルドアがトロールと鬼婆とレプラコーンに関する冗談を言おうとするのを大きな咳払いをして辞めさせただけでした。そんなダンブルドアの口から心躍るイベントが発表されました。

それは百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合がホグワーツで復活開催されるという事でした。マクゴナガル先生は冗談を言っている場合ではない。それより三大魔法学校対抗試合の事を言うべきと言いたかったんでしょうね。

それならマクゴナガル先生は今回この三大魔法学校対抗試合が百年以上ぶりに復活開催される事をどう思ったんでしょう?マクゴナガル先生は果たして賛成だったのか?反対だったのか?どちらでもなかったんでしょうか?

私はどちらかと云えば「反対だった」とそう思いますね。根拠はハーマイオニーの反応です。この2人の意見や考えは一致する事が極めて多いというのが私がそう思う根拠です。それなら何故強硬には反対をしなかったのか?

それはもちろんダンブルドアが賛成だったからというわけなんですよね。

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