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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が復活開催される事がダンブルドア校長から発表されマッド・アイ・ムーディが「闇の魔術に対する防衛術」の教師になりました。そんな新学期初日から一夜明けてハリーたち3人が夕食を取るために1階の玄関ホールに降りて来た所でそれは起きました。(全3項目)

3-1.純白のケナガイタチ
このようにして三大魔法学校対抗試合がホグワーツで百年以上ぶりに復活開催され「闇の魔術に対する防衛術」の教師にマッド・アイ・ムーディがなってハリーたち3人の4年目がスタートを切ったというわけなんですよね。

そして授業開始の初日に早速ドラコ・マルフォイが一悶着起こしてくれました。背後から大声で「ウィーズリー!おーいウィーズリー!」と呼びかけられてハリーたちが振り返るとマルフォイにクラッブとゴイルがいました。

何やらうれしくて堪らないという顔をしているので良い知らせのはずもなくロンが「何だ?」とぶっきらぼうに訊くとマルフォイは「日刊予言者新聞」をヒラヒラ振りながらロンの父親が新聞に載っていると答えたのでした。

「魔法省またまた失態」と題するその記事を書いたのはリータ・スキーターでアーサー氏を「アーノルド」と書き間違えマルフォイは名前さえまともに書いて貰えないなんてロンの父親は完全に小物扱いだと得意満面でした。

さらにマルフォイはロンに「写真まで載ってるぞ!」と新聞を裏返して掲げて見せました。そして「これが家と言えるかどうか!」とか「君の母親は少し減量したほうがよくないか?」などとそう言ったというわけですよね。

ロンを挑発しているのは明らかなのでハリーとハーマイオニーはロンがマルフォイに飛びかからないようにロンのローブの後ろをがっちりと押さえマルフォイに「君の母親はどうなんだ?」などと言い返したというわけです。

マルフォイの青白い顔に赤味が差して「僕の母上を侮辱するなポッター」と言うのでハリーは「それならその減らず口を閉じとけ」とそう言いマルフォイに背を向けました。するとバーンと音がして数人が悲鳴を上げました。

ハリーは何か白熱した熱いものが頬をかすめるのを感じました。ハリーはローブのポケットに手を突っ込んで杖を取ろうとしました。しかし杖に触れるより早く二発目が飛んで来ました。すると吠え声がこう響き渡りました。

「若造そんな事をするな!」

ハリーが急いで振り返るとマッド・アイ・ムーディが大理石の階段を降りて来る所でした。杖を上げてまっすぐに純白のケナガイタチに突きつけています。その白イタチはちょうどマルフォイが立っていたあたりにいました。

3-2.そこにやって来たのが
玄関ホールに恐怖の沈黙が流れました。ムーディ以外は身動き1つしません。ムーディの普通の目がハリーを見ると「やられたかね?」と唸るように訊きました。もう一方の魔法の目は引っくり返って頭の後ろを見ていました。

ハリーは「いいえ外れました」と答えました。するとムーディが「触るな!」と叫ぶのでハリーは面喰って「触るって-何に?」と訊きました。ムーディは親指で背後にいたクラッブをぐいと指してこう言ったというわけです。

「お前ではない-あいつだ!」

白ケナガイタチを拾い上げようとしていたクラッブはその場に凍りつきました。ムーディの魔法の目はどうやら魔力を持ち自分の背後が見えるようでした。ムーディはクラッブとゴイルと白イタチに向かって歩き出しました。

白イタチはキーキーと怯えた声を出して地下牢のほうに逃げ出しましたがムーディは「そうはさせんぞ!」と吼えて杖を再び白ケナガイタチに向けました。イタチは空中に2~3メートル飛び上がり床に落ちたというわけです。

床に落ちると反動でまた跳ね上がりました。ムーディは「敵が後ろを見せた時に襲う奴は気に食わん」と低く唸りケナガイタチは何度も床にぶつかっては跳ね上がり苦痛にキーキーと鳴きながら段々と高く跳ねたんですよね。

「二度と-こんな-事は-するな」

ケナガイタチは脚や尻尾をばたつかせながら成す術もなく跳ね上がり続けムーディはイタチが石畳にぶつかって跳ね上がる毎に一語一語を打ち込みました。すると「ムーディ先生!」とショックを受けたような声がしました。

マクゴナガル先生が腕一杯に本を抱えて大理石の階段を降りて来る所でした。ムーディは白イタチをますます高く跳ね飛ばしながら落ち着いた声で「やあマクゴナガル先生」とそう挨拶をしました。するとだったんですよね。

「な-何をなさっているのですか?」

マクゴナガル先生は空中に跳ね上がるイタチの動きを目で追いながらこう訊きムーディは「教育だ」と答えました。するとマクゴナガル先生は「教-ムーディそれは生徒なのですか?」と叫び本を取り落としてしまいました。

ムーディは「左様!」と答えマクゴナガル先生は今度は「そんな!」と叫ぶと階段を駆け下りながら杖を取り出しました。次の瞬間にはバシッと大きな音を立てドラコ・マルフォイが再び姿を現したというわけなんですよね。

3-3.事が済んだ後は
今やマルフォイの顔は燃えるように紅潮して滑らかなブロンドの髪がバラバラとその顔にかかり床に這いつくばっていてマルフォイは引きつった顔で立ち上がりました。マクゴナガル先生は困り果てたようにこう言いました。

「ムーディ本校では懲罰に変身術を使う事は絶対ありません!ダンブルドア校長がそうあなたにお話ししたはずですが?」

ムーディはそんな事はどうでもよいという風に顎を掻きながら「そんな話をされたかもしれんフム」と言うと「しかしわしの考えでは一番厳しいショックで」と変身術による懲罰を支持するような発言をしたというわけです。

「ムーディ!本校では居残り罰を与えるだけです!さもなければ規則破りの生徒が属する寮の寮監に話をします」

マクゴナガル先生はこう言ってムーディは「それではそうするとしよう」と言うとマルフォイを嫌悪の眼差しではたと睨みました。マルフォイは痛みと屈辱でまだ目を潤ませていましたがムーディを憎らしげに見上げました。

そして何事か呟き「父上」という言葉だけが聞き取れました。ムーディは2~3歩前に出ると「フンそうかね?」と言いました。ムーディはさらに続けてマルフォイに向かってこのように警告を発したというわけなんですよね。

「いいかわしはお前の親父殿を昔から知っているぞ。親父に言っておけ。ムーディが息子から目を離さんぞとな。わしがそう言ったと伝えろ」

そしてムーディは「さてお前の寮監は確かスネイプだったな?」と言いマルフォイは悔しそうに「そうです」と答えました。ムーディは唸るようにこう言うとマルフォイの二の腕をむんずと掴んで引っ立てて行ったのでした。

「奴も古い知り合いだ。懐かしのスネイプ殿と口を利くチャンスをずっと待っていた。来い。さあ」

マクゴナガル先生は暫くの間は心配そうにムーディとマルフォイの後ろ姿を見送っていましたがやがて落とした本に向かって杖を一振りしました。本は宙に浮かび上がってマクゴナガル先生の腕の中に戻ったというわけです。

今日の最後に
寮対抗杯やクィディッチでは激しく争っているグリフィンドールとスリザリンですがマクゴナガル先生にとっては「それはそれ。これはこれ」という事で懲罰に変身術を使っていたムーディを厳しく諌めたというわけですね。

ロンはマルフォイが純白のケナガイタチに変身させられて成す術もなくムーディに跳ね上らされている光景を永久に記憶に焼きつけておきたいと目を閉じて瞑想に耽ようとしたんですよね。ところがだったというわけですね。

「だけどあれじゃ本当にマルフォイを怪我させてたかもしれないわ。マクゴナガル先生が止めてくださったから良かったのよ」

ハーマイオニーがこう言ってマクゴナガル先生がした事を支持しました。ロンは目を開けて憤慨し「僕の生涯最良の時を台無しにしてるぜ!」と抗議しました。ハーマイオニーは「付き合い切れないわ」という反応でしたね。

ここでもやはりハーマイオニーとマクゴナガル先生は同意見というわけなんですよね。

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