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10月30日にボーバトンとダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りしてついに三大魔法学校対抗試合が始まりました。しかし例によって例の如くでハリーの元にはまたもトラブルが飛び込んで来てしまいました。その時ハリーはただただ呆然とするばかりでした。(全3項目)

3-1.4人目の代表選手
こうしてついに10月30日にボーバトンとダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りして三大魔法学校対抗試合は始まる事となりました。代表選手の選考方法はダンブルドア校長の口から発表されたというわけですよね。

参加三校から1人ずつ。すなわち3人の代表選手を選ぶのは公正なる選者「炎のゴブレット」なんだそうです。木箱から取り出されたのは大きな荒削りの木のゴブレットで一見すると見栄えのしない杯だったというわけですね。

ただその縁から溢れんばかりに青白い炎が踊っていました。代表選手に名乗りを上げたい者は羊皮紙に名前と所属校名を書きこれから24時間の内にこの「炎のゴブレット」に入れるようにとダンブルドアが言ったんですよね。

「炎のゴブレット」は玄関ホールに置かれ17才に満たない生徒が名前を入れられぬよう年齢線を引く事もダンブルドアから発表されました。フレッドとジョージは「老け薬」で誤魔化せるとそう判断したというわけですよね。

しかし残念ながら「老け薬」は通用しませんでした。フレッドとジョージは親友のリー・ジョーダンと共にダンブルドアの引いた年齢線を越えようとしましたが約3メートルも吹き飛ばされ冷たい石の床に叩きつけられました。

この光景を見てハリーもロンも代表選手になる事をすっかり諦めていました。ところがでした。当の本人がそう望まなくともトラブルが向こうのほうから飛び込んで来るのがハリーの宿命であり運命というわけなんですよね。

3人の代表選手が決まってダンブルドアが締めくくりの言葉を述べている所でした。ダンブルドアが突然言葉を切りました。何が気を散らせたのか誰の目にも明らかで「炎のゴブレット」が再び赤く燃え始めたというわけです。

ダンブルドアは反射的に手を伸ばし羊皮紙を捕えました。ダンブルドアはその羊皮紙を掲げ書かれた名前をじっと見ました。沈黙の中ダンブルドアはその羊皮紙を暫くの間は眺めていました。やがて咳払いし読み上げました。

「ハリー・ポッター」

3-2.その事態を受けて
大広間の全ての目が一斉に自分に向けられるのを感じながらハリーは呆然とただ座っていました。驚いたなんてもんじゃない。痺れて感覚がない。夢を見ているに違いない。きっと聞き違いなんだとハリーはそう思いました。

教職員テーブルではマクゴナガル先生が立ち上がり魔法省の魔法ゲーム・スポーツ部の部長のルード・バグマン氏とダームストラングのカルカロフ校長の後ろを通って切羽詰ったようにダンブルドアに何事が囁いたのでした。

ダンブルドアは微かに眉を寄せマクゴナガル先生のほうに体を傾けて耳を寄せていました。話が終わったようでダンブルドアはマクゴナガル先生に向かって頷き体を起こすと「ハリー・ポッター!」と再び名前を呼びました。

「ハリー!ここへ来なさい!」とダンブルドアが言ったのを聞きハーマイオニーがハリーを少し押すようにして「行くのよ」と囁きました。立ち上がって進み始めましたが教職員テーブルまでがとてつもなく長く感じました。

「さあ。あの扉から。ハリー」と言うダンブルドアが微笑んでいなかったのが事の深刻さを物語っていました。ハリーは3人の代表選手がいる大広間隣の小部屋に入りましたが言葉もなくただ立ち尽くすばかりだったのでした。

ハリーの背後で足音がしたかと思うとルード・バグマン氏が入って来ました。そして3人の代表選手に向かってハリーが4人目の三校対抗試合の代表選手だと告げました。そして背後の扉が再び開き大勢の人々が入って来ました。

ダンブルドアを先頭に魔法省の国際魔法協力部の部長のバーティ・クラウチ氏にカルカロフ校長とボーバトンの校長マダム・マクシームとスネイプに最後に入って来て扉を閉めたのがマクゴナガル先生だったというわけです。

マクゴナガル先生が閉める直前の扉の向こうでは一転して何百人もの生徒が騒ぐ音が聞こえました。ボーバトンの校長マダム・マクシームとダームストラングのカルカロフ校長は一斉に抗議の声を上げたというわけですよね。

すると身内のスネイプまでもが誰の咎でもなくハリーのせいだと攻撃して来ました。スネイプはハリーは規則は破るものと決めてかかっているのだ。それをダンブルドアの責任にする事はないと言ってハリーを攻撃しました。

ハリーは本校に来て以来決められた線を越えてばかりいるのだ。スネイプはさらにこう言いダンブルドアは「もうよいセブルス」と言ってスネイプがハリーを攻撃するのを辞めさせなくてはならない事を余儀なくされました。

3-3.ハリーを庇うマクゴナガル先生
ダンブルドアは今度はハリーを見下ろすと「炎のゴブレット」に名前を入れたのかね?と静かに訊いて来てハリーは「いいえ」と答えて次にダンブルドアは上級生に頼んで「炎のゴブレット」に名前を入れたかと訊きました。

ハリーは激しい口調で「いいえ」と答えました。するとマダム・マクシームがハリーは嘘をついていると叫びました。スネイプは口元に薄ら笑いを浮かべ今度は首を横に振りハリーへの不信感をあからさまに示していました。

「この子が年齢線を越える事はできなかったはずです。その事については皆さん異論はないと」

ここでマクゴナガル先生がこう口を挟んで来ました。するとマダム・マクシームはダンブルドアが年齢線を引き間違えたのだろうとそう言って肩をすくめました。ダンブルドアはそれは有り得る事だと礼儀正しく答えました。

「ダンブルドア間違いなどない事はあなたが一番よくご存知でしょう!」

マクゴナガル先生は怒ったようにこう言うと「全く馬鹿馬鹿しい!」と言い放ちました。ハリー自身が「年齢線」を越えるはずはありません。また上級生を説得して代わりに名前を入れさせるような事もハリーはしていない。

そしてダンブルドア校長はそれを信じていらっしゃいます。マクゴナガル先生は最後に「それだけで皆さんには十分だと存じますが!」と言うと怒ったような目でスネイプを睨むかのようにして見たというわけなんですよね。

マクゴナガル先生が抗議の声を上げた事でダームストラングのカルカロフ校長とボーバトンの校長マダム・マクシームのハリーに対する個人攻撃は止まりました。そしてクラウチ氏がこう言って決着はついたというわけです。

「規則に従うべきです。そしてルールは明白です。炎のゴブレットから名前が出て来た者は試合で競う義務がある」

こうしてハリーは4人目の代表選手として三大魔法学校対抗試合に出場する事になったというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーの名前が「炎のゴブレット」から出て来た事を知るとマクゴナガル先生はダンブルドアに切羽詰ったように何事か囁きました。話を聞き終えるとダンブルドアはマクゴナガル先生に向かって頷きハリーを呼びましたね。

マクゴナガル先生は一体ダンブルドアに何を話したんでしょうね?私は「炎のゴブレット」から名前が出て来た以上はハリーは試合で競う義務がある。だから逡巡している場合ではないとダンブルドアに言ったと思いますね。

そして大広間隣の小部屋でもマクゴナガル先生はスネイプに対して怒りを爆発させました。ボーバトンの校長マダム・マクシームとダームストラングのカルカロフ校長と共にハリーを攻撃するスネイプに激怒をしたのでした。

ここではハリーの事を「ハリー」とファーストネームで呼んでハリーが年齢線を越えるはずなどないし上級生を説得して代わりに名前を入れさせるなんて事もハリーはしていないと全力でハリーを擁護したというわけですね。

そして怒ったような目でスネイプを睨むように見たというわけです。こんな時にボーバトンの校長マダム・マクシームとダームストラングのカルカロフ校長と一緒にハリーを攻撃している場合ではないと思ったんでしょうね。

だからマクゴナガル先生は口を挟まずにはいられなかったというわけなんですよね。あるいはこういう展開になるのを考え危惧してマクゴナガル先生は隣の小部屋に入ったのかもしれませんね。そういう事だったんですよね。
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