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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

クラウチ氏はポリジュース薬を使って奥方と息子の姿を入れ替え息子をアズカバンから助け出しました。クラウチ・ジュニアは屋敷しもべ妖精のウィンキーが世話をして健康を取り戻しました。そのウィンキーがクラウチ氏を説き伏せてクラウチ・ジュニアはクィディッチ・ワールドカップに出かけたのですが・・・(全3項目)

3-1.ウィンキーが面倒を見て
このようにしてバーテミウス・クラウチ・ジュニアはアズカバンから助け出され自宅に隠される事となりました。クラウチ・ジュニアは屋敷しもべ妖精のウィンキーが世話をして健康を取り戻したというわけです。そしてです。

それからクラウチ・ジュニアは管理されなければなりませんでした。クラウチ氏が息子をおとなしくさせるために使ったのは「服従の呪文」でした。そして昼も夜も無理やり「透明マント」を着せさせたというわけですよね。

クラウチ・ジュニアはいつもウィンキーと一緒でした。ウィンキーがクラウチ・ジュニアを監視し同時に世話をしました。ウィンキーはクラウチ・ジュニアを哀れみました。そこでウィンキーはクラウチ氏に訴えたのでした。

ウィンキーはおとなしくしていたらその褒美として時々は気晴らしをさせるようにとクラウチ氏を説き伏せたというわけです。そうこうしている内にあの事が起きました。あの女が自宅に訪ねて来たというわけなんですよね。

魔法省の職員のバーサ・ジョーキンズがクラウチ氏のサインを貰いに書類を持ってやって来たのです。クラウチ氏は不在でした。ウィンキーが中に通して台所にいるクラウチ・ジュニアの所に戻って来ました。そしてでした。

バーサ・ジョーキンズはウィンキーがクラウチ・ジュニアに話をしているのを聞いて調べに入って来ました。そして「透明マント」に隠れているのがクラウチ・ジュニアだと十分に想像できるほどの話を聞いてしまいました。

クラウチ氏が帰るとバーサ・ジョーキンズはクラウチ氏を問い詰めました。クラウチ氏はバーサ・ジョーキンズに強力な「忘却術」をかけて実は死んだと思われていた息子が生きていて自宅に隠している事を忘れさせました。

クラウチ氏は自分がかけた「忘却術」はあまりに強過ぎてバーサ・ジョーキンズの記憶は永久に損なわれたと言ったのでした。

3-2.クィディッチ・ワールドカップに
そしてついにウィンキーがクラウチ氏を説き伏せました。何ヵ月もかけてクラウチ氏を説き伏せたのです。クラウチ・ジュニアはもう既に何年も家から出ていませんでした。クラウチ・ジュニアはクィディッチが好きでした。

ウィンキーが「透明マント」を着せるから観戦できる。クィディッチ・ワールドカップに行かせてくれと頼んだのでした。もう一度新鮮な空気を吸わせてあげてくれと。ウィンキーはお母様もそれをお望みですと言いました。

お母様は息子を自由にするために死んだのだとウィンキーはクラウチ氏に言いました。お母様が坊ちゃまを救ったのは生涯幽閉の身にするためではありませんとウィンキーは言いました。クラウチ氏はついに折れたのでした。

計画は慎重でした。クラウチ氏は息子とウィンキーをまだ早い内に自分の貴賓席へと連れて行きました。ウィンキーがクラウチ氏の席を取っているという手筈でした。姿の見えないクラウチ・ジュニアがそこに座ったのです。

他の観客が貴賓席から全員いなくなってから2人は退席すればよい。ウィンキーは1人で座っているように見える。誰も気づかないだろう。しかしウィンキーはクラウチ・ジュニアが段々強くなっている事を知りませんでした。

クラウチ・ジュニアは父親のクラウチ氏の「服従の呪文」を破り始めていました。時々ほとんど自分自身に戻る事がありました。短い間でしたが父親の管理を逃れたと思える時がありました。それがちょうど起こったのです。

深い眠りから醒めたような感じでした。クラウチ・ジュニアは貴賓席にいて公衆の中にいました。試合の真っ最中でした。そして前にいる男の子つまりはハリーのポケットから杖が突き出しているのが見えたというわけです。

アズカバンに行く前からクラウチ・ジュニアはずっと杖は許されてはいませんでした。クラウチ・ジュニアはその杖を盗みました。ウィンキーは高所恐怖症で手で顔を隠していたのでその事には気がつかなかったんですよね。

3-3.闇の印を
それから試合が終了して暫く経った時でした。例の事件が起きました。死喰い人の残党と思われる連中がキャンプ場のマグルの管理人一家を宙吊りにするという出来事が発生したのです。アズカバンに入った事のない連中だ。

あのお方つまりヴォルデモートに背を向けた奴らだ。ヴォルデモートのために苦しんだ事がない奴らだ。あいつらは自分のように繋がれてはおらず自由にヴォルデモートをお探しできたのにそうせずにマグルを弄んだだけだ。

その連中の声がクラウチ・ジュニアを呼び覚ましました。ここ何年もなかったほどクラウチ・ジュニアの頭ははっきりしていました。クラウチ・ジュニアは怒り手には杖がありました。クラウチ氏はテントにいませんでした。

マグルを助けに出かけて行ったのです。クラウチ・ジュニアはご主人様のヴォルデモートに忠義を尽くさなかった奴らを襲いたいと思いました。そんなクラウチ・ジュニアを見てウィンキーは心配をしたというわけですよね。

ウィンキーは自分なりの魔法を駆使してクラウチ・ジュニアを自分の体に縛りつけテントから引っ張り出して死喰い人から遠ざけようと森へと連れて行きました。クラウチ・ジュニアはウィンキーを引き止めようとしました。

クラウチ・ジュニアはキャンプ場に戻りたいと思いました。死喰い人の連中に闇の帝王への忠義とは何かを見せつけてやりたいと思いました。そして不忠者を罰したいと思いました。そこで「闇の印」を打ち上げたのでした。

魔法省の役人がやって来て四方八方に「失神の呪文」が発射されました。クラウチ・ジュニアとウィンキーは気を失い2人を結んでいた絆が切れました。そしてエイモス・ディゴリー氏がウィンキーを発見したというわけです。

エイモス・ディゴリー氏が足下にウィンキーを置いた時クラウチ氏は身動きもせず無言のままでした。クラウチ氏の顔は蒼白で目だけが激しく燃えていました。クラウチ氏はウィンキーを見下ろしたままで立ちすくみました。

やがて言葉を途切れ途切れにして「こんな-はずは-ない。絶対に」と言うとクラウチ氏は荒々しい歩調でウィンキーが見つかったあたりへと歩き出して茂みを掻き分けて探し出したというわけです。それがだったんですよね。

クラウチ氏は手ぶらで戻って来ました。幽霊のように蒼白な顔のまま両手も口髭も激しく痙攣していました。実はクラウチ氏が探していたのは「透明マント」を被った自分の息子つまりクラウチ・ジュニアだったんですよね。

クラウチ氏はウィンキーが見つかった時に必ず自分の息子がそばにいると知っていました。クラウチ氏はウィンキーが見つかった灌木の中を探してクラウチ・ジュニアが倒れているのを触って確かめました。そういう事です。

だからクラウチ氏は手ぶらで戻って来たのです。クラウチ氏は魔法省の他の役人たちが森からいなくなるのを待ってクラウチ・ジュニアに「服従の呪文」をかけると自宅に連れ帰りました。そしてウィンキーを解雇しました。

今日の最後に
クラウチ氏はずっとずっと自分の息子は死喰い人ではないし無実だったと思い信じていました。だからこそ余命幾ばくもない奥方に息子を助け出して欲しいと懇願されてアズカバンから息子を助け出したというわけですよね。

エイモス・ディゴリー氏がウィンキーを足下に置いた時クラウチ氏は顔が蒼白で身動きもせず無言でした。目だけが激しく燃えていました。そしてクラウチ氏は「闇の印」の真下に自分の息子がいるのを確認しに行きました。

戻って来たクラウチ氏は顔が幽霊のように蒼白で両手も口髭も激しく痙攣していました。まさにショックがありありという感じだったんですよね。つまりこの時にクラウチ氏は自分の息子が死喰い人だったと知ったのでした。

クラウチ・ジュニアは父は自分を自宅に閉じ込めヴォルデモートを探さないようにしていると思っていたようですが違います。クラウチ氏は自分の息子が「闇の印」を打ち上げたのを確認して死喰い人だと知ったんですよね。

それを確認して戻って来た時のクラウチ氏の激しい動揺ぶりがそれを物語っています。クラウチ氏はウィンキーを解雇しました。クラウチ氏がウィンキーを解雇したのはウィンキーを思いやっての措置だと私はそう思います。

このままウィンキーを自分たちに仕えさせておいたらいずれウィンキーは息子の悪事の手伝いをさせられる事になるとクラウチ氏はそう思ったのです。だからこそクラウチ氏はウィンキーを解雇したというわけなんですよね。

そんなクラウチ氏が懸念していた事が襲いかかって来たというわけなんですよね。

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