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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーの胸は憎しみで煮えくり返り恐れの欠片が入り込む余地は全くなくシリウス・ブラックに飛びかかったというわけです。しかし何故か杖を取り戻してもハリーの杖腕は微動だにしませんでした。するとそこにハリーたちを追って「叫びの屋敷」にやって来たのは・・・・(全3項目)

3-1.そこに現れたのは?
「君なら友を助けに来ると思った。君の父親も私のためにそうしたに違いない。君は勇敢だ。先生の助けを求めなかった。有り難い。そのほうがずっと事は楽だ」シリウス・ブラックがまずこう話しかけたのはハリーでした。

シリウス・ブラックのこの言葉がハリーにはまるで大声で叫んだかのように鳴り響きました。ハリーの胸は憎しみで煮えくり返り恐れの欠片が入り込む余地もなくハリーはシリウス・ブラックに飛びかかったというわけです。

魔法を忘れ果て自分が痩せて背の低い13才である事も忘れ果て相手のシリウス・ブラックが背の高い大人の男である事まで忘れ果てていたというわけです。大乱闘の末にハリーはシリウス・ブラックから杖を取り戻しました。

ハリーはシリウス・ブラックに馬乗りになるような位置で止まりました。ハリーはシリウス・ブラックを見下ろしました。お前は自分の両親を殺害した。こう言うハリーの声は少し震えていましたが杖腕は微動だにしません。

ハリーが攻撃を逡巡している内に今度はクルックシャンクスがシリウス・ブラックの胸の上へと陣取りました。心臓の真上です。シリウス・ブラックは目を瞬いてクルックシャンクスを見下ろすと「どけ」と呟いたのでした。

そしてクルックシャンクスを払い除けようとしました。しかしクルックシャンクスはシリウス・ブラックのローブに爪を立て全く動きません。そうこうしている内に階下で新しい物音が聞こえて来ました。それは足音でした。

「ここよ!私たち上にいるわ-シリウス・ブラックよ-早く!」

ハーマイオニーが急にこう叫んでシリウス・ブラックは驚いて身動きしクルックシャンクスは振り落とされそうになりました。ハリーの頭の中で「やるんだ今!」と声がしました。しかしハリーは行動に出られませんでした。

赤い火花が飛び散って扉が勢いよく開きました。ハリーが振り向くと蒼白な顔で杖を構えてルーピン先生が飛び込んで来る所でした。ルーピン先生は部屋にいる4人を一通り確認するように見回すとこう叫んだというわけです。

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

3-2.リーマス・ルーピンと動物もどき
ハリーの杖が手を離れて飛びハーマイオニーが持っていた2本の杖も飛びました。ルーピンは3本とも器用に捕まえてシリウス・ブラックを見据えたまま部屋の中に入って来ると口を開いてシリウスに向かってこう訊きました。

「シリウスあいつはどこだ?」

ハリーは一瞬ルーピンを見ました。何を言っているのか理解できませんでした。誰の事を話しているのだろう?一方ルーピンに「あいつはどこだ?」と訊かれたシリウスは無表情で数秒間全く動きませんでした。しかしです。

シリウスはそれからゆっくりと手を上げましたがその手はまっすぐロンを指していました。一体何だろうと訝りながらハリーはロンをちらりと見ました。シリウスに指されたロンもやはり当惑しているようだったんですよね。

この後驚愕の事実が次々と明らかになりました。ルーピンは実は狼人間で本来ならホグワーツには入学できないはずでした。しかしダンブルドアが校長になるとルーピンに同情してくれて特別に入学を許可してくれたのです。

校庭に「暴れ柳」が植えられたのは実はルーピンがホグワーツに入ったからなのだそうです。ここ「叫びの屋敷」に続くトンネルは1ヵ月に一度狼に変身するルーピンが使うために作られたんだそうです。そしてだったのです。

ルーピンには3人の素晴らしい友人が生まれて初めてできました。それがシリウス・ブラックにピーター・ペティグリューとハリーのお父さんのジェームズ・ポッターだったというわけです。そこでだったというわけですよね。

3人の友人は当然の如くルーピンが月に一度姿を消す事に気がつきました。ルーピンは自分が狼人間と知ったなら途端に見捨てるのではないかと恐れて色々と言い訳を考えました。しかし3人もやはりルーピンが狼人間と知った。

それでも3人はルーピンを見捨てはしなかった。そればかりかルーピンのために3人は未登録の「動物もどき」になってくれたのだそうです。人間だとルーピンと一緒にいられない。だから動物として付き合ったんだそうです。

こうして3人は未登録の「動物もどき」となりピーター・ペティグリューはネズミのスキャバーズとしてウィーズリー家に入り込んだというわけです。ルーピンの「あいつ」とはピーター・ペティグリューというわけですよね。

そしてシリウスがスネイプをからかってやろうと思って「暴れ柳」の止め方を教えたのだそうです。当然スネイプは試してみた。もしスネイプがこの「叫びの屋敷」まで来ていたら人狼に成り切ったルーピンに出会っていた。

しかしハリーのお父さんのジェームズ・ポッターがシリウスのやった事を聞くなり自分の身の危険も顧みずスネイプの後を追いかけて引き戻したのだそうです。そしてルーピンがこの話を言い終えたその時の事だったのです。

セブルス・スネイプがハリーの「透明マント」を脱ぎ捨てて姿を現したというわけなんですよね。

3-3.スネイプに対して
スネイプは杖をまっすぐルーピンの胸に突きつけたまま「透明マント」を脇に投げ捨てました。スネイプはハリーの「透明マント」を「暴れ柳」の根元で見つけたんだそうです。なかなか役に立ったとハリーに感謝しました。

スネイプは少し息切れをしていたものの勝利の喜びを抑え切れない様子でした。何故スネイプはここ「叫びの屋敷」に姿を現したのか?スネイプは例の脱狼薬をルーピンの部屋に持って行って「忍びの地図」を見たのでした。

スネイプは完全に誤解をしていました。ルーピンが旧友のシリウスを手引きして城に入れている。これがいい証拠だとスネイプは言い放ちました。スネイプは「今夜また2人アズカバン行きが出る」とそうも言ったんですよね。

ハリーは金縛りに遭ったようにその場に立っていました。誰を信じていいのか分からなかったからです。ハーマイオニーは遠慮がちに一歩踏み出すと恐々とシリウスとルーピンの言い分を聞いてあげてはどうかと言いました。

そんなハーマイオニーに対してスネイプは「君は停学処分を待つ身ですぞ」と吐き出すように言いました。そしてハーマイオニーもハリーもロンも許容されている境界線を越えた。しかもお尋ね者の殺人鬼や人狼と一緒とは。

だからハーマイオニーも一生に一度ぐらい黙っていたまえとスネイプは言うのです。シリウスもロンがスキャバーズを城に連れて行くのなら自分もおとなしく従いて行くと言って懸命にスネイプをなだめようとしたのでした。

しかしスネイプの目にはハリーが今まで見た事もない狂気の光がありました。もはや理性を失っています。ハリーは我を忘れて飛び出し僅か三歩で部屋を横切ると次の瞬間には扉の前に立ち塞がっていたというわけですよね。

ハリーもまたスネイプにルーピンの言い分を聞くようにと懸命に説得しました。しかし逆上しているスネイプは応じません。最後には怒鳴り合いになってしまいました。スネイプはますます狂気じみて叫ぶようになりました。

ハリーは瞬時に意を決しました。スネイプがハリーのほうに一歩も踏み出さない内にハリーは杖を構えて叫びました。ところが叫んだのはハリーだけではありませんでした。ロンもハーマイオニーも同時に叫んでいたのです。

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

スネイプは3人分の「武装解除の術」を浴びて足元から吹き飛んで壁に激突し床に滑り落ちて行きました。髪の下から大量の血が流れて来ました。スネイプはノックアウトされ杖は高々と舞い上がってベッドの上に落ちました。

今日の最後に
何と「叫びの屋敷」のこの場面では「武装解除の術」が3回も使用されました。加えてハリーにロンとハーマイオニーの3人がスネイプに対して同時に使用しました。つまりは合計5人が「武装解除の術」を使用したんですよね。

この後ロンのペットのネズミのスキャバーズはシリウスとルーピンによって人間の姿に戻されてハリーたち3人はスキャバーズが「動物もどき」のピーター・ペティグリューだと確認しました。ところがだったというわけです。

この日はよりによって満月でルーピンは狼に変身してしまいピーター・ペティグリューは逃げてしまいました。加えて百体の吸魂鬼が襲いかかって来てハリーたちは医務室に担ぎ込まれる事となってしまったというわけです。

シリウスは捕まってフリットウィック先生の部屋に閉じ込められました。そこでハリーとハーマイオニーはダンブルドアに言われてハーマイオニーの持っていた逆転時計で3時間前へと戻って行ったというわけなんですよね。

そして処刑寸前のヒッポグリフのバックビークを助けシリウスはそのバックビークに乗ってホグワーツから脱出したのでした。ダンブルドアの言う通りハリーは罪なき者つまりはバックビークとシリウスの命を救ったのです。

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