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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハーマイオニーはダンブルドアが分魂箱を破壊できるグリフィンドールの剣をバチルダ・バグショットに預けたのではと考えてハリーは生まれ故郷のゴドリックの谷に行く願いが実現できるとハーマイオニーの説に異議を唱えない事にしました。ところがだったんですよね。(全3項目)

3-1.ゴドリックの谷へ
ハリーはハーマイオニーにゴドリックの谷に行ってみたいと言いました。ところがグリフィンドールの剣がハリーの生まれ故郷のそのゴドリックの谷にあると考えたのは実はハーマイオニーのほうだったというわけですよね。

ダンブルドアはハリーが生まれ故郷に帰りたくなると判っていたに違いない。それにゴドリックの谷はゴドリック・グリフィンドールの生まれ故郷でだからこそ村の名前はゴドリックの谷と命名されたとの事なんだそうです。

そしてハリーがビルとフラーの結婚式でミュリエルおばさんと会ってバチルダ・バグショットがゴドリックの谷に住んでいるという話をした時でした。ハリーからその話をされてハーマイオニーは突然息を呑んだんですよね。

それは大袈裟な驚きようでハリーはテントの入口の布を押し開けている手が見えたのではと思い杖を抜いて振り返りました。しかしそこには何もなくハリーは半ば怒り半ば安堵しながら「何だよ?」と訊いたというわけです。

バチルダ・バグショットがグリフィンドールの剣を持っていたら?ダンブルドアが彼女に預けたとしたなら?ハーマイオニーにこう言われてハリーはその可能性をよく考えてみました。バチルダはもう相当の歳のはずでした。

ミュリエルおばさんによると老いぼれているのだそうです。ダンブルドアがバチルダに託しグリフィンドールの剣をゴドリックの谷に隠したという可能性はあるのだろうか?だとすればかなりな偶然に賭けたとしか思えない。

ハリーたちはテントの近くを小鬼のグリップフックが偶然通って実はグリンゴッツに預けられたグリフィンドールの剣が贋物だと知りました。つまりダンブルドアは剣が贋物だという事をハリーに明かしはしなかったのです。

それに加えてダンブルドアはバチルダ・バグショットと親交があった事すらハリーには一言も言いはしませんでした。それなのにダンブルドアがバチルダ・バグショットにグリフィンドールの剣を預けたと考えられるのか?

しかし自分の一番の願いにハーマイオニーが驚くほど積極的に賛成している今は「ダンブルドアはバチルダ・バグショットにグリフィンドールの剣を預けたのでは?」というハーマイオニーの説に異議を差し挟むべきでない。

「うんそうかもしれない!それじゃゴドリックの谷に行くね?」

だからハリーはハーマイオニーにこう言ったというわけなんですよね。

3-2.その魔女はバチルダ・バグショット?
ハリーは翌日にもゴドリックの谷に出発したいぐらいでしたがハーマイオニーの考えは違っていました。両親が死んだ場所にハリーが戻る事をヴォルデモートは予想をしているに違いないと確信していたからというわけです。

ハーマイオニーは自分もハリーも最高の変装ができたと自信が持てるまで出発はしないと固く心に決めていました。そこで丸1週間経ってからクリスマスの買い物をしていた何も知らないマグルの髪の毛をこっそり貰いました。

そして「透明マント」を被ったままで一緒に「姿くらまし」と「姿現わし」が完璧にできるように練習してからハーマイオニーはようやくゴドリックの谷に旅立つ事を承知しました。2人は夜の闇にまぎれて出発をしました。

ゴドリックの谷に着くと何と雪が積もっていました。雪に足跡が残るから消すしかないと言うハーマイオニーにハリーはポリジュース薬で自分たちだとは分らない姿をしているし誰もいないからマントを脱ごうと言いました。

姿を隠したまま足跡を魔法で消して歩くなんてハリーはそんなパントマイムの馬のような格好で故郷に入りたくなかったからです。小さな教会からクリスマス・キャロルが聞こえて来てハーマイオニーがこう言ったのでした。

「ハリー今日はクリスマス・イブだわ!」

ハリーは「そうだっけ?」と言葉を返しました。日にちの感覚を失っていたからです。ハリーもハーマイオニーも何週間も新聞を読んでいませんでした。ハーマイオニーは教会を見詰めながら「間違いないわ」と言いました。

そしてハーマイオニーは教会の裏に墓地があるのを見つけました。広場の中程にあった戦争記念碑がハリーとハーマイオニーがそばを通り過ぎるとハリーとハリーの両親の像へと変貌しました。2人は思う存分眺めたのでした。

「バチルダの家をどうやって探せばいいのかしら?」

ハーマイオニーはこう言いましたが何と驚く事にはバチルダ・バグショットのほうからハリーとハーマイオニーに近づいて来たのです。それは「忠誠の術」が破られたようで見えるようになっていた生家を見ていた時でした。

両親の墓参りを済ませるとハリーとハーマイオニーは再び「透明マント」を被りました。だから2人の姿は見えないはずです。にも関わらずその魔女は手袋を嵌めた手を上げハリーとハーマイオニーに向かって手招きしました。

「あの魔女どうして判るのかしら?」

ハーマイオニーのこの問いにハリーは首を横に振りました。魔女はもう一度今度はもっと強く手招きをしました。ハリーはついに口を開いて「あなたはバチルダですか?」と訊いてハーマイオニーは息を呑み飛び上がりました。

その魔女は頷くとまたも手招きをしました。

3-3.脱出はしたものの
ここまで思いの他に長くなってしまったのでいきなり結論を言いますがハリーとハーマイオニーに向かって手招きをして来た魔女は姿はバチルダ・バグショットでしたが実像はヴォルデモートの蛇のナギニだったんですよね。

ハーマイオニーの予想通りでヴォルデモートはハリーが生まれ故郷のゴドリックの谷を訪れると思いナギニを使った罠を仕掛けて待ち構えていました。予想をしていたのにハリーとハーマイオニーは罠に嵌ってしまいました。

ナギニはハリーを捕まえ足止めしておくのが役目でした。ハリーとハーマイオニーがバチルダ・バグショットの家から「姿くらまし」した時ヴォルデモートは既に到着していて目の前でハリーに逃げられてしまったのでした。

逃げた後ハリーは意識不明になり気がつくと逃げてから何時間も経っていて夜が明けていました。しかし意識不明だったのかと訊くハリーに対しハーマイオニーはそういうわけではないとそう答えたというわけなんですよね。

叫んだり呻いたり色々だったんだそうです。ハーマイオニーが「分魂箱をあなたから外せなかったわ」と言うその言葉でハリーはハーマイオニーが話題を変えたがっているのが判りました。よくない事が起こったんですよね。

「君こそ眠る必要があるよ。気を悪くしないで欲しいけどひどい顔だ。僕は大丈夫。暫く見張りをするよ。僕の杖は?」

「ハリー駄目よ。寝てなくちゃ駄目!」と言うハーマイオニーにハリーはこう言いました。最後の「僕の杖は?」というハリーの問いが問題だったのです。ハーマイオニーはその問いには答えずにただハリーの顔を見ました。

「ハーマイオニー僕の杖はどこなの?」

こう訊くハリーにハーマイオニーは唇を噛んで目に涙を浮かべ「ハリー」と言いハリーがまたも「僕の杖はどこなんだ?」と訊くとハーマイオニーはベッドの脇に手を伸ばして杖を取り出してハリーに見せたというわけです。

柊と不死鳥の杖はほとんど2つに折れていました。不死鳥の尾羽根の一筋が細々と繋いでいて柊の木は完全に割れていました。ハーマイオニーが「レパロ!直れ!」と唱えると一旦は杖は直りました。しかしだったんですよね。

ハリーが杖を構え「ルーモス!光よ!」と唱えると杖は弱々しい光を放ちましたがやがて消えました。ハリーは杖を今度はハーマイオニーに向けてこう唱えました。しかしとてつもなく厳しい現実が待ち受けていたのでした。

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

ハーマイオニーの杖はぴくりと動いたものの手を離れはしません。柊の木と不死鳥の尾羽根の杖は負担に耐え切れず再び2つに折れてしまったのでした。ハリーは愕然として杖を見詰めました。ハリーは信じられませんでした。

あれほど様々な場面を生き抜いた杖が折れて使えなくなってしまったからというわけなんですよね。

今日の最後に
ところがハリーの杖が折れてしまった事が思わぬ喜びをハリーとハーマイオニーに届ける事に繋がったんですよね。何とか修理する方法を見つけると言ったハリーにハーマイオニーはそれはできないと思うとそう言いました。

自動車の衝突でロンの杖が折れどうしても元通りにならず新しい杖を買わなくてはならなかったとハーマイオニーはハリーに言いました。その時ロンがダンブルドアから遺贈された「灯消しライター」から声が聞こえました。

そこでロンが「灯消しライター」をカチッと点けてみると青っぽい丸い光の球が現れてロンをハリーとハーマイオニーがいる所に連れて行ってくれたのでした。ハリーとロンはグロスター州のディーンの森で再会をしました。

ハリーは銀色の牝鹿に導かれて池に沈んでいるグリフィンドールの剣を発見しました。そこでその場で魔法省でドローレス・アンブリッジから奪ったヴォルデモートの1つ目の分魂箱をロンが破壊したというわけなんですよね。

こうしてハリーは1つ目の分魂箱をようやく破壊しロンと再会もできて一挙両得という事になったというわけですよね。

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